76.《ネタバレ》 ラグビー映画というよりは、ラグビーを通じてネルソン・マンデラの信念、そして真のリーダーシップとは何かということを我々に教えてくれる映画でした。「私は我が運命の支配者、我が魂の指揮官なのだ」という言葉が心に響きました。 【TM】さん [DVD(吹替)] 9点(2019-07-16 00:20:16) |
75.《ネタバレ》 とても良い映画なんだってのは伝わってきます。しかし私はラグビーになじみがない。アパルトヘイトは義務教育で習った程度のことしか知らない。こーゆー映画を楽しもうと思ったら、最低限の予備知識というものが必要みたいですね。自身の勉強不足、知識不足により、物語に入り込めきれず。 この映画はきっと政治ドラマ。そしてスポーツもの。サクセスストーリの様相を呈しながら、伝記的意味合いも強い。そのどれもに均等に力を入れています。良く言えばバランスがとれていると言えます。めっちゃ悪く言っちゃうと、散漫。 映画が始まってすぐ、ネルソン・マンデラが全職員の前で演説をします。それを聞いただけで知りたくなる。『ネルソン・マンデラは祖国を変えるため、どんなことをやったのか。』でもそれは描かれません。マンデラがひたすらラグビーにのめりこむ人にしか映らないのです。アパルトヘイトの象徴であった白人主体のラグビーチームを国民全員で応援することで、黒人と白人の気持ちを一つに統一しようとする。それはそれで悪くない。でも他にどんな改革をしたのか。それが知りたくなっちゃうのです。 そしてラグビー。弱小国でスタート。となれば、当然強くなっていく過程が見たいじゃないですか。ありきたりな展開でも良いんです。サクセスはベタで良い。それが見たいのです。で、まずは大統領から激励。ふむふむ、それで。あれ?もう試合?しかも勝利。そこから先は全勝。そしてエンドロール。なぜそんなに強くなったのか。それが見たいのに。それが描かれていれば、もっと感動できたかもしれないのに。これでは精神論だけでワールドカップを制覇したように見えちゃいます。この作品ではラグビーが民族融和の媒体としてしか描かれていないのが物足りなかったですね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-04-10 08:27:20) |
74.《ネタバレ》 良くできた感動ストーリー。イーストウッド映画のきれは乏しい。職人監督の面のみ。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-21 11:21:57) |
73.この映画は、政治的偉人の映画とスポーツ映画を融合した、歴史映画という、どこかが必ず失敗して偏った感想になってしまいそうな内容なのに、 どれもうまくまとまっていて、さすがはイーストウッドとしか言いようがない、すばらしい出来の映画でした。 マンデラ大統領で泣き、ラグビーで泣きと感動しまくった映画です。 ぜひ、ラグビーワールドカップ2019日本大会の前に見て欲しい映画ですね。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 8点(2019-01-08 14:07:29) |
72.《ネタバレ》 イーストウッド監督らしからぬ感動一直線の作品。ワールドカップ優勝もさることながら、マンデラ大統領その人に魅入りました。27年間の投獄生活を強いた者達への私怨を国の未来の為に捨てる姿にひれ伏します。今も毎日「死んでも許さない」と思うチンケな自分を浮き彫りにさせてくれた逸品。 |
71.《ネタバレ》 おなじみのモーガン・フリーマンがあの偉大な大統領に見える。マット・デイモンが本物のラグビー選手に見える。アパルトヘイトを常識として育った人々、新しいヒーローに興奮する子供たち、そして熱狂する大観衆、街の人々etc、全部本物に見える。 最初に注意点を一つ。この映画はよくある「負け犬が立ち上がるスポーツ物」に見えるかもしれないが、南アは元々トップクラスの強豪国。アパルトヘイトのせいで国際試合から締め出されて若干低迷していただけで決して弱小チームだったわけではない。あくまで強豪国ならではのプレッシャー。 エンドロールでは現実の選手の画像が流れるが、これまた顔以外ほとんど映画と同じに見える。ラグビーというスポーツの激しさを始め、この映画は現実にしかありえない光景を見事に映画にしてのけている。本当にあった困難、一つの国が崩壊する危機、決して断ち切れない憎悪、南アのその後の苦難と発展を考えればやはりどこかで誰かが「奇跡」を起こしていたのだ。それらが映画として生真面目に再現される。ちょっとこれ、ものすごいぞ。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 9点(2018-01-17 08:54:20) |
70.《ネタバレ》 みんな笑顔になれる素敵映画でした。 こういった映画で素直に感動できる気持ちを持ち続けたいなと思わせてもらいました。 【ローグ】さん [DVD(吹替)] 9点(2017-11-19 15:18:52) |
69.《ネタバレ》 終始退屈な映画でした。 弱小チームが、どのような過程でワールドカップに優勝したのか全く理解できないし、如何せん、試合の映像が長すぎて面白くありません。 イーストウッドの映画には個性がある。 そんな私の先入観を逸脱した映画でもありました。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-27 08:33:01) |
68.ラグビーチームがなぜ急に強くなったのか、いま一つよくわからず。白黒混合の警備員チームによる対立から融合への流れも、いま一つ中途半端。マンデラの倒れるほどの多忙ぶりも、黒人がラグビーに傾倒していく過程も、いま一つ伝わってきません。しかしM・フリーマンっていい役者だなと、あらためて感じます。 それに、ラグビーの試合の描き方が秀逸。M・デイモン以外、役者がラグビーの猛練習をしたのか、選手が役者として参加したのか、それとも何らかの合成なのかは知りませんが、すごく自然で迫力がありました。 そしてもう1つ、ラストの試合終了後からエンドロールにかけて流れる曲(ホルストの「ジュピター」をアレンジしたやつ)が実にいい。テーマにピッタリで、ちょっとアフリカ風で、けっして大げさではないところが素晴らしい。この曲を聞けただけで、すっかり満足してしまいました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-07-21 22:53:17) |
67.スポーツの政治利用というかナショナリズムの高揚には反対の立場なので、複雑な思いで見ていたが、まあこの場合は民族問題が関係しているので仕方ないのかなという気もした。マンデラはある種の寛容の精神により、ラグビーを上手く利用したのだろうと思う。 ラグビーは基本的に上流階級が行う閉鎖的なスポーツなので、それが瓦解していく過程は丁寧に描かれていたと思う。そもそもラグビーは国際大会になじまないし、南ア大会はW杯3回目で、ファンの関心はそれほど高くなかったと思う。それは今でも変わらないし、決勝トーナメントにも出る可能性がほとんどないのに、なぜか2019年に日本で開催するけど、結果的には盛り上がらずに、世界に恥をさらす事になるんだろう。 今は日本代表にも複数の多国籍外国人選手がいて、以前よりは強くなったがそれもどうなんろうという気もする。もう国際大会で国とか民族がどうのこうのいう時代ではないし、そういう意味では歴史的イベントとしての記録映画的な価値はある。ロムーはそっくりで本人かと思ったが、俳優だったとは。 |
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66.《ネタバレ》 南アフリカ共和国の円滑な運営に人種融合政策が最優先なのは分かりますが、酷い仕打ちを受けた今までの相手に報復を堪えて許容精神で応えるネルソン・マンデラの姿には頭が下がります。彼の偉大さが伝わってきて前半はとてもで感動的です。マンデラ自身がもし自分が映画化されるとしたら本人役として名前を挙げたモーガン・フリーマンがピッタリはまっています。後半はラグビーのワールドカップ中心に進みますが、政治色を強く反映したやらせ的大会運営姿勢がうまく描かれています。試合も実際の映像をうまく取り込んで違和感を感じさせません。ただ、国民がうまくまとまっていく様子を強調し過ぎるあまり、実話なのに作り物感とくどさが残る映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-11-04 20:15:43) |
65.退屈してしまった。 もっと面白いと思っていたのに。 |
64.《ネタバレ》 イーストウッドという事で他とは違う刺激的な面白さを期待しましたが、普通にラグビーの試合をして良い話で終わったので退屈でした。まあ、伝記映画の依頼も来るのでしょう。 【DAIMETAL】さん [DVD(吹替)] 2点(2014-08-12 04:19:02) |
63.実話に基づいたいい映画なんだとは思う。 ただし、どうしても物語に入りきれなかった。道徳的な作品という感情を最初に持ってしまったからかもしれない。 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-02-11 15:50:29) |
62.立派すぎる内容とうまくいきすぎる展開に少々気味悪く気持ち悪いほど。しかしそれはそれ、実話だからこそ意味があるのだろう。モーガン・フリーマンのネルソン・マンデラは文句ないし、アパルトヘイトやラグビーワールドカップなどについても大変勉強になった。ただマンデラがどうして離婚したのか疑問が生じたのは事実、家庭的な面はどうだったのだろう。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-07 23:03:49) |
61.《ネタバレ》 いや、もうこれは素直に良かった! イーストウッド監督だからなにかあるか?と思ってたけど、まぁ実在の人物で史実に基づいてるのでそこらへんは期待しすぎですね。でもあの飛行機はホントだったんだろうか?「え?マジで??」と変にドキドキしてしまった(苦笑) たまたま最近マンデラさんの獄中時代の映画(マンデラの名もなき看守)を観たあとだったので、とーっても何か意義深い時間を過ごせましたね。一つの国をまとめるなんて、そりゃぁ簡単には出来ませんよ。物事をとても大~きくみているマンデラさんはスゴイ! これぐらいの器じゃないと国は引っ張っていけませんよね。なにかとても勉強になった気分です。 とっても申し分ないキャスティングもいい。M・フリーマンはさすがの貫禄、M・デイモンも体作りから頑張ったみたいですごく似合ってたね。そして超大がかりなスタジアムの実撮影(ですよね?)。よくまぁこれだけ人を集めて、なおかつあの熱い試合の雰囲気を再現したものだと感心致しました。そこらへんもさりげなーくイーストウッド監督の成せる技?なのかな。 万人にお薦めできるとても良い映画だとオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-08-28 17:45:51) |
60.当時のワールドカップをリアルタイムに見ていた自分にとっては、映画が事実を越えられない壁に当たっているような作品でした。まあ、普通に面白かったですがね。 【TINTIN】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-18 22:24:24) |
59.マンデラの功績を描いた優しい映画ですね。マンデラ危篤というニュースが世界中を駆け巡ってから、3週間になります。 【東京ロッキー】さん [地上波(字幕)] 6点(2013-07-15 17:06:08) |
58.《ネタバレ》 凄く気持ちが良くなれる作品だった。大統領を中心に動く群像が様々に求心力を求めて走る。大統領自身が走り続けるため、空中分解を起こしながらもズンズン再構築を続ける。当時のアフリカがそう言う雰囲気だったのだろうか。あくまでも創作ではあるからその辺のリアリティは何とも想像でしか楽しめないのだけれど、スピーディーな場面設計がたたみかけるような演出は独特の後味を生む。 大統領の意志。民族だけでは無い、遺伝子レベルで少し違う人類同士が溶け合う最後にこの映画の真骨頂を見た。白人警官のパトカーのフェンダーに、ラジオを夢中で聞いて居る子供を見つけた。その瞬間の感動はゴールキックの瞬間と遜色ない。 沿道で祝福する国民に送られる大統領の静かさは、もう彼だけが主人公では無いことを枯れ寺院が認めていたが、いち早くそれを知ることが出来たのは勝利の瞬間に興奮したこの映画の中と外の大勢の観客であった。 素っ気ない撮り口のイーストウッド調だが、こう言う毒の無い作品にも上品に溶け合うのがなんだか嬉しかった。 【黒猫クック】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-11-27 12:57:46) |
57.マンデラ氏の凄さ、素晴らしさは十分に分かった。ぴったりなキャスティングでさすがの演技。そこに非の打ち所は無いです。ただラグビーの試合そのものをもう少し感動的に盛り上げて欲しかったというか、スポーツものと思って鑑賞してしまったのでちょっと物足りなかったかと。やっぱマットデイモンがなぁ、違うかな。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-09 16:33:35) |