70.結局僕はこの主人公に共感できなかった。やはりあの、明るく笑ったと思ったら次の瞬間に頭を抱えて憂いの表情で苦悶する情緒不安定な青年を受け入れられなかった。所どころに良いなと思う場面はあったのだけど・・・。“うわっ、ジェームズ・ディーンや!”という感動に匹敵する程の何かを、映画を通して感じられなかった。残念。 【よし坊】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-05-30 21:51:22) |
69.《ネタバレ》 むう。延々とぐなぐなうらうら軟体動物みたいな動きでラリってんの?みたいなジミーはともかく(今あの動きに近いのはショーン・ペンか香川照之じゃない?)、人の内なる善と悪との葛藤ってのは判るんですよ。何を以って善とするか悪とするか。その価値観や表現の仕方の違いが生み出す摩擦。だけど聖書背負った映画なモンで、大前提に絶対的良識があって、内に悪魔が棲んでたり罰が与えられたりするように感じてしまうのが自分的に引っかかりました。始めにテーマありきで生まれてきたようなキャラクターばかりで、言動が神にコントロールされているみたい(レタス前とレタス中とでジミーの態度がコロリと変わるのもよー判らん)。あと、結局ジミーのキャラが表現しようとしていたモノは、あのヒロインが自分を語ったコトで全部済んじゃってるんじゃない?と。あのヒロインの物語にすればそれで完結してしまうんでないの?みたいな。やっぱりジミーのキャラにシンパシー感じないとキツいですかねぇ。映像的にはシネマスコープにキレイにハマった画がステキざんした。ついでに、有名なテーマ曲が一般的なイメージよりも実際はアップテンポなのね。いつの間にやらスローにしちゃったのは誰やの? 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-16 01:28:34) |
68.《ネタバレ》 ジェームス・ディーンの作品は初めて観ました。正直、写真でしか見たことのない人でしたので動くの初めて観ました(笑)思ったより小柄で声の高い感じなんですね。ストーリーはちょっと難しい感じで進んでいきますが、父親の誕生日パーティーあたりからは、ジェームス・ディーンかわいそう~(頑張ったのに)&兄貴腹立つ~~ですね~。ちょっとおとなしい作りですが、時代背景を考えると仕方がないですね 【Kaname】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2009-02-13 21:48:15) |
67.《ネタバレ》 結果的に「エデンの東」(つまりこの場合は戦場)に追放されたのが兄というところがどうもひっかかってしまうのだが、この物語の「カインとアベル」の逸話からの翻案ぶりは実に巧みで面白い。ただ、翻案ぶりは面白くても物語そのものはべつにどおってこともないのかもしれない。それでも最初は甘えたガキンチョにしか見えなかった主人公が、話を追うごとに徐々に、父からの愛情を与えられなかったゆえの歪みという影を見せてゆく様相にはひきつけられる。主人公が父と共に画面に映し出されるときは決まって画面が斜めに傾いているのだが、一見「歪み」を表現するのに安易なようで、実に効果的に観る者を不安な気持ちにさせていると思う。最後の最後。泣かせどころの大一番、死を前にした父の息子へのお願い(看護婦をやめさせろ)で軽く笑いをとりながらほっこり感動させるってのがハリウッド映画のソツの無さである。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-02-05 16:54:19) |
66.《ネタバレ》 白けるポイントはいろいろあったけど、兄貴が母親に会った後、列車で行ってしまったきりになるという残酷さが一番ですかね。ジェームス・ディーンの演技も来るものはなかったです。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 5点(2009-01-31 21:33:30) |
65.母が絶賛するのですごく期待して観たのだが、肝心のジェームス・ディーンにイライラさせられっぱなし。これが母性をくすぐるって言うのか~???と、彼の良さが解りませんでした。っても映画はそれなりに良かったかな。今の時代だったらちょっとベタだが、雰囲気出てました。にしてもあの結末は兄ちゃんがかわいそすぎ!まあ、ディーンがツボにはまる人にはたまらん映画なんでしょう。私には兄ちゃんの末路の方が気になったが・・・。 【あっかっか】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-12-18 13:10:28) |
64.内容的に魅力を感じられる部分がなかった。 ジェームス・ディーンも、単なるガキといった風情で魅力を感じない。 ただし、映像的には素晴らしいものがある。 これが1954年製作だとは到底思えない素晴らしさ。 しかし、映像技術だけが先行し、内容が全く伴っていない。 まるで、最近の流行りの日本映画のようだ。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-09-16 23:38:06) |
63.俺は悪だから親に愛されない、とか言ってひねくれたガキんちょの話。 途中までは良いんだが、後半の無理矢理な展開と人物の浅さがひっかかって良いとは思えませんでした。ジェームス・ディーンの姿勢の悪さが印象的。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-03-21 11:52:16) |
62.ジェームス・ディーンは確かにかっこいいですが、ただそれだけですね。ストーリー的にはあまり面白くありません。 【くろゆり】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-02-10 21:51:12) |
61.《ネタバレ》 一つ一つのシーンを取り立ててみれば何も突飛なことはしていないのですが、家族内の心理関係を丁寧に積み上げることで、きちんとまとまった作品になっています。主人公は意外に行動自体は大人しいようにも見えるので、もう少し暴走して兄との対比を際立たせてもよかったような気もしますが・・・。それにしても、最後は兄がイッちゃったままで何のフォローもなしという荒技にはちょっとびっくりしました。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-07 03:07:23) |
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60.J・ディーンの代表作といえば、やはりこの映画でしょう。彼なくしては、この映画は成り立たなかったと思います。これを最初に見たので、J・ディーン=キャルのイメージが焼き付いてしまい、他のを見ても、キャルが出てると思ってしまう。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-11-12 23:38:23) |
59.《ネタバレ》 「兄ちゃんは善で、おいらは悪だ・・・」と、とんでもない! キャルよ。君のお父さんに対する愛は本物ではないか! この世の真理の一端を見事なまでに群像化したまぎれもない傑作。いや~、ジェームズ・ディーンの生き生きとした演技には目を見張るものがありますなぁ~。配役が本当に見事ですな。エイブラが女学生にしてはちょっとおばちゃんくさいなと思ったんだけど、よくよく考えてみれば大人っぽさがなければならない役柄なんですよね。全体的にはクセのない画作りなんだけど、ところどころ野心的なショットを入れてるのにも印象的です。 【あろえりーな】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-10-21 00:31:51) |
58.《ネタバレ》 善悪とは何か、愛とは何かを考えさせられた作品。アロンとキャルは双子の兄弟なのに、なぜかアロンは善、キャルは悪と見なされていってしまう。キリスト教の陰の部分が暗喩的に表現されているような気がしてなりません。また、映画の最後の方で、アブラが、「人に何かをしてあげるだけでなく、人に何かを求めることが愛を表現することになる」といったようなことを言いますが、その趣旨は私の胸に強く残りました。人を愛するってことは、その人を同じ立場として認めることなのでしょうね。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-30 23:12:36) |
57.《ネタバレ》 混乱の時代、善と悪の区別もつかない。ベタな話だとは思うが、キャストと演出の良さがこの作品を名作にしていると思うし、今観ても胸に響くものがある。ただ、キャルが悪人でないにせよ、ラストにアロンが救われるシーンは欲しかったな。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-19 23:13:37) |
56.《ネタバレ》 愛されたいキャルの気持ちが十分に伝わってきました。お金をプレゼントとして渡した後の父親の言動がツラくて見ているこっちまで心が痛みました。ラストシーンが良かったです。ジェームズ・ディーンかっこいいなぁ。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-02-04 23:55:17) |
55.《ネタバレ》 ジェームズの上目づかいがめちゃ印象的やった。あの瞳がキャルの内面をすべて映し出していたと思ふ。。ただ,ほんま兄ちゃんかわいそうやよな~‥。頭突きでガラス割って,そのまま戦場にGoー!!恋人までキャルに心奪われちゃってサ。。その点,スカッといきやせんよネ~ 【小星】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-07 00:36:52) |
54.巷の評価と同じくジェームズ・ディーン三部作は、このレビューでもやっぱり本作→「ジャイアンツ」→「理由なき反抗」の順になっちゃうんですね。自分はエリザベス・テイラーとディミトリ・ティオムキンのテーマ曲の大ファンという事もあって「ジャイアンツ」を特別ヒイキにしてるんですが・・・。んでこの映画、内容云々よりテーマ曲のが印象的です。昔、NHKで一年に一度やってた「映画音楽大全集」で「風と共に去りぬ~タラのテーマ」と毎回トップ争いをしていたのを思い出します。今あの番組が製作されたら、「タイタニック」あたりが断然トップに来るのかな?カザン監督のシネマスコープを意識しての緻密に計算された鋭角的なカメラワークは、ブラウン管で観た場合効果は殆ど上がっていないような気がします。やはりこれは、大画面で見てこそより深い感銘を残す映画のひとつ。「サリナス」っていう地名や「キャル」「アブラ」といった登場人物の名前の語呂がやけに良く、レタス畑の風景とともに郷愁をそそるんですよ。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-08-25 15:30:00) |
53.《ネタバレ》 皆様本当にごめんなさい、私にとってこの作品は合いません。レタスを積んだ列車で寝そべるジェームス・ディーンを見たときは感激しましたが、ちょっとそりゃないよの連続なのです。端的に申しますと夜の移動遊園地でキャルとアブラ(もうちょっと年の若い人、使えなかったのかな)が語り合うあのシーン、妙に明るい照明で映画館の「緊急出口」よりも目立ち、プロだからなんとかせぇよという天邪鬼的な心境になってしまったのです。また後日見た「理由無き反抗」「ジャイアンツ」の方がよっぽど屈折した人物を演じきっていた気がしたのです。いい話とは思うのですが。また出直してきます。 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-04-16 23:51:34) |
52.《ネタバレ》 はっきり言って、SMAP主演の安ドラマを観ているようでした。主役だけが必要以上に輝き、脇役は太刀持ち・露払いでしかないという感じ。だって、兄貴が何か悪いことをしましたか? それなのに、婚約者を取られ、母親の存在を知らされ、狂気して出征する。しかも、フォローらしいフォローもなし。悲惨すぎます。正直者はバカを見る、ということでしょうか。 【眉山】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-03-28 11:26:56) |
【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-03-05 14:48:12) |