12.《ネタバレ》 先生が急死した後、オリジナルよりこちらの方が悲惨でなくて、これはこれで良いと思いました。犬の目線が丁寧に描かれていたのが好感持てます。HACHIが寝転がって景色が引っくり返ったりね。オリジナルでは、私は夫人の挙動がイマイチ納得いかなかった(もっと言っちゃえば腹が立った)んですが、こちらで娘さんがHACHIを自由にしたのは「えーっ!」と思ったものの、納得させられるその後の描き方でした。ま、オリジナルは実話という足枷があったんで仕方ないとは思いますが、作りとしてはこちらの方が上手いと思います。まあ、現代のアメリカのお話ってのは多少無理があるかなあ、とも思いますが、何より仔犬のHACHIはもう身悶えするほど可愛いので、勝手だけどそんなことは気にならない。犬好きには十分納得できる作品だと思います。 【すねこすり】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-06-04 22:49:55) |
11.基本的には日本版とほぼ同じ。 ハチに対する主人の溺愛ぶりや、主人の死後の落差が日本版よりも描かれていないため、やや平坦な構成なってしまっている。いい人しか出てこないし。 犬の演技に関してはこちらの方がすばらしい。 テーマの音楽がなんとなく変。 【Yu】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-19 18:11:04) |
10.《ネタバレ》 物語は起伏が少なく、淡々としていて進みますね。 もっとハチとの日々のエピソードとか関わりを深く掘り下げてほしかったので、 拍子抜けしましたが、悪くはないと思います。 後半のハチのいじらしさに泣かされます。老犬の演技最高! 【teruru】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-05 17:26:21) |
9.《ネタバレ》 日本の映画が洋画でリメイクされた場合、失敗が多いんですが、この作品は例外ですね。むしろこちらの方が良かった。 所詮は動物物のファンタジーなんだから、あまり人間の身勝手さ、嫌なところを感じさせないこちらの方がかな好感度が上。すなおに気持ちが入って少し涙ぐんでしまった。 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-05 11:13:59) |
8.内容がないよう。なんつってw 見終わって「うん、だから?」としか思わんかった。 やっぱりこの話は昔の日本が舞台だから成り立つんだと思う。 (まぁ実話だから物語として面白いわけではないんだが) 以下、感じた違和感↓ ・現代のアメリカにおいて首輪もなしの放し飼いでいいのか? ・リチャードあっさり逝きすぎ ・白人の顔の中に和犬の顔は浮く ・ケイリー・タガワの日本語が変。 ちゃんと言えてるセリフとカタコトのセリフがあるw 【幸志】さん [インターネット(字幕)] 2点(2010-03-28 01:11:05) |
7.オリジナルに比べると登場人物や背景の描き方が物足りない印象。 日本人独特の美徳感を得ることはなかった。 でも、ハチの名演技ぶり、可愛さだけは変わぬ良さであったことを評価したい。 もうとにかくハチの健気さ、そして主人を待ち続けるあの表情がたまらなく可愛い。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-16 09:21:37) |
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6.《ネタバレ》 邦画は小さい頃観たきりなので記憶はうっすらですが、リメイクと聞いて訝し気な部分もあったものの、ラッセ・ハルストレム監督らしい、温かい優しいタッチで創られており、結構満足な仕上がり。待ちたいハチの愛らしさ、忠実さ、健気さに、分かっちゃいるけど涙腺が緩みっ放し。特に、奥さんが久しぶりに街に戻り、ハチが駅でまだ教授を待っている姿に気付くシーン。ハチの毛のボサボサ具合に待ち続けた数年の重みを感じ、涙なみだ…でした。教授の娘が扉を開けて、ハチを行かせる場面も好かったです。犬好きなせいか、はたまた飼ってた先代と今の犬を重ねて思い出したせいか、個人的には余計に泣き要素が強かったですねえ。あと唯一覚えていた、教授とハチの入浴シーンがちゃんとあって良かったです。しかしエンディングの邦楽は何?興醒めしてしまうので、こういうの止めて欲しいなあ。間違って吹替版を観た自分が悪いんだけどさ。 【泳ぐたい焼き】さん [映画館(吹替)] 6点(2009-08-19 23:26:46) |
5.《ネタバレ》 朝はご主人であるパーカーと一緒に駅まで一緒に出掛け、帰りは夕方5時には必ずパーカーを駅で待ち、一緒に家路につく。パーカーが呼びかけると、とても嬉しそうに彼に抱きつくハチがあまりにもかわいい。一匹で駅で待つようになる後半はひたすらハチの行動、前半とは違う寂しげな表情を追いかけ、駅員やその周辺の人々との交流を見せるという風に前後半通じて淡々とした日常が淡々と穏やかに描かれる。このあたりはリメイクではあるのですがハルストレム監督らしさが感じられました。今でもそんなハチを誇りに思い、ハチを愛し続けている家族の姿で終わるラストも自分好みです。ハチの姿にいつしか感情移入し、ハチの姿を見ているだけで心が和み、最後は感動した。待望のハルストレム監督の新作は自分にとってはとても愛すべき映画となりました。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-17 22:07:22) |
4.映画館では、日本語吹き替えのほうが主流の様ですが、字幕スーパーで見ることをお勧めします。リチャードギアの「ハ~チィ~」が聞けます。最初は少しクスッと笑えるシーンもあり微笑ましいです。物語全体としての泣き度は、少々期待外れ。ワンワンなく予定でいたもので・・・。話の流れは やや淡々としているが、それでもラストの回想シーンはホロリとさせられます。9年もご主人を待ち続けるなんて並大抵の事ではないですね。ハチよ永遠に。 【ひまわり】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-08-17 19:04:17) |
3.《ネタバレ》 犬好きにはたまらないですね。言わばフランダースの犬。 もう大人の場合この展開どうなるかは判って観る事になるので、犬のかわいらしさけなげさONLYで観るしかないです。かなりあっさりシンプルになっていますが、それは良かったんじゃないかなーと思います。あんまり感動作にしようとせずに、人を亡くす悲しみと動物との関わりに焦点を絞っているのは。 秋田犬かわいずぎ!! 【森のpoohさん】さん [映画館(吹替)] 6点(2009-08-15 02:04:15) |
2.《ネタバレ》 とーちゃんはハチ公と同じ年生まれで、子供の頃に生ハチ公を見た事があるそうで。私にとって「ハチ公」っていうと地名というか場所名ですね。さて、そんなハチ公の戦前のエピソードを現代アメリカに置き換えた物語、なんか色々と無理があります。そして、その無理をちゃんと映画に昇華できなかったなぁ、と。人間のドラマが大変に曖昧に作られていて、特にご主人様が死んでしまって以降はドラマが全く人間に乗ってゆかない作り。その分、ハチの視点から映画を見る事になるのですが、そうなると今度はひたすら可哀想。予告編で語られた「人々の心を云々」と違って実際には人間は最後までハチと距離を置くばかりで、半分放置。ご主人様の死後、この映画は何を描くべきか、何を見せるべきかを見失ってしまっているような感じ。せめてウソでもいいから、人々の優しさに見守られてやがて天に召されたのでした、くらいの話にしておくれよ、と。この監督特有のせわしない作りが、子犬ハチの落ち着かなさにシンクロして、前半はちょっと落ち着け!って感じの状態ですが、終わってみれば、前半のハチの可愛らしさこそがこの映画のキモだったなぁって思いました。点数はもう全てハチ公の愛らしさ、けなげさに。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-08-13 16:47:57) |
1.《ネタバレ》 ストーリーは最初からわかっていても、やっぱり犬好きの一人としては涙腺が緩まずにはいられませんでした。秋田犬の表情がとても素晴らしく、犬目線の映像が時折挿入されるので、ハチになんなく感情移入してしまいます。一人の人を一途に思い続ける心。それに比べて、人の心の移り変わりの早さ。目まぐるしく動き回る人間社会の中、ただひたすら待ち続ける一匹のハチの姿は、その実話から70年以上経った今でも色あせる事なく、愛の強さと大切さを我々に伝えてくれるのであります。 【あろえりーな】さん [試写会(吹替)] 7点(2009-08-05 20:34:20) |