47.退屈な映画ですが、退屈を意図して作られているので評価しづらいところです。 【藤村】さん 5点(2004-03-07 17:25:16) |
46.リンチ物としてはまともではないでしょうか。なんとなく理解しやすいと感じられると思います。感じられるだけですが。 【tantan】さん 6点(2004-02-22 00:11:28) |
《改行表示》45.《ネタバレ》 作りとしては普通のサスペンスですが、人物造形や場面展開、歌の使い方などに、その後のリンチ作品の片鱗を垣間見ることができてファンとして大満足でした(炎とかセンターラインとかも)。この作品から「ロスト・ハイウエイ」を経て、ひとつの到達点としての「マルホランド・ドライブ」へとつながるんですねぇ。それにしても、リンチってこの頃から女優を裸にしてたんですね。いや、非難しているわけではありませんよ、もちろん。 【もばぎつかい】さん 8点(2004-02-14 17:05:21) |
44.独特の耽美的な美学をもった作品ですが、ちょっと気味悪くて私はだめです。倒錯した映画はすきなのですが、方向性が違うようです。 【エンボ】さん 4点(2004-01-22 00:27:28) |
43.《ネタバレ》 我々は犯罪や暴力におびえながら生きているが、その一方で他人事であれば心躍らせたりもする。退屈な日々を受け入れるには、そういう感情も必要だからだろう。ニュース番組で伝えられる、他人の死に本気で悲しんだり、憤る人間などいない。しかし、家族や知り合いが被害者ならどうだろう。被害者が他人でも犯罪を目の当たりにすれば、反応も違ってくるはずだ。これは好奇心で犯罪に近づいた主人公が、現実の犯罪に対し嫌悪する反応と似ている。この映画には、多くの犯罪映画に描かれる、娯楽としての暴力描写がもたらすカタルシスは無い。むしろ観る者の多くに言い知れぬ不気味さと不愉快さを与える。それは、日常と非現実との境界線を取り払う構成の効果だ。ドロシーとジェフリーが夫やガールフレンドがいるにも関わらず、非日常に取り込まれ肉体関係をもつのに対し、フランクがドロシーだけを愛するのは、それが彼にとって日常だからだろうか。奇妙な人物たちや懐古的な音楽などで悲惨で陰湿な題材を重くなりすぎないようにしているのも見事。 【マーメイド】さん 10点(2004-01-17 02:39:55) |
42.「耳」という衝撃は大きかったのですが、その衝撃から先にもっと大きな胸ぐらを掴まれるような衝撃を期待してしまったために、ちょっと物足りない気がしました。最初の方は良かったんですが、恋愛の部分があまり好きじゃないから・・・好みの問題だとは思いますが、あまり映像も好きではないと思いました。 作中に流れる歌は素敵だなと思います。 【fero】さん 6点(2003-12-27 21:32:51) |
41.”Blue Velvet”の歌があまりにもメロディアスでいい雰囲気なだけに、映画の内容とかけ離れているんだけれど、逆に妙に印象に残る作品です。内容は、麻薬犯罪・警察内部の腐敗・年上の女性との恋・のぞき見趣味といった具合で、リンチの得意とする分野に持って行ってしまいましたが、思ったよりは理解しやすい演出でしたね。冒頭の耳のドアップは皆さんお書きの通り印象的で、"つかみはオッケー!”といった感じでしょうか(笑)。イザベラ・ロッセリーニはこのころはまだ今よりも痩せていてきれいだったね(最近の彼女を観たらガッカリしました)。ところで、酸素吸入をするデニス・ホッパーの真似、したことあるでしょ?ないとは言わせません。私がしましたから(笑)。←って、犯罪者とか変態じゃないからね(汗)。 【オオカミ】さん 7点(2003-12-12 08:53:30) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 え~、いたって普通な内容。 個人的には、ただのサスペンス映画にしか思えなかった。それが悪い訳ではないけど、リンチをリンチたらしめている破綻した展開や強烈な謎は皆無。 序盤の「耳」は、非常に求心性のある魅力的な謎だが、それ以外に、特に謎らしい謎は出てこないし、デニス・ホッパー演じるフランクも、怪演と言うには、ただの麻薬ジャンキーって感じで、あまりキャラ的に魅力が感じられない。 そして、そのままリンチらしい不可解な破綻した展開も無く、ごくまっとうにハッピーエンド。うーん…。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2003-12-06 03:52:48) |
39.ホッパーの怪演が強力。というか、それだけかも。 【グルグル】さん 6点(2003-12-03 02:37:12) |
《改行表示》38.映像がきれいでつい引き込まれてしまう。イザべラ・ロッセリーニの妖しさとかホッパーの怪演も見る人にとっては不快かもしれないけど 作品の異常性を盛り上げてる。 【アクア】さん 9点(2003-11-30 23:18:14) |
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37.結構ひきこまれたが、最後のほうはよくわからなかった。あの歌手の女が恋人でしょとか抱いてとか、実際の彼女(どっちがかわからんが)の前で言ってたところが印象的だった。 【ブチャラティ】さん 7点(2003-11-30 00:17:02) |
36.リンチはやっぱりわかんねー。興味本位だけで見ても何が言いたいのかさっぱりわかんねー。ローラはかわいかったなぁ、それくらい。 【アルカポネ】さん 2点(2003-11-29 23:05:03) |
《改行表示》35.《ネタバレ》 リンチのそして変態映画の最高傑作だと思ってます。一見平穏な田舎町に潜む異常な世界、日常の中の非日常ですね。オープニングの青く澄み切った空に真っ赤な薔薇のショットから空き地にすてられた耳のアップ、ゾクゾクしちゃいます。暗くマットな色彩からラストではまた澄み切った雰囲気に戻る、平穏な日常が戻り小鳥を見つけてほほ笑むジェフリーとサンディ、でも鳥はかわいくさえずるわけではなく、何かの幼虫みたいなエサをくちばしにくわえたままキョロキョロしてる、どんな意味があるのか知らないけど、ここがリンチらしくていい。 カイル・マクラクランのまっとうで優等生ぽい二枚目というのがなぜか可笑しい。イザベラ・ロッセリーニの醜さスレスレのカラダとあの雰囲気がやけにエロチックでした。デニス・ホッパーの吸入器にも笑ったけど、なんといってもローラ・ダーンのシュールな泣き顔ですね、コレがこの映画の中で最もド肝を抜かれたシーンでした。 あれで彼女はリンチの秘蔵っ子になったような気がする。。。 【envy】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-11-25 09:11:55) |
34.ストーリーはさておき、デヴィッド・リンチらしい何とも異様で官能的な雰囲気に満ち溢れている作品。とにかく、悪党の頭役であるデニス・ホッパーの怪演ぶりが強烈過ぎる! ! ! 大胆な役を演じたイザベラ・ロッセリーニ以外のキャストの影が薄くなることと言ったら…。おっと、ローラ・ダーンはチャーミングで良かったゾ! ! 【光りやまねこ】さん 7点(2003-10-25 11:07:54) |
33.《ネタバレ》 普通の世界を前提として異様な世界を覗き見ている前半の方が怖かった。つまり、全体が異様な世界になってしまったら、かえって怖くないのです。しかも、前半は、かっこよく忍び込んだらあっさり見つかってしまうようなところが面白かったのに、終盤はやっていることはその辺の刑事ものとあまり変わりません。唐突に仰々しいラストにもびっくり。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2003-10-23 01:39:41) |
32.傑作だと思います。ライトで唄うシーンがチョーオシャレ!! |
31.ホッパーが出てるから見た。全く理解不能な、非常に気持ちの悪い映画。 【BAMBI】さん 3点(2003-08-26 09:17:24) |
30.エロチックな映画です。こんなに甘美な歌なのにリンチにかかると、おどろおどろしく聞こえてくるから不思議です。 【omut】さん 5点(2003-07-28 01:57:58) |
29.昔、リンチの絵画展があるってんで、渋谷のパルコまで見に行ったことがありました。いかにもリンチが書きそうな、どす暗いオイルペインティングでした。子供の頃見てさっぱりわからず、学生になって見てまたわからず、先日DVDが安価で発売になったので、購入してまた見ましたが、やっぱり好きになれませんでした。ずいぶん昔の映画なので、差し引いてあげないと可哀想だけど、全然かっこよくなかったですよ。バロウズの小説・映画とかのほうがずっと好き。 |
28.「ご想像にお任せしまス」的作りが脳をくすぐります。最近の作品はもっと進化してますが。人も物も素敵に気色悪い。個室を作らせたらデビッドリンチの右に出るものはいないのでは。さすが美術系出身。 【チューン】さん 7点(2003-07-09 10:15:36) |