《改行表示》247.閉ざされた空間で隊員同士が疑心暗鬼になる過程やその時の表現は上手いし、とても面白い。しかし、CGに毒された世代としては、古い特撮はエイリアンの廉価版にしか思えないのが残念だ。 ついでに言えば、舞台は冬期の南極大陸なんだよね? ブリザードでヘリは使えないし、気軽に屋外に出るなんてのは無理なんじゃないかなぁ。まぁ、撮影は雪国でやるしかないと思うけど、リアリティが感じられないね。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-11 22:31:47) |
《改行表示》246.《ネタバレ》 いやー面白かったです。子供の頃見た時はグロいところしか覚えてませんでしたが 今鑑賞すると見事なサスペンスなんですよね。誰が変身しちゃうのかハラハラドキドキしました。こういった閉塞された場所のサスペンスって緊張感あって好きです。最後はどーなったんでしょうか?やっぱ助からないのかな? 【mitsuo@】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-10 12:39:03) |
245.もンのすごく久しぶりに再鑑賞したんだが、やっぱり面白い。これをジョン・“B級ホラーの帝王”・カーペンターのベストに推す人も多いと思うが、それだけの出来ではある。 宇宙からエイリアンがやってきました、という何てコトない題材なんだけれど、南極基地という閉ざされた空間と、誰が敵か判らないサスペンスで緊張感も十分。クリーチャーの造形も、当時としてはよく頑張ってる。 また、最近のハリウッド映画なら絶対に無理やり一人は配置されるヒロインがいないのも良い。むさいオッサンだけのむさ苦しい映画なんだが、余計なお色気で緊張感が殺がれることなく、淡々と進んでいく。 30年経っても古臭さを感じさせないSFホラーの名作です。 【TERRA】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-05-30 20:47:57) (良:1票) |
244.高評価の中、勇気を出して・・・、うそ~ダメだ・・・面白くなかった・・・。全体的に薄暗すぎて、登場人物がはっきり区別出来なくて、何が起こってるか半分くらいわからない。これほど評判がいい映画なのに、私の目がおかしくなっちゃったのか??鑑賞後、みなさんのレビューを読んで、「なるほどなあ、そういうところが見どころなのか」と思いましたが。きっといい映画なんです、ごめんなさい。 【おおるいこるい】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-02-13 09:43:04) |
《改行表示》243.《ネタバレ》 ただのSFモンスターものとは違って、仲間同士で疑心暗鬼になっていく人間模様が面白い。 サスペンス要素が強く、誰が人間でなくなっているのか、これからどうなっていくのかと先の見えない展開に目が離せない。 南極基地という隔絶された逃げ場のない空間での戦いに、追い詰められた人間の恐怖がひしひしと迫ってくる。 CGではない特撮も味があっていい。 最後まで生き残った二人が互いを疑いの目で探りあう様子がリアル。 余韻を残した終わり方で、想像力をかき立てられる。 冷静に振り返ってみれば、ブレアがヘリの部品を誰にも見つからずに盗んで宇宙船を組み立てる時間なんてあったのか、いつエイリアンに同化したのかも含めて疑問を感じるが、そうした疑問点を脇に押しやってしまうだけの迫力と勢いはあった。 このジャンルの映画としては、他とは一線を画する出色の秀作。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-11 00:09:16) |
《改行表示》242.邦題もいいが、The Thingとして観るといい。 the thingという原題知ってセンス良さそだから借りてきたら大正解。 実は「深海からの物体X」を先に観ちゃってて、なんか遊星からのって古くさいし、表紙も少ししょぼそーで、っつーか実際古いし大したことないだろって思ってた。ところがどっこい!! おっさん1人キャーキャー言いながら楽しすぎる映画鑑賞になった。 タイトルも中身もインパクトありすぎ。こりゃ邦題つけるとなると、まさに遊星からの物体X… 日本ではタイトルつけにくくて仕方なくカルト映画みたいになってる気がする。 スリリングかつスタイリッシュなクリーチャー映画。シブパクの10-10。 これを観ずしてクリーチャーを語ることなかれ!! 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-02-02 22:32:10) |
《改行表示》241.原作を忠実に再現しつつも、登場キャラの設定を映画用に変更。人数を減らしたことが功を奏し、見応えのある内容のSFホラーに仕上がっている。 どうしても宇宙生物のSFX部分にばかり目がいってしまうが、閉塞的な場所での隊員たちの描写が凄まじい緊張感とスリルを与え、クリーチャーのシーンなどなくても、心理サスペンスとして十分に完成されていた。意味深なラストもいい。 ラス前の子供が喜びそうなシーンは余計ながらも、シナリオと演出が秀逸と思わせてくれる作品。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2013-01-02 11:09:17) |
240.《ネタバレ》 観賞前は題名やあらすじからバリバリのSFを想像してたけど、内容は人間の内面をえぐるサスペンスがメインだったね。魔女狩りになってた。意匠やアイデアはエイリアンの影響大だったけど、時代もあるかな。本当に怖いのはいわゆる生き物(エイリアン)なのか、それとも恐怖がために理性や人間性を失った人間なのか。考えさせられた。そしてそれをリアルに感じさせる演出は見事。印象に残る場面は、血液検査させられている場面。そして怪物に変化して縛られたまま暴れる人たちの画も。犬の演技も良かったね。犬って普通追いかける動物なのに逃げているって人間のように知性があるように見せる演出も良し。たたずんでいる場面とか部屋を廻っている時は考えているように見えたし。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-12-24 21:12:41) |
《改行表示》239.素晴らしい!面白すぎる!傑作! これだけ評価の良いレビューの前に、これ以上何も書く事はない!! 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-11-06 20:45:21) |
238.《ネタバレ》 とっても怖かったです。今の詰まらないホラー映画みたいに「バーン!」て音で怖がらそうとしていない分、余計に怖い。静謐な南極大陸の基地で起こる出来事であるという点も、The Thingが音もなく忍び寄ってくる恐怖と合っており良い。グッチョングッチョンのクリーチャーも勿論気持ち悪くて大変良いのですが、それよりも素晴らしいのはリーダー格だったカート・ラッセルがどんどん暴走していき、最後は疑心暗鬼なり疑わしい者を殺していこうとする所。こういう役割のキャラクターは普通のホラー映画なら中盤で死ぬような奴が担うものですが、普通に考えたらそのグループで一番権力持っちゃってる奴がそうなり易いですよね。その辺が変にリアルで怖かったです。こういう展開が後の「CUBE」等の傑作ホラー映画に受け継がれていると考えれば、ホラー映画の中で非常に重要な作品でしょう。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-10-27 19:27:12) (良:2票) |
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《改行表示》237.古い映画だけど、それを差し引いても色々と荒っぽいなあ。 ちゃんと恐怖感は最初から最後まで続くんだけど、どうにも「エイリアンで納得いかない所を直してみました~」みたいなB級感が好きになれない。 それから、「生き残りたい」って意志を、登場人物の誰一人持っていないと思われるところも、なんだかなあ。 【まかだ】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-10-08 03:23:36) |
《改行表示》236.《ネタバレ》 旧作は未見。 触れた生き物に擬態できる宇宙生命体が、南極基地の人間を襲う。人間に擬態できるから、仲間を信用出来ないという、サスペンス。 でも、触れた生き物に擬態ってのが、ちょっと漫画的で、しかも細胞レベルで、相手に擬態って、リアリティに欠けるな。液体一滴で生きていて、それに食われちゃうっていうのに、それが分かる前の段階で、もうピチャピチャ、チャプチャプ、ランランランだもの。全員感染しててもおかしくない状態だったし。 とは言うものの、なかなかドキドキ・ハラハラさせてくれて、楽しめました。宇宙生物は、キモチワルくていいんだが、も少し見せ渋ったほうが、いいんじゃないだろうか。姿を見せちゃった後のETみたいで、ちょっと生きてる感に欠ける。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-04 02:56:15) |
235.久々にすごい映画を観た気がした。SFXにここまで衝撃を食らったのはザ・フライ以来だろうか。CGの誕生によって映画の映像技術は衰退したと言えてしまいそうになるほどのクオリティ。グロさ、生々しさは「エイリアン」の比じゃないそれどころか現在のCGの技術をフル稼働させてもこれには及ばないだろう。傑作。 【Jar_harmony】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-10-01 02:33:18) (良:1票) |
234.南極の雪原を走る犬、追いかけるヘリコプター、不気味さを暗示させる音楽、映画の冒頭から見る者を引きずり込むのに十分だ。そして謎が徐々に解明される一方、同化を図る未知の生命体X、不安と恐怖はさらに深まる。SF映画としては申し分ないだろう。疑心暗鬼で謎の生命体と戦うストーリーも良い、と、こう書くと高得点なのだが、グロテスクな映像はこういうのが苦手な私にはどうもなじめない。途中で何度も目を覆ってしまった。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-09-27 08:26:50) |
《改行表示》233.久々の観賞。 子どもの頃(20年以上前?)、TVで観た時の衝撃は忘れられません。 今見ても、まったく古臭くないのに驚きました。 80年代は、特殊効果が飛躍的に発展した頃でしたね。「ハウリング」で狼男の特集メイクをしたボッティンですが、この映画でもすばらしいクリーチャーを作り上げています。 俳優も脚本も映像も、すべていい。クリーチャーも全くチャチくなく、現代でも十分通用するでしょう。 CGを「これでもか!」とテンコ盛りにして、まったく怖くないスカ映画を作っている方々に、ぜひ見習ってほしいものです。 カーペンター監督はこの映画が初見(20年前…)で、他には「パラダイム」「ザ・フォッグ」を観たのですが、ほとんど印象に残ってないです。 「ハロウィン」は猟奇殺人鬼モノのはしりとして有名なのに、観ていなかったのが、かえすがえすも残念です。 映画は、良くも悪くも時代を反映するものなので、やはり旬があります。 公開当時ヒットした作品でも、数年後に観ると、たいして面白くなくなっている作品はたくさんあります。 そうした、「残らない作品」が大多数である中、「遊星からの物体X」は30年たっても全く色あせません。名作といえる作品だと思います。 【りりらっち】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-09-20 13:24:50) |
232.《ネタバレ》 ぎょえぇぇ~グロいなぁ~ もぅ血液検査の時はマジでびっくりした! いやー体に悪い(苦笑) 豪快な爆発はある意味爽快(ドコで撮影したんでしょうね?) グロイ描写に耐えれれば(笑)なかなかよく出来てる モンスターの造形なんて相当頑張ってますね(気持ち悪さも満点w) 余韻の残るエンディングも印象深いとオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-13 09:45:21) |
231.《ネタバレ》 「『南極物語』を前編と後篇に分けて、途中にコレを挟んでテレビで放送すればいい」という冗談が当時流行りましたなぁ…。なんてクダラナイ話を書かなきゃならないぐらい、他のレビュアーの皆さんが、言いたいこと全部書いちゃってるので…ベンベン… 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-08-16 11:00:04) (笑:1票) |
230.《ネタバレ》 誰が化け物なのか?あんまり計画性のないおっさん集団が疑心暗鬼で繰り広げるストーリーは緊張感があってよかったです。女性を無くしス、トーリーを短くした大好きな漫画の「寄生獣」という感じ。安易なハッピーエンドにしないのがまた良いのかな。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-08-04 21:57:59) |
229.SFモンスター・ムービーかと思ったらこれはヒューマンドキュメント?ドラマ?追いつめられて行くうちに化けの皮が剥がされる「人間たち」の姿がとにかく印象的で、心理描写が秀逸だと思いました。モンスターは色んなパターンで沢山出てくるのかと期待しましたが、数パターンしか出てこなくてちょっと残念。 【Kの紅茶】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-07-03 23:23:05) |
228.《ネタバレ》 雄たけびを上げてノッシノッシと迫ってくる怪物ならば引き金を引くことができるのに、"The Thing"は人に成りすましてその牙が肉に食い込む一瞬まで姿を現さない。あぁ人の心を読むことができれば。誰しも一度は願ったことのある事が彼らの頭にもよぎっただろう。仲間の中に"The Thing"がいるかもしれない不安の中で、ヤケを起こす者、閉じこもる者、敵を排除するために恐々と団結する者、そして自ら命を絶ってしまう者。人の外見をもった怪物を恐れる彼らの姿は、人間社会の一面を垣間見せてくれる。一体どうやって自分の身を守ればいいのだろうか?あなたの近くにも"The Thing"はいるかもしれないのだ。 【ヘイターインサウス】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-06-19 04:41:47) |