107.《ネタバレ》 ラスト、シャルニエを取り逃がしたと分かったとき!!思わず「まじか」と言ってしまった。 【わんたん】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-03-22 00:47:42) |
106.街が、寒い。灰色で冷たくて、厳しい。息を白く吐いて両手をこすり合わせながら任務につくG・ハックマンとR・シャイダー。きついことにラストも甘くない。厳然としたリアリティと冴えない中年オヤジ二人の執念。自らに酔わないタイプのハードボイルド、心にずっしりと溜まります。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-03-06 00:42:53) |
105.ジーン・ハックマン、いい暴れっぷり。張り込みのシーンとか雰囲気出ていて良かったです。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-02-04 18:43:04) |
104.《ネタバレ》 解体するならしっかり最後までしましょう。一か所残しておくなよ(笑)髭に逃げられたのは残念。 【東京ロッキー】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-31 15:08:40) |
103.張り込み・尾行・追跡・解体の各シーンから迫り来る「犯人を必ずや逮捕する」という素行不良刑事と、「妥協を許さない」という映画監督、それぞれの常軌を逸した執念と仕事へのプライド。唖然とさせられ、敬服させられる私の思いを代弁してくれる相棒の絶妙なキャラクター。どうしようもない結末のやるせなさ。何年経っても色褪せる事の無い忘れじの名作。 |
102.「ダーティーハリー」に通ずる刑事アクションものだけど、 実在の麻薬課の刑事二人をベースにしたお話ということで、娯楽映画でありながらも、 正統派刑事物という印象が強い。犯人との攻防や本格的なカーアクションに見応えがあるが、 主役二人のキャラも見所。強烈な個性でアクの強さを見せてくれるジーン・ハックマン、 相棒役のロイ・シャイダーも渋くてよかった。男臭さがムンムンに漂ってくるような作品。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-26 03:03:26) |
101.《ネタバレ》 いやーいいですね 70年代初頭の雰囲気もいい G・ハックマンの役のハマり具合も最高 高架下のカーチェイス よく撮影したな~ 当たり前だけどCGもなにも無い時代 相当「力」入れて撮影したことでしょう ざらついた荒々しい街の空気感を 今も感じられる貴重な映画だとオモイマス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-11-17 09:09:54) |
100.《ネタバレ》 無駄のない緊密な脚本で、この時期のフリードキンは乗りに乗っていたんだろうなと推察される。続く「エクソシスト」も見事な出来だった。まったく恐れ入るばかりである。 しかし現在の時点で初めて観る方がどのように思うかは分からない。退屈な刑事ドラマとみるか、ハックマンのやたらにあくの強い演技に食傷するか、・・たしかに捜査というものはたいていは退屈なものなのである。初見の時を回顧しながらこれを書いているが、一度観た時は意味不明だった細部が、二度目に観た時に突然パズルのピースを合わせるように合点がいった経験を思い出す。 相棒のロイ・シェイダーとハックマンの二人が、うらぶれた一室で容疑者の電話を盗聴する。どうでもいいような夫婦の痴話話を聞かされて、刑事ふたりがその場で笑い転げる。このときのカメラの冷徹さ。 あるいは、有名なカーチェイスのシーンに至る前に、狙撃されるハックマンのシーンの直前に挟まれる何でもないようなショット。子供が三輪車にのって走る遠方に、NYの電車がガードの上を横切る様子が映される。これはハックマンが車で追跡することを暗示する伏線だろう。 実に見事なものである。これ以外にも、三角地点による尾行のリアリズムといった描写や、いちいち指摘していれば枚挙に遑がない。一見地味なようで、実は華麗な映画なのではなかろうか。こういうものが“映画”だという気がする。 【タカちん】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-01-11 09:54:52) |
99.《ネタバレ》 麻薬組織大捜査線。メインエヴェントはやはり高架下のカーチェイス。70年代前半の技術とは思えない、まるで自分が運転してしているかのように見せる臨場感抜群のカメラワーク。素晴らしいですね。真上の鉄道ジャックと同時進行で描写されていてスリリングでした。ジーン・ハックマンとロイ・シャイダー、ハードボイルドなタフガイ刑事コンビを熱演。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-22 00:55:04) |
98.《ネタバレ》 映画全体に漂うザラついた雰囲気。犯罪の臭い。 手持ちカメラの荒い映像が、犯罪都市のザラつきを見事に映し出すことに成功している。 前半は少しテンポが緩く感じられるが、中盤からの怒涛の展開はほぼ全てが見せ場と言っていいほどの素晴らしい出来。目が離せなかった。 犯人を捕まえるなら手段を選ばないポパイ。暴力行使なんて当たり前。そんな熱苦しいほどの執念を持ってしてもラストは報われずに終わる。現実の虚しさ。 細かいニクい演出が沢山散りばめられており、何度も見ても楽しめる作品だと思う。 まあ、完全に男向けではあるが。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-28 18:44:55) |
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97.《ネタバレ》 ウィリアム・〝サディスト〟・フリードキンが「エクソシスト」より前に撮った作品。 究極のナンセンス、ナンセンスを究めた怪作・奇作です。 なにがナンセンスかというともちろん、数々の犠牲を引き起こしたドイルの執念がほとんど実っていないまま終わるということ。意味なし。無駄の極地。無意味を追求することでシュールな美を目指します。 ドイルの執念がつのればつのるほど、文化的な生活からは遠ざかり(一方の悪党はレストランで豪華ディナー)、周囲の者が犠牲になり、そして成果はほとんど出ない。なんてナンセンス。 なにかフランス人の悪党のほうがマトモであって、ブルドーザーのように周囲を巻き込むドイルのほうがおかしいように思えてきてフリードキンの狙いどおり。 〝追うこと〟そのものが目的と化したドイルの異常さが、最終的に同僚を射殺しても動じず追い続けるドイルに示されています。 クレジットに「現実の人物に似ているところがあったとしてもそれは完全に偶然であります。」という断り書きが、や~けに重々しい英語を使って書かれているのですが、そのわざとらしさに笑っちゃいます。こんなにドイルを異常者にしておいて、そんなことちびっと書いといたからって許されるのかなあ。ははは。 でも続編が作られたということは、ドイルのモデルとなった刑事さんは怒ってないってことよね。有名になれたら御の字ってとこかなあ。 ハックマンってあのアゴに傲慢さや暴力的なものを感じるのですが、そのへんがドイルにぴったりでした。 大スターたちすんごい走らされていますね。寒いとこで何テイクもさせたんでしょうね。サディスト・フリードキンここにあり。役者さんたちはご苦労さまでした。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-11 14:07:50) |
96.「面白いか?」と聞かれると、正直それほどでもないです。が、この映画で重要なのは、徹底してドキュメンタリー・タッチにこだわったことでしょう。そのため序盤では話が見えないところがあったりするわけですが、そのように物語を犠牲にしてでも、リアルな絵作り、雰囲気作りに腐心したことは賞賛に値するでしょう。中途半端な終わり方も、むしろそのリアルさのための演出であったと考えられます。改めて見ると、たとえば『太陽にほえろ!』に与えた影響の大きさがよくわかります。それ以外にも、1970年代の日本のドラマは、この映画にかなり影響されているのではないでしょうか。ポパイのキャラクターも、“アンチヒーロー”の70年代にふさわしいですね。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-13 17:00:57) |
95.《ネタバレ》 迫力あり. 尾行,張り込み,大捕り物.刑事モノの醍醐味満載.ドーナッツを放り投げるシーンが好きです.あの仕草.ポパイの全て."FROG-One"との静かな対決も見応えあり. 【RTNEE USA】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-02-14 01:14:02) |
94.《ネタバレ》 40年前の作品なので、今となってはストーリー的には至って平板に思える。だけど、当時高い評価を得たことが頷ける力作でした。覚醒剤ルートを追及する刑事たちの執念が画面から強烈に放たれていました。特にジーン・ハックマンの泥臭いしつこさは特筆もので、車で電車を追いかけるシーンはかなり魅入ってしまった。それ以降の刑事モノに結構影響を与えているのではないかと思います。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-15 17:41:23) |
93.セリフも説明もほとんどないまま、淡々とおっかけっこを撮ったアクション(?)。後半の派手な チェイスはともかく、前半が分りづらく退屈。硬派というべきか。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-21 18:16:59) |
92.これを観ると、少年の頃大好きだった「あぶない刑事」を思い出す。これがかっこいい時代もあったのだよ。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-06 18:52:37) |
91.ニックネームの由来の説明が無くても、乱暴で型破りな男をポパイと呼んでいることになんの違和感も持たせないどころか、他の呼び名は考えられないくらいにまで馴染ませているのはハックマンの容姿によるところが大きいのだろうが、それでもよりにもよってポパイですよ。ハリー刑事がダーティ・ハリーと呼ばれるのとはワケガ違う。ポパイというニックネームにリアルさがあるし、ポパイというニックネームを耳にしても不自然にならないリアルな世界観が作り上げられている。個人的にはイーストウッドやマックィーンのかっこいい虚構の刑事が好きなのだが、ちょうどそんな虚構のヒーロー刑事が活躍していた時代に突如現れた不健康そうで汗臭そうで胡散臭そうで言葉遣い最悪で、それでいていかにも存在してそうなオッサンってのは衝撃だったと思う。相棒のロイ・シャイダーが目立たないのもまたリアルなんだけど、こちらはもうちょっと活躍してほしかった。そんなリアルな世界でのカーチェイスは言うまでもなくシビレル!この作品の最大の魅力であるリアル感は、実在の刑事と実際の事件をモデルにしているというところからも得ているのだろうが、リアルに描こうとする部分と楽しませる部分が相反しないことを証明しつつ、ちゃっかりと豪快なカーチェイスやスリリング且つコミカルな尾行シーンなどの「見せ場」も用意する。これがまた中途半端にならないのがアメリカ映画のソツの無さでしょうか。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-14 15:58:24) |
90.殺し屋が乗る電車を車で追うシーンが凄かった。凄い執念。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-05-11 15:40:17) |
【色鉛筆】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-03-20 12:07:57) |
88.ジーンハックマンとロイシャイダーという、今考えると贅沢な二人組み。ニューシネマのあの見終わった後の寂しさもまたいい。映画が好きになった時、まず、かじったのがニューシネマでした。ホントは正統派の映画を観て、それからニューシネマを観れば、骨太のストーリーを好む、健全なおっさんになったろうに、ニューシネマから入ったものだから、映画の中で人が死んだりするのが何でもなく感じられるオタッキ-なおっさんになってしまった。でもジーンハックマンって絵になるよなあ。余談ですが、悪徳保安官のハックマンとこの映画と同時期に創られた「ダーティハリー」のイーストウッドがたたかう映画「許されざる者」がアカデミーを獲ったのは面白い。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-12-20 00:52:50) |