169.世の中いろんな人がいるからね、アメリカに暮らしていればもっと実感できたかも。 【マンデーサイレンス】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-02-11 09:59:50) |
168.《ネタバレ》 人生において滅多にない・・ 「え?コレってもしかして以前見た映画だった?」という複雑な感覚を味合わせてくれた数少ない映画の一つです。およそ30分、鍵屋と娘のくだりになるまで再鑑賞に全く気づかなかった映画です。アカデミー3部門受賞がにわかに信じられませんが、2000年代前半は妙に真面目な映画が多く受賞していますので、ある意味正しいのかもしれません。 人間の人生、何がターニングポイントになって人生が変わるのか?また、善も悪も単純ではないという趣旨のメッセージがあるような映画ではありますが、、とにかく全体的に散漫になりすぎて全く感情移入しづらい作りです。最終的に話が繋がったところで別に大きな意味を持つわけでもないのでさらに評価が難しいというジレンマ。 レベルの低い話で申し訳ないですが、無意味にラストが繋がって楽しめた映画といえば「パルプ・フィクション」が一番でした。また大きな教訓じみた話としては「悪の法則」のほうがインパクトがあって恐怖と共に楽しめました。個人的には鍵屋と娘の生活だけスピンオフで描いてくれたらもっと楽しめたかもしれません。あの外見でイイお父さんなのはホッコリします。。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-01-31 16:48:27) |
167.人には良いところも、悪いところもある。人種と銃の問題を取り上げて、入り乱れるアメリカを 映し上手く作られている。アメリカの社会に銃がなければ、どれほど良いだろうかと思わせる。 銃で利益を得ている人間を排除できないアメリカの課題が見えてくる。 テーマは悪くはないんだが、作られすぎているためか、感動は少なかった。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-10-24 23:18:35) |
166.多くの人々の群像が同時並行的に進行する。徐々につながっていきある事故(CRASH)に集約されていくのだが、その事故は単なる通過点の一つでありあまり事故の重要性は感じられない。登場人物全てが、それぞれ変化を促したくなる様な一癖を持っており、それなりの変化を感じさせる人とそうでない人がおり、みんなが幸せになれるというような単純なストーリーでないところが面白い。事故(CRASH) にもっと重要な意味づけがなされていればもっと面白くなると思う。好み30/50、演出10/15、脚本12/15、演技5/10、技術7/10、合計64/100→6/10点 |
165.《ネタバレ》 登場人物が多すぎて最初は不安になりましたが、後半で色々な人間模様があり見応えのある映画でした。 前半は人種の問題が関わってるにしろ皆さんギスギスしすぎでしたね。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-05-10 00:51:41) |
164.もう、この作品は脚本の勝利でしょう。 この手法でいうと、全く違うテーマですが「ラブ・アクチュアリー」を思い出しました。 (僕も iPhone ムービーを撮るべく脚本の書き方の本を買って勉強してみたので、その難しさは何となく分かります(笑) ただ大きなテーマである人種差別については、なんだかガチャガチャしていて陰湿な表現が少なく、今イチ深刻さが伝わって来ませんでした。 【プラネット】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-03-30 23:26:36) |
163.人種差別問題を扱っているが、結局は個々人の問題も大きいと感じるし、複雑な構成をうまく作った映画。 とても評価できるが、感動はしにくい。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-24 23:04:25) |
162.一見バラバラなエピソードが、すべて有機的に結びついていく様が見事。現実にはあり得ないでしょうが、ものすごくリアリティがありました。ちょっとほっこりさせつつ、「でも結局、何も変わらないんだろうなあ」という余韻を残す終わり方もいい感じ。そして何より、登場人物たちの葛藤や多面性を真摯に描いている点がいい。すぐに完全無欠の「カリスマ○○」「天才○○」が登場し、万事解決してしまう日本の映画やドラマとは、えらい違いです。 余談ながら、“主役”のサンドラ・ブロックは、よくぞこんな“端役”を引き受けたものです。当時、暇だったんでしょうか。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 9点(2014-09-27 18:06:31) |
161.最近のアメリカ映画はいいのがないなぁと思っていた時にとんでもないものが突如あらわれる。アモーレス・ペロスを上品にした感じ。 |
160.米アカ作品賞、脚本賞ですか。私には「何で?」って感じです。共感できるものは人それぞれですからね。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-05 19:10:33) |
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【pillows】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-02 17:54:55) |
158.《ネタバレ》 アカデミー賞も受賞したポール・ハギス監督の脚本は見事です。群像劇でありながら無用なキャラクターが一切なく、それぞれが悩みを抱え他人と衝突(クラッシュ)し、悲劇と救いを生み出していく。いくつかの話の中で特に印象に残ったのが、人種差別主義者の警察であるライアンが事故車から奥さんを助け出す場面、それから黒人窃盗団の一人が以前「バスの窓があんなに広いのはオレ達を見下すためだ」と決めつけていたのに、いざバスに乗ってみると車内に座っていたのは自分と何ら違わないマイノリティの人々だったという場面でした。 ただ初監督作品としてどうだったと考えるとやや苦言を呈さない訳にはいきません。素晴らしい脚本に対し、劇的な瞬間をカメラに捉える手際が野暮ったい感は可也あります。例えば、真面目なドア修理人の男に逆恨みしたペルシャ系の親父さんが発砲してしまう場面。ここは状況的には凄く盛り上がるはずだし、監督もそうしようとしているのでしょうが、娘が飛び出してきて発砲を受ける瞬間の捉え方には明らかに素人臭さを感じてしまいます。リックの奥さんが階段で足を踏み外す場面も同様で、足が滑る瞬間をスローモーションで単にアップで映しているのには笑ってしまいました。スローである瞬間を映すのがドラマチックとでも勘違いしているのかな? それから群像劇として脚本が素晴らしいと前述しましたが、物語の核でもある人種差別描写が映画の物語の構成上無理矢理入れたとしか思えないんですよね。ロスと言っても正直登場人物の殆ど全員があからさまな台詞を吐き過ぎだと思います。もっと自然ににじみ出るような人種への憎しみが見たかったです。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-25 00:29:47) |
157.群像もの。善人でも悪人でもない人々の小さな気分の揺れが、大きな善になったり大きな悪になったりすること。やくざな警官が必死の救助者になったり、正義感ばりばりの新入り警官が人を撃ってしまったり。そういう社会なのだよ、という諦めを語ったのか。希望を語りたい・夢を持ちたい、という前提で社会を点検してみたら…、というスタンスなのか。妖精のマント。昔のアメリカの「社会もの」は、白人と黒人との対立だけですんでいたんだけど、いまは複雑で、アラブ人と間違えられて襲撃されるペルシャ人もいる。少数民族は優遇されすぎてるという白人の不満も高まっている。希望や夢を持つことが難しい状況が蔓延している中で、何か手探りしようとしている意志を感じる。希望そのものを歌うより、希望を持とうとする意志を模索していることに希望を持とう、と控え目な控え目な夢を語っているような。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-10-31 09:39:32) |
156.これって結局「人世はいろいろあるよ」ってことだけでしょ?つなぎ合わせのストーリーでまるで一貫性がない。「まあ、大変だったね」の一言で終わる映画です。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 4点(2013-01-19 18:51:24) |
155.《ネタバレ》 ハイウェイでの交通事故から、物語が始まる。 複数の話が交錯して、微妙に登場人物が関連している。 偶然が幾つも重なって登場人物が関連しているので、リアリティは感じないが、お話としてはよくできている。 人種のる壷である現代アメリカの抱える問題が垣間見えて興味深い。 人種差別者の警官が黒人女性を自動車事故で救い、その警官を批判していた若い警官がヒッチハイクの黒人を誤解から撃ち殺してしまったのが皮肉。 人間は光と闇、どちらの要素も持っていて、流れや状況次第でどちらにでも転びうるということか。 交錯する話の中では、透明マントのエピソードが良かった。 女の子が撃たれたのに、傷一つなくて、急にファンタジーストーリーになったのかと思えば、ちゃんとオチをつけてくれる。 脚本が綿密に練られていて、しっかりしているので、観ていて変なストレスは感じない。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-12-06 18:04:43) |
154.《ネタバレ》 一度見ていたのに、覚えてなくて二度レンタルしてしまった。なんか話が作られすぎであり得ない。どんだけ狭い世間で生きている人々なのか…。あまりにも無関係の人々がみんなどこかで関係しすぎ。舞台はどんな田舎だよっ‼ 【だみお】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-11-14 18:36:47) |
153.《ネタバレ》 自由の国アメリカが抱える闇の部分を全部並べて見せたようなこの映画、もちろん見てて心地いいワケはないんだけど…案の定、かなりホロ苦な後味で。 もちろん終盤にかけて「良心」もちゃんと描かれてて希望もわずかに感じられはするんだけど、実際長くロサンゼルスに住んでたアタシとしては、あんなもんじゃ到底ホンワカした気分にはなれないわ…。 怒りや憎しみは感染力の強い病気みたいなもの、世の中にはイヤなことも理不尽なこともたくさんあるけど、だからってみんなが憎しみをバラ撒いてたら…みんな感染しちゃってサンドラ・ブロックが言ってたように「毎朝、起き抜けから機嫌が悪い」ってことになっちゃう。 映画の中では善意の伝播も描かれてるけど(TVプロデューサーが車泥棒の黒人少年をかばう→黒人少年が密入国したアジア人を解放する)、いかんせん善意は憎しみほど感染力が強くないのよね…。 いいことあったから皆さんにおすそわけ!ってより、ムカつくことあって八つ当たりしちゃった…ってことのほうが断然多いもの(アタシだけ??)。 …聖人のように清く正しくってわけにはなかなかいかないけど、あんまり人にイジワルしてたらバチが当たるから自重しなきゃね。 憎しみの連鎖を積極的に断ち切ろう!とは言わないけど、蔓延のお手伝いだけは避けたいわ。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-13 18:03:42) |
152.《ネタバレ》 人の心の奥深さや矛盾をうまいこと突いてくるなあと思った。人の心は多面体、誰でも黒い面、白い面をちょっとずつ持っている。終わりのないスパイラルの様な差別や憎悪を前にして立ちすくみそうになるけど、その上で映画としての回答を控えめに出してみせている。人物みな存在感あるけれど、差別主義をおおっぴらにしていたM・ディロンと、彼に不快感を感じ袂を分かつ二人の警官のエピソードが強烈に皮肉が効いていた。ちょっと呆然とした。この映画が用意したのは空砲を選んだペルシャ人の娘。武器を最初から放棄した彼女の選択こそが女の子とその家族、自分の父親をも救うことになった。社会の片隅で、確実にほぐれた偏見の一端。見事なエンディングだったと思います。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-08-14 15:54:49) |
151.《ネタバレ》 まず、サンドラ・ブロックあんまり出てないよね まぁいわば最初と最後にでてきて階段から落ちただけ(苦笑) これがアメリカの現状の「一部分」なんだろうけど、あれだけいろんな人種の方々がいたら、そりゃぁいろいろあるわなぁ ロスとか住んでみてぇーーなんて憧れ心はあるけど、実際物騒でとても住めないだろうね やっぱり日本がいいわ(笑) 多くの人物をこの時間枠の中で描いた手腕はお見事 ロスの乾いた空気感や退廃的な雰囲気がよくでてる でもなんか狙って造りました感を感じちゃうのは、どうなんでしょうか そんな印象でゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-07-31 09:44:34) |
150.アカデミー賞受賞は謎ですが、確かにアメリカの内情を描いた作品なのかも。多人種国家における日頃の問題点。矛盾や正義。。。。うん、そうだよね、そうだよね、な作品だった。脚本はうまくできてると思う。大好きなマット・ディロンが初めてアカデミー賞に呼ばれて嬉しかったなぁ。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-07-18 01:34:45) |