10.《ネタバレ》 笑える。冒頭からおならをぷっぷっ連発してます。でも下品にならない、むしろ微笑ましい。町内会費の事件は、今だったら殺人事件になっていてもおかしくないかも・・・玄関にカギも掛けない奥様方、子供の行方がわからなくてもどこかのんびりムードの大人たち(時刻は9時近かったぞ!)テレビ一台に飛び上がって喜ぶ子供たち、このほのぼのした雰囲気が俺にはたまらなく羨ましいです。まぁ羨ましいと思うこと自体、現代人のわがままなのかもしれません。テレビなんて今や一家に一台じゃなくて一部屋に一台の時代ですもんね。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-09-22 01:50:20) |
9.小津監督のコミュニケーションに対する考えがよく分かって面白い。挨拶や天気の話は大事な情報をやり取りしていないという点では無駄といえるけど、コミュニケーションの潤滑油としてとても有効なのは誰もが経験的に知っているところ。外交の場面でも天気の話してるのかななどと、ふと思った。アメリカとイスラムもやってみればいいのに。 映画自体は小津映画の中でも特に笑える一本。特に、「兄貴といさむちゃん」は最高である。この兄弟は少し大きくなって『秋日和』に再登場する。「のりこさん」も、小津映画では常連のお名前。ご近所のおばちゃん同士のやり取りも、ドロドロにならず、上品にまとまっていて観やすい。 |
8.非常にまったりしていて良い映画ですね 気楽に観られます また台詞や仕草の一つ一つに小津監督のセンスを感じます あの兄弟のやりとりがとても面白くてはまりますね 【ぺぷとりじ】さん 7点(2004-06-05 21:29:59) |
7.淡々としたミニマリズムが本当に素晴らしい。最近のバラエティなどによくある、人をけなしたり体を酷使して笑いをとる手法ではなく、子供の無邪気さやちょっとした仕草や会話で笑えるのがいいです。杉村春子の「やんなっちゃうわ。もう。」って演技が大好き。 【VNTS】さん 8点(2004-05-06 16:39:50) |
6.個人的には小津作品ってどれも結構笑えるなあって思ってるんだけど、こいつはその小津のコメディセンスが炸裂って感じである。小津の作品が苦手だと思ってる人に是非観てもらいたいな。これくらい気抜いて見てもいいんだなって思えるから。 【パキちゃん】さん 9点(2004-03-04 02:47:17) |
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5.小津監督もこんなアホな映画を撮るとは・・・笑ってもうた。お父さんも甘いよ、テレビ買っちゃダメでしょ。まあ、笑いの中にも現代人への警鐘のように挨拶から始まる人間関係が良く描かれている。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-02-26 22:21:07) |
【マイアミバイス】さん [地上波(字幕)] 7点(2004-02-03 03:48:45) |
3.昔の日常の風景が見れてとてもおもしろかった。あの遊びって何が楽しいんだろう・・・。あんなの競いたくない・・・。 【バカ王子】さん 8点(2004-01-09 15:54:37) |
2.《ネタバレ》 もしかして、お兄ちゃんは『麦秋』のお兄ちゃんや、後時代のの学園紛争の世代でしょうか。弟くんの「あいらぶゆー」が印象的です。 【its】さん 8点(2004-01-07 00:35:40) |
1.同じような間取りの建て売り住宅は、カットでつながれると迷宮のようだ。空はどーんと雲一つない青空だし、やっぱ小津は異常だ。映画史上最初で最後の「おなら映画」だし…。 【まぶぜたろう】さん 9点(2003-12-09 01:30:06) |