15.後に「ガンジー」「遠い夜明け」「コーラスライン」と名作を連発する(もっともかつて傑作「戦争と冒険」もあるが)アテンボローの、極めて静的な視座を窺う事が出来る。この作品を批判する者の多くは、彼がこれで云わんとした本質をついていない。14大スター競演の広告に隠れた静かな反戦映画なのだ。傑作とは云わずとも立派な佳作だ。そう思って再見して欲しい。ジョン・アディンの音楽が何とも悲愴に聞こえる事だろう! 【立華 央貴】さん 7点(2003-03-08 00:52:53) |
14.「一方その頃…」があまりに多く、最初に見たときは何が何で誰が誰だかよく分からず、ほとんどストーリーを理解できなかった。故に今度は一時停止を繰り返しながら、メモを取って状況を整理しながら観賞してみた。それでやっと理解することが出来た。作戦が失敗するなんてゆめにも考えていなかったので、結末に驚かされた。そういう意味では新鮮な戦争映画だった。実話が元なのだから、この位面白みが無くても仕様が無いのかもしれない。ちなみに自分もあの音楽が好き。 【プミポン】さん 4点(2003-03-03 00:06:52) |
13.こないだBSでやっているのを、タイトルも知らずに、誰が出ているかとかも知らずに観たのですが、良かったと思います。一人のミスで戦況が左右される、そしてその世界では、そうですね、今、自分の知っている人が死んだらすごくパニックになりますよね。最後、市街戦に巻き込まれた父親と少年のように。でも、戦争になれば死者は「ボディカウント1」というようになってしまう。フルートを吹くための指をトリガにのせた青年、橋の爆破を注進したSS、昼食のワインは何か、と聞く将校。誰が誰、と言う事を知らないまま観たためか、物語に集中できました。個人的には、傘を持った伍長さんが好きですね。彼の役名、階級、指揮系統、俳優さんを御存じの方は、どうか教えていただけますか?長くなった上に、なんだかまとまりませんでしたが、戦争時の群像劇、として好きな映画です。 【さっしぃ】さん 8点(2003-03-02 20:59:53) |
12.大物をそろえた割には抑揚のない退屈な映画。お金をかければいいてもんじゃない。 【いかりや800】さん 3点(2003-02-16 13:37:46) |
11.以前よりビデオ(ダビング)は持っていたのですが、今回改めてDVDを購入しました。で、すでに片手くらいは見ておりますが、史実を理解せずに見るとやたら金をかけた大作としか写らないと思います。その位マニアックな題材かもしれません。昔からアメリカは負けた戦いについては触れたくないと言うこともあり、ノルマンディやバルジのように華々しい戦史としては出てこないですもんね。私は空挺作戦に興味がありましたのでそれなりに楽しめました。ただやはり、30軍団の出発での砲撃戦と空挺部隊を乗せた輸送機が飛び立つシーンがこの映画の見所で、後は淡々と流して楽しむというのがいいかもしれませんね。キャストについてはいくら何でも82空挺師団を率いたギャビン准将(?)にライアンオニールは変でしょう。そのほかはまあまあいいんじゃないですか。また、この映画は「史上最大の作戦」同様、ドイツ軍はドイツ語を話しています。マクシミリアン・シェルとハーディー・クリューガーの二人もはまり役でしたね。武装関係は前記されていらっしゃいますが、小火器については問題ないと思いますが戦車はいただけない。特にドイツ側。う~ん。30軍団のシャーマンも何台かはトラックに張りぼてをかぶせてごまかしたという話もあります。あまりにも壮大な内容過ぎるのかなぁ。結論としては、深く考えず娯楽大作として見れば面白い映画かと思います。で、この点です。 【RYOU】さん 7点(2003-01-14 07:47:22) |
10.戦争映画大好き人間のアタシが言わせてもらいます。「なんだこりゃ!?」よくもまあこんなまとまりのない映画をつくったもんだ。感動で声も出ません。 【イサオマン】さん 2点(2002-12-19 23:23:37) |
9.小生、戦争映画ファンです。公開当時は、制作費・キャスティング等々、えらい鳴り物入りで大宣伝していましたっけ。改めて観ると、大金使っているのはよくわかります(笑)。残念ながら、一般的にはまず「面白くない映画」と評されるに相違有りませんね。・・・しかしながら、スーパーマンみたいなアメリカ兵が現れたりしない辺り(ジェームス・カーンはちょっとやばかったかな)、まぁマシでしょうか。細切れでわかりにくいと断じられる局所局所のストーリーは、これ案外リアルです。でも、レオパード戦車の堂々たる登場(!)は、もうちょっと何とかして欲しかったなぁ・・・。 【US101】さん 5点(2002-11-13 17:02:05) |
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8.あれだけ俳優そろえて、これだけ・・?「遠すぎた」っていうより「長すぎた橋」でした。 |
7.「マーケット・ガーデン作戦」てのは有名だそうですが、自分よく知らなかったすね。「別冊歴史群像」なんかとセットで二回目に観たら入りやすかったです。少しでも背景知識ないとつらいかもしれません。 【なんとこ】さん 5点(2002-02-20 05:01:51) |
6.史実でありながら徹底して戦闘シーンにこだわった点で「空軍大戦略」と並ぶ戦争映画の傑作と思う。大物をそろえたキャスティングや細切れのストーリー,視聴後の後味の悪さ等投稿された皆さんがご指摘の通りと思うが,単なるハッピーエンドものや戦争の虚しさ・悲惨さを訴えた(ただし連合軍側の)作品が多いアメリカ映画にあって,マーケットガーデン作戦という言わば連合軍の汚点とも言うべきものを敢えてモチーフにしたアッテンボローの慧眼を讃えたいと思う。今は亡きジョン・アディスンの「遠すぎた橋のマーチ」は名曲だ。どなたかサウンドトラックのCDの情報を教えてください。 【koshi】さん 8点(2001-08-04 01:27:53) |
5.コーネリアス・ライアンの原作とはイメージが違うが、原作と映画が違うの当然か。 【alex】さん 9点(2001-05-20 11:46:27) |
4.最初に見た当時は、まあ良い映画かな、と。でも色々な専門誌を見ると間違いなくこの映画って非難されてますね。オールキャストにした割には巧く俳優たちを生かしきれてないとか。ロバート・レッドフォードあたりの使い方は仕方がないかなって気もしましたが、ショーン・コネリーあたりになってくるとちょっと苦しいような。個人的には悪いとは思わなかったのですが、史実をお金を掛けて作っただけとも観えなくもないです。かなりの大作だし、「史上最大の作戦」と比較すれば断然こちらの方が良いと思いますが、その辺は意見の分かれるところでしょう・・・ 【イマジン】さん 8点(2001-05-05 10:15:25) |
3.オールキャスティングで大失敗の良い例。見ていて何をやりたかったのか分からなかった。「史上最大の作戦」よりもこっちの方がマシと思うが、まあどっちも大したことは無い。ロバート・レッド・フォードが出演してるって聞いてたけど、実際には少ししか出ていない。まあみんな少しずつなんだが・・・テーマとなったマーケット・ガーデン作戦そのものが史実上失敗だった訳だが、墜落した飛行機を偶然ドイツ兵が見つけ、その中から作戦計画書が見つかる。この冒頭のシーンから、既にこの作品は失敗していた。それ以降のシーンに何の意味があるのだろう。パラシュートで降り立つ連合軍を、待ち伏せしたドイツ兵が撃ち落して行く・・・ただ空しく思っただけだった。 【仙水】さん 3点(2001-04-25 21:43:13) |
2.連合国軍の敗北を評価した映画として評価しています。アッテンボローの上手いのは、一般的に受ける方向をあえて外す度胸かな。でも、それが成功するんだから、凄い監督だよねぇ。 【奥州亭三景】さん 8点(2000-12-28 18:22:47) |
1.何回見ても面白い飽きない映画です。音楽も良くできており 【HLQ】さん 9点(2000-10-12 21:01:36) |