19.《ネタバレ》 クラシック名曲の数々を背景に零下40℃の急斜面での“苦行ロケ”、その厳しさがひしひしと伝わってきました。一人では決して成し得ない険しい任務、仲間の重要性を説いていました。強い意志を持った静かな陸地測量部の男を浅野忠信が好演。その妻を演じて歌までも披露した宮崎あおいはやや浮いていた感じです。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-06-04 21:06:33) |
18.最後まですーっと観れたが、あまり面白い映画ではなかった。感動もしないし、緊迫感もない。剣岳の風景は綺麗だが、映画を風景目的で観ないから、付録でしかない。こういう映画では、雪山の厳しさと緊迫感、登頂後の達成感を味あわせて欲しかった。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-05-15 12:55:53) |
17.うーーーんこれはね、なぜか、宮崎あおいに欲情してしまった!夜やってんのかなあ?とか、キモノ姿いいなあとか。だって、なんか、宮崎も浅野も、ふたりでいるとき、なんかニヤケてんだもん。あと、やはり香川がよかったです。話題の山岳の風景は”別にぃ?”って感じです。なんか、なにもないんだよなあ。トシかなあ? 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-05-12 21:52:16) |
16.確かに映像はきれいかもしれない。でも肝心の中身が古くて堅くてつまらない。なんだか監督の自己満足で完結した映画に見える。 【Yu】さん [DVD(邦画)] 2点(2010-05-04 20:26:23) |
15.《ネタバレ》 皆さんが繰り返しおっしゃる様に、風景の素晴らしさ。やはり映画館で見るべきだった。あと、あまり評価が高くない人間ドラマも自分的には、山岳会との気持ちの距離の変化とか見るべきものはあったと思う。それと時間的には短かったが宮崎あおいの可愛さ! ただ、原作どおりなのか、映画オリジナルかわからないが、どうしても一定の年代以上の人が制作に携わると、「軍隊」というものをことさら貶める表現を入れるのは、何とかして欲しかった。その部分だけ映画が非常に安っぽくなった。 【rhforever】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-04-29 13:08:14) |
14.みなさんが書いている通り山の映像はきれいだし、主役二人の地味な演技も良かったです。でもドラマの部分がグダグダでした。 それと単純に音楽がかっこ悪い。年寄りっぽい選曲だなあと思ったら、監督は本当に年配の方でした。なんか納得。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-04-23 21:49:02) |
13.とにかく映像は素晴らしく、本物の迫力という意味では、昨今のCG映像とは比べ物にならないだろう。この辺りは劇場で本作を鑑賞した方がとてもうらやましい。山の上から見る日の出のシーンなどは、“圧巻”というほかない。その映像にかぶせられるクラシックの名曲が良い味出している。だが、ドラマ部分は少し弱い。映像以上のものを脚本でつかまなければならないのに、初めに映像ありきとなっているのは実にもったいない。もう少しテンポをあげてコンパクトにまとめても良かったんではないだろうか。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-04-11 18:42:49) |
12.話題作だったので、観ることに..確かに映像は、すばらしい! そして出演者も好演!..しかし、脚本、演出はイマイチでしたね~ 確か、木村監督は初監督ですよね..素人っぽさがぷんぷん臭ってました(良い意味で正統派..悪く言うと古臭い演出..)..当時の山岳測量登山の大変さが垣間見れたので、観る価値はありました..が、残念... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-01-22 12:47:59) |
11.数年前、何も知らずに?剱岳を登頂、ほうほうの体で帰還した身にしてみれば、とにかく大画面で私の大事な素晴らしい剱岳を観せて頂いて、こんなに嬉しいことはありません!ありがとうございました♪ 【AKO】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-11-16 21:55:18) |
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10.やはり、遊びじゃなく仕事で山に登るというのはかっこいい。自分も毎日仕事で山に登っている身なので、ますます自分の仕事に誇りを持てました。 【ケンジ】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-08-30 19:43:12) |
9.《ネタバレ》 最近,「マイ・シネマトグラファー」という名カメラマンのドキュメントを見て,ふと思った。 ある種のカメラマンたちは、実は監督の才能がありながら、カメラマンをしているのではないかと。 現場の実務とメカニズムを知り尽くしているカメラマンというのは実は,監督としてかなり有利であると思う。 そういえば、巨匠キューブリックも、現場で自らカメラを持つことが度々あったようだ。 それはディレクター不在でも,カメラマンが一人で取材するようなことが往々にしてあるテレビ等の現場を考えても、そう思う。(もちろん監督,ディレクターがカメラマンに劣るということではないです) この映画,あくまで主役は「山」であり、当時の社会情勢や男達の情熱云々というよりも、あらゆる人物が「山」を立てる脇役であったのではないかと思う。だからこそ、ドラマは過剰に盛り上がることもなく、しかし丁寧に、必要十分に描かれている。 エンドロールの名前の出し方がまさに象徴的だ。 例えば「クライマーズ・ハイ」のように「山」を通して何かを描くのではなく「山」そのものを描こうとするというアプローチはカメラマンならではだと思う。 カメラマンは得てして、トリッキーなカメラワーク(クレーンや空撮)を使う誘惑にも駆られるが、あくまで人間の視点を貫いているのも潔い。 CGや合成、編集のエフェクトといった便利なものを、あるから使ってみるという映像の作り方に対して喝を入れているような映像でした。 【どっぐす】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-08-20 00:19:32) |
8.《ネタバレ》 大自然を過不足なくフレームに収めてこれこそ映画だという、いかにも大監督がしそうな勘違いを無批判に継承したような映画。雲の絨毯を眼下に見渡しながらの会話シーンなど確かに声を失う美しさではあるが、一方で映画が一番撮らなければいけない「人と何かとの間」を撮ることには、興味がないのか自信がないのかあまり優れたものを感じない。人が自然と絡む雪崩や転落シーンなどちゃちくてまるでテレビみたいだし、浅野忠信は謙虚だがたまに口を開けば大根だし、香川照之は有能だが顔が決定的にダメで(宮崎あおいはすごくいいけど)、人と人とが緊密に絡む映像とはほど遠い。彼らももし一流の監督にかかればなんとかなったかもしれない。ちうことで所詮半端な2流の映画だが、実際に登山したという収録時の苦労話に同情してまあ6点。CGが発達した今の時代、そんなもの映画の出来に全然関係なくなってきているのだが。 【アンギラス】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-07-04 22:28:12) |
7.映画は完成した作品が全てであって、お金を幾らかけたとか何年かかったとかは関係の無い話です。残念ながらこの作品は、CG使わないとか空撮しないとか物語の順番通り撮影するとかいった手段が目的になってしまっていて、面白い映画になっていません。監督さんの自己満足映画です。監督さんはカメラマンなので脚本や演出については期待していませんでした。でも映像は期待していたのです。剱岳にはもっとすばらしい景色があったはずです。「本物」を撮るという縛りのせいで登山道や人工物が写らないようアングルが限定されてしまったのでしょう。あとで消しても文句言わないのに。長次郎谷の長次郎さんは良かったです。 【ピチクン】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-07-03 19:18:02) |
6.大自然の迫力、緊迫感をスクリーンで観れただけでお腹いっぱいです。この種の映画は映画館で観るべきですね。が、ドラマ部分は微妙、展開も正直退屈です。それにしても、現場にいた皆さんはホント大変だったんだろうなぁ。 【雪駄】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-07-02 23:08:23) |
5.《ネタバレ》 冗長な演出であり、体調を整えて鑑賞しないと眠くなるかも知れない。 だが、CGでは到底表現する事の出来ない「本物」の迫力は十二分に感じ取れた。言い換えるとそれだけで本作の魅力の7~8割は表現出来ていると言える。香川照之の演技は素晴らしい。現代日本の男優陣の中でNo.1と言ったら大げさか? 【たくわん】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-06-29 15:13:43) |
4.手旗信号などは、原作にはない映画ならではの演出で良かったと思う(原作では、日本山岳会の小島氏から電報が届く)。 ただ、映画としては山の風景に重点が置かれ過ぎているが故に、原作にあった人間ドラマとしての深みが感じられない。まぁ、立山連峰を描いたロードムービーとしてみれば良いだけだけどね。 最近、本作だけではなく、『黒部の太陽』の上映会がポチポチあるみたいで、土木技術者(ちょっと方向性は違うが)としては嬉しい限りだ。 どうでも良い話だが、上映が終わった後「新田次郎が原作だったんだねぇ」なんて声が聞こえてきて、新田次郎ファンとしては「オイ!」と突っ込みしたかった・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-06-27 01:24:00) |
3.凄い努力映画だと言う事はスクリーンを通しても十分伝わった。だけど画よりもストーリーの面白さを求めてしまう僕としては、物足りなさを感じた。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-06-25 22:27:38) |
2.《ネタバレ》 自然のあまりの偉大さと、その神々しく難攻不落の頂に挑む男達の姿に感動すると共に圧倒された。しかしそれを拒むかのような、挑もうとする者に試練を与えるかのような本当に神が住むかのような山の意思とそれに挑む人間の意志のぶつかり合いの迫力にも圧倒された。そしていつしか仲間になっていたライバル同士が互いに敬意を表し称えあうラストも実に気持ちが良かった。今後DVDが出たり、TVで放送する事があれば多分また観るだろう。そして多分その迫力に再び圧倒されるだろう。でも、この映画は映画館の大スクリーンの前で圧倒されたい。だから公開中にもう一度は映画館で観ておきたいと思った。こんな風に思える映画はそんなに多くはないと思う。 【とらや】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-06-24 22:21:40) |
1.前から四列目ぐらいで鑑賞した。スクリーン一杯に映し出される美しくも荒々しい自然の圧倒的な迫力。これが映画だろう。また、背景に負けないぐらいの役者の熱演も光った。エンドロールでも立ち上がる観客は、誰一人としていなかった。テレビで見るのは、もったいない映画だ。映画好きならぜひ映画館で見てほしい。 【パオ吉】さん [映画館(邦画)] 10点(2009-06-23 15:01:12) |