僕らのミライへ逆回転のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。3ページ目

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僕らのミライへ逆回転

[ボクラノミライヘギャクカイテン]
Be Kind Rewind
2008年上映時間:101分
平均点:6.84 / 10(Review 51人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-10-11)
コメディ
新規登録(2008-10-29)【あにやん‍🌈】さん
タイトル情報更新(2024-07-18)【イニシャルK】さん
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監督ミシェル・ゴンドリー
助監督マイケル・ハウスマン〔製作〕
キャストジャック・ブラック(男優)ジェリー
モス・デフ(男優)マイク
ダニー・グローヴァー(男優)フレッチャー
ミア・ファロー(女優)ファレヴィチ
シガニー・ウィーバー(女優)ミス・ローソン
エリザベス・バークレイ(女優)図書館の少女(ノンクレジット)
クィントン・アーロン(男優)
高木渉ジェリー(日本語吹き替え版)
小森創介マイク(日本語吹き替え版)
宮寺智子ミス・ローソン(日本語吹き替え版)
脚本ミシェル・ゴンドリー
編曲ニコ・ムーリー(追加編集)
撮影エレン・クラス
製作ミシェル・ゴンドリー
ニュー・ライン・シネマ
製作総指揮トビー・エメリッヒ
配給東北新社
特撮BUFカンパニー(視覚効果)
その他アイヴァン・ライトマン(スペシャル・サンクス)
ウォルター・F・パークス(スペシャル・サンクス)
あらすじ
フレッチャーのレンタルビデオ店は、DVDも置いていない小さなボロ屋。しかし、伝説のジャズピアニストの生家だと豪語している。ある時、店員のマイクに店を任せてでかけるが、マイクはフレッチャーの「ジェリーを店に入れるな!」の注意を理解できないままトラブルメーカーのジェリーを入れてしまう。悪さをして電気人間となっていたジェリーは強烈な電磁波によって店中のビデオを消去してしまい、全く商売にならなくしてしまった。夕方には『ゴーストバスターズ』を貸し出す約束。そこでマイクとジェリーが考えついたのは・・・
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未見の方は注意願います!
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11.《ネタバレ》 JBがジャッキー・チェンになり、ゴーストバスターズになり、ロボコップになる…名作映画を勝手にリメイクして大儲け。このアイディアと手作り感は素晴らしい。ミシェル・ゴンドリーの映画は、オリジナリティという点で他の追随を許さず、呆れるほど似たような映画ばかり撮っているハリウッドにとって、この上なく貴重な人材。もちろん、目の肥えた観客にとっても。新世紀の『ニューシネマ・パラダイス』として、是非とも観ておきたい一品。
フライボーイさん [DVD(吹替)] 7点(2009-03-06 07:30:40)
10.人を殺せば観客を泣かすことが出来るとか、アクションシーンをてんこもりにすれば、観た後の満足感が得られるとか、そんな安易に作っていない。物語を簡単に考えていない。でもそれは逆にとても難しいのではないだろうか。ゆったりとした等身大の日常に、非日常の要素が絡み合い、そしてひとつになっていく。そのリズム、撮り方、エンディングと、近年観た映画の中では似た映画が思いつかない。それだけのオリジナリティがあって、感動を与えてくれるなんて、素晴らしい映画。ぼくは映画関係者ではないけど、映画関係者に観て欲しいなあ。
月ひつじさん [映画館(字幕)] 10点(2009-01-28 20:45:41)(良:1票)
9.《ネタバレ》 この映画の最後で、町の人々が参画して作られる自主制作映画は、感動的であるのと同時に恐ろしい作品である。感動的というのは、撮影に加わった住民たちの楽しそうな姿と、うつりゆく時代へのノスタルジーが情感豊かに描かれているためである。恐ろしいというのは、描かれている内容がビデオレンタルショップオーナーの見栄からでた嘘っぱちに基づいたデタラメにもかかわらず、ある確かなリアリティーが住民の間に形成されてしまっているからである。参画することだけで、何らかの充実感が生じるのは確かに本当だ。何らかの運動に積極的に関わるということが、その運動自体の正当性を問う前になんらかの肯定的な感触を持ってしまう。運動自体の意義を吟味せずに、参加することによる充実感だけによって、その運動を肯定することの危険性を、どれほどの人が自覚しているのか。この映画のおちゃらけた見た目に反し、提出されている疑問は痛切だ。
wunderlichさん [映画館(字幕)] 7点(2008-12-16 14:49:42)
8.個人的に今年度ナンバーワンだが、誰にでもすすめられる映画ではない。
ものづくりに情熱を燃やしたことのある人におすすめしたい
からいものさん [映画館(字幕)] 9点(2008-12-14 12:10:55)
7.《ネタバレ》 作品全体を取り巻くアナログ感が、人と人との繋がりや温もりといったものの表現と見事に溶け合っていて、ラストにも感動させられた。映画っていいもんだ、って素直に感じさせてくれる映画はやっぱりいい。
しかーし、数時間で撮った映画があっさり人気を博してゆく前半の流れには、どうも馬鹿にされている感じがしてしまい、入り込めなかった。大学で自主映画を創っている私にとっては。。。
j-hitchさん [映画館(字幕)] 6点(2008-12-11 02:13:03)
6.《ネタバレ》 「エターナル・サンシャイン」で極力CGを排した映像美を見せた監督が、今度は、映画界の先人達への畏敬と愛情を、ジャック・ブラックの怪演を得て、画面いっぱいに表現しています。
いまどき、VHSしか置かないレンタルビデオ店と陳腐な名作リメイクの設定は、まさしく「手作り」映画への憧れと現在のCG大作の氾濫に対する警鐘か?
「映画っていうのは、自分のカメラで、描きたいように一生懸命考えて、ドーンと撮らなければダメよ!」みたいなノリが爽快です。確かに特撮とCGは別物です。シガニー・ウィーバーの出演は「ゴースト・バスターズ」や「エイリアン」の絵作りを思い起こさせる仕掛けと思うのは勘ぐり過ぎでしょうか?
まさかミア・ファローの老けぶりは特撮ではないですよね^^
つむじ風さん [映画館(字幕)] 7点(2008-11-18 00:43:44)
5.《ネタバレ》 卓越した映像センスで映像技術を駆使するこの監督が、今回はアナログ映画愛を描いていて意外でした。磁気を帯びたジャックがレンタルビデオ店のテープを全部消してしまい、自分たちで映画をリメイクしていく。前半のリメイクシーンはテンポよくとても楽しく見る事ができました。さすがにバカバカしい手作りリメイク映画でこんなに大反響はないわな、でどうなるんだろう?と思っていたら、なんと映画を通して様々な人たちが一つになる感動ものに発展、残念ながら計算が見え過ぎてしまって後半は醒めてしまった。 ラストの上映シーンのアイデアにいたっては「ああこれがやりたかったんだ」という感じ。うまくまとめたというよりは、このラストを撮りたいが為の映画に思えてしまいました。
ポテサラ頂戴さん [映画館(字幕)] 5点(2008-11-17 10:49:56)
4.《ネタバレ》 ジャック・ブラックにダニー・グローヴァー、ミア・ファーローと来ては、劇場に見に行くっきゃないでしょう。毎日余裕のない日々を送っているおばさんには、ジャックのオバカ養分が必要だ! というわけで、夜9時20分からの回をムリヤリ見に行った。
"Be Kind Rewind" というしゃれたタイトルだったのに、わけわからん邦題が不入りの原因になってるのは、間違いないよね。わたしも、ジャックが出ていると知らずにこのタイトルだけ見たら、まず行こうと思わないだろう。
いまどき、DVD がまったく置いてない、VHS オンリーのうらぶれたレンタルショップ。前半は、ビデオの中身がぜんぶ消えてしまったため、自分たちで「リメイク」してしまう、というドタバタ。「仮装大賞」をさらにチープにしたようなしょうもない撮影風景は、かなりおかしかった。
しかし、なぜか後半は、下町人情喜劇になってしまう。それも、みんなが親しんでいる建物が取り壊され、店がなくなっちゃうので、それを回避するために、町の人々が一致団結してがんばっちゃう、というべたべたに手垢がついたストーリーである。
感動するか、というと、別にそれほどでもないが、音楽と映画への愛情が感じられるので、そんなに悪くはない。ほのぼのします。
シガニー・ウィーバーが実にもったいない役で出てくるのも、なんだか笑える。
yhleeさん [映画館(字幕)] 7点(2008-11-02 11:23:45)
3.《ネタバレ》 本作は「ハリウッド超大作」を自分たちでセルフリメイクするという内容になっているが、セルフリメイクした作品をしっかりと流してくれるわけではない(インターネットでは鑑賞できるらしい)。
セルフリメイクしたパロディ作品で観客を笑わせるという趣旨の映画ではないので、“爆笑”できると期待すると、肩透かしを食らいそうだ。
セルフリメイクした作品同様に、本作の中身もかなり粗い内容になっている。
“粗い脚本”“粗い演技”“粗い設定”という短所があるものの、本作を見ているとそんなことはどうでもよくなってくる。
本当に大切なものは、“完璧なディテール”や“完全なリアリティ”などではなく、“映画への愛情”ということを気づかせてくれる味わい深い映画に仕上がっている。
町の人々が参加して自由な発想やアイディアで映画を製作していく様や、完成した作品を皆で笑い合って楽しむ様を見ていると、“映画の原点への回帰”“古きよき時代を懐かしむような想い”を込めているのが分かる。
CGなどの技術に溺れたハリウッド大作に警鐘を鳴らしているかのようだ。
数多くの作品がリメイクされたが、リメイクされる作品に関するチョイスも何かしらの意味があるのかもしれないと感じた。
「ラッシュアワー2」は見たことはないのでなんとも言えないが、「ゴーストバスターズ」「ロボコップ」といった80年代の作品が映画にとってのターニングポイントということなのだろう。
見ていないので分からないが、ワイヤーやCGを用いない最後のアクション作品が「ラッシュアワー2」という趣旨なのだろうか。
そういえば、いつのまにか本作に描かれるような町の個性的なレンタルショップはなくなってしまい、画一的なビジネス優先の大手レンタルチェーンに取って代わってしまった。
現在のレンタル事業は、インターネットで予約してDVDが配達される形態も目立ってきている。
我々は確かに利便を得ているのかもしれないが、その代わりに何か大切なココロを失ってしまっているのかもしれない。
映画を通しての人々の触れ合いのようなものが無くなっているとしみじみと感じられた。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 6点(2008-11-01 23:31:49)
2.《ネタバレ》 今のところ今年度ナンバーワン。確かに著作権違反は悪いことだ。だが、「面白いものをつくる」というのは、映画屋すべてに当てはまる「初心」なのではないか。初心のみずみずしさ、若さ、勢い、向こう見ずさ、そういったものをとても感じる。そしてVHSへのノスタルジーと絡めた過去の名作へのリスペクト。まさに『ニューシネマパラダイス』を髣髴とさせる映画愛にあふれるエンディングに涙が止まらなかった。ありがとう。
no_the_warさん [映画館(字幕)] 10点(2008-10-30 19:53:13)
1.《ネタバレ》 小学校のお楽しみ教室で演じたダンボールの怪獣ワールド。まだまだ小さなブルース・リー達。コタツの上に築かれた都市に巻き起こる大災害。なんで映画を見てるの? なんで映画が好きなの? その、忘れかけてた本当に基本中の基本の部分を思い出させてくれる映画でした。劇中のインチキでデタラメな映画達は、だけど映画が大好きで映画に対する愛を抱いていたら、爆笑と共に涙なくしては見られない世界。そこに容易に自分を見つけ出す事ができます。物語は時代に呑まれて消えてゆくものに対するノスタルジーが基本になってはいますが(『ゴーストバスターズ』のヒロインが、『エイリアン』の英雄が、悪役にならなければならない、その非情さをシニカルに描いたりして)、ジャック・ブラックのクドさも下品さをも内包して結果的に到達したのは今、この時代の『ニューシネマパラダイス』。私達は私達の『ニューシネマパラダイス』を獲得できた事を喜ぶべきなのでしょう。必見です。あ、いや、「必見です!!」くらい必見です!!
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 10点(2008-10-29 20:27:01)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 6.84点
000.00%
100.00%
200.00%
311.96%
411.96%
5713.73%
6917.65%
72141.18%
859.80%
947.84%
1035.88%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.28点 Review7人
2 ストーリー評価 7.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.16点 Review6人
4 音楽評価 7.50点 Review4人
5 感泣評価 7.00点 Review5人
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