73.エゴの塊のような一人の男を淡々と描いているだけなので、「これが何?」といってしまえばそれまで、、、ただスコセッシの作り出す雰囲気に魅せられるとはまるんだなこれが! 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-07 23:03:45) |
72.この映画、モノクロによる映像にしたことが良かったと私は思っています。マーティン・スコセッシ監督は最近じゃ、精彩を欠いてるけど、この頃のスコセッシ監督は作品に力強さが感じられて特にロバート・デニーロとのコンビは本当に素晴らしい!ロバート・デニーロは文句無く素晴らしいけど、それにも負けずショー・ペシが良い味を出してます。作品全体としては「タクシードライバー」ほどの強烈さは無いものの見応えたっぷりの映画としてマーティン・スコセッシ監督とロバート・デニーロの代表的な映画の一つとして外すことの出来ない映画です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-01 20:55:59) |
【たま】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-30 23:48:35) |
70.男向け、ですね。この映画、ビートたけしさんが好きだと自伝「俺の毒ガス半生記」に書いてたので、いつか観てみたいと思ってました。不器用な男の話が好きみたいですね、たけしさんは。男の弱さ、苦悩はわかるけど、そこから得るものはなかったかも。それが美しいともあまり思えなかった。強くなるんだ!! あと顔がなんかデ・ニーロっていうかショーン・ペンに見えたりw見えませんでした? 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-02-13 11:17:24) |
69.マジ意味が分からない映画でした。デニーロの演技の凄みは伝わってきたが、話の内容が最悪です。タクシードライバーもそうだけど、オレには理解できない!! 【はりマン】さん 3点(2004-12-10 11:45:49) |
《改行表示》68.『タクシードライバー』では自らの過剰な感情を正義へと志向させ、『キングオブコメディ』でそれを狂気へと潜行させた。その中間に位置する本作『レイジングブル』では、その過剰さの生々しい姿を実に大らかに、そしてシンプルに描いて見せる。 そういう意味で『レイジングブル』は、主人公の過剰な生の有り様が明瞭であり、幸福な時代の幸福な物語なのかもしれない。主人公にはボクシングがあった。自らの抑えがたい感情や衝動をぶつけるものとしてのボクシングが存在したが、もちろん、彼の過剰さは、ボクシングという競技を軽々と超え、周りの人間、兄弟や恋人達を容易に傷つけることになる。気がつけば、周りの人間には愛想を付かされ、裏切られ、そして独りきりになる。彼はつぶやく、『何故だ?』と。そのとき、彼は一人の人間としてのゼロ地点に立っていることに気がつくのである。そこで自分という人間の生の姿を理解し、直視することができれば、彼は狂気へと向かわないし、社会性を失ったりしない。そういうギリギリの確信とその揺らぎが主人公の生き様に通底しているのである。この映画の美しさは、幻想を剥ぎ取った人間の根源的な過剰さに由来するのと同時に、それがまだ歪んでいない実に健康的な立ち姿によるのではないか。この映画が苛立たしくも晴やかな印象を残すのはその美しさ所以であろう。 【onomichi】さん 10点(2004-11-06 20:07:33) (良:1票) |
67.初期デニーロは、タクシー・ドライバーよりこれが好き。隠れた名作っていう言葉に該当しない映画だけど、意外と見られていないのはなぜだろう。 【みんな嫌い】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2004-10-24 00:45:09) |
66.信じられない。正に、人間わざではない。何と表現したらいいのだろうか。後にも先にも、誰も真似できない傑作です、あのお腹。 【パセリセージ】さん 10点(2004-10-21 23:45:28) |
65.よくぞここまで私生活の愛憎劇や八百長の生々しさを赤裸々に告白してくれたものだ。スポーツマンや文化人だからといって良識人とは限らない。ラモッタの言動にもシンパシーを感じた。もちろん女性に暴力はいただけないが、克服しがたい弱さって人間誰しもある。噂に轟くデ・ニーロの肥満体も目の当たりにし、身震いを覚えた。究極の役者魂を見た。ちなみにボクシング通の友人に言わせると、シュガー・レイ・ロビンソンは史上最高のテクニシャンらしい。 【やすたろ】さん 6点(2004-07-25 17:53:28) |
64.決して共感できない故、文字通り客観的にストーリーを追える映画。本当に今更だけど、この映画のデ・ニーロは凄すぎる。 【マックロウ】さん 6点(2004-07-23 15:42:56) |
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《改行表示》63.うーん・・・ あの太りっぷりはすごい。 疑いもなく超一級の役者だが何よりこの役に取り組む姿勢に脱帽。 ジョーペシはカジノ・グッドフェローズのあの切れっぷりの片鱗が見え隠れしてて良かった。 デニーロとジョーペシが出てなかったらどうしようもないB級の映画でしょう。 スコセッシの映画はどうも後半だれ気味になる。 【DiscA】さん 6点(2004-06-26 20:31:19) |
62.ジェイクに対してとてつもない嫌悪感ばかりがつのったけどその”嫌悪感”という感情を出させてくれたデ・ニーロありがとう。さらにはすごい脂肪のついた腹をみせていただいてこれもありがとう。”太る”ということは自然に年齢を重ねて体重が増えていくというのであれば当たり前だと思うが意識して太るということは難しいと思う。”痩せる”方が「かっこよくみられたい、綺麗にみられたい、健康になりたい」等プラス思考な面ばかりで努力の甲斐があると言える。それとは逆の”太る”ことは「異性からの目が冷たくなる、不健康になる」等マイナス面に片寄ってしまうので太っていくうちに多分私だったら自己嫌悪に陥ると思う。現在ならCGを使えば済むことなのでとにかく「すばらしい!」としか言いようがない。役作りの為にここまで体型を変貌させられるロバート・デ・ニーロとは本物の役者だ。 【tetsu78】さん 9点(2004-06-16 23:45:26) (良:1票) |
《改行表示》61.どんな有名選手でも栄枯盛衰はありますね。デニーロもいいけど、 ジョー・ペシもいい味出してます。 【しまうまん】さん 7点(2004-06-13 12:51:29) |
60.他の方も仰っているがオープニング、カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲が流れる中でのリング上のデ・ニーロの姿が頭から離れない。今回再度投稿しなおしているのだが別にこの作品を見なおしたわけではない。しかし頭から離れないのは恐らくこの映像美が自分の中の「映画」というものの一つの価値観になっているためだと思う。この作品に出会えて本当に良かった。 【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-05-14 17:18:12) |
59.わがままなデ・ニーロにちょっとムカツイタ。といってもこれは映画ですから、本来、デ・ニーロは良い人ですが・・・・ 【ボバン】さん 2点(2004-05-11 23:58:53) |
58.決してお近づきにはなりたくない、がさつで短気なダメ男の映画である。今では語り草になっているロバート・デニーロの変わり身は怖いの一言。ジョー・ペシ演じるジェイク・ラモッタの弟、ジョーイ役について公開当時、描き方に不満があるとしてジョーイ本人がUnited Artistsに対して訴えを起こしていたという逸話があるそうだ。鑑賞直後は二度と観ることはないと思ったが、日が経つに連れう一度鑑賞する気になった。 |
57.ドキュメンタリー…なんだろう。原作本人だし、ドラマというのは不適切かも。でもその生涯はかなりドラマチックに荒れている。ただ静かに生きていたい自分としては全くもって共感できず。不器用にもほどがある。刑務所で自分を責める姿が痛々しすぎる。 【ぷりんぐるしゅ】さん 5点(2004-04-27 15:30:24) |
《改行表示》56.この映画はオープニングの映像に尽きる。これ以上の映像はないくらいに美しい。 そしてデ・ニーロの役者根性が見どころであって、実話だろうがなんだろうが共感も感銘もないのです。この映画の評価すべきところは関わった人々のアーティストとしての仕事ぶりなのです。人生や精神論を学べるものではないですね。ひとりのボクサーのお世辞にも誉められない生きざまをひたすら客観視する映画です。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2004-04-27 08:58:02) |
55.《ネタバレ》 ボクシングシーンが短くて不満。練習シーンもまったくないので、勝った時の興奮・臨場感がまるでない。一人の相手と戦うために練習し、最後に勝利するという「ロッキー」の方が明快・爽快。タイプの違う映画だってことはよくわかるんだけどね…。あと、ジェイクの人生にも不満。勝利のために自分の体重すら律することができなくて、暴力を振るう。あんなんじゃ奥さんに逃げられるの当たり前だし、憤りを感じても同情できない。 【T橋.COM】さん 5点(2004-04-27 01:09:30) |
54.《ネタバレ》 最初は尻を追い掛け回すほどだったのに、結婚してからは毎日喧嘩してしまうという倦怠期の雰囲気がまるで本当にこの2人は実存しているのではないかと思えるくらいリアルでした。あまりボクサーということは関係なく、デニーロが段々と角が丸くなっていくという映画であると思います。 【ちーた】さん 6点(2004-04-14 01:30:29) |