85.荒っぽいストーリー展開にげんなり。 ハーロック、エメラルダスのムダなくだりを削れば、結構いい映画になっただろうに。 でも、それをやっちゃうと客の入りが3割は減っちゃうんだろうなあ、なんて思った。 所々「少年の成長物語」にグッとくる場面もあるんだけど、こうした「大人の事情」が透けて見えたりして、あまり楽しめなかった。 まあ、自分はTV放映の頃でも「メーテルの顔のアップが怖い」なんて思ってたクチなんで、元々今見ちゃいけなかったのかもしれない。 【まかだ】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-09-25 13:53:46) |
84.《ネタバレ》 昔、松本零士のものすごいファンだった時期がありました。地方から上京し、東京の洒落た私立大学に入学、まわりから完全に浮き上がって落ち込む時期が続き、「男おいどん」にのめり込んだのは思い出したくない過去です。 だから、当然銀河鉄道999も自分の中では、宝物のような存在で今回のBSの企画は非常に嬉しかったんですが……。 見なきゃよかった。それこそ「青春の幻影」にとどめておけばよかったという後悔の念が非常に強いです。 一言で言うなら、「どこがSFやねん?どこがファンタジーやねん?」 未来社会、銀河鉄道と言う一見SF風の道具仕立てを使いながら、個々の一つ一つの惑星やそこに住む人々の古めかしいこと!!!! 貧乏アパートで未来を夢見て頑張る若者の姿を見せられてもセンスオブワンダーの欠片もありません。(一番、白けたのは巨大な無定形の惑星と人情話をされた回でしたね)。 で、しかもそこで「男が」「男が」と語られる哲学の古風なこと。結局、自分よりも古い世代の人に熱く語られる当惑しか感じられませんでした。 ただ、映画版の方は、テレビ版に比べれば、SF風味が多少強めで、教訓くささは減っていたので今の感覚でも多少は受け入れられる作品になってましたが。 何か映画のレビューといようりも、作品そのもののレビューになってしまいましたね。どうも。 あと、この作品が好きだった時期と今と全然変わっていないものが一つだけあって、それは女性の好み。メーテルに憧れた気持ちだけは今も同じです。髪の長い、すらっとした、上品な、それでいて強さも併せ持つ女性。この好みだけは一生変わらないでしょうね。ちなみに今はガッキーのファンやってますがw 【rhforever】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-08-23 11:04:31) |
83.《ネタバレ》 BSで999特集をしていたので、ついつい見直してしまいました。 素晴らしいの一言です。ストーリーや作画がどうこうと言うよりも「999」と言う「若き日の夢」が過ぎ去ったことに今さらながら気づきました(泣) 某有名監督の「ポニョ」とやらが、手描きのセル画を使ったと宣伝しておりましたが、この当時は手描きなんか当たり前で「セルが1枚につき1円くらいのギャラ」なんて都市伝説のような本当のような話が飛び交っていた時代です。もしもこの作品がリメイクされてもCGで画面から浮いたような999号やアルカディア号なんて見たくもないし、画面から飛び出してくれなくてもいい。おっと、古いものに拘るのは歳を取った証拠ですね(照) 劇場版の鉄郎とほぼ同い年だった私は、今はそこそこ疲れたおばさんになってしまいましたが、息子とこの作品を語れることに喜びを感じます。もう999に乗ることはできない歳になってしまった自分ですが、あの発車のベルと城達也さんのナレーションは永遠に・・・。ついでに言うと、やっぱりハーロックはかっこいい!! 【MILA】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-08-13 01:08:04) |
82.999をあまりみたことなかったが、単純に楽しめた。すべての登場人物に各々存在感があった。 【ホットチョコレート】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-08-01 14:35:39) |
81.詰め込み過ぎな割りにテンポが悪かった。原作アニメに思い入れがない人にはお薦めできません。 【ふじりんご】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-03-22 18:59:05) |
80.《ネタバレ》 ◇「80年代シバリ」でカラオケをしたら、シメがゴダイゴの「THE GALAXY EXPRESS 999」に。アラフォー世代は歌と画面のアニメに釘付け。あまりの懐かしさにガマンできず、帰りにTSUTAYAへGO! ◇あの小学生(低学年)のときの感動。ところどころ、「あ、ココ覚えてる!!」という思いがこみ上げて来て、古い友達に○十年振りに会ったような、心地よいのだけれど、ちょっと切なくて照れくさい感じ。 ◇寝かせていたワインで酔ったような味わい。 ◇再会の感激から、しっかり泣かせてもらいました! 【ハクリキコ】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-03-02 00:21:23) |
79.スタッフの熱意の伝わる、東映動画最盛期の傑作。 ●椋尾篁の黒を多用した精緻な背景美術の美しさとスケール感。ここでは劇場版を意識した大判の背景画が用いられ、実写でいうところの移動撮影やズーミング(市川的)で空間の広がりと奥行きを表現している。 ●金田伊功原画によるパースペクティブとデフォルメを活かしたダイナミックなアクションの素晴らしさ。 その大胆なパースもまた画面に深度を与えている。 彼の主に担当したクライマックスの惑星崩壊・炎上の圧倒的な描写はふんだんな透過光の効果と相俟って特に傑出した映画美となっている。 (繋いだ手の感動的ストップモーション。) ●東映動画初期から実務経験を積んだりんたろうならではのアニメーションの醍醐味として、さらには映画の主題としての疾走へのこだわり。 主人公は全編、それこそラストカットまでひたすら走り続け、画面を躍動させる。 ●優れた映画の一条件といっても良いかもしれない、風の表現。 特に、別れの駅の場面に吹く風の見事さ。 二人の間を吹き抜ける静かな風の強弱を表現したアニメーション感覚が絶妙であり、 映画の情感を一段と高めている。 ●ヒロインへの紗のかけ方、ショックシーンの編集等もいかにも市川崑的だ。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-04-21 23:20:30) |
78.テレビ版より、鉄郎がカッコ良くなってたのでビックリ。今回はメーテルよりも鉄郎の方が活躍してましたね。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-07 00:27:40) |
77.DVD購入してもう5回くらい見てそのたび感動。音楽が良い。絵が安定して無くてメーテルが変な顔になったりするのがちょっと残念。ぼくにとっては永遠の傑作です。 【すらりん】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-12-30 21:51:59) |
76.《ネタバレ》 私の人生の中でとにかく別格の映画です。小学生の劇場公開時、のめり込み方はハンパ無かったッス。二枚目になった鉄郎、ハーロックやエメラルダス等の登場、デザイン違いのアルカディア号、当時「ザ・ベストテン」で何週も連続1位を記録したゴダイゴの主題歌等々・・・全てに興奮、ときめいてました。アラフォー(笑)になった今、観ても当時の気持ちになれます。 【より】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-10-14 19:06:10) |
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75.小3の頃、初めて親父に連れて行ってもらった映画。当然、客観的な評価はできません。するつもりもありません。ハーロックとかアンタレスとか戦士の銃とか、めちゃめちゃしびれます。ロマンです。エンディングは反則です。 【クレイバード】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-10-04 20:56:41) |
74.アニメ史上最高の作品と思います。 当時「スーパーマン」も違う劇場でやっていたのを覚えています。 とにかく脚本も音楽も声優もなにもかも最強です。 未見の方は是非どうぞ! 【JK】さん [DVD(吹替)] 10点(2008-09-19 21:50:16) |
73.原作やTVアニメ版と比べると、悪い所がやたら目に付きます。ストーリー自体が全然違うし、旅の動機や目的がこじ付け気味。話の展開も無理矢理感あります。ですが、それらを差し引いてもこんなに面白いのは、999って名作だったんだなと再認識させられました。登場人物の生き様に共感できるかがポイントでしょうか。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-07-30 01:49:34) |
72.青木氏作曲による、この映画の音楽は最高である。極上のサウンドトラック!! 城達也といい、ハナシといい、画といい、センス抜群! 乗り物はなぜか、一生飛び上がりそうもない”汽車”電車”であるのだが、巨大スクリーンで、映画館で実際に、地球の、銀河鉄道の、国際宇宙ステーションとその広大な駅に集まる大勢の人々。大空にむけて、大宇宙に向かって、長大に聳え立つレール(ザウス!)から、重く、長い連結の列車が飛びたってゆく様は、その広大な空間は、 ロマンや感動を飛びこえ、涙ボロボロだ。われわれ人類が宇宙に、旅に出られることは決してない。ましてや、愛する、あこがれる女性と、広大な宇宙のさいはてを、旅をしてさすらうこともない。思い出は、少年の日々だけではない。人生は旅だ。人生は思い出だ。人生は本当にせつない。そして、なつかしい。最高のサウンドトラックにのって、映画はゆく。”はるかなる永遠の別離”。”さいはての場所”。"人生という名のおぼろげな記憶の断片”。”身を焦がすせつなさの極致!”追加!というか、この作品ですばらしいのはやはりサウンドトラックだ!”青木さんというのか。作曲家は。オープニング、城達也のナレーションの後、かぶさるように流れてくるサウンドトラック!のなんというすばらしさ!そして、ラスト近く、崩れる街中を逃げる二人。メーテルの独白にかぶさるように流れるサウンドトラック!最後に、、、、、、なみだなみだの二人の永久の別れのシーンのサウンドトラック!!なんという完成度!なんというせつなさ!!!!!!!そして、全編終了後の、身の毛もヨダツ、ゴダイゴの主題歌のなんというクソらしさ!ミスマッチさ!ここで貧民日本人全開!ガックリガクガク!救いようなし!(まあ、すべて終わったあとなので消し去ればよいか) 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-28 00:19:17) |
71.この映画を見たのは中学のとき。公開前日に夜空を見ながら待ちました。いやー本当に面白かったなぁー。この当時映画館で映画を見ることがほとんど無かった私には「面白かった」の一言では言い表すことができない映画です。あの時の感動はもう2度と無いでしょう。。。 【AKi】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-01-10 01:25:43) |
70.《ネタバレ》 原作・TVシリーズを上手く2時間に収めた映画版。鉄郎の年齢設定を原作&TVの10歳から15歳に引き上げたのは何か大人の事情があるのかもしれないですが、それでも大画面に映る彼らの旅は何度見ても面白い。メーテルは永遠に理想の女性像です。 【なな9】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-01-04 00:07:38) |
69.テレビアニメのやつは6話ほどしか見てません。最後は感動したけど、序盤は飽きる。なんかテレビアニメのストーリー、キャラ、すべてにおいてほとんど変わってないような気がして。っていうか、テレビアニメを劇場版に凝縮したものだったんだ…あらすじ見ない派だからw。それにしても、主題歌であるゴダイゴの銀河鉄道999は超のつく名曲だね。それだけでたまりません。 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-12-06 19:38:17) |
68.《ネタバレ》 大きな夢と厳しい現実が螺旋状にからまりつつ、少年・鉄郎を成長させる様が実に見事に描かれている。当時、小学生だった自分にとって、単に面白いだけでなく、いろいろ考えさせられる映画だった。 それと、松本ワールドの大胆なクロスオーバーも子供心にわくわくした。仮面ライダー勢揃いやウルトラ兄弟そろい踏み、みたいなお祭り感覚も素晴らく子供心を麩喰わせてくれた。 といっても単なる「お祭り」ではなく、ハーロック、エメラルダスは、しっかりとその存在意義を持っているのがいい。賞金首にして子供たちのヒーロー、キャプテン・ハーロックの存在が大きい。子供だった自分もハーロックのかっこよさ、渋さに、「本物のヒーローを見た」思いだった。「男の大人」として、鉄郎を言外の行動で導くハーロックは本当にいい。脇役でこそ光るキャラだなぁ。 ラスト、ゴダイゴの名曲がかかる瞬間、ものすごい満足感に包まれたあの日を、いまでも覚えている。 【zinny07】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-11-27 11:29:54) |
67.「999」を観に行って別のアニメの主人公であるハーロックやエメラルダスが出てくるだけで鳥肌モンでしたね。 【憲玉】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-10-14 21:18:04) |
66.おもしろかった。情緒過多でかなりウェットだが、短い時間に詰め込まれた数多くのエピソードのパノラマは見終わった後の充実感につながっていると思う。4歳の息子と一緒に見たが、二人してハーロックにしびれてしまった。アルカディア号のおもちゃを片手に真剣なまなざしで画面を見つめる息子の姿を見ると、自分にもこんな時代があったのかとノスタルジックな気持ちになると同時に、息子と一緒に映画を見ることのすばらしさがわかったような気もする。 【センブリーヌ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-17 23:17:12) |