5.《ネタバレ》 第1章がけっこう好きだったので、監督やメインキャストが同じ第2章も楽しめた。冒頭のタイトルの出し方とか、夜襲失敗の辺りとか、最後の木の叉をくぐる所とか、特別何てことはないんだけどそういう演出が好き。前作もそうだったけど、この監督が創り出すナルニアの雰囲気は心地良い。分かりやすい単純な内容だとは思うけど、ファンタジー映画だから割り切れる。アスランがいきなり出てきてあまりにも呆気なくコトを片付けすぎで、いきなり映画が終わった感じはしたけど。あと、前作であんま上手くないなぁと思っていた4兄妹役の子達が、慣れてきたせいか今作ではそこそここなしてる具合に演じていたのが何だか残念だった。素人っぽさが良かったのに…。 【Nerruc】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-26 12:55:34) |
4.《ネタバレ》 前作に続き今作も微妙…。ナルニア国に飛んでいく場面から何もかもが唐突にって感じです。ファンタジー的な要素も中途半端で、結局は人間対人間の争いにナルニアの住人達が手助けをする程度。最終的にアスランだけで戦争に勝利してしまうのもなんだかなぁって感じです。子供向けという点を考えてストーリーが理解しやすいのは○です。次回作もあまり期待せずに待つことにします。 【いっちぃ】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-05-25 22:57:28) |
3.《ネタバレ》 前作を「ファンタジーとしてちょうどいい感じ」と形容しましたが、前回の原作未読な状態と今回の既読な状態とでは、多少、いや、相当見解が違ってきます。原作が児童向けなのに対して映画はもう少し年齢層を上げ、原作にないエピソードをあれやこれやと盛り込む事(原作通りの映画化ならば1時間半もあれば十分でしょう)で、プラスとマイナスとがハッキリとしました。カスピアン王子とピーターとの対立や、スーザンとの淡い恋は、物語に奥行きが生まれた一方、ミラース王の陰謀、城への夜襲のエピソード、アスランによるテルマール軍への攻撃などは、必要以上に作品世界を荒々しくハードなものにしてしまっているように思えます。『指輪物語』の影響ゆえ、娯楽ファンタジー要素てんこ盛り大作にせざるを得ないという感じなのでしょうが、もう少し呑気で牧歌的であっていいと思うのですが。クライマックスでは原作のファンタジックな展開を、前作と変わり映えしない乱戦に変えてしまった点で勿体ない感じですし。とは言え、すっかりこの世界にハマり、映画を見ている間ずっとワクワクさせてくれたので十分に堪能、満足しました。ネズミかわいーし。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-24 22:48:27) (良:1票) |
2.ファンタジーの類は苦手だが、付き合いで鑑賞。こういう映画を観たのは実に3年ぶりくらいの気がするなあ。話が進むにつれひたすらテンションが降下していくのを感じる3時間だった。こんな私でもナルニアシリーズには1つ、好きなところがある。動物が人間の呼称で「アナグマだ」とか「ネズミだ」とか自己紹介したり、人間と一緒に戦うところだ。ラストのネズミ達のやりとりには、深く感服致しました。ファンタジー嫌いの動物好きな私には、ココが一番好きなシーンだった。 【SAEKO】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-05-24 14:55:07) |
1.《ネタバレ》 原作未読。何作かまとめて前売り券を買った際に、この作品の前売り券もオマケ(結局は袋にしまったまま放置)に釣られて勢いで購入。落ち着いた後「そういえば1章はかなり微妙だったなぁ…」と思いだし全く期待せずに鑑賞。 しかし前作と同じスタッフ?と思うくらい見せ方やテンポが格段に良くなっておりストーリーも分かりやすく好印象。運命の王子とそれを助けるペベンジー兄妹とナルニアの民。それに対し王位を狙う叔父、一物ありそうな副官たち、隙あらばとばかりに復活を狙っている魔女とキャラはぞれぞれ立っていて観てて飽きませんでした。前作は出てくるナルニアの民(動物)に魅力を感じませんでしたが、今作はネズミの騎士リーピチープやドワーフのトランプキンがとても良い。この手のキャラがいると物語も廻しやすくなるなぁ。 勿体ぶってやっと終盤に出てくるアスランも前作は軽く思えましたが威厳と風格を感じた。4人の兄妹たちは見せ場もそれぞれあり、勇ましい姿はとても頼もしかったですね。おかげで運命の王子はかなり影薄かったわ。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-22 22:09:50) |