25.《ネタバレ》 キングが原作という事で、初めから何かしらの結末は求めていません。原作を上手くアレンジしていてしっかりと映画にしているなと思いました。原作では娘の話などなく、パソコンやファックス等も出てきません。原作というより原案といったほうがいいかもしれません。ラストも映画の方が救われます。原作で出てくるいろんな言葉や小物が映画の中に散りばめられているのが原作のファンいとっては嬉しいかもしれません。さて、映画のストーリーを考えると、彼の作家としての力やその背景、絵葉書、支配人の話、部屋での出来事、部屋との対決と彼の覚悟、脱出、エピローグと上手くできていて感心します。この映画を小説にした方がきっと読み易く面白いのだろうなと思いました。 【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-05-06 10:38:43) |
24.《ネタバレ》 原作は未読なのですが、夢オチかと思ったらもうひとひねりあったというのはなかなか面白かったですね。サミュエルLジャクソンの登場シーンがもう少し見たかった。 【あおみじゅん】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-22 14:44:58) |
23.なんだか平々凡々な感じ。ホテル支配人に止められるところらへんが一番面白かったと思います。 【しゃっくり】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-04-02 22:43:45) |
22.《ネタバレ》 1408号室に入るまでは面白かったです。単なる恐怖体験ではなくトラウマを抉り出し精神的にも追い詰め、無間地獄で自殺に追い込むという趣旨はわかるんですが、なんとなく中途半端に感じます。単に娘が病気になり亡くなってしまった時のことを見せ、思い出させる(追体験させる)だけでは精神的に追い詰めたことにはならないでしょう。もっと主人公の呵責や後悔を煽るようなものでないと終盤に娘(の幻?)が出てきてもあまり意味がないのでは。クライマックスも部屋を燃やすだけで生き延びてしまう肩透かしっぷり。単にお化け屋敷で怖がるジョン・キューザックを見ているような感じでした。そもそも「世にも奇妙な物語」+「松本人志・ひとりぼっちの廃旅館一泊二日の旅」みたいな話を映画にする必要があったのかが疑問。 【8bit】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-04-02 21:43:05) (良:1票) |
21.《ネタバレ》 部屋そのものが、自分の過去の投影になるという、そのアイデア自体はいいんだけども、僕の頭が固すぎるからなんだろうか、この映画の「ありえなさ」がどうにも受け付けない。そこに入っていけないもんだから、ゴーストの出し方や映像表現、音で驚かす古典的手法など、全てが客観的に見てしまい、「怖さ」に繋がらない。これは全て僕の問題だ。この作品のせいではない。ファンの方には申し訳ない。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2009-03-30 21:47:41) |
20.《ネタバレ》 部屋にいる邪悪な者?の言いなりにならずに最後は自分で決着を付けようとしたから助かったのかな・・と解釈しました。結構ハラハラしましたが、中だるみもあったので点数はこの位で・・・。 【より】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2009-03-29 00:12:04) |
《改行表示》19.まぁスティーブン・キングらしい作風で・・・ うーん・・・もうひとひねりほしかったな。。。 途中でダレてしまいましたから・・・ 【ナラタージュ】さん [DVD(吹替)] 5点(2009-03-22 14:18:11) |
18.《ネタバレ》 これは精神的に怖かったですね。もう物凄いことばかりホテルの部屋の中で起こるのですが、ホテルの部屋から絶対出れないというくだりが怖い。あそこまで行くと怪奇現象通り越しているような。またキューザックの演技が本当に素晴らしい。サスペンスや怪奇ものを好む方に一度はみてほしいなと思います。 【civi】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-03-18 21:46:39) |
《改行表示》17.なかなか面白かったです。というか私も某ホテルにて霊体験を味わった事がありまして、いい感じで怖かったです。(もちろんこんなにひどい目には遭ってませんし、そもそもそんな部屋に自ら望んで泊まった訳じゃありませんがw) ※後日、そのホテルに出たんですけど・・・って電話をして、「あの部屋、何か因縁でもある部屋なんですか?」と尋ねたところ、「お客様のお部屋ではありませんが、、、」と意味深な回答が帰ってきました。う~ん、デンジャラス。。。 【GRIN】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-01-12 23:53:37) |
《改行表示》16.ラブコメなどで冴えないキューザックが未だに生き残ってるのは、こういうクリティカルヒットをかましちゃうところなんだろうなぁ。スルーしたいけどスルー出来ない、ある意味貴重な役者さんだよね。 【オニール大佐】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-01-03 23:15:49) |
|
《改行表示》15.《ネタバレ》 あまり期待せずに観に行ったのが良かったのか、ずいぶんと楽しませていただきました。 何といってもジョン・キューザックの演技が素晴らしい。ジョン・キューザックが恐怖を感じている所で私は恐怖し、悲しんでいる所で悲しみ、怒りを覚えるところで私は怒りました。 私の個人的な思いですが、映画は結局のところどれだけその世界に入り込めるか、登場人物に感情移入できるか、という客観から主観への切り替えが重要だと思っています。この映画は「あるべき場所に物がある部屋」のように、きっちりと映像と音が配置されており、導入部分から何にも邪魔されず神経をむき出しにされているようでした。 乱暴な言い方をすると、導入催眠のような感じです。気がつくと泥濘の中に取り込まれているような。 そして「世の中には解らないことがいっぱいある。」と言わんばかりの、無理やりな謎解きしないあたりがとても好感が持てます。 「実は100年前に殺された男性の呪いです!」「実は井戸に投げ込まれた女性の怨念です。」等、興ざめするような話は全くありません。解らないものは解らないからこそ怖いんです。 映画の構成、作り方と、全く違うのですが、私は「ブレアウィッチプロジェクト」に似ていると感じてしまいました。ええ、何もかも全く違うのに、です。 この映画は映画館、もしくは電気を消して部屋の中で一人で見ることをお勧めします。 【玉葱】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-12-19 14:46:38) |
14.すばらしいカタルシス。やはり映画は見終わっていかにカタルシスを感じられるかが大切なのだなーと当たり前のようなことを思いつつ劇場をあとにできる一本だった。途中途中のアイデアはそれほどユニークなものでもない(あえてVFXVFXした感じを出さずアナログ感満載でお送りするこの感じには好感が持てる!)が、やはりストーリー運びの見事さはスティーヴン・キングならではというところ。エンディングはこうあってほしい…そう思った通りのエンディングが、意外でもあり、当然のようでもあり…。オチを知ってしまってももう一度見たくなる、そういう映画だった。 【とと】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-12-19 00:52:20) |
《改行表示》13.想像以上に面白かったです。最近のサミュエルさんはわけわからんようなのも多数出演なすってて、これもその類いかなと推測して劇場に。 見所は本題に入りかけた頃のジョンとサミュエルの「泊めろ」「泊めない」の攻防戦。台詞も良く練られてたようで、間もお見事。早くその1408号室とやらを見たくてワクワクさせてくれます。 部屋に入ってのオカルト現象は真新しい驚きも無くどうってことなかったけど、脱出の為に隣室へ窓沿いに移動する古典的なシーンの方がかえって一緒にヒヤヒヤしてしまいました。 ラスト辺りであと5分くらい両者の絡みがあったらもう1点献上出来たのに残念。 あと、エンディングがスッキリしなかったので-1点かなぁ・・・。 ところで、生まれて初めてカーペンターズの歌で恐怖を感じた。。。 【Pea Shan】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-12-11 14:45:02) |
12.《ネタバレ》 テレビで見たので音が急にでかくなって驚いたって事はなかったんですけど、はらはらドキドキはしました。皆さん音響への評価が高いので映画館で見れば良かったと後悔してます。。ホラーというよりサスペンス映画といった感じですね。アイデンティティーでは最後にがっかりさせられますが、こっちはすっきりしました。ジョンキューザックの演技も見物です。 【トニー・モンタスキュー】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-12-09 06:52:59) |
11.《ネタバレ》 ホラーというよりオバケ屋敷。びっくりはするけど恐くはないです。共感できる登場人物はいない(そもそも人数少ない)。1800円払ってギャーとかウーとか言いたい人にはおすすめ。 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 3点(2008-12-08 14:22:44) |
10.《ネタバレ》 とても好きなタイプの作品でした!全て最後にタネ明かしするような野暮なサスペンスは嫌いという人には向いています。決まりきったようなハッピーエンドやバッドエンドを期待して観てはいけません。私自身は、あの部屋に化け物がいるわけでもなんでもなくて、単に色んなものと繋がったカオスの部屋なのだと解釈しました。あの世とこの世、天国と地獄、自分の心の内と外、過去現在未来…すべてと繋がってしまう部屋が1408号室だとすれば納得がいきますし、これでラストも腑に落ちるはずです。支配人は門番と言ったところでしょうか。役者も上手でしたし、ミザリーやミストが楽しめた人にオススメです! 【ClocheRose】さん [試写会(字幕)] 8点(2008-12-04 02:53:42) (良:1票) |
9.ホラーでもなく、意外な展開も少なく感じた。J・キューザック主演の似たテーマである『アイデンティティ』の方が、私にとって驚きもハラハラ度も上です。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-12-03 22:57:41) |
8.《ネタバレ》 (新作映画につきネタバレご注意ください。以下私的解釈です。) 『泊まると死ぬ』いわくつきの部屋、1408号室の取材をしたいオカルトライターとホテル支配人のやり取り。ここが序盤の見せ場であり、また物語を理解する上でのポイントと感じました。なんとか宿泊を思い留まらせたい支配人。おぞましい死に方をした者たちのスクラップまで見せて、主人公を脅しにかかります。でも違和感がある。支配人の「これ以上犠牲者を出したくない」は、果たして本心か。オカルトでメシを食っている相手を怖がらせるのは、取材意欲に油を注ぐようなもの。それにダメと言われる事ほどしてみたいのが人間の性です。ワイロ(高級酒)の提供も見え透いている。もし本当に彼を救いたいなら、嘘をついてダミーの部屋にでも宿泊させればいい。(1408号室と同じ間取りの部屋もある。)どうも支配人は、彼を巧妙に宿泊へ誘導しているように見えます。そうだとすると辻褄が合う。主人公の元に届いた1枚のハガキ。好奇心旺盛な作家をおびき寄せる撒き餌。人間心理を理解している者の仕業です。そして手馴れている。最大の謎は何故56人も死んだのかということ。死ぬと分っている客を泊め続けてきたのは、“生け贄”が必要だったと考えれば納得。火事が原因でホテルが廃業に追い込まれたところを見ると、1408号室の存在がホテル自体を支えていたのかも。でなきゃ、どんな理由であれ次々と客が死ぬようなホテルが流行るわけがない。誘客を約束する代わりに貢物を要求する福の神、いや死神があの部屋だと思いました。遂に部屋を抹殺した主人公。そのときの支配人の達観したような表情!最期の台詞「上出来だ」がトドメです。支配人が負ってきた役目とその想いに届くと物語は深くなります。1408号室は無間地獄。人生が辛くなってチェックアウトしたくなったら、もうあの部屋に入室しているのかもしれない。 【目隠シスト】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-12-02 18:57:00) (良:2票) |
《改行表示》7.《ネタバレ》 スティーヴン・キング原作だけあり、かなりぶっ飛んだホラー作品だ。 現実的とはいえない部分も見られたが、全てが非現実的な部分だけではなくて、現実的な部分と非現実的な狭間を上手く描かれている。 完全な作り物とはいえない部分が面白い。 殺人鬼やゴーストなどが登場する映画は、基本的には視覚的な刺激やびっくり音による刺激に終始している。 しかし、本作は「幽霊」「幻影」などによる“視覚”、「耳が突然聞こえなくなる」「ラジオの突然の音」「フロントとの恐怖の電話の会話」などによる“聴覚”、「雪」「水」「凍えるような寒さ」「汗が滲むほどの暑さ」などによる“触覚”、(「チョコ」や「酒」による“味覚”)といったようにほぼ五感をフルに刺激させるような作りとなっている。 ジョン・キューザックの上手さもあるが、様々な“恐怖”を丁寧に描いている。 五感を刺激するだけではなくて、「無限ループ」「抜け出すことの出来ない閉鎖性」「親族の登場」といったように精神的なダメージまでをも食らわせるという優秀なホラー作品と評価できる。 自殺するまでやむことのない地獄を味わせるという“恐怖”が描かれている。 ラストも個人的には好みの仕上がりとなっている。 表面どおり見る人には、「1408号室」に打ち勝ったハッピーエンドと考えることもできる。 テープは、主人公の単なる妄想ではなくて、現実だったということを強調しただけかもしれない。 しかし、深読みする人には、まだまだ「地獄は続いている」とも考えることはできる。 見る人によって、解釈が異なるラストは悪くない。 部屋の秘密は明らかにはなっていないが、何もかも明らかにする必要もなく、神秘的なものは謎のままの方が“恐怖感”は高まるのではないか。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-12-01 00:35:56) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 ここ最近のジョン・キューザックの作品選択にハズレなしと踏んでいる自分。「この呪われた1408号室に宿泊した人間は必ず死ぬ!!」というおどろおどろしいキャッチコピーと、白目を剥いたポスターの図柄に思わず惹かれ鑑賞。鬼が出るか蛇が出るかと、思わずワクワクしてしまうこの手の設定。うんうん、これはジェットコースターに乗り込んでから最初の急降下まで、ゆっくりガタゴトと上る上昇スリルと同じ感覚を味わえる上出来のアトラクション映画ですね~。キューザック扮する作家が抱えていたトラウマ解決に至る流れは何とか理解出来たけれど、「1408号室」にそもそも漂っていた妖気の正体が果たして何だったのかが、結局はうやむやにされてしまった消化不良感は残ります。「邪悪の気」だったという解釈が正解なの?コケ脅し的「ブギーマン?風味怪人」の襲撃は全く不要だったのでは。サミュエル・L・ジャクソンは別に本筋に絡んでくるわけではないので、ほぼ全編キューザックの一人芝居。やっぱり彼の作品選択眼は手堅くハズレはないと再認識。楽しめました、満足っす!というかマジ怖かった~(笑) 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-11-29 13:44:16) |