163.《ネタバレ》 複数の統一感のない感想を持ったので箇条書きで。 ・映画の原題はOut Of Rosenheim。邦題のほうがセンスいいじゃん、と感心していたら、英題がBagdad Caféだった。残念! ・主題歌?挿入歌?のI'm calling youは聴きおぼえのある曲。こんな都会的退廃ムード漂う曲も意外に合うのね、選曲センスいいじゃん、と感心していたら、この映画のために作られた曲だった。驚愕。 ・日本人的にはありえないシチュエーション(旅先で夫婦喧嘩した後に女一人でアメリカの国道を徒歩移動し、たまたま見つけたカフェに長期間居座る。主(あるじ)に無断で大掃除&断捨離。魅力的な外見の人がほぼ皆無。etc)が妙に気になり、よほどの映画通にしかわからないような深い意味が隠されているのでは、とかなり集中して鑑賞したが、みなさんのコメントを読み、そんな細かいことは気にせず単純に楽しめばいい、と知りすこし安堵。 【la_spagna】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-09-23 00:24:16) |
162.《ネタバレ》 ジャスミンがブラを少しずつずらしていくシーンで思わずドキドキしちゃったじゃないか。どうしてくれる。邦画だと「ホテル・ハイビスカス」なんかが近いのかな。DVDのパッケージに「オシャレな著名人が絶賛」みたいな酷い宣伝文句が並んでいて、最初は斜に構えて観ていたけど、だんだん登場人物のこと皆が好きになっていました。「仲良しすぎるのよ」と言って出て行った女性も、いいバランスだったなと思います。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-25 04:00:40) |
161.主人公の女性に魅力を感じなかった。別な女優さんで適役の人がいなかったかなあ。特に絵のモデルのシーンは思い出したくない。カフェの女主人もヒステリックな描写がどぎつすぎる。唯一、J・パランスの存在が多少救いかな。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 0点(2012-12-22 23:12:28) |
160.にわか映画通として、避けては通れないがにわかなだけに評価に苦しむ映画。 この映画をきちんと評価できるかどうかに映画通としての深みが、自己が問われる映画。 つまり、観ていて、おれはいますごくいい映画を観ているんだ! という心地よさを得られ!なんとなく2回3回と観ている内になんとなく良さが分かってきたような気がするスルメ映画なのだ! 一回観てうなれなかった人は何度も観たらもしかしたら映画通の仲間入りできるかもしれない。がんばれ、おれ! 【おでんの卵】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2012-12-08 22:18:45) |
159.《ネタバレ》 砂漠のように乾いた心に水を撒いてくれるような大人のためのおとぎ話。こういう一風変わってるけど、実は皆いい人という設定は惹かれますね。 映像も独特なセンスで、どこを切り取ってもポスターにできるような良く考えられた構図でそれを見るだけでも飽きません。「コーリング・ユー」のフレーズも印象的でした。 【TM】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-10-28 12:17:26) |
158.5.5点といったところ。四捨五入で6点として投稿します。 【K】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-08 23:59:41) |
157.《ネタバレ》 本作は私の観た映画の中で、観れば観るほど評価が下がった映画の筆頭です。フィルムに色をつけちゃう奇抜な手法とあまりに有名なテーマソング『コーリング・ユー』が紡ぎ出す世界はまだ耐用限度を保っているけど、如何せん中身がなさ過ぎる。ジャック・パランスが新境地を開拓するいい演技だったのは良かったんですけどね。 バグダッド・カフェを去ってゆくクリスチーネ・カウフマンが理由を訊かれて「だって、あんたたち仲が良すぎるんだもの」と答えるのですが、このセリフは私の感想でもあります。 そういやパーシー・アドロンって最近名前を聞きませんが、どうしちゃったんでしょうか? 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-05-14 23:54:20) |
156.《ネタバレ》 「名作」とあちこちで紹介されているこの作品。序盤はあまりのスローなテンポに不安になった。しかし、ブレンダがジャスミンに心を開き始めるあたりから物語は俄然面白くなる。まったりした雰囲気の中、頭のネジが外れたような連中が交錯していく様は、もはやコメディと言っていいと思う。ブーメランやポロリなど、理解不能な演出もなんだか微笑ましかった。ジャスミンが現れたことによって、ブレンダをはじめ「バグダッド・カフェ」に集う人々に変化が表れていくが、ジャスミン自身も知らない土地で心が洗われ、別人のように生まれ変わったのだと思う。最初の登場ではジャスミンは真っ黒の服を着ているが、終盤でブレンダと再会した時には真っ白のドレスに身を包んでいた。黒から純白へ、彼女自身の心も変化していったということだろう。2人が満面の笑みを浮かべながら抱き合うシーンはこれまで観た映画の中でも屈指の美しいシーンだった。「あぁ、いい映画を観たなぁ」と素直に思える、そんな映画でした。 【mickey】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-04-11 12:48:12) |
155.《ネタバレ》 何か起こるようでいて、何も起きていない。 外観がもたらす緩やかさのなかに、人の内面が作り出す温かさがある。 とても心地よい時間を過ごすことが出来た。 【黒猫クック】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2012-03-24 08:46:31) |
154.イケメンも美女もいない。派手な演出があるわけでもなし、とくにこれといって物語に起伏があるわけでもない。だけど良い映画だと思いました。雰囲気?不思議な映画です。うまく言葉で説明できない。荒んだ心が洗われる。つまらない人にはとことんつまらない映画でしょうが自分は好きです。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-03-24 04:01:22) |
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153.《ネタバレ》 まったり。こういうお節介おばちゃんよくいるね。内容的には手品で繁盛していくあたりから、ん?って感じでしたが。「変わり者が集う砂漠の中の憩いの場」っていう設定が全てでした。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-19 16:08:45) |
152.砂漠の中のオアシスという感じで悪くない。夫に置き去りにされた女と夫に逃げられた女、やはり相通じるものがあったのだろう。最初はうまくいかなくても、手品という魔法で万事うまくいく。主題歌はもちろんすばらしい。蛇足ながら映画の完全版は108分 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-19 00:12:29) |
151.《ネタバレ》 最初の方を見ていると、何が起こるのかと少しドキドキだが、結果的にはほのぼのとした方向へ進んでいってなんだかホッとした。ブレンダは、前半ヒステリックな面が多くてあまり好きにはなれなかったが、次第にジャスミンを認めるようになっていくと、そうでもなくなった。一人の異質な人物がやってくることによって、元々いた人たちが影響されていくという内容は、決して珍しくはないだけに、物語に大きな意外性はない。物語の面白さよりかは、映像や音楽、登場人物の雰囲気を楽しむ作品かもしれない。なんで急に手品?オバハンのポロリ?!ミュージカル?とかいろいろ思うところはあるが、まぁ良しとしたい。多くの人が既に触れてはいるが、主題歌の「コーリング・ユー」は、印象的で、この作品での重要なファクターでもあったと思う。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-02-16 23:15:50) |
150.音楽が良い、これは確か。ジェヴェッタ・スティールにまず完敗。ストーリーは何が起こるでもなく単調で、小津安二郎的。雰囲気に完全に持っていかれた。 2022追記:そしてある程度年取ってから見たら超名作だったので、10点に変更。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-11-06 15:32:36) |
149.一見ヒューマンドラマっぽい印象を受けるけど、雰囲気で見せるほうの映画。 演出と映像は確かにA級レベルなんだけど、ストーリーの後半がちょっと安直で、 かなりガッカリ度が高かった。これならずっと淡々と描いてくれたほうが良かったかな。 テーマ曲の"コーリング・ユー"は、やっぱりいい。ただ全編を通じてやたらバックに流れてきて、 この曲にかなり頼っている印象を受けた。何とも気怠い、 このミステリアスな曲調に合ったストーリーが、他にあったような気もするんだけど・・・。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-13 05:04:33) |
148.《ネタバレ》 ジャスミンとブレンダが初めて出会うシーン、最高に素晴らしいカットで、このあと、ストーリーがどんなマヌケな展開になろうが許せてしまう、そう思えるほど印象的できれいでした。コーリング・ユーがこんなにも似合う映画、もう2度と出てこないと思います。 【ramo】さん [映画館(字幕)] 10点(2011-07-05 00:17:46) |
147.《ネタバレ》 20代の頃に観た時は、何も感じ取るものがなく、なぜ世間がそれほどに評価するのか理解できずにいました。それから二十数年が過ぎた最近、気が滅入る程に散らかった家を大掃除し、その精神的な影響の程を大きく感じた瞬間に、ふとこの映画のことが頭をよぎりました。そんなわけで、何となく気になりだし、とうとうDVDレンタルして二十数年ぶりの鑑賞。今回は完全版というヤツを観ました。覗き穴から撮ったみたいに周囲が丸くつぶれた映像が挟まれたり、露出不足で暗くなったかと思うと灼熱のように明るくなる事故なのか意図的なのかなんだかよく分からないオープニングや、あまりにも「ポットが拾われたことに気づいてくださいね!」とアラームのごとくピンク色に点滅主張する画面など、ちょっと「ダサイじゃん」と感じるクセもありました。けれど、約20年前にはほとんど何も感じなかったこの映画に今回は微笑みや癒しを受け取りました。ラストのオチに存在がなくてはならないトラックオヤジとの絵のモデルのやりとりなんてすっかり記憶から消えていましたが、今回の鑑賞ではとても印象に残ったし、「そういえば20年前はあんな感じの太った女性を置いたイラストレーションや絵画がよくあったよなー」とノスタルジックな気分にもなりました(彼女のヌードに魅力を感じ取れるようになった自分に、ちょっとした驚きも)。映画全体どぎつくフィルターかけた映像も、そういえば公開当時はコマーシャルフォトの類にはけっこう流行ってたスタイルだったような気もして、そうしたことごとも加味されてか、なんだか元気のあった懐かしい時代にリフレッシュされる感じがしました。ともかく、意外で些細な何かで、人なり社会なりの元気って取り戻せるのかもしれないと、そんなふうに感じました。他人に勧めるには相手をかなり選ばなきゃいけない感じがあるので、7点を迷いながらの6点ということで・・・ 【だみお】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-03 00:46:47) |
146.やめてくれー!それ以上もう見せないで!…こう思ったのは私だけじゃないはず。 【akila】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-05 04:32:36) |
145.ヨーロッパの人はアメリカのだだっ広く乾いた大地に憧れがあるのかもしれない。 でもってそこに自分の国の女性を「幸せをはこぶ人」として置いてみた映画。 ジャスミンの鷹揚で控えめポジティブ、来るものは拒まずなキャラが要なのは確かでも、役者としてよかったのはブレンダ役のパウンダー(この人好き! 「ER」や「ロボコップ3」にもでてたな)とルーディ役のパランス(06年没)のアメリカ勢。 イエローやレッドのフィルターで作りだした色合いの中で、しょぼくれた人間たちが元気をとりもどしていく。 完全版・DC版とある人気作ですが、タイトルと"Calling You"でヒットした感もなきにしもあらず。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-23 00:45:17) |
144.《ネタバレ》 「鑑賞はディレクターズ・カット版です」 ハイこの音楽ね!有名ですねこれは。この映画に使われてたんだ~ 細かい説明的な描写がなくいまいち各キャラ位置が分からない状態ながらも、段々とこの独特の世界観に気がつけば入っていっておりました 個人的には後半のマジックショーはちとやりすぎ…かな このゆる~い雰囲気がいいか、退屈でメリハリが無いと感じるか 好みの分かれるところデスネ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-19 07:49:06) |