94.夫も子どももわからなくなるというくらいまで進んだ認知症の人が、このようなお話をふつうに理解し、さらにはたった五分でも記憶を取り戻すなどということはないんじゃないだろうか。また身分違いの恋が、こんなふうな展開になることもまずないんじゃないだろうか。そういう違和感が最初から最後までどうしてもぬぐえず、あまり楽しめなかった。ただ雨でずぶぬれになることで、上品な世界に身を置いていた自分を忘れる、という展開はリアルだった。 【小原一馬】さん [地上波(字幕)] 4点(2012-03-15 02:37:55) |
93.「物語」はまさに王道で、丁寧に進んでいくので感情を動かされて涙腺崩壊しました。 【*まみこ*】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-26 03:17:36) |
92.《ネタバレ》 原作未読。王道のラブストーリーだが楽しめた。レイチェル・マクアダムスは「きみがぼくを見つけた日」(09年作)で初めて見て以来、ちょっと気になっていた女優さんだったし(順番おかしいけど)、1940年代アメリカの雰囲気も好きだ。不満といえば途中で完全にネタばらしされる事かな。安心して力が抜けた。7年越しの手紙についても、もっと有効に使える演出アイテムなはず。1通しか読む場面が出てこないなんて勿体無い。365通すべて同じことが書いてある訳じゃあるまいに…。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-21 12:31:15) |
91.《ネタバレ》 ストレート一本勝負のラブストーリー。 波乱があり、障害もありますが、二人のお互いへの気持ちは最初から一度も変わりませんでした。 「君がしたいことは何?」とはじめに尋ねたノアと、一度も尋ねなかったロン。ロンはすばらしい人です。総合力ではロンのほうが上かもしれません。ですが、ノアとロンに唯一差があったとすれば、その一点に尽きます。ノアははじめから「アリー」を見ていましたが、ロンが見ていたのは「アリー・ハミルトン」だったのかもしれません。ノアが、二人の約束の家を完成させた写真をアリーが見たとき、アリーは思い出したようにロンに言います。 「私は絵を描きたい。」 原作が小説のためか、美しいセリフにもたびたび心動かされます。 「ママは最愛の人だ。ママのいるところが私の家だよ。」 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-07-24 14:24:22) |
90.《ネタバレ》 「その二人は私たちだわ…!」記憶が戻ってくるところでは、かなり心を動かされました。ただ、ラストの奇跡があまりにご都合すぎる気がして、でも物語を読み続けるみたいな話にしたらもっときてたなぁと思いました。でも、いい映画でした。 【コダマ】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-01-23 02:31:46) |
89.美しい映画。 老いても、恋愛をしていたいと思える映画。 恋愛映画で泣きたいなら是非。 |
88.あまり捻ることなく直球勝負。「+α」を求める現代の風潮の中で、逆に新鮮さを感じさせる作品だった。観る人によって評価は様々だと思うけれど、素直に感動した。 【wood】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-05-04 19:58:22) |
87.《ネタバレ》 素敵なラブストーリーです。親が子どもの恋愛に介入するとロクな事ですね。でも、アリーの母親が車の中で自分の過去について語るシーンが素敵。最後のほうで「私、どうしたの?」「別に。ちょっと遠くへ行ってただけだ」泣かされます。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 9点(2010-04-19 23:41:33) |
86.《ネタバレ》 まったく期待もせずに観てみたら、予想以上の良さでした。どちらと一緒になった方がより幸せだったのかは分からないけど、少なくともノアと一緒になった彼女は幸せを感じながら人生を終えることが出来たはず。ロンと一緒になった方が幸せだったかもしれないけれど、後悔する事はなかった。最期まで自分を愛し抜いてくれる人と一緒に人生を歩むことは本当に幸せなこと。心が温かくなる映画でした。 【いっちぃ】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-03-22 07:54:20) |
85.《ネタバレ》 どうも、認知症が絡むと後味が悪い。なんか鑑賞後、しんみりします。そういうのが好きな人には良いのかも知れないが、ラブストーリーは明るくハッピーエンドが好きなので、ちょっと好みからずれました。主演2人やジェームズ・マースデン等、出演者は良い演技をしていたと思います。実話ものっぽく仕上がっていますが、違うようなので残念。鳥に囲まれた湖のシーンは綺麗です。 痴呆症になっても、ずっと側にいてくれて大事にされているので、お金は無いけど男選びは間違ってなかったようですね。 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-03-16 18:30:14) |
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84.《ネタバレ》 認知症の妻に読む自分たちの物語、ともに死ねたらいいねと付き合い始めのカップルは思うものですよね。理想的なロマンスを映画にした映画です。Too Romanticかな。アリーの両親の気持ちもわかる。。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-22 16:24:30) |
【K】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-02-06 11:41:43) |
82.若きし日の純愛をさわやかに描き、かつそれを年老いた現在にうまくリンクさせている。純度の高い恋愛映画で見ていて爽やかであると同時に目頭も熱くなった。 レイチェル・マクアダムスのいきいきした表情が素敵。 【MS】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-01-18 05:58:22) |
81.《ネタバレ》 ある意味、私の理想の夫婦像かも。 こんな夫と年老いていけたら幸せです。 ただ最後の一緒に死を迎えるという愛の奇跡の終わり方より、 ダンスの直後にあっちへ行ってしまったアリーに 翌日、また最初から物語を読んであげる…っていうのが私的には現実感があって良かったかなぁと。 【奈緒】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-06 19:39:34) |
80.《ネタバレ》 老人が老婆に、ありふれた青春恋物語を語るシーンから、映画は始まる。 このシーンから、私のなかにひとつの疑惑が生まれた。 その疑惑は深読みではなく、物語の骨子だったことが、中盤に分かる仕組みになっている。 要するに、この映画が愛物語に内包した謎は、簡単に解かれてしまったということだ。 あとは後日譚だ。それはさっぱりとして、気持ちいいが、後味は無い。 そういう映画だったということだ。 【IKEKO】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-20 01:48:03) |
79.若者には若者の、老人には老人の思い描くファンタジーがあるとしたら、こちらは後者の傑作。最初から展開が読めるからこそ、老人も安心して観れるのだからこれでいいのだ。全ての老人ホームに常備すべし!白鳥の湖ならぬアヒルの湖のシーンがなんとも可愛くて良かった。端正な美女というよりちょっとファニーフェイスのアリーには白鳥よりアヒルがお似合いかと。正直言ってあのエンディングは余計だったなーと思ったが、もし自分が老齢となってこの作品を見たら、たった数分しか取り戻せない愛情に繰り返し打ちのめされるノアの姿が切なすぎて、本当の終わりを見届けるまで安堵できないような気がする。自分は今30代だが、もう30年ぐらい生きて今の自分の未熟さ傲慢さを微笑ましく思えるぐらい成長したら、あのエンディングにも素直に泣けるんじゃないかと思う。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-10-09 12:01:17) |
78.《ネタバレ》 野戦病院でナンパしたジェームズ・マースデンの顔がすごいことになってたんで笑いをこらえつつ、超ベタベタなラブストーリーながらも、生涯アリーに一途なノアの献身ぶりに自分を重ね(またまた、自分をかっこよく見せようとするぅ)、ああいう夫婦生活を送れたらいいなぁと憧れを感じたのは事実。子供たちも世話を放棄しつつ、最愛の夫のことも記憶から消えてしまっても、妻に付き添うなんて、果たして僕にもできるかしら。メルヘンですね、ポエムですね(By山城新伍)。そういえば新伍ちゃんもあれからどうなったか気になりますね。月曜日にワイドショーのニュースをすぐ訓示に使う上司に聞いてみます。最近は、「草なぎ剛みたいにお酒に飲まれると信用を失うので注意しましょう」という、暖かい言葉をいただきました。 |
77.渡り鳥が象徴的だった。 鳥のように自由に、冬が来て去って春が終わりまた帰ってくる。 凄い直球の恋愛ですな。 一つだけ不明な点があるんだけど、あの施設って、あの家あった場所ですかい? 関係ないけど、Xメンで目からビーム出してた婚約者が案外いい奴。 これでふられたことがショックで目からビーム出せるようになったのだろうかと勝手に想像。 【ひで太郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-04 12:22:29) |
76.こういうド直球の恋愛映画って、まだアメリカにも残っていたんですね。そういう意味で感動しました。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-01-08 22:04:31) |
75.《ネタバレ》 恋愛の様々な苦悩が出てきます。恋が周りに壊される苦悩…ひたすら待つ苦悩…忘れられない苦悩…手放す苦悩…そして、追い続け結ばれた人がまた離れるのを諦められない苦悩。 正直、女性名が題名につく恋愛映画(という名の半コメディ映画)のような爽快感はないです。でも好きです。 配役では、ガーナー翁が最高に素敵です。不器用だけど一途。朴訥だけど情熱満点。思えば...「大脱走」のメンバー陣は皆そんな魅力があったなあ。今となっては貴重な持ち味ですね。 【plala*】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2009-01-05 15:27:36) |