59.アメリカ軍は量より質のステーキ重。北ベトナム軍は質より量の牛丼といったところか。本作ではステーキ重が辛くも勝利したが歴史的に見ると最後には牛丼が勝利することになる。そしてその牛丼もソ連崩壊により廃れていくこととなる。ウム・・・・・今夜は久しぶりにステーキ重でも食べに行こうかな・・・クリス・クラインが出演しているからかデザートにはアメリカンパイが食べたくなってきたよ。 【膝小僧】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-06-10 23:12:48) |
58.感動大作というにはいささか物足りない。それなりにうるうるとはするのだが、音楽とスローの多用が妙に重苦しいだけでいまいち迫力に欠ける。メル様は老けたのか、目が優しすぎるのか、ジョン・ウェインなどの往年の戦争映画スターたちに比べると存在感がない。まあベトナムだとこの程度がちょうどいいのかもしれないが。マデリーン・ストウも老けていて驚いた。最後に勝利できた理由もわかりにくい。とはいえ原作がノンフィクションなら納得するしかない。飛行機の大量投入が本作の一番の見せ場ではなかろうか。人間ドラマとリアルな戦闘シーン、現場と会議室、敵と味方と構図はわかりやすいのだが、いささかステロタイプに過ぎる。スピルバーグやリドリー・スコットを観た後だとその戦闘シーンも甘い。もっとぐっちょんぐっちょんにしつつ、銃後のシーンは抑制気味にした方がベターだったか。北ベトナム軍は誠実に描いていたと思う。しかし結局その監督の真面目さが仇になったような気がする。「ブラックホークダウン」と「8月のメモワール」を足して2.5で割ったような作品。しかし知識の習得としては有意義な作品といえよう。邦題はいいのだが。 【わいえす】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-17 02:29:27) |
57.最初にベトナムの兵にもこの映画を捧げると言っていたが、そうするためにはもう1本映画を撮り直す必要があるようだ。その理由は大きく2つ。1.ずっとアメリカ軍の視点で描かれベトナム兵やその家族の悲しみはほぼ100%描かれていない。2.最後に出てきた戦死者名はアメリカ軍のみ。またしてもアメリカのアメリカによるアメリカのための映画となってしまった。しかし、アメリカの良きために今回はなっていると感じる。 【000】さん 7点(2005-03-27 12:14:44) |
56.《ネタバレ》 この映画は戦闘シーンがうそっぽい感じがしました。音とかは激しいのに爆撃が機械的に落とされている感じがする。ベトナム戦争について全然詳しくないので勝手に解釈したくはないけど何人かの方たちと同じでこの映画を中途半端に思いました。家族とか訓練のシーンとかなくてもいいから、あの孤立小隊になってしまった兵士たちをもっと細かくやってほしかった。味方が助けにくるまでが簡単すぎるから孤立小隊の二人の兵士が生き延びていて生還したときも重みがなくてすごく流されてしまいました。アメリカが善で、敵が徹底的に悪という描き方でも別にいいので映画としてちゃんと観られるものにしてほしいと思いました。これは浅い映画すぎるかな。 【Gene】さん 3点(2004-11-16 13:56:09) |
55.これも結局、数ある米戦争映画の中に埋もれてしまうような作品だった。当然のように敵兵は無能で隠れも身を伏せもせずにひたすら突撃、目と鼻の先ほどの距離でも銃を撃たない。ラストでは上空の敵のヘリの爆音にすら気が付かない間抜けっぷり。一列に突撃してくるベトナム兵をおっさんアメリカ兵が拳銃で流れ作業の様に「パン ドサッ パン ドサッ・・・」と倒してるシーンはコメディかと思った。しかもコレで「戦死したベトナム兵にこの映画を捧げる」なんて冒頭で言ってるのがさらに性質が悪い。ストーリーがないならないでもっとリアルで手に汗握るような戦場を描いて欲しい。 【ういろう】さん [映画館(字幕)] 3点(2004-09-03 22:44:57) |
54.《ネタバレ》 ドンパチですねぇ。私は基本的に戦争映画に目が無いのと、メル・ギブソン、グレッグ・キニアー、サム・エリオットとマイ豪華3本立ての渋揃いにうっかり喜んで最後まで観てしまいましたが、いくらなんでもストーリーが無さすぎでは。凄い戦闘シーンをじゃんじゃんばりばり、湯水のように流し捨てただけでベトナム戦争さえもアメリカ万歳に仕立て上げてしまう横暴さには正直脱帽した。万歳してる場合じゃないと思うが。はっきり言って無いも同然のストーリーを、あたかも有るかのように見せかけるだけの前段は長い。そしてストーリーは「パーフェクト・ストーム」とほぼ同じ。戦争か嵐か、または待っているのがマデリン・ストウかダイアン・レインかの違いだけ。しかもオチはわりとどうでもよい。ひたすら戦闘シーンに萌えたいぞ、と思う方には力いっぱいお勧めできるが、いかんせん「プラトーン」で戦争映画に入ってしまったクチだ。やっぱり何かしらドラマというかストーリーが欲しい。時刻表示がマメに入る手法は「ブラックホーク・ダウン」と同じ。しかし残念ながら映像手法では若干負けている。戦争録画中継映画、流行というのもあるんだろうけどちょっとお腹いっぱいな感じ。この技術で「プラトーン」が撮れてたらなあ、とひたすら惜しまれる。敵味方入り乱れてあれだけの大混戦の中、かすり傷ひとつ負わないメル・ギブソンってばなんてアンブレイカブル。 【anemone】さん 5点(2004-06-29 01:03:32) |
【ゲソ】さん 8点(2004-06-22 02:39:30) |
52.とりあえず戦闘シーンの迫力は抜群。 相当金かけたなって感じ。それだけでも見る価値はある。 ただ最後は窮地を援軍が救うというパターン。 アメリカの戦争映画ね、結局。 アメリカやられっぱなしも可哀想だから前半大勝利で後半、というか最後でいいからベトナムの反撃にあってめちゃめちゃにやられるみたいな映画見てみたいなぁ。 なんか最後には勝利して見てるアメリカ人はそれなりに気分良く映画館から帰れますよみたいな感じの映画。 ってほとんどアメリカの戦争映画なんてそうだけどね。 まぁそれでも中身が良ければいいんだけどこの映画にはスト-リーなんて・・・。 ただ先にも言ったけど非常に戦闘シーンは凄いです。 ドンパチ好きは見てみましょう。 ただこれだけは言いたい。「山焼くなよ」 【たけぞう】さん 5点(2004-06-17 16:58:29) |
51.時折、思い出したようにちょろっちょろっと触れるだけなのに、北ベトナム側の視点からもベトナム戦争を描いた、今までの戦争の映画とは違う、なんてメッセージをプンプンさせているのが、いかにもアメリカらしい傲慢さで、ある意味ノー天気なアメリカバンザイ映画よりタチが悪い。それだけ戦場の真実とやらを伝えたいんなら、ベトナム人を主人公に、アメリカ兵が虫ケラのようにバッタバッタ倒れていく戦争映画撮ってみやがれ。 【永遠】さん 2点(2004-06-02 07:48:31) |
【ゆきむら】さん 6点(2004-03-30 11:45:04) |
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49.2002年の「理想の上司ベスト3」には選ばれたのでしょうか、メル・ギブソンが部下のためにする神への祈りや壮行会での演説の言葉が素晴らしい。あれなら誰でも「この人のためなら死んでもいい」ときっと思う事でしょう。映画のほとんどの部分を占める戦場の場面はなかなか見応えがあります。飛び散る血しぶき、爆薬に吹き飛ぶ兵士や爆撃の炎に包まれる兵士、本当に火傷したんじゃないかと思うほどのリアリティがあり、あたかも実際にその場にいるような臨場感と戦慄を感じられました。戦術的な賭け引きもあるけれどあまり重要ではなく、戦友同士の絆や殉職兵士に対する悲しみを描いたと思われるテーマは掘り下げ方がもう少し深ければいい作品に仕上がったのにもったいない。また原題の「We Were Soldiers」よりはいいがなぜ日本題をワンス・アンド・フォーエバーにしたのでしょう。 【WEB職人】さん 7点(2004-03-28 21:34:22) |
48.《ネタバレ》 やっぱりMギブソンは死にませんでしたね…。そうだと思ったよ。ただ迫力はあったと思います。ただ観終わったあとストーリーはなんだの?って感じがしました。 【もりまりも】さん 5点(2004-03-09 01:24:30) |
【亜空間】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-02-19 20:18:50) |
46.詰め込んでいる割には、ストーリーは無きに等しい。ただ映像は素晴らしい。また可能な限りCGを使わず、また北ベトナム軍側を描こうとした姿勢は評価したい。個人的に北ベトナムの将軍とアメリカの将軍が同じ月を見上げているシーンがお気に入り。二人とも同じ立場だと言うことを意味しているのだろう。 |
45.ノンフィクション小説を元にしただけあって、敵側からの視点も好意的に描かれている点が評価できる。兵士の扱い方も単なるヒーロー偶像ではなく、国の命令に従うしかない虚しさや平和を願う気持ちと使命をまっとうしなければならない間での葛藤を描くことにより人間味を増している。色々観てきた戦争物の中で個人的には良作であるように思う。 【HARVEST】さん 8点(2004-01-27 12:00:35) |
44.なんかいろいろ欲張りすぎたかなぁ…って感じ。夫婦愛、家族愛、友情、戦争そのもの、ましては相手の家族愛まで…。それぞれ身にしみるものはあって良かったと思うけどね。ただ、ベトナム戦争の真実を伝えたかったんだろうけど、そんなものは色あせてしまうような詰め込みっぷりだった感は否めない。 【銀次郎】さん 5点(2004-01-21 03:13:38) |
43.悪くはないのです。泣きましたし(でも思ったほどは泣かなかった。涙は点数のバロメータ(笑)。なんていうかちょっと話があちこち行っちゃう部分がまとまりがなくて。いっそ戦地だけに絞った方がよかったんじゃないかな、と。 【あかりん☆】さん 4点(2004-01-20 23:15:00) |
42.戦闘が終わり、報道陣に囲まれたハル・ムーア中佐のやりきれない表情。ヘルメットを目深にかぶり、独りで肩を震わす中佐の後姿。実際のフィルムでも、中佐はコメントの途中で言葉をつまらせていたが、彼の仕草が戦争という行為がもたらすものをすべて物語っているように感じた。実際の戦没者名が出身地とともにクレジットされるが、人間の名前というものがこれほど重く感じられる瞬間は、他にはない。 【はたらきばち】さん 8点(2004-01-20 12:59:58) |
41.まったくの期待ハズレ! 何もかも、詰め込みすぎ!..戦争、家族愛、戦場、敵、マスコミ、..まるで、ミックスジュースのような映画!.. 演出もクサイ!クサすぎる!.. プラトーンの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい... 【コナンが一番】さん 1点(2004-01-16 13:14:17) |
40.無駄に戦闘シーン長過ぎない?あと奥さんがらみのシーンもいらないような気が。迫力あるけどちょいとテンポが悪いね。 【miso】さん 5点(2004-01-15 08:14:40) |