80.海が嫌いなら、山が嫌いなら、都会が嫌いなら、勝手にしやがれ!というセリフが印象的!原題は『息切れ』という意味みたいですね。でもこの『勝手にしやがれ』という邦題、とってもステキ。この映画の本質をグッとつかんでいるような気がします。 【ふぉんだ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-30 12:48:37) |
《改行表示》79.《ネタバレ》 ジャン・ポール・ベルモンドがとにかく格好いいですね。死に方すら非常に印象に残ります。 (タバコの吸い方は真似したくなりますね。) しかしながら、もう50年近く前の作品なのに全く古びてないのが凄いです。ジーン・セバーグが最後に「最低って何のこと?」とつぶやいて終わる感性は凄いですね。 【TM】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-27 23:32:55) |
78.ジャン=リュック・ゴダールの最高傑作にして、ヌーヴェル・ヴァーグの最高傑作として、公開時には世界中の映画人に衝撃を与えた・・・・というパワーは最後まで伝わってこなかったが、普通に楽しい。さすがに娯楽作とまでは言えないが、気狂いピエロなどのよううな、これから先の難解なゴダールではなく、肩肘張らずに気楽に楽しめるゴダール。煙草を吸いながらの、ちょっとした台詞に、思わずニヤケさせられる。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-12 21:12:21) |
77.わかんないけど知ったかぶったり、わかんない自分が馬鹿にされてる気がしてわかってる人を知ったかぶりと批判してみたり、人と映画の話するといろんな人がいますけど、ただ観る側の人間なら自分の感性でいいか悪いか胸張って素直に言えばいいと思うんですよね。自分にとってゴダールは理解できてない監督の一人ですけど、それでもゴダールの映画をおもしろいと素直に思います。技法云々とかは詳しくないし、なんでおもしろいかと聞かれたら答えられないですけど、ただ単に自分の感性でおもしろいと思ったわけです。映画の内容とは関係ないですが。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-04 00:59:16) |
76.カッコよけりゃいいじゃんって感じの映画なのかな。男と女の乳繰り合いがこんなオシャレな映画になるのね。 【ゆうろう】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-17 16:35:32) |
75.ゴダールの監督作品ということで、かなり時代性を考慮してみないといけないな~と、あらかじめ覚悟して観たのだけど、意外にもかなり見やすい作品だった。アルファヴィルなどでちょっと理解ができなかった映像を省略するセンスも今作では見事に効果を発揮していたし、白黒ならではの映像の上品さもあいまって、とことんおしゃれな作品に。単に「映画史上、重要な意味を成す作品」という範疇にとどまらない良作だと思います。あと、フランス語は分からないから、直訳なのかもしれませんが邦題がベストマッチ。 【bizen】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-15 09:36:40) |
74.《ネタバレ》 ああ、これを10代の後半にみていれば、もっと口説き上手になれたでしょう。しかし実際に私がそのころに見たフランス映画といえば「リラの門」とかで、その中のジュジュに大人の男なんかを見てしまったのです。、、、、、、それはそうとして、ゴダールが意図したように私たちには見えないのは当然のことです。たとえば、さかんにパリの街の風景が描かれていますが、ゴダールにとってそうした風景は日常であり、ある意味では単調な退屈さ、平板さを表現していたかもしれませんが、私たち異国の人間にはそのようには感じられるはずもありません。、、、、またベルモンドが牛乳を飲むシーンも、私たちはショーケンの牛乳のイメージを通して見てしまうとしたら、それは明らかにゴダールの目線ではないでしょう。、、、、、再び強調すれば、私たちは決してゴダールの視点からこの映画を見ることはできないはずです。私たちは、私たちの視点からこの映画を見て、評価を下すしかありません。、、、、、、、というとき、私は、次の点で感動しました。1. この時代のフランスの時代の記録として。2. ヨーロッパの若者たちの伝統や因襲に対しての抵抗の記録として、3. 伝統を打破しようという生き生きとした映像として。4. もしかしてフランス人は、いつもセックスのことしか考えていないのではないか、という驚きとして。、、、、、、、残った疑問は、唇を指でぬぐうのは何のサインなのだろう、ということ。そして、前編言葉で満ちていましたが、実は、この映画について言葉で語ることは非常に難しいと感じました。映像は映像を通じてしか語れないのだということを実感させてくれた作品としても私はこの作品を高く評価したいと思います。 【王の七つの森】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-02-15 21:53:16) |
73.ヌーベルバーグ?うっ?何それ?私はどちらかというとハンバーグの方が好きなのですが、この作品、思っていた以上に楽しめた記憶があります。何だか最初は堅苦しい映画なのかと思ったけど、いやいや、どうして、ちっともそんな事はなくて、解り易いし、主人公のバカっぷりとヒロインの可愛いけれど、男を弄ぶ態度などは腹は立つものの、男も男でアホやし、要するにこの映画は私のようなアホにでも結構、楽しめる作品として評価したいと思います。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-06 22:06:00) (笑:1票) |
72.冒頭でダメだと思った。なんかカッコよくねーなと。で終り。あとはジーン・セバーグ鑑賞で時間潰しました。 【馬飼庄蔵】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-29 19:58:48) |
71.ヌーベル・バーグも4.50年経ってしまうと、ヌーベルじゃなくなってくるようですね。 【チビすけ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-11 14:58:22) |
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70.冒頭の銃殺シーンは強烈だったが、基本的に理解できませんでした。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 2点(2005-11-30 12:43:35) |
69.本当に微妙な映画ですね。チンプンカンプンという言葉がもっとも似合う映画ですね。「へ~、ヌーベルバーグってこんな感じなんだ~、眠いね」友達の感想です。僕もそう思いました。会話はおしゃれで面白いが、ストーリーがないので、パトリシアの部屋での会話のシークエンスは楽しめたけど、警察に追われるところに迫力がなく退屈でした。既存の手法を無視した編集は最初の方は楽しめたが、慣れてしまえば新鮮さがなくなり、効果は少ないように思います。革新的な映画を作ったつもりなのでしょうが、つまらないものはつまらないですね。ていうかこの映画を作ったゴダールはあえて評価の分かれる映画を作ったのでは?頭でっかちの評論家が純粋に映画の面白さを評価しないから、いくら手法が革新的でも退屈な映画を作り、どのような評価をするか面白がったのではないでしょうか?そう思うと僕も0点をつけるのがスジなのでつけさせてもらおうと思うのですが、踊る大走査線2と一緒の点数にするほどひどい映画ではないし、かといって3点以下をつけるほどつまらなくもなかったので4点をつけさせてもらいます。 【ジャザガダ~ン】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-08 17:36:52) (良:1票) |
《改行表示》68.《ネタバレ》 これはまぁ、2本立てで一緒に観た「男性・女性」よりかは幾らかマシかと言ったところ。 ここでも出てくるイライラさせるシークエンス。ベルモンド扮するミシェルに何度も電話させては一向に繋がらない。数えてないが、一体何回電話させたのだろうか? 自分より前に投稿なされた方々が仰る、カット割りの細かさや手持ちカメラを用いた大胆な撮影方法というのはさほど気にはならなかったが(気づかなかった部分もアリ)、自分はむしろ、ストーリー中盤でのベッドでの会話が特に印象に残った。会話だけであれだけ長いシーンが出てきたのはちょっと驚きである。会話の内容そのものは特別な面白味がある訳ではないが、ワンシーンの長さにビックリさせられたと思う。 あと、ラストでパトリシアの言った「最低って何?」というセリフとその時の表情には何か背筋が凍るような感覚に襲われた。 【2022.10.10追記】 17年ぶりにたまたま劇場公開されていたので再鑑賞しましたが、点数は変わらず。 再見して感じたのは、カット割りの独特さと照明の拙さ。 カット割りについては17年前にも違和感を感じていましたが、今回の再見で照明が酷いことに気が付いた。 映画序盤でのベルモンドの車中でのセリフ「海が~、山が~、都会が~、勝手にしやがれ!」というシーンなど、折角の名シーンなのにベルモンドの顔に光が当たっていなかったり、ジーン・セバーグがカフェの奥を歩くシーンでも同様で、これについては疑問が残るところ。 車内や屋内のシーンなのだから照明はいくらでも何とか出来た筈なだけに、勿体ないなと思いました。 ただ、オープニングで深々と帽子を被ったベルモンドと女優の顔を画面のセンターに据えたショットとのクロスカットは“ゴダール”を感じさせてくれ、あの2枚のショットだけでゴダールの映像と分かるって、やっぱり偉大な映像作家なのかなとも感じました。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-10-08 03:38:20) |
《改行表示》67.良さがわからなかった。白黒映画はどうしても苦手だ。 |
66.…ゴダールの映画は頭で理解しようとしちゃダメよね。 でもこの映画は彼の作品の中では「わかりやすい」部類に入るんじゃないかしら? ずいぶん昔に見た『ウィークエンド』って映画なんて、わけがわかんなすぎて頭から煙が出そうだったもの。 それにしてもジャン=ポール・ベルモンド、ダメな男を演らせたらピカイチねー。 別に美男でもないのに、オトコの色気がスゴイの。 ジーン・セバーグも小悪魔的な魅力がほんとにステキだし。 ヌーヴェルヴァーグだのなんだのっていう小難しいことはわからないけど…アタシはこういう「オシャレ映画」大好きよ! 【梅桃】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-04-20 20:45:34) |
65.これも「気狂いピエロ」同様、観る度クセになる映画なのかもしれませんが今のところ5点かな |
《改行表示》64.ドキッとする切り貼りや、音楽や、焦点の惚けたセリフや、個性的な登場人物とか、そういうところで革新的で、開拓した英雄のようで、歴史的価値はあるんだと思う。 でも、面白くない。 |
《改行表示》63.ジャンジャンジャジャンジャン=ポール・ベンベンベベンベンべべルモンド。。。 はぁぁぁジャン=ポール・ベルモンドの事を考えるだけでトロ~ンとしてしまいます。。。やばいやばいやばい><恋しちまいました。SEXYSEXYSEXY!!!みしぇるぅ~ くちびる賞あげちゃう('ー')ノ□愛してますぅベルモンド様~~~ 【クロエ】さん 8点(2005-01-05 13:25:26) (笑:1票) |
62.ジャン・ポール・ベルモンドは何といってもタバコを吸ってる姿が印象に残りかっこよかった。ジーン・セバーグはただただ美しく、ビンタ連発なシーンもまた好きです。パパパっとあっさり味な作品だった気がしました。 【アンリ】さん 7点(2004-12-09 01:29:02) |
61.本作で監督は頻繁にカットつなぎを入れます。とにかく画面を切る。それも変な切り方です。男がエレベーターに入ったり、女がベッドに倒れたり、という説明に必要な場面を省略する。男が女の頬を挟む瞬間、その直前の零コンマ何秒かを切る。構図はそっくり同じまま、ずっと後頭部を映してるのに、4回も5回も画面を切る。結局これは何なんだというと、リズムでしょうね。作家が意図的に変な改行をするように、観賞する側のリズムをコントロールしているのです。本作でゴダールは「既存の映画文法を解体した」と言われるのですが、彼はちゃんと彼なりの新しい文法で再構築しているのです。軸になっているのはリズム。BGMのモダンジャズが象徴的なように、新しいリズム感には新しい音楽、新しい文法が必要だったのでしょう。ファッションは垢抜けてて、セリフはとっ散らかってるが意味深で、その辺りを掘り下げていったらいくらでも発見が出てきそうです。まあ好きな作品かと言われればそうでもないので、点は低めなんですが・・・。最後に。冒頭の警官に追われて、白バイ隊員を撃ち殺すシーンは凄い。たとえ理屈で考えてても、いくら何でもこんなふうには作れるものじゃありません。 【円盤人】さん 5点(2004-09-08 00:08:44) (良:1票) |