110.《ネタバレ》 ○豪華キャストによる演技合戦とみればなかなか。○やくざ会と警察の関係性の描き方は秀逸。最後に大友がやり返しに行かなかったのは意外。○椎名桔平と警察のやり取りがつぼだった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-17 09:28:34) |
109.《ネタバレ》 『仁義なき戦い』をドライに現代風味にしたようなヤクザもの。裏切りと暴力の連続だけどまとわりつくようなジメジメ感はなく、あっさりと小気味良い印象さえ受ける。小国の大使館が闇カジノに利用されているのが劇画的。 破滅型の主人公が部下がすべて殺されたのに一人だけ自首したのが腑に落ちない。そこに至るまでの暴走ぶりからすれば、一人でもボスの首を狙って特攻しそうなものなのに。これまでの北野映画での主人公のイメージを変えたかったのかもしれないが、キャラがブレたような気がする。 【飛鳥】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-26 20:48:23) |
108.「悪人」をこれでもかと登場させ(と言っても、悪人かどうかはともかくとしてとりあえずコワイ人、ってのもいれば、怖そうじゃないけどとりあえず悪人、って人もいるけど)、その各人をこれだけ豊かに描き分けるってのは、やっぱりスゴいと思いますし、実際、登場人物それぞれが活き活きと存在感を示しているのが作品のオモシロさに直結しています。善人は一種類しかいないけど悪人は無数に存在する、ってなところでしょうか。ただ、登場人物が見事にバラエティに富んではいるのですが、基本的に活躍するのは「オッサン」が多くって、若いチンピラは彼らの引き立て役になっちゃってる感があります。もう少し若者にも存在感を与えて、世代間の対比なども入れられたら、とも思わないでもないのですが、とりあえず本作は「オッサン」の映画、昨今の企業でもよく見られるダメ組織の中の、「オッサン」たちの人間模様。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-07-14 21:27:57) |
107.《ネタバレ》 たけしはヤクザ役がよく似合いますね 【osamurai】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-04-29 21:44:05) |
106.《ネタバレ》 理数系監督の作品といった印象です。 閉じられた空間の中に「暴力上等」を伴った複数の因子を配置して、それらの一部にストレス(軋轢)を与え、各因子の相対的な反応を見ているようです。 空間内の視点から見れば因子同士の行動の目的はストレス問題の解決ですが、空間の外から見れば、単なる自滅とも取れる連鎖的因子崩壊です。 因子自体が持っている暴力的な特性上、極めて自然な結果です。 そして地球に人間が蔓延っている様に、最後に残るのは「知性派の謀反上等」の因子です。 ヤクザ社会のエントロピーの法則と進化に於ける自然淘汰論とでも言った所でしょうか。 話自体は難しくはなく、テニスのラリーのようにヤクザの報復戦の応酬が淡々と進んでいきますが、映像表現の迫力や、配役、役者さんの演技などのお陰でかなり見入ってしまいました。 特に椎名桔平さんのヤバい感じや、小日向文世さんの下衆っぷりは見ていて気持ち良かったです。 派手な画を撮ろうとして興醒めなCG映像に成ってしまったり、劇的な展開を目指し整合性のない脚本に陥ってしまう作品が目立つ中で、一方的な襲撃で銃撃戦(撃ち合い)は殆ど無かった事や、エキストラを多用した広い画のカットなども無く、話も単純かつ自然な流れでまとまっているので、作品的に広がりが余り感じられませんでしたが、失敗する要素を極力カットして出来る事を丁寧に撮っている印象があり、映像、脚本に隙がなったのでストレス無く見る事が出来ました。 作品をきちんと一本にまとめ上げる北野武さんの監督としての力量を感じました。 【しってるねこのち】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2015-04-15 17:45:50) |
105.妥協を許さないバイオレンスと緊張感の中に、斜に構えた可笑しさと理不尽や抑圧からの解放感を感じます。物語自体はあまり響きませんが。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-04-13 22:10:50) |
104.《ネタバレ》 たけし映画嫌いなはずなのに、見とれてしまった。やたら簡単に人を残酷に面倒に殺しまくり登場人物のほとんどが死ぬのを見ていくような映画だったけど結構良かった 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-02-14 12:46:25) |
103.《ネタバレ》 テンポがよく、引き込まれる。 北野映画お決まりの栄枯盛衰パターンだが、それでも面白い。キャストも豪華で北野映画では一番好きな作品。 【kontiki】さん [DVD(邦画)] 8点(2015-02-07 10:41:08) |
102.《ネタバレ》 最初はほんの些細なひと言。ちょっとトラブルを起こしてくれよ。頼んだ相手が悪かった。武闘派で融通の利かない人間(武)にそんなこと頼んじゃいけません。末端のヤクザ同士の自作自演の小競り合いで済んだはずが、思わぬ暴走で血の報復に次ぐ血の報復へと発展します。上流のヤクザが騒動を利用し利益を稼ごうと動きだし、さらに上流のヤクザが騒動を利用して自分の地位を引き上げようと画策する。思惑のなかで踏みにじられる末端のヤクザの悲哀。無常のひと言が良く似合う映画でした。 【kirie】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-12-31 21:11:07) |
101.たけしさんの映画も抗争物も苦手なのに、なんだかこのシリーズは豪華出演陣が気になって観ました。バタフライ効果とでも言いましょうか。ラストの結末を知ってか知らずか(知らずでしょうが)、山王組会長が最初に言い出した事から各組&子分らの"謀反"の嵐が吹き荒れていきます。想像よりもなかなか楽しめました。最後まで裏切りの結末が気になったし。まぁ、パワハラは恨まれる元。そして、人は簡単に信用しちゃいけねぇぜ。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-10-21 17:22:50) |
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100.ヤクザが殺し合ってるだけで、何が面白いのかさっぱりわからない。 例えば、ヤクザだけどいい人みたいな捻りがあれば斬新さを感じられたのかも知れないけど、ヤクザが悪人なのは当たり前過ぎて面白味がなかった。 最近は子供が人を殺すような衝撃的な作品も多くて、この作品のようなヤクザの行動は普通に見える。 刑事だけどヤクザより悪人だった小日向文世がちょっと面白かったくらいです。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 4点(2014-10-16 18:06:32) |
99.Vシネの構成、Vシネの脚本、Vシネの演出、Vシネの演技、総じてVシネ。田舎やくざではなく、全国規模の任侠界が舞台の作品なのに勿体無い。シーンの随所で北野監督のオリジナリティは出てると思います。 【460】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-17 15:42:41) |
98.しっかりとエンターテイメントにもなっていてバランスはいい。 これでもう少し重厚感があればなおいい。 |
97.《ネタバレ》 見た後、しばらく(2~3時間)、言葉遣いが悪くなりやすいので気をつけましょう。それにしても椎名さんの逝き方は酷い。。 【Junker】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-06-21 17:25:41) |
96.《ネタバレ》 あんなに簡単に撃ちますか。会話も危なくてできないわ。 【Yu】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-04-10 13:07:16) |
95.たけしの映画は好きなものが多いが、ちょっと同じパターンが飽きぎみ。演技の迫力、役者の存在感に7点。 【竜ヶ沢中段】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-02-26 23:05:15) |
94.《ネタバレ》 ヤクザの世界の話ではあるのだか,私たちの生活の多くのイザコザってこんな感じ。それが,とにかく連続して出てくる。人と人とのつながりの中で最悪のパターンを見せてくれる。しかし,他人に対する不信感をもつことはない。それは,少なくとも私の周りにはあんなに悪いヤツがいないから。自分が普通に生活できていることのよさを感じることができる。 【蝉丸】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-01-11 17:40:04) |
93.109分にわたってドンパチが続くだけの映画。 スプラッタシーンが苦手な私にとって、退屈以外の何者でもない。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-01-02 21:30:05) |
92.《ネタバレ》 小日向さんの役が面白い。各組の幹部と裏でつながりヤクザ連中を陽動する刑事。うそぶいて抗争をけしかけたり、警察の内部情報を流してみたりと、まあ小賢しいこと。ヤクザからしたら何を考えてるかわからない刑事に思えるだろうけど、視聴者側からすると刑事の演じ分けが全部見えてる。そのタヌキっぷりが実に面白かった。 【コロチン】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-12-14 10:31:07) |
【マー君】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-11-10 00:40:24) |