124.《ネタバレ》 勝ち組負け組って概念を向こうの国が気にしてるってことも意外でしたし、一見ハッピーに見えて実は何も解決していないって いうオチで終わらせたこともハリウッド映画らしくないなと思いました。 一歩間違えたらどんよりと暗い話になりそうなところを、娘ちゃんの愛嬌のおかげで爽やかな読後感になっていると思います。 ただ今回の場合はそのカラっとした空気が災いして、見た後に何も残らない中途半端な印象を与える映画になってしまっている んじゃないかと思いました。これは是非日本でリメイクするべき映画でしょう。日本人の手にかかればもっと湿っぽくて救いがなく 見てる者の心をかき乱す作品に仕上がるのではないかと思います。公開されたら私は見ます。心が元気なときに。 |
123.《ネタバレ》 ファミリーコメディー。極端ながら、いてもおかしくないと思わせる主要人物の丁寧なキャラづくりの勝利ですね。そこがしっかりしてるので、ストーリーがごく自然に流れていきます。特に自己啓発セミナー講師の父親のうんざりするほど押しつけがましいのが良かったですね。ファミリーものであり、ロードムービーでもある、二度おいしいつくりです。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 8点(2023-04-23 15:54:09) |
122.《ネタバレ》 アラン・アーキン&グレッグ・ギニア目当ての鑑賞。ウジウジ辛気くさい家族再生ロードムービーとしてそれなりの作りを淡々と眺めておりました。お目当て二人は可も無く不可も無し(これでオスカー受賞???唖然) 目を背けたくなったゲスなミスコンながらも一家揃って舞台での馬鹿騒ぎで場をぶち壊したのには反吐が出ます。まぁ、辛気くさいままお開きになるよりマシと言えばマシなのかもしれませんが・・・ 爺さんの負け犬論に点数の全てを。やらずに後悔するのならやって後悔したほうがマシなのでしょうね。 |
121.ストーリーがとても良いです。人生は苦難の連続です。でも家族がいれば乗り切ることができます。またキャスティングがとても良く、特にスティーブ・カレルが好演していました。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2022-07-23 05:32:07) |
120.全体的に余り笑えるような話でも、感動できる話でもない、中途半端な感じがした。 クライマックスの子供のミスコンは気持ち悪いが、ラストの見せ場は今までの鬱憤を晴らすかのように、笑えたし、ちょびっと感動した。 【miso】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-11-07 22:10:40) |
119.大変面白かったのですが なんで面白かったのかがわからない・・・ 気の利いたスウィーツのような感じ 【ぐりこ】さん [DVD(吹替)] 10点(2020-09-11 19:35:27) |
118.《ネタバレ》 久しぶりに笑ってスカッとしていい余韻に浸れました、ロードムービーは楽しい。 一家に問題児、トラブルメーカーがひとりいるとしたらたぶんこんなタイプだよね、というのがタイプ別に ほぼ揃っているような家族。おじいちゃんがレッスンしてるダンスについて母親すら見もせず放置していたっていうのも問題のひとつだと思われるんですけどね。 トラブル頻発するけど、いざとなれば団結力をみせる家族。バラバラのようでそうじゃない、なんか好きです私。 オープニングからラストへ向けてしっかり下地ができていて、ミスコンのダンスシーンで炸裂しちゃうみたいな。 思わず笑っちゃいましたね。おじいちゃんを途中退場させるのはどうなんだと感じたけれど、あのダンスを見て納得。 オリーヴのダンスが可愛くて可愛くて、ぎこちないからこそいいんですよ。 大人顔負けに歌ったり踊ったりする子供ってなんか痛くて逆に見てられなくなるもん、私。 子供のミスコンなるものへの皮肉、一石を投じるっていうものも感じます。 家族再生と見せて実はターゲットは子供のミスコンだったりして。。。 トニ・コレットはオーストラリア時代の「ミュリエルの結婚」が初見でした、グレッグ・キニアも昔からこっちにもあっちにも出てるよ~ていう俳優で、二人ともコメディからシリアスまで幅広く演じられる、実力派の俳優としてもっと評価されてもいいのになぁ。キニアは主役クラスの女優さんに結構モテモテだったらしいです、人柄がいいんでしょうね。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-03-08 14:23:55) |
117.《ネタバレ》 何気にいいセリフが多かったな その後の家族は幸せになれるんだろうか 【なますて】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-12-28 06:10:53) |
116.《ネタバレ》 グレッグ・キニアのやな性格が、ワーゲンバスで旅する間にいつのまにか矯正されてるのは、失敗した自分を父親が認めてくれたおかげなのかも。 自由人のじいさんは、突き抜けていながら孫娘への愛情が深くて、本当の負け犬とは何かを教えるシーンはグッときた。 パイロットへの夢を絶たれた兄を優しく抱きしめる妹は本当に家族思いで、兄もああされると妹のために旅を続けるしかないよね。 最後のダンスは、コーチがあのじいさんなら多分そうなるだろうなと想像通りの展開。 家族全員一癖あるのを、トニ・コレットとアビゲイル・ブレスリンがしっかりつなぎとめている感じ。 ちょうどいい長さ、のいい映画。 |
115.《ネタバレ》 ストーリーは良くできている。前半で祖父が死ぬも全編に渡ってその存在が空気をまとい、道中で家族の一人ひとりが次々挫折を味わいながらも娘が最後の希望になって一致団結する。ところが、終盤のコンテストを滅茶苦茶にした展開がどうも受け入れられないのは、たとえ虚栄のコンテストだとしても「他人に迷惑かけるな」という考えが日本では根深いからだろうか(人の足を引っ張ればまとめて罰せられる"五人組"という連帯責任だ)。何かを得るには挫折は避けられない。馬鹿にされて終わるのかもしれない。でも、最後に笑えればそれでいい。家族は多くのものを失ったが、本当に大切なものを手に入れた。 |
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114.《ネタバレ》 問題だらけでいつ壊れるか分からない家族(と車)が、末娘のミスコンのために頑張るロードムービー。面白いのはそれぞれが抱えている問題は何一つ解決していないのに、最後には家族が前より幸せになっているという点。奇跡もご都合主義も使わずにこの話を書き上げたのは良かったと思う。 もう一つ、主催者が父親に「ダンスを止めさせろ!」と言われて逆に一緒に踊りだすシーンも良かった。道中に皆を癒し続けてくれたオリーブを護るために、家族が団結して行動する姿をみて胸が熱くなった。 各人のキャラクターの掘り下げが薄い等不足を感じる部分もあり、名作とまでは言わないものの、十分に良作と言える映画だと思う。 【alian】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-12-31 12:40:13) |
113.《ネタバレ》 自殺未遂の叔父。麻薬中毒の祖父。家族嫌いの兄。傍若無人な父。母は結構まともな人物でしたが、旦那に対して少々ヒステリック。そんななか、家族の心をつなぎとめるオリーブの存在。そんなオリーブがミスコンの決勝大会に出ることに。家族総出で応援だー。最初は父も兄も叔父も乗り気ではないんですが、ラストはオリーブのためにみんなの心が一つになるという、極めて自然な家族の再生ストーリー。 プロットは良さげだし、勢いもそれなりにある。でもいまいち物語に入り込めない。理由はいろいろあるんでしょうが、まずそれぞれの人物の背景の描き方が足りない気がします。『リチャードの仕事』『ドウェーンの夢』『おじいちゃんの気持ち』そのどれもが表面的な説明で終わっている気がするのです。誰の言葉もなんか作りものっぽく聞こえちゃいます。 じゃあコメディとして頭空っぽにして楽しめば良いのか?それにしては笑いどころが少ない。マイクロバスを毎回押しがけするのは面白いし、ばらばらな家族を強制的に一致団結させるツールとしては斬新なんですけど、何回もそのシーンが出るのでさすがにくどいです。 じゃあこれはサクセスストーリーなのか?いや、誰もサクセスしていないし・・・。 ラスト、すがすがしそうな家族を見て、一時しのぎの雰囲気で現実から目を背けようとしているんじゃと感じる私は心が荒んでいる?だって、これからの家族のことが心配でならないんですけど。 どうも『現実的』にものを考えすぎる私とは、相性が良くないと言わざるを得ません。ただ冷静に見ても、この作品のウリっていったいなんだろうと思ってしまいます。少なくとも、万人受けする作品ではないし、娯楽作品でもない気がします。 ただ、なぜか全然飽きない不思議な映画です。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-10-13 12:06:36) |
112.オリーヴ役の子が良い。やっぱりラストのダンスシーンがハイライト。それまでは面白いけど、それほどインパクトなし。 【noji】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-02-05 23:44:27) |
111.《ネタバレ》 「人の目を気にしなくていい」とか「どんな困難も家族で乗り越えていく」とかいろんな内容があると思います。 マイペースなノリでとても面白い映画でした。 脱力系なんだけど退屈させないところが良いと思います。 肝となると思っていたミスコンがグダグダな感じだったのに見終えた後でこんな生き生きとした気持ちになるのは不思議です。 とんでもない家族です。 自分の価値観なんて小さなものだと思わせてくれる映画でした。 ある意味で最低(というか負け犬)なのに前向きなのがいいです。 なんか元気の出る映画でした。 じいちゃんはとてもでっかい人間だと思います。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 8点(2015-11-09 22:46:55) |
110.もっと面白いと思ったけど、それほどでもなかった。 |
109.とある出来事を映画っぽくなく映画にした映画。子役が秀逸 【ドクターペッパー】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-09-05 16:57:41) |
108.《ネタバレ》 面白かったです。特にジャンキーエロジジイは最高でした! 【アキラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-06-25 03:31:34) |
107.《ネタバレ》 言いたい事は他のレビュワーさんが大体語ってくれているので一言だけ。 "本当の負け犬とは負けるのを恐れて勝負しない奴だ"というおじいちゃんの言葉に納得。 だからこそ、最後のミスコンには絶対に出場しなければならなかったのです。例え"負けると分かっていたとしても"ね。いくら批判を浴びようが、娘は最後まで堂々と勝負をした。だから決して負け犬じゃない。あの家族なら行く先にどんな困難が待ち受けていようとも難無く乗り越えていける気がする。家族愛に満ち溢れた素敵な作品でした。 【ヴレア】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-05-23 21:35:18) |
【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-28 22:38:29) |
105.《ネタバレ》 毒気のあるオヤヂ、ヤク中のじいちゃん、ヒゲ面の自殺未遂ゲイ男、無表情&無口の兄貴に全然可愛くない娘やらウザイ人間ばっかり出ていて最初はげんなりしたけど最後の方は全員になぜか親しみを感じるようになりました。お母さんは割とまともでしたね。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 5点(2014-01-02 22:44:50) |