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しゃべれども しゃべれども

[シャベレドモシャベレドモ]
Talk, Talk, Talk
2007年上映時間:109分
平均点:6.18 / 10(Review 51人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-05-26)
ドラマ青春ものロマンス小説の映画化
新規登録(2007-05-21)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2023-05-29)【イニシャルK】さん
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監督平山秀幸
原正人(エグゼクティブ・スーパーバイザー)
椎名保(エグゼクティブ・スーパーバイザー)
キャスト国分太一(男優)今昔亭三つ葉(本名:外山達也)
香里奈(女優)十河五月
森永悠希(男優)村林優
松重豊(男優)湯河原太一
八千草薫(女優)外山春子
伊東四朗(男優)今昔亭小三文
外波山文明(男優)末広亭の師匠
青木和代(女優)八重子
水木薫(女優)十河みどり
山本浩司(俳優)(男優)柏家ちまき
安倍照雄(男優)冬風亭みぞれ
中村靖日(男優)橘家ごまめ
飯田基祐(男優)やきとり屋の客
椎名泰三(男優)やきとり屋の客
佐々木史朗〔製作・1939年生〕(男優)師匠
占部房子(女優)実川郁子
脚本奥寺佐渡子
音楽安川午朗
作詞北川悠仁『明日天気になぁれ』
作曲北川悠仁『明日天気になぁれ』
主題歌ゆず『明日天気になぁれ』
撮影藤澤順一
製作アスミック・エース(「しゃべれども しゃべれども」製作委員会)
日本テレビ(「しゃべれども しゃべれども」製作委員会)
読売テレビ(「しゃべれども しゃべれども」製作委員会)
ジェイ・ストーム(「しゃべれども しゃべれども」製作委員会)
読売新聞社(「しゃべれども しゃべれども」製作委員会)
プロデューサー小川真司〔プロデューサー〕
奥田誠治(エグゼクティブプロデューサー)
配給アスミック・エース
編集洲崎千恵子
照明上田なりゆき
その他毎日放送(映像提供)
IMAGICA(協力)
あらすじ
今昔亭三つ葉は、落語家。古典にこだわり、真摯に落語をつづけている。しかしなかなか真打ちになれず、師匠にも今一つ認められていない。そんな三つ葉は、ひょんなことから、3人の人物に落語を教えることになり・・・。
ネタバレは禁止していませんので
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11.《ネタバレ》  下町風情に溢れた、派手さはないけれども非常に爽やかな気分にさせてくれる作品でした。
しかし、故・桂枝雀の芸のインパクトは非常に大きかったですね。本人の姿自体はビデオでほんのちょっと出てくるだけですけど、それを真似る子役の演技が凄かった。ところどころで、枝雀が乗り移ったかのような表情になるんで、ちょっとドキっとしてしまいました。
 ちょっと、恋愛話の部分が拙稚な感じでしたが良い作品だと思いました。
TMさん [DVD(邦画)] 7点(2007-12-16 18:07:08)
10.話が大きく盛り上がるところもなく、淡々と進んでいったのがよかった。落語の話も何度かこま切れで出てくるおかげで、長くなりすぎることなく且つ内容がよくわかってよかった。少し落語を聴いてみようという気になった。
HKさん [DVD(邦画)] 7点(2007-12-08 22:00:01)
9. 落語は初心者ですが、下げの意味も理解できたし落語というものに少し触れた感じです。その初心者から見て、一番上手かったのは、自分で言ってたけど八千草薫だと思いました。
 派手な演出や大胆な展開はありませんでしたが、人々のふれあいが淡々と描かれていて良かったです。冒頭、噺家として伸び悩む三つ葉と、彼と三人との関係が並列して始まりますが、どちらを着地点に持ってくるんだろうと思いながら観てました。どっちかというと彼らとのふれあいを通して~ラスト火炎太鼓てのを想像してたんですが、ちょっと恋愛みたくなってきてて拍子抜けし、なんとなく一門会で成功させちゃうあたりも納得しづらいです。
 何より寄席のシーンが多い割りにその内容があまり惹かれるものでなかったことが、この点数になった何よりの原因。
よーこさん [映画館(邦画)] 5点(2007-11-24 04:49:40)
8.僕は噺家の知り合いが居るので、寄席や勉強会に顔を出す機会があったりするんだけども、この作品に登場する噺家たちにあまり魅力を感じなかった。
それなりに練習もしただろうし、良いとこ取りの編集もしてあるだろうから、上手く喋れているんだけど、何か伝わってくるものがなかった。
作中のセリフでもあったけど、この人たちはただ喋っているだけのような気がした。
寄席の最前列からだと、息遣いとか、指先の震えなんかも見えたりして、師匠クラスの凄い人でも緊張感を持って演じているんだなということがよく伝わってきて、より人間味を感じることができるのだけど、この作品での寄席のシーンは引きの絵が多くて、やや臨場感に欠けていたように感じる。
あと、やっぱり役者に噺家をやらせるより、噺家に役者をやらせた方が作品の質が上がったんじゃないかとも思う。
落語を抜きにした物語もいまいち面白いと思えなくて、子供がいじめから救われた件だけが、唯一の救いだったような気がする。
もとやさん [DVD(邦画)] 4点(2007-11-16 17:09:05)
7.《ネタバレ》 期待が高かっただけにちょっと拍子抜け。まあ決して悪い作品ではなく、原作に届かぬまでも健闘はしています。見終わって第一に感じるのが恋愛感情の描き方の稚拙さ。主人公の片思いの感情にしても、ヒロインとの恋愛の成り立ちの描き方にしても非常に拙い。それでいて最後は抱き合わせたりしてしまうから奇妙に映ります。急激過ぎる。ここは、今後そうなるだろう二人の明るい未来を感じさせるだけで十分だったでしょうに。 関西弁を喋る子役が結構良い味出してます。八千草さんも良い感じ。「まんじゅう怖い」の一節を独り言のように少し喋って「あたしの方が上手いね」と言うけど、確かにあなたの方が上手かった。十河や湯河原など主要の面子の配役は良かったけど、ただ一人、片思い相手の女優さんだけがミスキャスト。おばちゃんにしか見えません(失敬)。さすがにそりゃぁない。
MARK25さん [映画館(邦画)] 6点(2007-09-17 17:57:32)
6.レイトショーで見てきました。それなりの評判を聞いてはいたんだけれど、想像以上に良い作品でした。もっと、評価されてしかるべき。
特筆すべきは、映し出される東京の美しさ。丁寧に丁寧に、江戸から続く現代の東京を拾い上げています。映し出される交通機関は、都電と水上バスのみ、建造物は古びたクリーニング屋さんに、寄席に浅草寺。自動車の雑音や、ネオンを綺麗に消して、聞こえるのは虫の声。水上バスから見える高層ビルやマンションさえも、黄み掛かった太陽でぼかして、着流しの主人公の景色に溶け込ませています。
東京に生まれ育っても、なかなか見ることの出来ない、ステキな映像と、朴訥としながらも活き活きとした登場人物が満載です。
惜しむべきは、八千草薫のキャスティング・・。どうしゃべっても、山の手のおばあさまなんですよね。あの雰囲気は、重要だけど、喋りのテンポがどうにも悪く、いたたまれませんでした。
それ意外は、伊藤史朗の師匠も主演の国分太一もとても良いです。
DVDでもよいので、ぜひ見て欲しい佳作です。
なつこさん [映画館(字幕)] 8点(2007-09-04 00:23:40)
5.《ネタバレ》 レビューでの好評判を見て、映画館に行った。評判どおりの秀作であった。東京の風情がスクリーン上に見事に表現されていた。
主演の国分太一は、役者として立派に落語家を演じ切ったと思う。彼の演じた「火焔太鼓」は迫力があり、面白く、仮にそのまま落語名演集に入れたとしても、評価に耐えうる出来であったと思う。師匠役の伊東四朗と祖母役の八千草薫が話に現実味を与え、流れを支えていた。助演の香里奈は、いつも演技か彼女の地の性格かよく分からない不機嫌な役柄が多いが、今回も、それを踏まえたキャスティングなのか。しかし、彼女が浴衣姿で涙ぐむシーンにはぐっと来た。彼女、意外と演技が上手いのである。また、大阪弁の少年役の森永悠希は表情が明るく楽しい。彼が模倣した、故枝雀師匠の落語を久しぶりに聞いて非常に懐かしく思った。
ウクレレさん [映画館(邦画)] 8点(2007-08-18 23:28:34)
4.主役がジャニーズということで多少心配だったのですが、良い方に裏切られました。TVドラマっぽくない映画らしい映画です。都電や水上バスから観た東京の裏側の風景の美しさも良いですし、わざとらしい過剰なドラマ(突然の悲劇!みたいなアクシデントや過度なサクセス等)を排除し、淡々と進む日常の中のちょっとした変化による各人のちょっとした成長を描いていく構成も見事で、素直に感動できました。役者さんも皆良いです。落語も「まんじゅうこわい」と「火焔太鼓」にほぼ絞っていますので、この映画をきっかけに落語に触れてみようという人にも迷いがなく、落語入門者へもお勧めできます。
Seanさん [映画館(邦画)] 7点(2007-07-23 17:05:56)
3.観る前から予想してたことですが、落語が絡む話ということで数珠が似合う方々が沢山いらっしゃるのではないか?
沢山いらっしゃいました。線香の香り漂う劇場は異様な雰囲気です。
個人的に公共の場所における昨今のご老人方のマナーには疑問を覚えます。
某ハワイアンをテーマにした映画では鼻唄混じりで靴の踵鳴らし、時代劇映画では人の観てる前で平気で立ち往生。
そして今回は煎餅バリバリ。寄席かなんかと勘違いしてませんかね?
 
それはともかく映画ですが。
原作は作者が大好きなので概読です。
原作を知る作品というのは必ず原作と比べてしまうものですが、(そして必ず幻滅してしまう)
これはなかなか安心して見れました。
個人的に去年邦画がかなり頑張ってくれて、今年に入って去年の勢いは何処へ行ったのやらと思ってましたが、
半年経ってようやく面白いのが来たって感じでした。
結構淡々と進む話なので中だるみを心配してましたが、中々に飽きさせないです。
登場人物も一人一人が魅力的でちゃんと見所を抑えてあってグッド。
落語を知らない自分のようなのにも無駄に長々とした説明なんかで白けてしまったりせず楽しめる感じでグッド。
何より力抜いて観れるので肩が凝らないのでグッド。


ひで太郎さん [映画館(邦画)] 8点(2007-06-14 12:02:47)
2.《ネタバレ》 いいなぁ日本映画。肩の力を抜いて楽しめますが、隙の無い、テンションの高い作品に仕上がっています。ゆずの主題歌も爽やかで◎。実は野球好き(特にパ・リーグファン)にもちょっと嬉しいサービス映画となっています。東京ではマリーンズ×ファイターズ戦をTV中継するんですか!?う、うらやましい・・・
denny-joさん [映画館(邦画)] 8点(2007-06-02 23:53:08)
1.《ネタバレ》 五社協定の時代なら「添え物」扱い、後に言う「プログラム・ピクチャー」ですね。でもねぇ、そこがいいのよ、あぁた。映画観てちょっといい気分になれたら幸せってもんでしょ? 都電沿線でも荒川区じゃなくて豊島区舞台にしてるのがいいやね。そう、香里奈いいね。出自がモデルの子って芝居させるとダメで、特に声がヒドイ子が多いんだけど、この子ちゃんとしてる。顔きれいなのに、話し下手こじらせて実家のクリーニング屋手伝ってるなんてありそうだもん。香里奈、化けるかもね。DVD化のさいは今昔亭小三文師匠の「火焔太鼓」フルバージョン付きでお願いします、特典画像でね。三つ葉のはなくてもいいや。 〈追記〉原作読んでみました。エピソードをうまく前後させ、登場人物を端折って、プロットきれいに活かしてますね。小説刊行されてから10年、思い入れの強い読者や、作家のファンの人たちにもきちんとした気遣いが伺える脚色だと思います。舞台の変更は、視覚的効果をねらって玉川上水周辺から都電沿線に変えたんでしょうね。 火焔太鼓一本に絞ったのも正解。落語ファンじゃない人のことも考えてますよ。
shintaxさん [映画館(邦画)] 8点(2007-05-31 21:28:45)
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【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 6.18点
000.00%
100.00%
200.00%
335.88%
447.84%
51019.61%
6917.65%
71529.41%
8917.65%
911.96%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review4人
2 ストーリー評価 7.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review6人
4 音楽評価 6.25点 Review4人
5 感泣評価 5.50点 Review4人
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