87.いままでミュージカルはいくつかみてきたがほぼ全セリフ歌とはおもいもしなかった。元が長いのでかなり展開が唐突に見える。それをミュージカルで押し切る感じ。でも全体としてはクオリティの高い映画でした。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-12 21:04:13) |
【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-01-08 02:05:55) |
85.ミュージカル映画の醍醐味の一つに「ドラマパートからミュージカルパートへ移行する瞬間の楽しみ」というのがあると思います。例えば、映画「シカゴ」で、レネー・ゼルウィガーが一瞬にして口パク操り人形となって唄いだすシーン。「雨に唄えば」で、デビー・レイノルズ達三人が、希望の朝の到来を「グ~ッモ~ニン♪」と唄いだすシーン。「ファニーガール」で、バーブラ・ストライザンドが「パレードに雨を降らさないで」を唄いだすシーン。センスの良いチェンジとの遭遇。それは思わず「おお!」と声が漏れ、膝をポンッと叩いてしまう至福の瞬間です。思いがけずやって来る一瞬の驚き、ときめき、笑い、etc…。そのせっかくの醍醐味を、自ら放棄してしまっているこの映画は、私にとっては終始out of questionの世界でした。香りのないコーヒーを飲まされたかなという感じです…。最近テレビでやっていたので、劇場で観て「損したなあ…」とカックリきて以来二度目の観賞をしてみたのですが、結果は同じでした。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(字幕)] 5点(2013-12-22 20:45:57) |
84.《ネタバレ》 基本的にミュージカルが苦手で、この監督の前作「英国王のスピーチ」もその芸術的価値は充分に認めるのだけど、どうも僕とは合わないなぁって感じだったので、今作も特に興味もなかったのだけど、世間でやたらと評判だったし、ラッセル・クロウも出ているしということで鑑賞してみました。いやぁー、まさにこれぞ王道ミュージカル(笑)。全登場人物たちが最初から最後までひたすら喉を潰すかってくらいの勢いで歌い続けます。フランス文学史上に燦然と屹立する、あの気宇壮大なメロドラマの世界と見事にマッチしておりました。この暑苦しいくらいの徹底的な人生賛歌はやっぱり好きになれないけど、圧倒的な映像美と楽曲のクオリティの高さは確かに認めざるを得ませんね。ヘレナ・ボナム・カーターが出ているシーンに、どう見てもティム・バートンの「スウィーニー・トッド」と酷似したシーンがあるのはご愛嬌。俳優陣の熱演も見応え充分だし、ミュージカル好きな人は存分に楽しめると思います。ミュージカルに極度のアレルギーがある人は絶対に観てはいけません。死にます(笑)。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-12-12 15:22:24) |
83.アンハサウェイの演技がとても良かった。ゆめやぶれて、でグッときました。が、スーザン・ボイルよりは説得力に欠けます。 【ギニュー隊長★】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-14 23:49:32) |
【ワカサ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-14 23:37:45) |
81.終始、歌いっぱなし..それでもって、物語としてちゃんと成立している..ある意味すごい..が、ミュージカルアレルギーの私には、ちょっときつい..かな..(字幕を読む作業があるので耐えられたけど、歌が日本語だったら、と思うと..) 後半は、ツッコミどころもちらほら..物語としての結末も、不満あり..もしかして..と思い(ラッセル・クロウのファンでもあるので)..観たのですが..う~ん、残念...(ちなみに、全編歌いっぱなし作品はこれで2作目、マドンナ主演の「エビータ (1996)」が最初..←こっちは、6点) 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-08-25 18:22:25) |
80.《ネタバレ》 いやーなげぇ。正直な感想です。評価がかなりいいのでかなり期待して観たのですが・・・トホホでした。いいものであればたとえそれが苦手な相手でも感銘を受けさせる威力があると思うが、この映画には無かった。もともとミュージカルにあまりいい印象がなく、「マンマ・ミーア!」を観てミュージカルいいじゃんと思い知人の勧めもあり勇気を出してこちらを観ました。イヤーまたイメージ悪くなりました。終始歌いながら台詞を言う・・・んーっ。4~50分過ぎた辺りから普通に言えよ!って突っ込んでました。「♫私はジャン・バルジャーン!」と歌いながらドヤ顔で言われてもね・・・そしてアンニュイな終わり方。なんというかメリハリも感じないし、途中で魅了するような大勢でダンスとか期待していたがなし。そして脈絡も感じない突然主要人物が死んで行く・・・感情移入も出来ないし死にゃぁお涙ちょうだい的なものを感じる。主人公も時に罪人、時に善良な人というカメレオン人生を描いている。どうせならダースベーダーみたいに落ちる所まで落ちろよって思う。出頭せずに余生を送ると決めた時にその覚悟がなくちゃね。そしてなんでも暗く悲劇に捉える・・・そういう映画なんだけど、コゼットが結婚するのが悲劇かぁ~っ!女性は結婚して幸せだろう・・・なんであんなに悲壮感に浸るの?! そりゃあ辛いけど良かったという入り交じったものがあるだろう・・・この映画内容的には歌わずに普通の台詞にしたら1時間もあれば終わると思う。そういう内容もない映画です。それをなんか不必要に歌う台詞で長引いているとしか感じなかった。 あの壮大な感じとキャストたちの豪華さにだまされてないか・・・冷静に観てどうかな。 ファンの人には悪いが感じたことを正直に書いた。 【レスポーラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 2点(2013-08-09 00:53:27) |
79.ミュージカル映画は食わず嫌いだった私は、雨に唄えばなど古典名作のおかげですでに考えが変わっています。 そしてここにきて、現在のミュージカル映画はこれだ!というもののを存分に味あわせてもらいました。 メインから脇を固める登場人物までしっかりとした存在感があったことが印象的。 これまでのレビューを拝見する限りミュージカルを熟知されている方からの評価が高い作品ですが、私のようにミュージカルに縁遠い者にとっては、ミュージカルを見たくなるような作品でした。 あまりにも有名な文学作品でありながら、とっつきにくいイメージのレ・ミゼラブルを身近にした功績は大きいと思います。 【午の若丸】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2013-08-02 14:41:39) |
78.《ネタバレ》 やはり、ジャックマン、クロウ、ハサウェイをもってしても、「歌いながらの演技」は難しかったようですね。みんな、神経が歌に集中してしまって、ほかのことが抜けてしまっています(しかも歌唱も大して良いわけではない、というか、そもそも楽曲自体が台詞回しに引っ張られて曲として完成していない)。その辺のところで安定していたのは、「マンマ・ミーア」でも唯一まともな歌唱を聴かせていたアマンダ・セイフライドと、そのコゼットとどちらがヒロインか分からないくらいの存在感を見せていたサマンサ・バークスくらいでした。それとは別に、マダム・テナルディエがヘレナ・ボナム=カーターというのは、キャスティング一覧を見ただけで笑ってしまうほどはまりすぎで、歌いながらではない本来の演技で見てみたいところでした。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-07-29 01:10:46) |
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77.映画用に短くまとめたんだと思いますが、ストーリーの進行が急ぎ過ぎです。もうそこか!という感じで、歌うのやめて、もっとじっくり描こうよと思ってしまいました。ただ後半は歌が心地よく感じ、これが演劇で受けるのも納得がいきました。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-07-26 21:45:14) |
76.《ネタバレ》 約7か月ぶり2度目観賞。セリフ全編ソング、近年稀な完全なる本格文芸ミュージカル大作。無情なほどに波乱万丈、ジャン・バルジャン償いの人生。喜怒哀楽と愛情―顔面を紅潮させ体全体で魂を歌い上げる名優たち。骨太イメージのラッセル・クロウが意外と歌もお上手です。ミュージカルは苦手ジャンルながらも彼ら渾身の情感は伝わってきました。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-07-20 19:36:09) |
75.鑑賞方法、楽しみ方が解らない。 ストーリーや感情が盛り上がったところでの歌、そして寄り-引き-壮大なカメラワークの大俯瞰ならともかく、逆の展開が多くて、観ているこっちの上げ方がギクシャクしてしまう。 映画として1つのジャンルではあるだろうが、基本、間やストーリー展開、非日常の中のリアリティ、+αの想像力をかき立てられる事を求めて映画を観る私には、チープな話を大袈裟にやっているこの映画はかなり残念だった。 TVでの映画紹介や予告編で十分感動できた、まさか本編でこんな感想になろうとは、DVD鑑賞でよかった、映画館に足を運んでたらしばらくヘコんでいただろう。 次からこの手の映画は注意します。 【カーヴ】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-07-19 09:48:03) |
74.《ネタバレ》 ここまでがっつりミュージカルだったんだ・・・ 新鮮だったし、歌は感動的だった。展開は雑に感じる(ちょっと滑稽にも)けど、そもそもそういう映画じゃないんだろうね。 【ラグ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-07-06 01:22:55) |
73.《ネタバレ》 レ・ミゼラブルがどんな話かも知らず、しかも何の予備知識もなしに見たので、一番最初に唄から入るシーンで「お、これってミュージカルなんだな~」と思ってたら次に出てきたのはラッセル・クロウ様。そしてラッセル・クロウまでもが軽やかに唄ってるではありませんか。彼のイメージに唄というものが全くなかったので驚き。個人的には「へぇ~、普通に上手いやん」て関心しましたよ。ヒュー・ジャックマンも上手いし、 アン・ハサウェイは当然のごとく美声きかせてる。そしてレ・ミゼラブルのお話も凄く気に入りました。これはやっぱり、「赦す」ことがテーマのお話ですね。誰かを赦すていうのは、人間にとって実はもっとも困難なことかもしれない。神を信じそれを実践することで、自分も周りも変わる。そして革命という変化。そういうチェンジすることへの大いなる讃辞を感じました。皆さんおっしゃる通り、たしかにアップが多いなと僕も思いました。遠景でスケール感だしてるのは冒頭のシーンぐらいで、あとはみんな常に人にスポットがあたった画作りでした。それはミュージカルを映画化することの意識でそうなってるのかもしれないけど、映画ならではの画作りをもっとやっても良かったかなとも思います。でもいい映画であることは間違いありません。皆さん素晴らしい演技でした。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-06-27 01:27:52) (良:1票) |
72.泣ける泣けると言われて見ましたが、泣けませんでした。 歌は上手ですが、なんだか不完全燃焼な感じが残りました。 【さわき】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-06-27 01:26:22) |
【K】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-24 22:30:37) (良:1票) |
70.この映画の原作はヴィクトル・ユーゴーではなく、ユーゴーの小説を元にしたミュージカルを映画化したものです。原作が舞台劇なので、ストーリーテリングはかなり荒っぽいものでした。時系列を順に追っていくのではなく、舞台は象徴的ないくつかの場面にのみ絞られ、「そして○○年後」といった具合に話がピョンピョンと飛んでいきます。大事なところがかなり端折られているので物語については脳内補正をかけて観る必要があり、えらく不親切な作りだなぁとガッカリしました。また、歌詞によってすべての感情がはっきりと表現されてしまうという点にも、かなりの違和感を覚えました。映画には、あえて口に出す必要のないセリフというものがあります。その場の状況と、俳優の表情さえ映していれば充分に理解可能であり、それを口にすると、途端に陳腐になってしまう類のものです。そんなものまでがご丁寧に大声で歌い上げられてしまうので、あまりの押し付けがましさにうんざりしてしまいました。これは映画という舞台とは別の媒体なのだから、バカ正直に舞台と同じことをやるのではなく、映画なりの見せ方をしてもよかったのではないかと思います。ここで申し上げておきたいのは、私はミュージカル映画というジャンルの面白さは認めているということです。某司会者のように、俳優が突然歌い出すこと自体を拒絶はしないのですが、本作については、映画という媒体の特性が無視され過ぎているのではないかと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-06-23 02:22:26) |
69.とても有名で大好きな物語ですが、ミュージカルは見ていませんでした。そういう見地からの感想は、ストーリーの運びが雑だなあ、ということです。それは唄に時間を割かねばならないからしょうがないのかもしれません。 また、ミュージカルの好きなぼくとしては、アップばっかりでつまらなかった。ソロだからといってもその人だけに寄り切らなくてもいいと思うのです。 ……大きく言って、その2点が不満でした。 しかし、唄を同録で録るという手法は画期的でした。 その知識はなく見たのですが、見ていて普通のミュージカルと違うこの感じはなんだろう?と思い、みな口パクではなく実際に歌っていることに気づいた時には鳥肌が立ちました。口パクではなく生で歌うことが、これほど唄の感情を伝えるとは思いもしませんでした。映画では技術的にそれは今まで困難だったし、映画でもMVでも口パクが普通のことと思っていました。この映画は、ミュージカル映画にまったく新しい次元をもたらしたと思います。 【とと】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-25 03:36:48) (良:1票) |
68.舞台を見たことがある人とない人で、評価は大きく分かれるのではないでしょうか。僕は見たことがなく、音楽もストーリーも完全に初見だったので、信じがたい感動を味わうことができました。すべてがプロフェッショナル。原作自体がとてもよくできていたということだと思うのですが、誰もがどこかのシーンで共感できる人間ドラマが描かれています。それでいて、観客を飽きさせない宿屋の道化たち。そして名曲の数々…。キャストもすばらしいですが、個人的にはガブローシュが大好き。ドラクロアの民衆を導く女神の横に描かれてるのが、彼がモデルと聞いてとてもうれしい。 【コダマ】さん [試写会(字幕)] 9点(2013-03-25 00:35:21) (良:1票) |