38.当時としては、かなり斬新でレベルの高い作品だったのでは..今でも十分楽しめます..人種差別をまざまざと見せつけてくれますし..刑事ものとしても秀作.. 難を言えば、あの妊娠ですべてが急展開するのは、ちょっと強引でしたね~ もう少し伏線を張ってつじつまが合うようにすれば、完璧だったのに..残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-14 12:00:11) |
37.いくつか途中で機能しなくなる伏線があり、そのあたりに不整合を感じました。話もラスト間際になると複雑になり、整理に苦しみます。「人種差別もの」というジャンルで括れば、また別の見方ができるのかもしれませんが……。前半・中盤にかけては文句なしに面白かっただけに、終盤の綻び具合が残念です。 【K】さん 6点(2005-02-21 20:34:28) |
36.サスペンス映画だと思わないで見ていたので、最後に犯人が誰だか分かったことで、何かぶちこわしにあったような心持ちになった。それだけ、シドニー・ポワチエが演技をしていたということなんだろうか。 【みんな嫌い】さん 5点(2004-10-31 19:15:01) |
35.黒人刑事が差別の激しい地域で差別にあいながらも殺人事件を解決する映画。最初、差別的だった署長が徐々にわかりあえてくるっていう白人と黒人のバディームービーのハシリみたいな展開。雰囲気はジャジーな感じで独特やねんけど、なんかよくありそうな感じ。だからかな~。最近初めて観たんやけど、ちょっと退屈やった。もっと昔に観てたら評価違ってたかもしれんけど。うーん。差別、刑事 のキーワードなら、「ミシシッピー・バーニング」はすごい感動したのにな~。イマイチ差別の書き方が中途半端な気もするし、ストーリーもあんまりヒネリないような(今、まったく同じに作ったらあんまり売れないかも)ただ、これ作った当時の時代背景とか考えるとすごい映画やと思うで。その辺を考慮して観たらはまれるかも。俺は純粋に今の感覚で観ただけやから(我ながら薄っぺらい見方でごめん) 【なにわ君】さん 3点(2004-07-01 17:47:33) |
34. なんなんでしょう、このゾクゾクする雰囲気は。2人の芝居に引き込まれてしまいます。2作目を見ようかどうか迷っています。 【映画の味方】さん 8点(2004-01-07 16:25:47) |
33.南部の差別の徹底と執拗さがリアルに伝わってくる。そこにドップリ浸かってきた警官スタイガー。ポワチエもいいけど、スタイガーが圧巻。黒人への偏見に凝り固まった男が、その偏見を少しずつ克服していく感情の流れが素晴らしい。そして肌の色と差別を克服した二人の、まさしく「男」の信頼と友情のさり気なく無骨な暖かさ。「絶望するな。人間は変われる」というハードボイルドな人間信頼のメッセージ。日本では、なんでこういうふうに描けないかな。差別一つにしても。 【ひろみつ】さん 9点(2003-12-19 03:12:23) |
32.内容は語りつくされている通りですね。一番印象に残るのは駅で見送る時のロッド・スタイガーの笑顔です。それに応えるシドニー・ポワチエも良かったですけど。 【Mr.MONK】さん 7点(2003-12-15 23:33:19) |
31.名作です。 1980年代だったと思うのですが、ソニーが(ビデオの販促番組として) 1社提供で世界の名画をノーカットで放送するテレビの特別企画があって そこでの放送を見たのが最初でした。 (今のようにBSもCSもない時代にはそういう番組貴重だったんです) 「北部の優秀なエリート刑事(でも黒人)」に対し 「ガチガチ南部人の田舎物白人署長」が人種差別的思いで反発しつつ 予定調和的にこっそりちょっとずつ認めていくお約束な展開の映画ですが、 途中お約束をしっかり描ききる事で、ラストの別れのシーンは まさに名シーン足りえたんだと思います。 まぁ生粋日本人たる自分にはアメリカのこの南部人種差別の感覚は 本当に理解はしていないはずで、アメリカで見る人が見たらどういう感想なんだか わからないのですが。 ちなみに「続」のほうは深みもなんもないしょーもない映画でした。ウーム。 【あばれて万歳】さん 8点(2003-12-12 11:16:30) |
30.子供の時、普通に刑事物と思って見て、まあ普通に面白かった。・・・今見ると人種差別の話だったんですねー・・・子供のころは、相棒同士のいがみ合い程度にしか感じないで見てたっけな。一粒で二度おいしかった。 【ウメキチ】さん 7点(2003-11-30 17:18:42) |
29.シドニー・ポワチエの目がいいね。ロッド・スタイガーってああいう差別意識のある役をやらせると輝いている気がします。クインシー・ジョーンズの音楽といい、レイ・チャールズの歌といい、すごくいいですね。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-30 16:54:52) |
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28.最初はバージル(シドニー・ポアチエ)に感情移入しながら観ていましたが、最後の方はギレスピー(ロッド・スタイガー)ももう一人の主役なんだと納得しました。ジットリとした熱さを感じるテーマ曲もよかったです。 |
27.《ネタバレ》 まず,ケーブルで見てて字幕が変わってたので吃驚。差別用語が「おまえ」になってた。それでは,この映画の何足るかが伝わらないような気がする。アメリカって差別している事をこういう風に映画にできるって所がすごいよね。邦画で作れるかな。黒人に対する差別の凄さがいろんな場面で伝わってくる。シドニー・ポワチエやっぱしぶいね。自分が彼の立場だったら生きていけないかもしれない。ラストの方で結婚するかどうかの話をしていて「あなたほど寂しくはない」「図に乗るな。ピー(差別用語)。俺を哀れむな」っていう場面が残る。打ち解けていたと思った彼でさえも,根底にはやっぱり黒人を差別している。根が深い。。。。。 【蝉丸】さん 9点(2003-09-01 23:03:19) |
26.最初に見たときの得点は8点なのですが、あらためてみるとストーリーがベタに感じてしまいます。しかたないことだけど、いい映画だけど。 【omut】さん 6点(2003-08-26 04:31:10) |
25.《ネタバレ》 「質実剛健」って感じの作風ですねえ。フィラデルフィアからやってきた黒人の敏腕刑事に対する南部の田舎の白人署長(確かこの人は「ザ・ハリケーン」で判事だったか裁判官だったかの役をやっていたはず)の態度・心理の変化が面白かったです。ただ、これはワタシがアホなのかもしれませんが、事件の推理の部分がイマイチよくわからなかったんですよね。結局あの地元のボスみたいな人は無関係だったの?じゃ、あのシダの葉っぱは? 【ぐるぐる】さん 7点(2003-08-17 19:10:49) |
24.大筋では白人と黒人が一緒に難事件を解決しちゃう、というエンターテインメント作品なんですが、そこに差別問題が絡む紆余曲折が何やかんやとあって、そういう丁寧な作りに好感が持てます。最後のロッド・スタイガーの笑顔が、いいですね。 【鱗歌】さん 8点(2003-08-17 11:49:55) |
23.アメリカ映画史のみならず、世界映画史上に記録されるべく名作。1970年代には、テレビで本当によく繰り返し放映されていた。南部に於ける人種差別を取り上げているのはもちろんで、地方警察の捜査がいかにいい加減であるかをも見事描き切っていた。この映画では、スーツが良く似合う敏腕刑事役のシドニー・ポワチエと、彼と対照的な役を演じたロッド・スタイガーの演技が見もの。とくにスタイガー演じる横暴な警察署長が、次第に黒人刑事の捜査能力に敬意を払い、最後には友情をも芽生えるという味わい深い演技が秀逸で、今なおしっかりと記憶に残っています。ただ当時のハリウッドに於いて、スタイガーのオスカー受賞は良いとして、彼に優るとも劣らぬ演技をしたポワチエの、ノミネートすらされなかったというのは人種差別をテーマとした作品だけにちょっと残念でした。 【光りやまねこ】さん 9点(2003-07-19 23:24:40) |
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【ビッケ】さん 7点(2003-06-13 08:23:50) |
20.犯罪捜査モノとしてもそれなりに見応えがあり、人種差蔑を扱いながらも見終わった後人類の未来にそれほど絶望しなくてもすむ、監督の絶妙なバランス感覚が際立った作品。主役のシドニー・ポワチエは勿論、ロッド・スタイガーもいいが、とりわけ音楽がすばらしい。ラストも本当に格好良いです。デンゼル・ワシントンでリメイクですか?私も是非見てみたいですね。 |
19.アメリカの黒人差別はこの頃でもかなり露骨にあった。この映画はポワチエ扮する刑事は差別にも冷静で知的な対応をし、差別的だった南部の保安官の見方も「こいつ、なかなかやるじゃないか」と変わってくる。ポワチエの存在感が見事で、R・スタイガーも反感と敬服の微妙な心の動きをうまく見せた。社会派としてのN・ジェイソンを代表する良心的な作品であると思う。 【キリコ】さん 8点(2003-05-30 21:46:57) |