10.《ネタバレ》 みずから好んでワザワザ生命危険地帯に脚踏み入れたりするような登山等、全然、興味なき己れには全く理解不可能。 だいたい、自業自得ではないのか?等思う始末だ(^^:) が、まぁ、困難に対処する際のジョンには、なにやらちょい熱い思いを抱かずにいられない、か~?てな、映画だった。 しかし、な~、実話の映画化とはいえ、いきなり彼等の感想から入ったんじゃ、彼等、生還したのか~、てな、結果から得てしまう安心感を抱きつつ見てしまったではないか。 「いったいど~やって撮ったんだ、と思うショットの連続!」 と、聞き、ソレ見たさにレンタルしたんだが、確かに、ド迫力ありありで、素晴らし~!のだが、その合間合間で、その時どうであったか、と、御説明が入るもんだ。 コレでは、いくらカメラワークがよかろうと、せっかくの緊迫感、緊張感、やらが、なにやら削られちまったかのよう感じる。 どうなんだろうなぁ~、こぉゆう構成。 シビアな現実映画の構成としては、あまりグッドとは思えないんだがな。 /ザイルカットしたサイモンが、又、登山。ソレにおえらいサンらがクレーム。ソレをジョンが弁護。、、て、その時の状況等、彼等以外には解らん事であるし、カットされた奴が何も言ってない、てのに、クレームつけるおえらいサンもおえらいサンだが、カットしちまった奴が、再び登山とは、こりゃ、どぉゆ~心境なんだ?本人が二度と登らぬ!とか決心した、てのなら解らんでもなし、ソレで「やめるなんてゆうな」とかでジョンが誘い、又、二人でコンビ組んで登山を計画している、、とかなら、映画としての終わり方も綺麗~、てなヤツなんだろうが、いかんせん、コレは実話映画化、シビアな現実避けて綺麗事にしたんじゃヤバいよなぁ。 /DVD特典で、その後の彼等の行動てのが有り、病院についたはいいがゼニがなく治療しない、とか、ゼニを登山前にジョンがどっかへ隠していたとか、ココにもシビアな(てか、セコい)現実があった。(死に行くようなロッククライミングなんぞしたくもないが、どっちともコンビ組むのは御免だな~(^^:) 【斜藥】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-29 01:08:55) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 実話に弱い。これを見終わって思ったことはただひとつ、「遭難した主人公はボンボンで鼻持ちならないイヤーな奴にちがいない。」いやいや、そういう人でないと、生き残れないよ。友達にはなりたくないけど。サイモンと比べてみ。もう全然普通じゃないよ。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 14:53:44) |
《改行表示》8.高所恐怖症です。1億円くれても高い山などに登りません。 それにしてもタフな人達ですね。後半が少しじれったかったので7点。 【KINKIN】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-16 09:49:05) |
7.ジェリー・ブラッカイマーのプロデュースで作って欲しい。 【たま】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-19 20:22:59) |
6.《ネタバレ》 原作「死のクレバス」をもとに二人の登山家の生還劇をドキュメンタリータッチで描いた労作です。どうやって撮影したのか不思議に思う雪山での映像が圧倒的な臨場感で迫ってきます。 人間ひとりの力は自然の前にはなす術もないくらい小さいが、そのなかに宿る精神力の強さと潜在意識の強靭さがまじまじと伝わってきます。 極限状況の体験を、二人が克明に記憶しているところにプロの登山家としてのプライドを感じました。実際に遭難して意識が錯乱していくジョーには、プライドというものは残っていなかったかもしれないが、そのときの彼には「生きる」という目標よりも「前に進む」という一種の義務感があったんだと私には感じられました。全てを失い、取り残された彼にはその“本能”しか残っていなかったんだと…。 極限状況を瀕死の身体で切り抜けていくジョーの姿を見るとき、一人の人間に宿る無限の可能性と強さを実感できると思います。 最後までドキュメンタリー形式にこだわり、彼らを英雄にすることもなく価値観を押し付けることもない作品だけに、観た人それぞれの心で余韻を残す映画だと思います。 映画館では老若男女を問わない幅広い客層が見受けられました。世代を選ばない佳作だと思います。 【トト】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-04-06 22:19:20) |
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《改行表示》5.《ネタバレ》 冬山の映像がすごい!粉雪が生き物のように峰から湧き出てくるシーンなどは その美しさにぞっとする。 ただ遭難してからジョーの心理描写(というか本人の説明)にはなんとなく腑に落ちないところがあった。 ザイルを切られたことに対して自分でもそうする、と理解はできるのだけれど心のどこかでそれを許せない、認めたくない自分がいて、しかし それでもなおサイモンたちがまだキャンプに残っていてくること、捜索に来てくれることを期待している自分がいる、といった。 そういったもやもやはひとまず置いといても、あの状況から前進しつづけた彼のあきらめない精神には恐れ入った。 あと、体感気温-60度の場所から少し降りただけで、水浴びできるほど気温が上がる、というのが?だった。 【あきんど】さん 8点(2005-03-27 23:07:45) |
《改行表示》4.《ネタバレ》 実話を再現ドキュメンタリー風に描いているが、実際に遭難したアンデスの雪山などでロケしたという吹雪やクレバスの中などの映像がリアルですごい迫力! 撮影したスタッフやキャストはどんなに大変だったかと苦労が偲ばれる。切り立った氷壁を登って登頂に成功してからの下山途中にジョーが滑落してザイルで宙吊りになってしまう。ザイルで繋がれたサイモンは必死で支えるがとうとうこらえきれずにザイルを切ることになる。このあたりもドラマチックだが、ザイルを切られてクレバスに転落してからのジョーの行動がすさまじくてここからがさらにドラマチックで感動的。偶然クレバスの棚田に落ちたものの滑落で片足を骨折している。ここで死を待つよりは、、とクレバスの底へ降りていく決断もすごい勇気だと思うが、クレバスの底が地上に通じていたなんてのも奇跡的な話。 雪原に出てからは這って進み、岩場になってからは片足飛びをしては転びながらひたすらベースキャンプを目指す。岩場で転倒を繰り返しつつ前進するその壮絶さを見てるだけで体に痛みを感じるほどだった。 心身共に極限状態でのその心理状態を生還した本人が語っているが、人の生命力には想像を超えるものがあると感嘆する。ベースキャンプ近くまでたどり着きそこにまだサイモンがいたことも幸運だった。 生還できたのは本人の強い意志や生命力もさることながら、何か大きな力があったように思えてならない。 こうしたリアルな再現映像の合間に当事者たちのインタビュー映像が度々はさまれて、映像が途切れるのがちょっと惜しい気もする。 【キリコ】さん 8点(2005-03-19 22:22:24) (良:1票) |
3.スゴイ!映画の迫力、臨場感にシビれます。過酷な極限状況の中で挑戦、野心、歓喜、緊張、葛藤、決断、怒り、絶望、孤独、恐怖、罪悪etc場面場面に於ける2人の心理状況が刻々と変化していく様をダイレクトに見せてくれます。心理的にも肉体的にも極限の中で彼らは常に冷静な判断力を持ち合わしており、生きて生還するための最善の努力を行い、最後まで希望を持ち続けた精神力、これ程までに凄まじい”生きる”という意志を見せ付けられた映画は無かったのではなかろうか。キャスト、スタッフ、サイモン&ジョーそして大自然を尊敬します。あとボニーMもツボでした。 【亜流派 十五郎】さん 10点(2005-03-16 22:12:30) |
2.《ネタバレ》 ひたすらドキュメンタリー調ですが、登山経験のない私でも最後までおもしろく観れました。本人達が映画の冒頭から出てきた時点で生還できた事はわかるのですが、それでも臨場感あふれる映像のおかげで、緊張感と孤独感と絶望感をちょっぴり味わい、登山を疑似体験したような気分でした。本当のドラマはザイルを切った時点ではなくてその後から始まったんだと思います。「生きようとする人間の力ってすばらしい!」とわざわざ声高に叫んでいない作り方が好きですね。 【そうしょくみ】さん 7点(2005-03-09 23:05:24) |
《改行表示》1.山仲間では結構話題になったんだけど(雑誌にも載っていた)、とにかく上映映画館が少なすぎて一般的にこの映画の存在を知っている人が少ないのが話題にならない理由かなあ? やっぱり、有名な俳優さん一人くらい出しておかないとだめなのかなあ? 作品は悪くないよ。 山登りするものからしたら、理屈抜きで鑑賞できてとっても面白かったよ。 【るる】さん 10点(2005-02-22 16:28:32) |