101.まだ映画化も決まっていない頃、原作を読んだ。文章が濃密なため大長編であるかの印象を受ける物語だったが、もしもマイケル・ベイ監督なら、原作のエピソードをすべて忠実に映像化しても、二時間強でまとめられるだろうなと感じていた。で、個人的には大好きな阪本監督。というわけで、本作を見たのだが・・・。ダラダラと長く感じるわりに大事な説明は一切なく進行していく。いい役者を揃えているし、スケール感もあるし・・・なのに。編集、音楽スタッフを何故、わざわざハリウッドから招いたのかが謎です。まったくいい仕事してません。脚本は原作のいいところまるでなし。せめて如月の過去だけでももう少し丁寧に描いてほしかった。全体的に、自衛隊の協力を得たことで、逆に映像化してはいけないエピソードなどもあったのでしょう。追加撮影、再編集で、完全版でも作ってもらいたいものです。 【いさいさ】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-06-10 22:12:07) |
100.《ネタバレ》 非常に勿体無い映画だと感じた。 個々の役者達の演技・盛り上がりそうな様々なプロット・・・上質の娯楽作品を構成する要素は沢山あるのに、ただの美味しくない寄せ鍋の様な映画になってしまっている。 他レビュアーの皆さんも書かれてますが2時間で納める事が元々不可能だったのでは? もし有るならば「完全版」を観てみたい。 【たくわん】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 3点(2008-04-07 12:50:57) |
99.「途中で寝た」とかいうコメントはレビュワー様に確認する事なく、ほぼ100%削除・・・しているそうですが・・・ごめんなさい。ちんけな説教を2時間も聴かされてご覧なさいよぅ。あ、原作は10点満点ですよ、マジで。 【Kの紅茶】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-01-27 00:16:18) |
98.2時間では勿体無い作品。3時間完全版とかないんですか?役者が皆素晴らしいので、のめりこんで観れた。ただ、説明不足な点が多く、「誰それ?」「何でこうなるの?」という疑問点が鑑賞中に何度も出てきた。また、『ザ・ロック』的な展開はもうやめにしようよ。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-01-12 08:35:00) |
【ジダン】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2007-11-06 07:06:51) |
96.都合よく「ザ・ロック」も「ダイハード」も「沈黙の戦艦」も未見のうちにこの映画にたどり着いたので、パクリとかは気にしないで純粋に楽しめた。 まあ、リアリティとかあまりこだわらないので、普通に楽しめたと思う。なにぶん見てから一年くらい経つので、詳細は覚えてないです。 【SAKURA】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-09-09 19:42:06) |
95.《ネタバレ》 このテーマにこのストーリーなら、リアリティを追求しなければいけません。登場人物の背景や動機はともかく、仙石先任伍長は10回くらい死んでないとおかしい。これだけ不死身なら、ダイ・ハードのブルース・ウィリスと戦っても楽勝でしょう。でも映画自体は足元にも及ばない。そもそも脚本化に無理があったのでは?超豪華キャストの演技だけが許せました。 |
94.真田広之は今、渡辺謙と双璧を成す役者だと思う。無理な展開には目をつぶる。 【あるまーぬ】さん [地上波(邦画)] 8点(2007-08-01 03:23:00) |
93.《ネタバレ》 グソー、ダイス、辺野古ディストラクション、テルミットプラス…など耳慣れない言葉を吐く自衛隊のお偉方、モールス信号や手旗信号などマニアックでベタな小ネタ、何の活躍もなくこれといったエピソードもなく次々と死んでいくビックな俳優方、怒鳴るばかりの平泉成、ヨンファな貴一…。戦争戦争とは言っても艦内だけに留まったためか、どれをとってもチープとゆうか陳腐というか。人間臭い真田広之と屈折した勝地涼の妙な師弟関係だけがちょっと良かった。 【ちゃか】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-06-06 14:40:30) |
92.まあ、たしかに”パクリ”ですね。でも、かなり良質の”パクリ”だと思います。何であれ、とにかく最初にやったヤツが一番凄いっていう、いわゆる”オリジナル至上主義”に懐疑的な私にはとても好印象の作品です。だって、「ザ・ロック」も「ダイハード」も「沈黙の戦艦」も観たことない人が観たら絶対に面白いと思うでしょ、コレ。それぐらい、仕事としては丁寧だと思います。豪華俳優陣が時折見せる迫真の演技には素晴らしさを感じましたし・・・。それから、過度にリプレイ&スローモーション&しつこいBGMをやらなかったところもいいですね。そういった部分の演出が鼻につく有名作品が多い中、主要人物があっけなく死んでいく本作の演出はある意味リアルでよかったと思います。亡国云々というところは別として、撃たれる前に撃つというのが実戦の鉄則、今の日本(人)にはそれができない、っていうテーマに関しては真摯に受け止めておいて損は無いでしょうね。 【長毛】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-02-11 01:52:26) |
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91.《ネタバレ》 かなり期待大で観にいったのだが、終盤は時計を気にしてしまった。テンポが悲劇的なまでに悪く、話が盛り上がらない。映画化・映像化する部分を見誤っている感は否めない。ボリュームたっぷりの原作を二時間に収める時点で、相当覚悟はしていたが、それにしても肩透かし。舞台がイージス艦であり、一応「アクション」の看板を掲げたのなら、現代海戦シーンをしっかり見せないと話にならんじゃないか!このあたりを疎かにしているから、イージス艦を敵に回したときの怖さが全く伝わってこない。今時「レーダー画面上をミサイルが飛んでいって、目標艦の機影が消えた…」→「撃沈しました!」なんて演出じゃ誰も納得しないと思う。真木蔵人も何のために出てきたのか不明。ていうか、F-2もあの程度の飛行シーンじゃ、わざわざ実機を飛ばす必要があったのか疑問。俳優陣は、キャラらしいキャラも与えられず、それぞれの人となりがよく分からないうちにどんどん消費されて(死んで)いく。あと、勝地・真田両氏が缶詰食料を食べているシーンには激しく落胆。テンポというものを分かって編集しているのだろうか? 【カシス】さん [映画館(邦画)] 3点(2007-01-17 16:30:55) |
90.「顔」がすぐれた作品だったので、阪本順治監督に期待したのだが、、、。進行につれ、中井貴一が日本人じゃないように見えてきた。真田広之はさすがに歳をとったなと思った。がんばっていた。しかし、豪華キャストがいかされず、残念。 【ジャッカルの目】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-01-16 21:31:20) |
89.《ネタバレ》 前でかなりの人が書いていますが、ザ・ロックに似ています。イージス艦の強さがあまり伝わってきませんでしたし、アクションもあんまりでした。最後の旗振りもザ・ロックっぽい(笑 【腰痛パッチン】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-01-04 21:35:06) |
88. 他の方も書いていますが、それぞれの登場人物の行動の動機がつながりませんでした。どうしてそうまでして・・と不思議に思う点がたくさんありすぎて、素直にストーリーに入っていけない、そんな映画でした。 【海牛大夫】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-01-02 11:40:41) |
87.役者はいいのだがストーリーが駄目だね。船を乗っ取りにいたるまでの動機が弱いように思う。 【doctor T】さん [DVD(邦画)] 1点(2006-12-24 16:49:04) |
86.《ネタバレ》 アクション映画としては、「沈黙の戦艦」よりも面白かった。やっと邦画もここまで来たか、と思うことが出来たし、画面から伝わってくる重厚感には圧倒させれらt。特にいそかぜ海戦シーンは迫力満点。ただ、原作を読んでいないとわからない所多し。ジョンヒのキャラクターなんてその典型。ヨンファとの関係や水中キスシーンなど、原作未読だと完全に意味不明。何だかよくわからない内に死んでいってしまったような印象を受ける。その他、菊政や船務長、はたまたヨンファに至るまでキャラクターが説明不足だったように感じる。確かに、原作は前後編併せて1000ページ以上あるわけだから、無理もないといえば無理もないんだけどさ。まぁ、そういった不備もあるけれど、楽しませてもらったので良しとする。 【ドラりん】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-12-20 00:27:21) |
85.《ネタバレ》 坂本順治は、予算のある映画撮ってはいけない。もうすべての役者が陳腐であきれる。特に真田広之。せっかく、たそがれとラストサムライで「いい芝居するなあ」と感心していたのにかなりがっかり。ダイハードのブルース・ウィルスじゃねーか!それと中井貴一!どうしても北朝鮮工作員(でもないのか?)に見えない!中井貴一だ!こんな映画に金をかける暇があったら、もっと渋い坂本順治らしい映画を低予算でたくさん作ってくれ。 【如月CUBE】さん [地上波(邦画)] 3点(2006-12-02 23:14:53) |
84.これって「原作読んでないヤツは理解しなくていいよ」な映画なんだろうな。 ストーリーでよく分からない点が腐るほどある。副長がどうしてヨンファに味方するのか、船員達が何故副長について行くのか、その理由がよく分からない。副長は息子が死んだことを発端にヨンファに同調していったのであろうし、船員達も「日本がくさってるから立て直す」とかそういう思想的な点で副長についていったのだろうとは、推測できるが、そのへんの説明があまりに不十分。だから、どうにもストーリーにのめりこめない。 他にも、いったい、ヨンファと副長との間には何あったのか、防大生はどういう経緯で死んだのか、ヨンファはそもそも船を乗っ取っていったい何がしたかったのか、如月はいったいどういう過去を背負ってあの船に乗り込んだのか、その他諸々とにかく、まるで描き切れてないものだから、物語に深みも何もあったモンじゃない。 あの、女格闘家みたいなヤツの存在もなんだか分からないし、如月との水中キスはいったい何の意味が?如月が死ぬ間際、副長に親父の話をするのは何のこっちゃ? さらに言うなら、この作品のテーマの「もはや国とは呼べない日本」というのが、いったい何を持ってそう批判されているのか、全く伝わってこない。日本の何が気に入らないの?日本を亡国とまで言うまでに、いったい日本には何が足りないの?そのへん大事なテーマなんだからきっちり描いて下さい。 たぶん、原作読んでれば分かるのか知れないが、原作読んでるの前提の映画なら、最初から「この映画は原作を予習してから見て下さい。原作を知らない人が見ても楽しめません」と前置きしておいて下さいね。 アクションシーンもやはり日本映画の限界を感じる。銃撃シーンはそこそこ楽しめたけど、爆発シーンあたりは金がかかってないのがよくわかる。 ラストで艦船が沈むシーンがお粗末なのはまだいいとして、最初に「いそかぜ」によってミサイル攻撃される別の艦の撃沈シーンが、遠くで炎上してるワンカットで終了って、手を抜きすぎじゃないか? ところで、ラストシーン、主人公の決死の手旗信号でナントカ爆弾(名称失念)による攻撃を寸でのところにやめさせることに成功するわけだけど、どのみちそのあと、船は沈没するわ、生存者はなんだか主人公1人だけみたいだし、それなら、別にナントカ爆弾使ったって特に困らなかったんじゃぁないの?(笑) 【椎名みかん】さん [地上波(邦画)] 5点(2006-11-12 14:06:06) |
83.内容に関しては正直、良く分からない。イージス艦にしろ、どのくらいすごいのか分からない。国の名を出せないことも分からない。現実問題その国は、民衆を苦しめる独裁国家であり、テロ的行為を行っているのにも関わらずである。その姿勢が映画全体に蔓延していて、政治観をもたないつくり手が私達に何を語るのか。ただ主人公役、真田広之と勝地涼は好きな役者である。ひいきめかも知れないが、緊迫した演技には見るべきものがあった。勝地涼は、ドラマ「永遠の仔」や「「さとうきび畑の唄」など地味ながら、今後も期待したい。 【wish】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-11-11 15:08:35) |
82.”いったいいつになったらこれが戦争であることを理解するのか!”このセリフは強烈でした。実際この映画のような状況になったとして平和ボケしている今の日本は迅速な対応をとれるのかどうか?湾岸戦争時は全く反応できず、イラク戦争時はアメリカのいいなり、自分の生きてきた時代の日本を見ていると、、、不安だー! 【maemae】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-11-04 00:34:45) |