106.《ネタバレ》 実話に基づく衝撃的なサスペンス。 オープニングから度肝をぬかれます。まさかこんなことが本当にあったとは・・・。 大使館はその国の領土ではなく、そこはアメリカの領土なんだから、こんな簡単に侵入していいものかと驚きました。 当時の情勢とか国際ルールとかよくわからない。でもアメリカは自分の領土を不当に占拠されたわけですから、なぜ強気に出られなかったのかがよくわかりませんでした。人質を取られていたから強気に出られなかったのかな・・。 映画はかなり真面目な内容になっています。 そのぶん、娯楽性が犠牲になっていることは否めません。 なにしろ、見所がオープニングとラストの国外脱出シーンしかありません。 もちろん、ラストの国外脱出に向けての準備が着々とされるわけですから、それはそれで緊迫感があります。が、しかし、なにしろ長い。 救出に来てもらっといて、文句ばかり言う大使館職員にも好感が持てない。 それに6人は救出されたかもしんないけど、残りの大多数の職員が解放されたのは444日後だそうで・・・。史実なんだから仕方ないんでしょうけど、まだ人質が大勢残っている状況で、めでたしめでたしみたいなテレビ中継がされていたのに対し、それはどうなん?って思ってしまいました。 ただ、こういった事件を知ることができたという意味では見る価値があったかと。 もちろん映画的な盛りあがりで言えば、オープニングとラストの脱出シーンは見る価値アリかと。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-12-19 04:06:32) |
105.作品自体はとてもスリリングで面白いのですが、そもそもアメリカの謀略でパーレビが残虐非道の限りを尽くしていたからこんなことになったとに、という気持ちがぬぐえず、しかも外交官の人々(彼らもパーレビに大なり小なり加担していたはず)が何らそれを内省していないというのは、今の時代の鑑賞にはとても耐えられない。 【みんな嫌い】さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-12-13 09:34:53) |
104.《ネタバレ》 映画を作るとという壮大な偽装工作までして人質の脱出を図るという展開は非常に面白かった。 そんなドラマみたいな話が実際にあったというのだから驚きだ。 ただ、物語の後半、脱出の当日になってからは、ごく平凡な「スリリングな演出」に終始し、また、いかにも作り話的な展開ですこし興ざめした。 いくら何でも、作戦の前日に中止命令が出たり、事務所の電話にギリギリ応答できたり、ちょうど脱出のその日に敵にメンバーの素性がバレて、あまつさえ、飛行機の離陸の瞬間ギリギリまで追いかけられるなんて、ちょっとあまりにリアリティ無視でエンタメに走りすぎである(実際、その当たりは当然全て事実と異なる)。 映画として成立させるには仕方なかったとは思うけれど、あそこまでされてしまうと、「実際にあった出来事」から「フィクションのアクション映画」に引き戻されてしまった。 まあ、十分に面白い映画であった。ただ、そこまで突き抜けた魅力があるわけでもない。アカデミー賞を取ったのは、一にも二にも、愛国的な映画だったからであろう。 【椎名みかん】さん [インターネット(吹替)] 7点(2023-07-31 02:03:54) |
103.《ネタバレ》 脚色が多いにあると思いますが(特に空港のシーン)緊迫感の演出が凄いと思いました。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-01-01 21:44:01) |
102.《ネタバレ》 最近、悪魔やゾンビみたいな映画ばかりみていたので、久しぶりに良い映画をみたなって気持ちです。 実話に基づくということで、一層緊迫感もってみることができました。たいくつな時間なく過ごせました。無事に脱出おめでとう。 【ブリーバンデカンプ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-11 12:15:52) |
101.《ネタバレ》 実話モノのエンターテイメントとしてはアメリカン・ハッスルよりこちらの方が完成度が高いかな(個人的にはあちらも好きだけど)。というかかなり優等生的で手堅すぎる。ただ、テーマと表現・演出方法は合致しているので文句を言う筋合いではない。うまいと思わせるのは偽映画の製作班たちとのエピソード。特にアカデミーにノミネートされたアラン・アーキンの描き方がこの映画に深みを与えている。単なる海千山千の映画人として描かず、家庭生活の悔恨などをベン・アフレックと語らせながら、ごり押しのプロデューサーっぶりもしっかりと見せる。終盤の空港からの脱出劇のハラハラさせ方は模範的ともいえる。CIA側からハリウッド側からと多元的に描写するところも心憎い。作戦終了後のアメリカでベン・アフレックに電話で「アルゴ、くそくらえ!」とアラン・アーキンが吠えるシーンがなんか好き。 【エリア加算】さん [地上波(字幕)] 8点(2020-08-25 19:41:56) |
100.《ネタバレ》 ハラハラドキドキ、特に映画のロケハンとかすごい設定だ。途中で計画が中止にされるなど本当にそんなことがあったのかと思う。どこまで事実なんだかわからんがとにかく楽しめた。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-06-25 16:18:49) |
99.ポリティカルな内容だが、エンターテイメントの要素が強い。面白いが、後に余韻が残ったという感じはなかった。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-12-30 18:18:14) |
98.《ネタバレ》 何も悪いことはしていなくても、外国のイミグレーションというのは、いつ通ってもいやなものだ。 ましてや、命がかかっている状態で通過するのはどれだけ勇気がいることだろう。 結末はわかっていても、かなりハラハラドキドキした。 【チェブ大王】さん [地上波(字幕)] 6点(2018-11-24 00:58:22) |
97.《ネタバレ》 とてもハリウッド的な作品だけれど、その歴史についてそれほど知らない私には勉強になりました。 事実を基にしていながらあまりにも非現実的に感じるため、イラン側の視点を気にせず見ることが出来るので楽しく見れたのかもしれない。 しかし最後はギリギリにしないとダメな決まりでもあるのだろうかと笑ってしまいました。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-11-20 16:54:31) |
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96.《ネタバレ》 ポリティカル・サスペンスとハリウッド・ショービジネスのユニークな化学反応。『最後の猿の惑星』から作戦の着想を得たのが可笑しい。繋ぎ合わされていく写真の断片、言葉の分からない海外の恐さが脱出劇の空気を引き締める。ハリウッドの凸凹コンビによる掛け合い、航空機のアナウンスによる粋な演出がいい。地味だけど、欠点らしい欠点のないエンターテイメントの王道を突っ切っていると言える。ディレクターズ・カット版では、疎遠になった家族とのドラマを描いており、スピーディーさは少し削がれるが深みが出ていると思う。イラン側の扱いが気になるものの、信仰の名の元に扇動された人がたくさんいたわけで、誰が善く、誰が悪いかは一概に言えない。 |
95.《ネタバレ》 面白い映画だと思う。トランプ頑張れ イランはいらん。そんな気にさせる。中東の混迷が(アメリカ)ですが ここから始まる。 【ガリペロ】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-11-09 21:45:32) |
94.切迫した状況が常に、それもメリハリの効いた描かれ方がなされ、 緊張感が物凄い。 映画のロケハンです、だなんて大使館人質立て籠りの状況でそんなのあり得るか? と思いつつ、ありえない状況を映画にしてきた歴史があっての大演出ですね。 救出に回った側、される側、ともに極限状況で 「演じなければいけない」ことを強要され、 とにもかくにも成功させた。 空港での絵コンテのシーンで心が解かれたのが、 疑う側も、「疑わしきは罰せよ」を超えて こんな映画をつくるのか楽しみだな、という表情になったこと。 バカバカしさや有り得なさを常々追求していたことが吉と出た、 逆羊飼い物語といっても良いかもしれない。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-04-11 23:01:08) |
93.これでもかというぐらいの畳み掛けるような緊張感で非常に面白かったです。やや演出過多な気もしますが、まあ映画ですからこれぐらいはありかな。ベン・アフレックの演技は今までの中で一番良かったんじゃないでしょうかね?まあ自分の作品なのでどう演じるべきかハッキリしてるからなのかな。他の方も書いてますけどドラマのホームランドでも同じように大使館に入り込まれて機密文書を処分するシーンありましたね。シーズン4かな。きっとこの事件かこの映画から着想をもらってるんですね 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2018-02-03 00:44:17) |
92.《ネタバレ》 ホワイトハウスからの作戦中止命令を無視しての脱出決行、スイス航空での危機一髪の離陸シーン、ホントかよと思ったけどやっぱり脚色。緊張感を満喫できたので目を瞑ります。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-03-20 15:41:19) |
91.これ実話なんですね。よく出来た話です。最後の空港での逃亡は緊張感があって、なかなか良かったですが全体的にはパンチが無かった。 【SUPISUTA】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-02-08 08:22:58) |
90.2016.11/14 BS鑑賞。イランのアメリカ大使館人質事件は記憶にあるが裏にこんな事情があったとは知らなかった。なかなか見応えがありドキドキさせられた。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-02 16:52:39) |
89.《ネタバレ》 ところどころ事実と異なるところはあるそうですが、本当にこのような作戦が行われていたというのにはただただ驚き。ニセ映画というユルさと現場の張り詰めた緊張感とのコントラストが良い感じです。映画後半、主人公がイラン入りしてからは、のめり込んで観入ってしまいました。救出前後のやりとりやイラン兵の動きなどは、アメリカのドラマのHomelandにも似たような雰囲気のシーンがあったように思います。やはり中東とアメリカとの関係は(映画の中でですが)、今も昔も変わっていないのかな。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-10-10 02:16:36) |
88.派手さは無いけど、凄い緊張感がヒシヒシと伝わってきた。実話を元にしているということで、リアリティが半端ない。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-06 01:32:59) |
87.話としては地味な救出劇で、実話だから仕方ないとしてもこれでも脚色は結構あるようで。派手なドンパチがあるわけでもなく、何か感動があるわけでもなく(命令に逆らって救出しちゃう所はヒーローモノ的要素はありますが)、それが返って静かな緊張感の持続に繋がったような。役者陣もヘタではないが、皆地味で存在感もないところも作戦に焦点を当てるにはシンプルで逆によかったのかな。ベンはミスキャストだとは思うが。他方、人質の苦悩の描写がもうちょっとあってもよかったのではないのかと思ったり。 |