74.何か自分まで麻薬中毒にでもなってしまったかのような幻覚を覚える危ない作品でした。破滅的な作品は好きで、この作品もしつこい位ダメになっていく過程が描かれているんですが、あまりに落ちてく様が壮絶で、観てる側が「もういいよ…お腹いっぱいっス…」と泣きを入れたくなる映画です。出演者も皆上手いし監督のセンスも窺えますが、何度も観返したい作品でもありません。 |
73.《ネタバレ》 サラの廃人っぷり、ハリーの腐っていく腕、テレビ番組の掛け声…本当に怖い。順調のように見えた夏が過ぎ、秋が来て、ただただ堕ちていくだけの冬、なにもかも救いがなくて目を背けたくなるシーンの連続。音楽の素晴らしさが余計に恐怖を煽ります。この映画のサントラを持っているのですが、運転しながら聴くとどんどん落ち込んでいくので、運転中は聴かないようにしています。 【ふぉんだ】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-05-05 00:23:58) |
《改行表示》72.味でたとえると とにかく苦い。 焼きすぎて真っ黒になったクッキーを食った気分になった。 痛くて暗くて救いが無い。 【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-17 09:16:19) |
71.高い点数の方が多いですが、私にはひどくつまらなくてセンスの悪い最悪の映画でした。どこをどう切り取ってもつまらない。最悪でした。 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 1点(2006-04-05 15:39:22) |
70.ダイエットしようとして、医者がドラッグを処方するのが、実際どうなのか気になった。 【Gene】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-05 15:44:25) |
69.ビデオ屋に騙された。サスペンスの棚にあったので内容を知らずに見た。後味の悪さこの上なし。こんなの見た日には一日気分は暗い…。ドラッグの怖ろしさがコレでもかというほどに分かる。 【乃駄目】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-09 11:20:15) |
《改行表示》68.《ネタバレ》 後味が悪いことこのうえないが、今のところ、ドラッグ映画の最高峰。 ドラッグについて、勉強できる。ジェニファーらがやってるのは、ヘロインで、エレンはスピード、その摂取による影響はこのようになりますよ、ときた。ラリっている状態の描写がよい。ジェニファーの落ちっぷりには、女性として直視できないものがあるなあ。「トラフィック」よりひどいぞ。高校生のうちに見せれば、その後の人生がドラッグフリーとなって安泰であろう。青少年にぜひ見せたい映画№1。ラストの不気味な笑みがドラッグのすべてを語る。(ヤク中の気持ちになったことはないが、ニコチン中毒の苦しみから類推) 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-06 20:52:43) |
《改行表示》67.久々に10点。 これまで日本の教育のおかげで、麻薬はゼッタイ、ダメということは学んできました。でもこの映画一本見るだけで簡単に理解できます。 とにかくお母さんが酷い。孤独な老後の生活から、生きがいがテレビと食事になっていく。ある日やってきた息子に希望のかけらを感じ、ダイエットに挑む。・・・もう僕はこの辺で切なくてギブアップしたくなるんですが・・・食事制限するがうまくいかず。ついにドラッグ(本人は普通の薬だと信じているが、)に手を出してしまう。あとは加速度的に廃人になってゆくわけです。 レビューは点数で表現して、ここでは麻薬について考えてみる。ドラッグの怖さは、やめられないとかラリってしまうとか、そんな次元じゃなくて、「死にたくても死ねない」ということなんではないか。幻想にうなされ禁断症状に震えていると、もう死にたいとか死ぬべきだとか思うのではないか。でも、死ぬ前にもう一度しゃぶりたい!というのがでてくるんでしょう。「死にたい!」「自分は要らない物!」「廃人!」って思いこむんだが、やはりイキモノのサガとして、それでも生きたいと思っちゃうんですね。でも、生きる=ドラッグにいつのまにかなってるんでしょう。ドラッグは、イキモノのサガをのっとってしまう、悪魔の薬。うん、悪魔って表現しっくりくるね。 |
66.幻想映画とドラッグは相性がいいですね~。当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、この映画を観てそれを認識しました。ただ、厳密にカテゴライズするなら、幻想映画にはあてはまらない作品でしょうね。麻薬によって堕ちていく4人の人間を描くサスペンス、と素直に受け取ったほうがいいのかもしれません。 【K】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-06-28 10:56:39) |
65.強烈ですね。厚生労働省が作った薬物乱用「ダメ、ゼッタイ」フィルムよりよっぽど効果あるだろうね。監督はそういう意図で作ってないだろうけど。もう2度と見たくないや。 【NIN】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-28 10:14:37) |
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64.《ネタバレ》 エレン・バースティンやってくれました。観賞後あのお母さんの印象しか残らないぐらい他の俳優さん喰っちゃってました。演出は、全体を通してすごくぞぞっと来る様な気の利いた演出がいっぱいあってとても良かったんですが、逆にちょっと笑っちゃうような陳腐な演出も度々気になりました。ただジャンキーの脳内ならその陳腐さもむしろリアリティかとも思えるんで、まあ要するに設定が設定だけに何でも有りなんですよね。あとは色々とパターン化させたくどい演出も多少鼻に付きましたが、こう全体で繰り返されていくと見てる側がこの過剰な演出に中毒になってしまうというか、酔って麻痺してしまう感じで、気付けばプロモーションビデオでも見ているように曲と演出に乗せられ、これでもかという悲惨なストーリーにもむしろ痛快さすら感じ、ちゃっかり楽しめてしまいました(予め「ほんと救いが無いよ」って聞かされていたからってのもあるんですが)。ただ、この映画はガンガン落ちるとこまで落ちる様をノンストップで描いているのでインパクトは絶大ですが、一番怖いのはやはり強烈な依存性だと思うので、ドラッグから抜け出そうともがく様も少し演出してくれれば、より良い映画になったようにも思えます。あと最後に付け足すと、マリオンの役はもっと色気の無い女優さんの方が、終盤からラストにかけてのシーンでの哀しい感じやムゴイ感じがもっと上手く出たんではないかと思いました。自分ジェニファーだと色気が先行してしまって、折角お母さんがものすごい顔で頑張ってるのに、ジェニファーが映るたびに興奮しちゃいました。 【イチェルコ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-28 20:29:37) |
63.《ネタバレ》 登場人物の破滅ぶりが怖かった。特に母親が廃人になっていったのが可哀想でした。 【ギニュー】さん 5点(2005-03-13 00:14:53) |
62.麻薬というよりも人間そのものに怖さを感じた。 【ゆきむら】さん 7点(2004-12-16 00:44:02) |
《改行表示》61.何かに依存してしまう人間の悲哀を描いた作品。テレビしかり、ダイエット効果を促す薬、麻薬、恋愛などなど。演出もわざとらしく同じ映像を使い続ける。 淡々と描かれていく序盤から後半は思いもかけない展開に声を殺して見入ってしまった。 最後になるにつれホラー映画さながらの恐怖と、哀れともいえる儚さが心に染み入った。 【ひで】さん 8点(2004-09-20 14:53:33) |
60.麻薬で破滅していくストーリーの大きな流れ自体はほとんど陳腐なのに、映画は陳腐では片付けられない出来。孤独なサラのエピソードはとくに胸に迫って、忘れられそうにない。 【no one】さん 6点(2004-08-25 00:52:02) |
59.お洒落臭い破滅。深みなんてなく、どこかヴァーチャルな雰囲気。センスのある若い監督が調子に乗って映像的に遊んでいる、というような感じが好きです(誉め言葉)。ルーティーン的に無感情に繰り出される映像の数々は、虚無を孕んだ現代的な特殊な悲惨さを醸し出している。目まぐるしく変わる回転の速い映像には、何がしかの思考を挟む余地もなく、絶望感が澱として沈むことなく表層でひたすら空転するようなイメージを与えてくれる。深みを持たない絶望は実のところ、深みのある絶望よりも救いがないものだったりするのだ。ともあれ、「私、シングルマザーだから仕事を選べないのよ」なんて言いながら、本当に役を選ばず、こんな汚れ役を体当たりで演じたジェニファー・コネリーは凄ぇっす。 【ひのと】さん 8点(2004-08-06 17:29:56) |
58.自業自得ながらあまりにも哀れな3人の顛末が、スタイリッシュを貫いた演出によってより絶望的になる。ダーレンアロノフスキー監督、ブラピ主演のやつ、復活希望! 【ドレミダーン】さん 9点(2004-07-24 16:42:56) |
57.う~ん、すごかったです。麻薬で堕ちていく様をうまく映像にしていますね。なかなか見かけることのない異色の映画です。アート感覚の作品とも言えるのか。 |
《改行表示》56.《ネタバレ》 麻薬の恐怖ということで、ただただ落ちていくだけの映画なのですが・・ 映像と音楽が自分にはぴったりはまったようです。 あのどうしようもない終わり方もなぜか好き。 また観たいです。 |
55.《ネタバレ》 音楽最高。ジェニファーファンは是非観ましょう。菊の花が散ります。 【マミゴスチン】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-04-09 11:19:59) |