54.これはこれは、お葬式。実はお葬式というのは滅多に集まらない親戚同士が集まり、ドンちゃん騒ぎができるから意外と悪くない。みたいなメッセージを感じたような気がします。悲しい出来事を明るく描く。しかし、あの汚いオケツを見せられたらやる気も失せます。致し方ない評価です。 【ボビー】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-06-19 00:03:20) (笑:1票) |
53.伊丹十三監督作品を観るのはこれが初めてだったんですけど、何つうか、「ねちょっ」とした作風ですね(笑)。この作品が公開当時大ヒットしたってのも、今からすると良く分からないんだけど、独特の日本人の捉え方(大滝秀治演ずる、嫌~な親戚の叔父さんとか、空気の読めない通夜の客の描き方など)が新しかったのかな。ひょっとして、伊丹監督がそういう視点を持ち得たのって、若い頃ハリウッドで俳優やってて、「外から日本を見る目」があったのかなーと、ちょっと思いました。それと高瀬春奈のお尻の件ですが、僕はも少しピンと張ってる方が好みです。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-16 20:28:28) |
52.《ネタバレ》 これってコメディなの??? ちょっと違うと思うけどなぁ。 まあ、葬儀なんて題材を選んだ以上、盛り上がる話であるはずはないんですけどね。 でも、親族達の感情や葬儀の風景など、軽妙に繊細に描いてある。 意識的に神妙な顔に切り替える瞬間と本当に涙が流れる瞬間が同居してる空間なんだというあたりなんか、よく分かりますね。 ただ、葬儀の主催である一族郎党ってのは案外不謹慎なもんだってのは実感できるにしても、高瀬春奈のくだりと火葬場でカマドの中を覗き込む場面は、あまりにも有り得なさすぎるよねぇ。 いくらなんでも、そこまで不謹慎じゃないでしょー(^^; いくら「火葬場の職員の姿」を見せたいにしても、そこはグッとこらえましょうよ(^^; そういう「有り得ない展開」じゃなく、常識的に納得いくストーリーの中で楽しく見せて欲しいな。 あと、同居してなかった親族(特に子供達)って、遺体に触れるのもっと怖がりますよ。 これ真実。 まあ、菅井きんの「肩肘張らない挨拶」がいい味でしたね。 5点。 【とっすぃ】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-06-09 02:18:38) |
51.無駄なシーンも多かったと思いますが、なんとなく感情移入して観られました。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-08 14:45:49) |
50.まあふつーかな。ちょっとお葬式について勉強になりました。 【午後のコーヒー】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2006-01-07 00:07:16) |
49.《ネタバレ》 観る前からあまり乗り気ではなかったのですが…、何せタイトルが「お葬式」って暗すぎる!内容は杞憂していた通り如何にも日本人らしいジメジメしたブラックコメディで、最初はギャグも薄ら寒いとしか思えなかったのですが、観ていく内にだんだんそのナンセンスがこの映画の魅力だと分かってきて後半以降は逆に心地良く感じられました。特に中盤のサイレントシーンとお通夜の客を必死に帰そうとするシーンが好きです。突如挿入される山崎努と高瀬春奈の絡みは気色悪い以外の何者でもありませんでしたが…。唯一嬉しい誤算は住職役の笠智衆の登場でしょうか。御前様、柴又から出張して来たのですか?まあいつか自分も身内の葬式を出す時の為に、予備知識として観ておいて損は無い一本じゃないでしょうか。 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-29 14:35:26) |
48.伊丹さんのエッセイを何冊か読んだ私には、この作品こそ伊丹十三なんだと思える。葬儀の準備をする人々の描写のリアルさ、可笑しさ。もちろんこれは亡くなった人が、突然といえども順番どおりで自然に受け入れられるものであるというのがポイントだけどね。病院への費用の支払い時、拍子抜けしておもわず笑い出してしまう財津一郎、「入院した日数は3日、かかった費用が○万○千円、あやかりたい」というせりふからも、人が死ぬときはこうでありたいというものも感じられる。監督ご本人はそうはならなかったけど・・・そしてキャスティングの妙です。大滝秀治演じる三河のおじちゃんはサイコーだ。身内が集まるとこういう人がひとりはいるんじゃない?高瀬春菜の登場はなんのため?と思ったけど、実際伊丹氏と関係のあった女がひょっこり弔問に現れ慌てさせたなんてことがあったのかもね(笑)宮本信子が険しい顔でブランコをこぐシーンは分かっていながらあえて問い詰めない女の怖さがよく出ていていいんじゃないでしょうか。ブランコの揺れがだんだん早くなって振り子のようになっていく演出もよいですね。そういえば、レンタル店ができはじめたころに初めて借りたビデオがコレでした。伊丹作品の中では私にとってベストです。 【envy】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-18 10:01:23) |
47.伊丹十三監督デビュー作のこの作品、狙いは非常に面白いし、発想もユニークなのにいまひとつの印象しか残らないのは何故でしょう?俳優陣の演技も脚本も悪くないのに、シニカルな部分とそうでない部分のバランスが悪く感じられる。もう少しでかなりの傑作になっていたと思うだげに残念でならない。それでもそれなりに楽しめたので6点です。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-09-18 09:49:15) |
46.葬式って、そんなもの。実際を知らない人が見ればびっくりしたりするだろうけど、自分の身内が死んで、一度でも経験していれば、なんの驚きもなければ面白みもない。一度見ればもう見たくはない映画。「葬式」を初めて知った人のために、2点。 【透き通るBlue】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2005-08-18 14:52:57) |
45.未着手のジャンルに挑んだ点では興味を惹きました。 俳優人の個性的な演技も良かったです。 しかし、如何せんこういう事あるある系の話で繋いでいるので1度見てしまうとおしまいな気がします。かなり実験的要素の大きい作品。当時話題としては大成功を収めましたが、この事がかえってこの奇抜で未着手なジャンルを選ぶ手法をパターンで繰り返してしまうきっかけとなったと思います。良かったのか悪かったのか...。 |
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44.この映画、後にお葬式のガイドビデオとして実際に葬儀屋さんに使われていたというその一点だけでもすごい映画かと。 私も、こないだ父親が死んで親戚一同集まったりしたわけだが、 そのときの雰囲気とか考えると、エッチしたくなるのもわからんでもない。 (ひさびさに会う従姉妹とか「わ、この歳になっても結構可愛いじゃん」と結構ときめいたり。) 【あばれて万歳】さん 5点(2004-08-31 12:53:54) |
43.葬式を映画にしてしまう事、細かいところの着眼点はすごいですが、エロシーンはいかがなものかと。エロシーンのインパクトが強くて、笑えるシーンが死んじゃってます。 |
42.私も子供のころにみた。うーーんつまらなかった。エロいシーンしか残ってません。マルサは好きなんだけど。 【たかちゃん】さん 5点(2004-05-10 14:54:48) |
41.親が大好きと言っていた映画だった。高校生の頃、テレビ放送で初めて観た時はイマイチ面白味が分からなかった(当たり前だわさ)。大人になって改めて観ると、会話の妙や役者の仕草にかなり笑えた。確かに、80代や90代で亡くなった方のお葬式が始まる前に親族が談笑しているのを見て「あれ?」と思ったことある。この題材を映画と結びつけた監督のアイデアは、とにかく突き抜けたモノがある。 【やすたろ】さん 7点(2004-02-24 22:20:08) |
40.子供の頃にみました。当然、よく分からなかった。 【犬】さん 4点(2004-02-12 22:13:08) |
39.チエホフの「桜の園」をすごく意識して作られたのか、親戚、隣人など、配役とキャラクター設定がとても緻密。セットも伊丹監督の自宅を正面から見据えた舞台として見せるなど、工夫されていて面白い。佐野浅夫、左右田一平、関山耕司、横山道代、藤原鎌足などのたたずまいも、とてもリアルだった。宮本信子だけがウソ臭いのが残念・・・。 【神谷玄次郎】さん 8点(2004-02-02 20:08:56) |
38.葬式をコメディにしてしまうという時点で度肝を抜かれたが、観てみるとこれが非常に面白かった。ブラックユーモアなのだが、そこには葬儀に訪れる者の本音が隠されており、少なからず共感を覚えてしまう私は不謹慎な人間である。でも面白いものは面白いのだから仕方あるまい。 【HARVEST】さん 7点(2004-01-27 17:05:53) |
37.このあたりから伊丹の快進撃が始まるんですね。葬式で一本映画を撮っちゃうなんてすごい発想です。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2004-01-16 08:05:42) |
36.伊丹さんの初監督作品ですが、自分が撮りたいのがどういう映画なのかはっきり分かった上で撮っている感じがします。 |
35.一番印象に残っているのが、エロシーンって言うのはちょっと・・・・。 【あずき】さん 5点(2004-01-01 10:20:55) |