66.“変”なのは自分なのか取り巻く環境なのか?社会の常識と言われているものを迎合して“自立”しなければならないのか?そういう普遍的な10代の思い悩みを、ある部分においては斬新に、そしてある部分においてはとても純粋に描いた作品だと思う。 パフォーマンス的にも、ビジュアル的にも完璧な演者たちが織り成す、少し奇妙なこの映画世界は、実はどの世界にも存在する滑稽で純粋な人間の姿だ。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-26 17:04:13) |
65.イー二ドがシーモアに惹かれる理由がよく判らないですね。シーモアはただの音楽好きな会社員しか思えないし。OFFは趣味の仲間とつるんで、ONは普通に勤め人やってるだけで、特に変わっているとも思えないんですが(こういう人はどこにでもいますよ)、大人との付き合いのない高校生には新鮮なんでしょうか???この映画は「バカほど人間関係が得意なのよ」に共感できるか否かでしょう。世の中いろんな人間がいるんだから、純粋で繊細で理想主義者のままじゃ他人とは上手くはいかない。ある程度バカになって鈍感になって妥協してく器用さを身に付けないと。それが大人になるという事でしょう。それが嫌なら他者との関わりを一切絶って引きこもればいい。ネットを利用する多少の知能があれば今の世の中それでもナントカ生きてはいけるから。それもひとつの生き方だと思います。 |
64.これラストの幕切れが凄く印象に残ってます。停まるはずのないバス停留所から彼女はどこへ行ってしまったのか・・・。観る人それぞれの感性でいろんな解釈が出来そうで面白かったですよね。 |
63.《ネタバレ》 これ、少し前ビデオで観て、最近DVDで観直しました。最初はよく分かんなかったけど、切ねえ映画だなあ。僕は、ちょっと変かもしれないけど宮崎あおいの「害虫」を連想しました。知らず知らずの内に自分や他人を追い込んだり傷付けたりしながら、だんだん自分の居場所を失っていくイーニド・・・あのバスの先には、何が待ち受けているんだろう・・・。 【ぐるぐる】さん 8点(2005-02-25 16:40:43) |
62.ゴーストワールド(幽霊の世界)にひとりたたずんでいるイーニド。ブシェミは逃げてしまった 【ポジティブ】さん 8点(2004-11-15 23:59:13) |
61.申し訳ないがイーニドは可愛気の無いガキにしか思えない。自分を表現するやり方がいびつで、あれを個性と言っていいのか不安になる&随所に伝わってきた認めてほしい感。変人キャラを押し通す頑固さだけでもメンドクサイ奴なのに更に認めてほしいかと。男子校出の俺みたいな奴にはショッキングな映画です。 【モチキチ】さん 4点(2004-09-29 22:10:19) |
60.これ大好き。おもろかった~。オープニングもエンディングも最高です。主役の2人はもちろん、脇役も非常に良い。特に私はあのヌンチャク野郎とコンビニの店長のやり取りに笑ったな~。ちょっとした演出もすごくシャレてて素敵。あと同級生のハイテンションの女の子の台詞「ファンキ~」っていうのが超好き!彼女達と思いっきり同世代だから楽しめたという部分も大。ソーラ・バーチがイーニドにはまり過ぎ。好奇心のままに、思うがままに自分の気持ちにストレートに生きる彼女がうらやましかった。彼女はone of my best actressesです☆ 【未歩】さん 8点(2004-08-28 12:45:16) |
59.ゴーストはイーニドだったわけだけど、それでもイーニドが生身で生きられる社会の懐の深さを信じたいと思う。 【michell】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-07-25 16:25:53) |
58.いいですね、こういう映画は好きです。ちょっと「アメリ」を思い出しました。こちらは、微妙な浮遊感とでも言いますか、“地に足が着かない感じ”が濃いです。それがむしろ“不安定なぶんだけ”、リアリティがあります。 【金子淳】さん 6点(2004-07-07 18:27:53) |
57.案外面白かったなぁ。スティーブ・ブシェーミが何気に良かった。 【夏目】さん 8点(2004-06-13 16:07:09) |
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56.この映画を観て、スティーブ・ブシェミーを「ハリウッド一ベッドシーンの似合わない俳優」に認定いたしました。 【永遠】さん 4点(2004-06-13 01:47:54) |
55.レザボアドッグスに続きまたもやブシェミが主役です。彼は出てくるだけで絵になりますね。「どこが?」と聞かれても、「さぁ~」としか言えませんけど。 イーニドの心境がなんとなく伝わってきた私はある意味「ゴーストワールド」の住人かもしれない。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-04 15:39:24) |
54.デコ・バーチ!デコ・バーチ!!でもデコ・バーチ絶対着物が似合うぞ!なで肩だし。次回作の監督はバーチに着物を着せるように。 【らいぜん】さん 7点(2004-05-02 18:59:22) |
53.自分探しの旅のスタートは決して楽しいものではないものだ。 拒否しても誰にでも訪れるアリキタリの大人の世界の入り口の手前で悶々とする主人公が愛くるしくてそして切なく見え、抱きしめたくなる。自分の娘は現在小学2年生だが、あと10年も経てば彼女もそういう経験をするのだろうか。ああイヤだ。親としては考えたくもない。 ごくありふれた地方都市で、主人公のメガネを通して見える人たちは、主人公から見ると皆”バッカみたい”に見えるのだろうが、しかし皆 ソレナリニ頑張っているのさ。 再婚を思案し主人公に切り出せない父も、真面目に頑張って、小さいながらも店を持てたギリシャ人の店主も、アクタースクールに通う脳天気な同級生も...。かっこいい人生なんてないのさ、たぶん。 書いてる途中で意味不明になってきた。(しかもまったくストーリーラインには触れてないし、まあいいさ。見りゃわかる。) ともあれ、この映画には、会話の面白さ、映像のポップさ、ごくありきたりなアメリカンライフ...を,楽しませてもらった。 7点の理由ラストはアレでもいいんでしょうけどちょっと尻切れか。 (原作が有名なアメコミ作家のDaniel Clowesということなので、主人公はその優れた感性と描画の才能を開花させ、アメコミ作家になったとさ。メデタシメデタシ。っとでも日記には書いておこう。) 【atusiya】さん 7点(2004-04-10 11:23:25) |
52.主演の2人がフツーにむかつく。そういう映画をまともに評価できるはずもなく、こんな点数になりました。 【ふくちゃん】さん 4点(2004-03-11 14:21:43) |
51.《ネタバレ》 ブシェ-ミよ!だれでもスケッチできそうな強い個性。なかなか好きな映画。バ-チの不機嫌顔もなぜか魅力的。 |
50.《ネタバレ》 カッコいい生き方だと思う、すごい共感できる部分がいっぱいあった。こんな生き方ができるなら今すぐにでもしたい・・髪の色を変えたり・変わった格好したり・・・最後はバスにのってどこ行っちゃったんだろう?あの終わり方もスッキリはしないけどいいと思う。 【愛しのエリザ】さん 9点(2004-02-17 23:32:53) |
【kaneko】さん 8点(2004-02-15 01:26:20) |
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47.POPでお洒落でイーニドがとても魅力的で、めがねをTPOにあわせてかけ直したり、口をひらけば世の中バカばっかり!、気がつけばひとりぼっちになり、この年頃の様々な展開がとてもおもしろい作品でした! ”ふ~んゴーストワールドね~”なるほど... 【FHARCYDE】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-02-13 15:31:03) |