70.《ネタバレ》 ちっちゃいな。スケールも。漢も。おっきいのは妻の愛だけ。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-07-15 00:33:03) |
69.木村拓哉の格好良さ、壇れいの美しさ、笹野高史の好演技などが際立っていました。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 8点(2008-07-08 17:47:04) |
68.こじんまりしているというか思っていたより平凡な話でした。笹野さんの演技が良かったですね。 【ギニュー】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-06-29 19:18:57) |
67.《ネタバレ》 タイトルや広告ポスターから、だいたいどのようなシーンが展開されるかかが分かっていて、観る者の期待の通り「勧善懲悪・夫婦善哉」的なシナリオが淡々と進んでいく。木村拓哉と檀れいの美しさに心打たれたり、坂東三津五郎の狡さに許せない気持ちになったりするのだけれど、あまりにもまとまりすぎて、当たり前すぎてそれ以上のものが感じられませんでした。 例えば、檀れいが家を飛び出した後本人はすごく苦しんだだろうとか、木村拓哉も忘れようとしながらも三津五郎と檀れいの密会が頭に浮かんでもっと悩むだろう、檀れいを責めるだろうとか、三津五郎が檀れいを手込めにする生々しさとか、そのあたりの煩悩苦悩やドロドロした所をもっと泥臭く観せてほしかった。 そのようなシーンがあればこそ、夫婦愛とか武士の一分が非常に尊く、映画の中でも 輝いてみえるような気がします。これは監督のポリシーというかスタイルによるところなのでしょうか? いいのだれどそれだけの映画で終わってしまうのが自分は残念。 なお、木村拓哉の師範である緒方拳の口調は、現代的すぎて、あまりに緒方拳らしすぎて、道場の師範役というか時代劇にはミスマッチではなかったかと思います。 【たくみ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-06-15 21:18:51) |
66.ラストシーン、新之丞が芋がらの煮つけを口に入れた以降、つまり加世との再会の場面は蛇足かなと思ったら、やっぱり原作には無いんですね。原作未読でも、徳平が飯炊女を雇いたいと言った時点で加世の帰還は想像できるし、「この飯はお前が炊いたのか」「芋がらの煮つけでございます」のセリフで確信することができる。芋がらを食い、新之丞が懐かしそうに微笑み目を潤ませばそれで十分のシーンだっただろう。余韻ある映画史にも残りうるシーンになりそうだったのに、そのチャンスを逃した山田監督は何を考えてあんなラストにしちゃったのだろう。普通に考えればこの時代劇の見せ場はあの「果し合い」の場面だろうが、監督は夫婦げんかと仲直りのメロドラマを描きたかったんだな。やっぱり大衆劇の監督なんだな。そう思えばいいんだな。 【ちゃか】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-05-20 18:10:40) |
65.武士の精神を安っぽく映した大衆映画と思いながら、あくまで否定的に見ていたが、結局あっというまの二時間で久しぶりに映画に集中できた。 それだけ単純であったのかもしれないが自分としては好きだ。 最初は木村拓也に見えていたが決闘からは完全に三村新之丞であり惚れ惚れとした。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-06 08:28:07) |
64.今回も最初から最後まで波乱一切ナシ、非常に分かりやすい(逆に言えば単純過ぎる)映画でした。ただ作品自体は、どうしても『たそがれ~』『隠し剣~』よりさらにこぢんまりした印象です。主役のインパクトもどんどん小さくなってるし、最後に戦う相手がどんどん小物になっていくのも問題。今回のなんて『たそがれ~』の大杉漣と同格だし。あとあまりに狙い過ぎなあのラスト、僕もどうかと思います。『隠し剣~』のラストも個人的にはヒドいと思ったが、これはそれ以上。 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-04-21 21:40:56) |
63.《ネタバレ》 前の2作と比べると苦しい。が、見所は十分にありました。 心配していたキムタクも、失明後の演技は見事。 ギラギラと、鬼気迫る目が凄かったです。 ラストの殺陣のシーンがあっさりしすぎていたのが残念。 【ふくちゃん】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-04-11 11:51:57) |
【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-03-22 08:05:03) |
61.《ネタバレ》 武士の生き様がカッコイイですな。キムタクの演技も、目が見えない人間の動き、剣の使い方、方言、もろもろうまくこなせてた。悪いヤツはばっさり斬って、離縁した嫁さんは戻ってきて、わかりやすいハッピーエンドな展開ですが、素直に面白かった。あえて文句をつけるなら、目が見えないのに剣が使えるようになる・・・その修練の過程が描かれていなかったので、「何でコイツ、目が見えないのにこんなに強いの?」、とちょっと思ってしまいました。 【椎名みかん】さん [地上波(邦画)] 8点(2008-03-13 22:29:15) |
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60.《ネタバレ》 ほぼ原作どおりの展開、というところにホッとしました。キムタクの演技も結構良かったし。注文を付けるとすれば2つ。まずは「修練」について。原作では落ちてくる木の葉を気配だけで狙い打つという描写がありましたが、これは是非入れて欲しかったですね。キムタクは剣道経験者ということもあってか、木刀の扱いは結構サマになっていたので、制作サイドにその気があれば十分に描ききれたと思いますし・・・。もう1点は最後のシーンですね。原作では妻が家に帰ってきたことを主人にははっきりとは伝えずにあえて「飯炊き女を雇った」という風にしておいて、主人は主人で離縁した妻が帰ってきたことを何となく気づきながらも、その女がつくった飯を口にして「この女の飯はうまいな。これかもずっとこの家にいてもらおう」みたいなことを言い、それを聞いた女(妻)はたまらず台所へ身を潜め、うれし泣きの声を悟られまいと必死に声を殺す・・・という感じだったと思います。たしかに少しわかりにくいかもしれませんが、やはりこっち(原作)の方が観た人はグッとくると思うんですけどね。「語らずともわかるだろ?」っていうのは大事だと思いますよ、ホントに。最近は洋画邦画問わず、「分かり易すぎる描写」にこだわりすぎだと思います。商業的にはそっちの方がいいのかもしれませんが、それでは作品に奥行きが無くなってしまう。実にもったいない。「わからん奴らは放っておけ」ぐらいの傲慢さもときには必要かも。 【長毛】さん [地上波(字幕)] 6点(2008-02-28 02:01:50) |
59.《ネタバレ》 この映画は「武士の一分」、それにつきますね。 男なら?これに魅かれてしまうのではないでしょうか?私はそうでした。 眼が見えなくなり、嫁を犯され、身分も剣の腕も上の相手に武士の一分だと、死を覚悟して静かに挑む姿。 ひそやかな、こじんまりとした映画ですが、そこが見どころですね。 その敵役が、いかにも悪者と言った感じで、勝負が卑怯な形で終わってしまうことが残念ですね。 キムタクも眼が見えなくなってからは、いつもとは違う演技で100点とはいえませんが、及第点はつけられると思います。 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-26 01:24:06) |
58.キムタク主演の時代映画ということで、どのような味を出してくれるのか興味を持って観た。盲目になってからの木村の演技は思っていた以上に良いものだった。が、ストーリーは至ってシンプルなゆえに、にじみ出るような奥深さの表現や人間味の表現が重要なのは言うまでもない。木村は残念ながら表現でききれていないというのが率直な感想。主人公が若い武士という設定だが、萩原聖人や浅野忠信あたりのほうが、奥深さや味を表現できたのではないか、、、とさえ思えた。この映画での見どころは笹野高史の渾身の演技に尽きる。 【ぱたぱた】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-02-12 23:28:11) |
57.脚本を基本から勉強し直した方がいいというような内容だった。妻の葛藤を描かずただ告白にまかせるのはどうだろうか?盲目でありながらそこまで強くなれたのはどうやってだろうか?原作を知らないが、基本的な筋はそれとして、描写するべきはそういう場面ではないだろうか?俳優陣はがんばっていたと思う。特に桃井かおりは素晴らしかった。 【とと】さん [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 2点(2008-01-28 19:26:48) |
56.藤沢周平、好きです。 でもこれはなぁ...。 三部作の一番目を高評価しただけに、どうしても比べてしまう。 【さや】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-27 02:51:31) |
55.《ネタバレ》 前提として・・キムタクが嫌い(「金麦」の妻も嫌い)なので、これまでこの作品を観てこなかったのですが、知人の強力な推薦により、しぶしぶ・・見ることに。いや、意外とよかったですわ。大きな会社の役員が揃う本社や官公庁でサラリーマン生活したことがある人は「わかるな~」って感じじゃないでしょうか。仕事の愚痴や同僚の話し方やらリアルにサラリーマンでした。キムタク臭がいいところで発揮されていて、ちょっと自信過剰で我がままに育ってきた若者が障害を得る屈折した心理描写は、キャスティングにも納得できました。三津五郎が演じた悪者も、非常~に納得。部門的に「企画」「財務」「広報」「人事」あたりの賢い担当役付部長や常務あたりにいそうな、いやらし~い出世頭ってあんな感じなんですよね。見て・・いがったです。 【グレース】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-21 18:43:17) |
54.キムタクは悪くありません。立ち回りとか、東北弁とか、憔悴した姿とか、しばしばキムタクであることを忘れさせてくれるほど熱演していたと思います。ただ、どうしても「ジャニーズのキムタク」という色眼鏡で見られるので、正当な評価は受けにくいかもしれません。これがキムタクの最大の武器であると同時に、一生背負わされた十字架なんでしょう。映画の中身は地味&予定調和ですが、まあこんなものか。 【眉山】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-01-20 15:44:15) |
53.全然つまらない。いいところが見当たらないです。二時間ドラマの時代劇。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-01-18 23:16:38) |
52.ストーリー自体は単純で、もう一度見たいという感じの話ではないですが、壇れいさんの美しさや笹野さんの演技など、評価できると思います。 キムタクさんのいつもと違う演技もなかなかよかったです。 景色や映画の色合いが、静かな雰囲気でよかったです。 【sachi】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-01-13 22:52:44) |
51.木村拓哉主演で期待していなかったけど、案外良かった。山田洋次監督の時代劇3部作最後の作品らしいが、これまでの作品と変わり映えしない。良く言えば『期待を裏切らない』出来だが、悪く言えば『マンネリ』。他2作品と比べると一番面白味を感じなかった。それでも味のある日常描写は見る価値があると思う。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-01-12 18:56:22) |