76.《ネタバレ》 アーニー(=レオナルド・ディカプリオ)をお風呂に入れたままにしてしまったギルバート(=ジョニー・デップ)を家族全員で非難するシーンとアーニーを殴って家を出て翌日のアーニーの誕生日に帰ってきたギルバートがボロクソ言われるシーンに正直腹が立ちました。 「こいつら全然ギルバートのありがたみをわかってねえ。」って思いました。ギルバート以外の家族は特にアーニーの面倒なんかほとんど見ないのに、そういう時だけ好き放題言う身勝手さがとても見苦しかったです。できればグレイプ家の両姉妹に何か天罰みたいなのが下って欲しかった。と、それぐらい無心に家族に尽くすギルバートに強く感銘を受けました。 絶対見てるほど簡単なものじゃないですよ、あそこまで太ってしまった母親と精神障害の弟の面倒を見るのは。 ギルバートぐらい家族に尽くしながら暮らしている若者がもし自分の家のそばに住んでいたら絶対「大変ねえ」って言われてると思う。現にまともに世話をしていたのはあの家ではギルバートのみ。もっと評価してあげて欲しかった。 ベッキー(=ジュリエット・ルイス)はそんなギルバートに「道」を示してあげる役割だったんだろう。まさにアーニーと一緒にトレーラーを待つあの道のように、先を示すものとして。 それにしてもこの時点で完全に「子役」のディカプリオとその2年後の「バスケットボール・ダイアリーズ」でのディカプリオの姿はやはりというか完全に別モノですね。たまげました。デップは今と違ってひげとかなくて妙に端正な顔立ちだし。一昔前の映画ってこういう俳優の変化を見るのが楽しいです☆ 【TANTO】さん 8点(2004-09-23 22:49:04) |
75.なんか淡々としてた。ディカプリオの演技リアルだ。 【ベルガー】さん 8点(2004-09-23 18:42:58) |
74.(ちょっと長文) グロテスクで悲惨、そして死に魅入られた獄中の様な日常から人間の生きる意味を浮かび上がらせる、爽やかな人生賛歌。原作・脚本のピーター・ホッジスは、まるでジョン・アーヴィングの小説並の完成度でこの物語を紡いでいる。この映画には不要な人物がどこにもいない(写真だけしか出てこないグレイプ家の長兄にさえ重要な役割が与えられている)。不要なエピソードが一つも無い。だからもちろん不要なカットも無い。ラッセ・ハルストレムも撮るべくして「サイダーハウス・ルール」を撮ったんだなぁ、と納得。アーヴィングが忙しいんならホッジスに脚本を任せ、ハルストレムと共に既存のアーヴィング映画を全部リメイクして欲しい。その後、新作にもトライして欲しい。そう思った程、ずば抜けた出来の映画でした。それにしても、きっとジョニー・デップやレオナルド・ディカプリオが出てなかったら、この地味な作品がこれだけの人にレヴューされることも無かったでしょう。そう考えると、スターってホント重要ですよネ、8点献上。 【sayzin】さん 8点(2004-09-12 00:04:55) (良:1票) |
73.ジョニーデップ主演で唯一「シザー・ハンズ」に匹敵する作品ではないでしょうか。自分には知的障害児の弟もおらず、引きこもりの母もいないので、ギルバートに完全な形で感情移入できたかどうかはわかりません。それでも、ラストで家ごと母を火葬するシーンは、ずっと心に焼きついています。 【K】さん 8点(2004-07-24 08:42:33) |
72.ジョニー・デップ演じる長男の苦労伝わってきました。家族で見て欲しい一本です。ディカプリオをこの映画で初めて知ったんですが、失礼な話ですが最初からそういう人が演じてるのかと思ってしまいました。あまりにも上手かったもので、あしからず。 |
71.人に勧められます。派手なシーンは無いけど、家族愛ってすごいと思う。普通だったら家族から嫌がられそうな超肥満の母と白痴の弟を必死に守るギルバートにグッときた。こんなに尽くすことってできるんだろうか。ディカプリオは本当に天才。今まで馬鹿にしてた人もそう感じると思うよ。たださ、女の子、あらすじとかに書いてあるほど存在感は無かった気がする。 【ネフェルタリ】さん 8点(2004-07-12 09:02:39) |
70.《ネタバレ》 母親が自力で2階に上がりようやく希望の光が見え始めたかと思ったら衝撃的な結末に・・・しかしそのことによりギルバードは周りの環境などによる束縛から解放されベッキーと旅立つことができたのでしょうね。ギルバードが「いい人間になりたい」という希望の言葉があったが、私はギルバートほどいい人間はいないと思う。 |
69.幸せそうで幸せでは無いグレイプ一家。それでも一人一人が生きている。"不幸依存症"から抜け出そうと生きている。幸せを掴みたいと生きている。必死に生きている人達に向かって「面白かった」と言うのはちょっと気が引けてしまう。 【tetsu78】さん 8点(2004-06-19 21:53:35) |
68.《ネタバレ》 1回目見た時は、最後の家ごと燃やす場面はあまり感動できなかったけど、2回目見た時はなんかジーンときたなぁ。 ディカプリオやジョニー・デップがいいのはもちろんだけど、個人的にはジュリエット・ルイスのあのヘアスタイルが最高にいい。 【夏目】さん 8点(2004-06-14 21:01:01) |
67.《ネタバレ》 見てるうちに段々辛くなって来ました。だって今の自分の境遇に似てるんだもん。アーニーの面倒を看る事は別に嫌ではないんだろうけど、そのために自分の人生は・・・って考えるともう泥沼です。 辛いッス。 「あなたはこの町から出ないから・・・」なーんてダブルパンチです。好きで出ないわけじゃないって。 母ちゃんももうちょっとしっかりしなきゃーダメだよ。階段上ったくらいで・・・。床が抜けそうって何でダレも言わないの?過剰の思いやりは本人の為にならんぞ。 それにしてもディカプリオ、やっぱりやれば出来る子なんだよね。 【あずき】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-06-08 16:22:40) |
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66.《ネタバレ》 気に入った点と気になった点を2つずつ。とにかく「間」を含んだセリフ回し。物語に入り込んでいけました。あと、レオの役者魂。まさに演技の神が降臨してますよね。母親の埋葬の仕方には疑問。世間体を気にしてあのやり方をとったように見受けられましたけど、立派なお母さんじゃないですか。何も恥ずかしがることなどないのに。あと冒頭からアーニーの死を匂わせておいてあの終わり方はちょっと・・・。お前、1年前より元気じゃん、とツッコミを入れたのは私だけ? |
65.いや~良かったです!こういう淡々とした映画って大好きです。ギルバートと、それに関わる人達の心の葛藤を、ただ淡々と描いているだけなのに、こんなにも感動してしまうのは何故なんだろう。。。もうジョニー・デップに感情移入しすぎちゃってヤバかったです…。そして、もう私が書くまでもないのですが、やっぱりレオナルド・ディカプリオが良かったです!すごい演技力にただただ圧倒されてしまいました。ハデなアクションや血が多い映画が溢れる中、こういう映画の存在ってとても貴重だと思います。若い内に出会えて良かった★ 【Ronny】さん 8点(2004-05-12 00:26:17) (良:1票) |
64.ささやかで、身近な愛情に満ちた、良い映画だと思った。 ディカプリオの演技は完璧。無垢の力。凄いとしか言いようがない。 キャンピングカーの行列がアメリカっぽくてよかった。 【Beretta】さん 8点(2004-04-25 16:38:53) |
63.《ネタバレ》 少し前にある御方から「ギルバート見てないのってモグリだよ」なんて言われてしまったのでさり気な~く見てみる事にしました(笑)さすがにアクションやアドベンチャー等といった娯楽映画ではないため見方によってはかなり退屈な映画なんですが、それでも人間ドラマだけで2時間も人を惹きつける手法は本当に素晴らしいです。養う家族がいるために今まで自分を殺してきた主人公がある女性と出会うことで自分の在り方を考える、そしてそれが原因で家族はすれ違いの毎日、やっとの思いで分かり合えたと思ったら、重荷でもありながら最愛の人との死別…しかしそれらは決して物悲しいものではなく、全編を織り成す柔らかな旋律や雄大な自然、感傷的な情景などが重なり合ってとても暖かで、また爽やかなものになっています。普段はあまり好きではない ディカプリオも今回は好感が持てました。 |
62.8年ほど前に見た時は、まったく感動しなかったし、デップのエラもすごく気になった。多分、その頃の私は子育てに忙殺されていて、別世界に連れていってくれない映画なぞ見る価値はないと思っていたんだろうな。「主演の人、顔が濃くて嫌!」とか文句言いながら.....。ところがびっくり。今回見たら、もうどっぷり。自分が家族を築いてきたことで、少しは判ってきたこともあるってことなのかな。それに、J・デップが本当にいい。もう、抱きしめてあげたいくらい。年とるって、いいこともあるのね。守備範囲も広くなるし。 【showrio】さん 8点(2004-04-16 22:49:52) (笑:1票) |
61.《ネタバレ》 非常に良かったです。レオナルド・デカプリオが凄い。若くしてこれ程の演技をしていたとは知りませんでした。彼に対する意識が変わりましたね。ジョニー・デップも大変良かったです。不倫はいただけませんが、あれ程の状態でひねくれもせずに献身的に家族に接してるのは「なんて凄いヤツだ」と感じました。私なら絶対無理ですね~ 【ゆうしゃ】さん 8点(2004-04-13 15:47:04) |
60.《ネタバレ》 ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオが俳優として注目されるきっかけとなった作品という話を聞いていましたが、なるほど納得ですね。特に、難しい障害者の演技をこなしたディカプリオは見事でした。せっかく母親も自分でベッドへ行く気になったのに、それが仇となってしまうなんて…私も最近母親を突然亡くしているので急にいなくなる、消えてしまうというショックは身に染みて感じました。 【鈴都丸子】さん 8点(2004-04-04 17:28:44) |
59.《ネタバレ》 ジョニー・デップもジュリエット・ルイスもレオナルド・ディカプリオも今では考えられない初々しさ。今のジョニー・デップはジゴロみたいな役回りが多いし(それはそれで渋くて良い)。この映画は誰でも持っている家族に対する情を上手く描いていると思います。親子間・兄弟間で気にいらないこともあるかもしれないけれど、やっぱり家族は家族。血は水より濃いのです。自分は親兄弟と仲良くないですけれども、「うん、うん」と頷きながらこの映画を観ていました。ラストで母親をさらし者にしないために家ごと火葬してしまうシーンは、ギルバートの母親への頑なで他人に理解して欲しいと思わない強烈な愛情を感じてしまって、涙、涙でした。 【中岩無洋】さん 8点(2004-03-29 11:34:59) |
58.ディカプリオうまいねぇ。演技派じゃん。ストーリーもいいけど彼の演技だけでも見応えある。 【仮面の男】さん 8点(2004-02-23 18:17:27) |
57.いろいろ考えさせられた映画でした。この出演者が大好きだったし、好きな映画のひとつです 【リノ】さん 8点(2004-02-16 01:01:10) |