69.《ネタバレ》 このての天国からの甦りロマンスを数見ていない人にとっては新鮮。
私はそんなには観てはいないのにかかわらず、
やはりジョー・ブラックをよろしくとオールウェイズの2作品が印象強く、
他のよく似た作品を観てもピンとこないのですよ。
そう考えればこの作品は今のあらゆる蘇りラブロマンスの元となっており、
時代からすればよくできた作品だといえましょう。
重く暑苦しくなくさらりとコミカルに仕上げてあるのも好感。
泣かせようとかは感じませんね。
それもまた好感と言いたいのだけど・・
コメデイとは知らず感動作と期待して身構えていたので肩透かしかな(苦笑)
恋愛ものを避けるくせにこういったSFが入ると興味で感動したいとか思って、
いざ鑑賞するとまた時代についていけなかったりするんですよ。
ジョー・ブラックの場合はクラシックっぽく意識して作ってはいるものの、
やはり俳優も新しい今の人だし全然違います。
それとあまりにもプラトニックなもので、
観ていて恥ずかしくなっちゃって・・
お話がかわいらしすぎるというか。
特に最後の決めシーンは「どこかで?」でフェード・アウトしてほしかった。
「バタフラィ・エフェクト」の最後はよかった。
あれからその後長ければあんなにヒットしなかったと思う。
この作品の最大の決めシーンは大人っぽい演出で別れる二人にしてほしかったり・・
このてのオチは最後に別れるほうが好きですね。
別れながら気になりつつ振りかえる(爆)
あ、でもこのパターンばかりをやられるとまたかよ!と思うんだろうな・・
それとアメフト選手というのがちょっと合わなかった。
チャンピオンというからてっきりボクサーなのだ!と勘違いしてました。
元アイデアの評価と舞台劇のような室内のシーン、
あれはよかったです。
女優さんはヒロイン(ドクトル・ジバゴなど)よりも、
妻役の嫌らしい演技をしてたほうがいいかなぁ・・
天国の執事役はよくみる顔だけどジェームズ・メイソンだろうか。