138.《ネタバレ》 男の栄光と衰亡、パチーノが迫真の演技で魅せてくれました!トニーが薬漬けになって狂っていく姿はゴッドファーザーⅢのマイケルを想起させられました。騙し合い殺し合う泥沼のマフィア社会を擬似体験できました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-13 00:52:18) |
137.《ネタバレ》 デ・パルマの作品としては最高傑作ではないでしょうか。この映画、不思議とデ・パルマ印の華麗な映像カットがないのですが、作品としてのパワーが群を抜いています。アル・パチーノの演技は言うまでもないのですが、このトニー・モンタナに絡む周辺人物たちがギラギラした悪党ばかりで、特にロバート・ロジアは「仁義なき戦い」の金子信雄を彷彿させるキャラで面白かったです。ジョルジオ・モロダーのやる気のなさそうな音楽が不思議とこの映画にはマッチしているんです。妹へのゆがんだ愛情が爆発するところからは、まるでギリシャ悲劇を観ているようなインパクトでラストの大銃撃戦まで一気に突っ走るところは、本当に「映画の神様が降りてきた」ような迫力でした。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-08-15 01:58:33) (良:1票) |
136.《ネタバレ》 アル・パチーノ出演作品の中で最も好きな映画です。トニー・モンタナのラストの壮大な死にっぷりとその直後に映る「THE WORLD IS YOURS」の文字、この二つの場面によって作りだされる哀愁は見事としか言いようがないですね。あまりに好きすぎてそこだけ見たりする事もあるくらいです。 見逃されがちかも知れませんが、意外に音楽が良かったりもします。 【関白宣言】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-07-20 00:50:57) |
135.GTAを映画化したらこんな感じになるんだろうなって感じです。やりとりが好き。成り上がるまでの過程がいかにもギャングって感じで素直に面白いです。わざとなのかトニーからいつまでたっても小物臭が消えなかったのが少し残念。堕ちていくまでの過程はもっと短くスパッと描いても良かったような気はする。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-03 04:18:16) |
134.《ネタバレ》 暴走しまくった末に「あー、やっぱりね」という最後を迎える映画、なのですが、バカなトニーで済ませてしまえるほど安直な物語って訳ではなくて。移民から成り上がる、大きな存在になるという野望、それを実現していって、物に囲まれた豪華な暮らし、だけど孤独。どこまで行ってもカラッカラに乾き続けてるトニー。彼の乾きを癒すのは、冷たい死くらいしかなかったんでしょうね。狂犬が燃え尽きる物語って感じでした。余談ですけど、電ノコシーンの時、テレビに映ってた映画は『大地震』でしたね、ってホントにどうでもいいハナシでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-06-27 01:13:52) |
133.個人的にはあまり好きなストーリーではなかったので強く心に残るものはなかったが、若くエネルギーに満ちたアル・パチーノの存在感にはこの後の大俳優への可能性を感じるに充分のものがある。壮絶すぎるラストの死に様は圧巻。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-06-20 20:22:18) |
132.《ネタバレ》 ストーリーはありきたりで予想通りの展開が続くという今見るとなんの変哲のない映画だった。それだけに安定感のある面白さはあったので、長尺ではあるがつまらなくなるということはなかった。トニーが成り上がって大物になっても、どうも、田舎のチンピラのようにしか見えなかった。彼はいつもイライラとしていて、カネのことばかり考えているようなやつだったし、大物になるといかにもな形で金を使っていた。そして、増長しすぎ、消されたわけだ。残念ながら彼には冷静さが足りなかったと思うし、クレバーさも足りなかったと思った。やはりチンピラ以上にはなれていなかったと感じた。彼の妹思いなところや子供を殺すことを拒否するという一面が印象的でもあり、人間らしさを感じた。ただ、一線を越えた非情さがないとも言えて、そいうものが悪党の世界では必要なのではないのだろうかと思った。それにしても、この手の世界を描いた作品を見るたびに思うことだけれど、常に様々な危険にさらされながらも金を儲けるよりも、普通に真面目に働いて稼ぐ方が、生き方としては断然正解だなと思う。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-09 16:52:57) |
131.これはこれでエンターテイメントに徹していると思います。時代も感じられるし、今見ても新鮮です。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-13 15:40:47) |
130.バリー・リンドン的な典型的成り上がり→没落ストーリーで、その過程がツボを押さえた演出でしっかり描かれており、二時間半超という長丁場を一気に見せてくれる。役者もハマり切ってます。が、この物足りなさは一体…。やはり、デパルマ・カットが希薄だったからでしょう。彼の名前を見るだけで、カメラワークに過剰に注目してしまうことを思い知らされました。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-05 03:15:30) |
129.《ネタバレ》 確かに凄い映画だが、いまひとつ。さすがに緊張感を3時間ずっと持続させるのは難しい。衰退期に入ったアル・パチーノもそんなに悪くない。しかし、ドラマや演技、演出全てを考慮しても、後の「カリートの道」の方が断然良い。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-05 13:07:19) |
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128.いまさらですが、はじめてみました。最後のシーンはやくざ映画みたいに破壊的でした。 まさに男。男の世界。アルパチーノは泥臭さを見事にアク強く演じてました。 ながーい映画ですが緊張感ビリビリ。 【しゃっくり】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-25 23:46:16) |
127.とにかく深いです。こういう死に方は少し憧れます。 |
126.失望感をまねく、おそろしく安っぽいオープニングの後は、全編を緊張感がつらぬく。アル・パチーノの目が、男の狂気じみた野心を表現する。一介のチンピラが組織のボスに登り詰めるという急展開に違和感を感じないのは、パチーノの演技に納得させられるからだろう。残念なのは、時折ながれるディスコ調のBGMがオープニングに負けず劣らず安っぽいこと。はなはだ緊張感をそぐ。 【佐吉】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-24 11:36:28) |
125.やたら長かった・・・その辺のチンピラがどうやってボス的存在に成り上がったのか、その過程も不明確だし、あるいはその逆の崩落の過程もしかり。雰囲気だけで3時間近くもたせるのは無理があります。あと、当時のミシェル・ファイファーはそんなに個性なかったんだね。30代中盤以降の時期の方がはるかに魅力的です。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-07-16 00:36:42) |
124.パチーノがクソ野郎過ぎるので終始ピリピリムード。3時間くらいありますが、退屈さはそれほどありません。怒涛の後半戦は見ごたえ十分。ただ、アル・パチーノの存在とバイオレンス以外の見所がどうも弱い。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-20 18:30:49) |
123.いまさらなんだけど、アルパチーノが凄い。狂気が滲み出てる。孤独で、野心の塊で、胸糞の悪くなる男を、これでもかってくらいに演じるアルパチーノが、ただかっこいい。 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-12 05:06:45) |
122.後半の展開がありきたりすぎるというか、あまりにそのまんまなのでちょっと長さを感じてしまいましたが、これこそアル・パチーノの代表作だと思います。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-12 00:40:25) |
121.大好き。 アルパチーノ、キレすぎ。 怒る演技が日本一うまい俳優、アルパチーノ。 彼は本当に怒りっぱなしだ 【STEVE-O】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2008-05-10 22:49:51) |
120.《ネタバレ》 簡単に言ってしまうと、自棄っぱち感が全編を通じて表現されている所がデパルマ風なのかも。長いけど案外飽きない。パチーノチビ男くん最高。早く88ミニッツ観たい。 【成田とうこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-22 12:23:54) |
119.《ネタバレ》 どうしても間延びした印象は否めませんが、狂犬モンタナの存在感の前では全て帳消し。「Okey!」連発のラストはもう凄過ぎる。あんた本当にアホや(褒め言葉)。そういやアル・パチーノって『ゴッドファーザーPARTII』でも寝室を襲撃されてましたね。自宅の防衛力が弱い男だなぁ(?)。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-21 21:26:24) |