212.《ネタバレ》 各所で絶賛に次ぐ絶賛だったので、楽しみにしていましたが、 期待しすぎて、ちょっぴり絶賛しすぎではあるまいか?というのが、率直な感想。 序盤とラストシーンは良かったけど、悪戦苦闘している中軸が、もう少しエンターテイメント色を濃く出せば良かったと思うが、 その辺は個々の好みでもあるので、俺は楽しめなかった。というだけの結論。 でも、冒頭の長回しをカメラワークの工夫等でそれを感じさせないところとか映画好きにはたまんねぇんだろうな的な所とか、 監督のこだわりも随所にみられ、好評を得る理由もなんとなくわかる。 俺はライトな層なので、まぁ、ちょっとごめんなさいって感じです。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-07-22 21:40:56) |
211.《ネタバレ》 舞台を宇宙空間に限定したシチュエーション・SFパニック。期待しすぎて観てしまったために衝撃は少なかったですが、間違いなく良作以上です。宇宙空間を照らし続ける、その映像美だけで評価すれば今年イチ。ジョージ・クルーニー復活の幻覚シーンは興ざめですが、サンドラ・ブロックの熱演は光ります。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-07-18 13:25:07) |
210.《ネタバレ》 無重力を表現した宇宙空間の映像美は見事で、TDLの「スター・ツアーズ」を体験した時のような快感を味わった。技術先行の画面に、2人の会話劇で人間関係が描写される展開は秀逸。無音(?)の大宇宙では軽口をたたくことも重要なコミュニケーションと映る。 娘を亡くし夫と別れた女性宇宙飛行士が宇宙に一人取り残され、一時は死を覚悟しながらも、帰還に向け生への気力を取り戻すという設定に現代性をみる。マットの生還(幻覚)からラストに向けての展開はハリウッド映画の王道であり、悲惨な結末を迎えるリアリズムよりずっといい。 ライアンとマットのロープでのつながり(へその緒のような)やISS内部での胎児ポーズ、そして涙の粒が浮遊するシーンはそれぞれ印象深いが、強調し過ぎの感あり。 地球に帰還し、カプセルが着水した湖でライアンが脱出した際、水中でカエルが彼女の前を横切る。さらに虫が飛び鳥がさえずる芸の細かさ。その後、彼女は陸に上がり、四つん這いから徐々に立ち上がって大地を踏みしめ(彼女の再起を暗示)、最後に2足歩行する。ここで原題「Gravity」の意味する重力の体感が示される。駆け足で生命の誕生~進化を表現したような感じだ。着水場所を湖にしたのは「猿の惑星」を意識したのだろう。が、むしろ子宮形状の入り江(海水≒羊水)に着水し、ウミガメ(4足)の登場、そして陸上へ、さらに2足歩行となった方が胸にストンと落ちる。カエル君の登場は唐突な感じだった。 無重力の宇宙空間、女性の自立、中国の人工衛星の役割、数々の障害を乗り越えて危機からの脱出等、マーケティング・リサーチはバッチリ(若干の皮肉込み)。「生」と「死」、「進化」や「再生」をめぐる91分間で、過去の映画に対するオマージュや生命をめぐるメタファーの詰め込み過ぎも感じる。終盤は生き残ったS・ブロックの一人芝居を見る思いだったが、彼女に魅力を感じないんだよなあ。 【風小僧】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-07-03 22:36:18) (良:1票) |
209.《ネタバレ》 映画館で見るべきでした。面白かった。 【海牛大夫】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-06-21 20:58:01) |
208.CGと撮影の技術には感心させられる。ストーリーは好みではないが、宇宙の計り知れない恐ろしさを感じた。永遠に人が足を踏み入れる場所ではないかもしれない。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-06-16 14:22:00) |
207.確かにこれは映画館で観るべき映画ですね。回転するサンドラ・ブロック、バックに大きな地球、とても綺麗です。ただ、それなりに臨場感はあるのになぜか緊迫感は感じられず。 【noji】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-06-12 23:01:18) |
206.《ネタバレ》 こういう単純だけど力強い映画もいいなあ。結末も読めるし、人物像や会話にひねりもないし、ドラマチックな展開もどんでん返しもないけど、画面から受けるパワーに理屈なんかなくひたすら気持ちを揺さぶられてしまいました。特に、ラスト近くの、大きな地球をバックにカプセルや破片が燃えながらまっすぐ落ちていくシーンにしびれました。 【かねたたき】さん [地上波(吹替)] 10点(2016-06-12 02:33:05) |
205.《ネタバレ》 ①先にオデッセイを映画館で見た②それからゼログラビティをテレビで見た、から宇宙空間のハラハラは食傷気味でした。 でもラストは断然こちらが良かったです。原題が「グラビティ」なので、そのままにすべきだと思います。もともとグラビティは外来語としてなじみがないのですから。 自分が歳を重ねたせいか余計なおしゃべりが苦手になりました。アメリカの方は、あまり関係ないことをよくしゃべりますね。アメリカの映画を見るたびにセリフが多いなと感じます。危機的状況では、お口を閉じて集中せよ。セリフが無くても魅せられる映画はたくさんあります。 【LOIS】さん [地上波(吹替)] 5点(2016-06-11 21:26:16) |
204.撮影は凄い。映像がとぎれぬままカメラが縦横無尽に回り続け、役者が演技し続ける冒頭のシーンには、コレはどうやって撮ってるのかと感心しきり。しかし、物語は予想以上の展開が全く起きる事なく凡庸で、ラストに向けての盛り上がりもない。現実からかけ離れて中国アゲのような展開も、少し鼻につく。映画の価値には、映像より物語の面白さに重きを置く自分としては、少々低評価にならざるを得ない。 【へろへろ】さん [地上波(吹替)] 5点(2016-06-11 17:53:20) (良:2票) |
203.《ネタバレ》 本当は緊迫感にあふれる映画のはずなのに、全くハラハラ感を持てませんでした。 唯一、ジョージ・クルーニーが“戻って”来たところで、おお、これは面白くなるぞ…と期待したのですが単なる幻影とわかって失望。 ヒューストンのシーンを全く入れずに、ただサンドラの目線だけでストーリーを進めるというアイディア自体はいいと思うのですが、リアリティを強調するあまり、登場人物に全く感情移入できませんでした。 CGの素晴らしさに免じてプラス1点です。 【love】さん [地上波(吹替)] 3点(2016-06-11 16:54:05) |
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202.《ネタバレ》 ゼログラは未体験の無重力体験を味わえる映画でした。 無重力の法則をここまで見事に再現した映画を自分は見たことがなかったです。 スローなのにハラハラするアクションはちょっと新しいと思います。 主観でとらえた場面からは臨場感が伝わります。 広大な宇宙に取り残された絶望感を自分は初見ではあまり感じ取ることができませんでしたが、 無重力で起こる様々なことが怖いと感じました。 (映画作りをしたことがない素人の意見ですが、 もっと人間が宇宙にとって小さなものであり、宇宙空間が無であることを伝える描写がさらにあればなお良かったです。 私の理解力の問題かもしれませんが、あるいは視点が主観に近いからなのかもしれませんが、これはごく個人的な感想です。) 宇宙のシーンは美しく神秘的で、音楽もそれを助長させていました。 ラストは重力の偉大さと壮大さを感じさせました。 「宇宙船とヒロイン」が「胎内と胎児」を思わせるシーンがありました。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-06-09 23:27:48) |
201.《ネタバレ》 ハラハラドキドキ。酸素が無くなる恐怖、一緒に居る同志が居なくなる恐怖、帰りの燃料が無くなる恐怖。よく気持ちを持ち直して、帰還しましたね。面白かったです。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-17 21:47:14) |
200.《ネタバレ》 子供たちには、ある意味恐怖映画かも。 体だけでは移動もままならない宇宙空間での孤独な戦い。何回死んでもおかしくない程の トラブルの連続。高所恐怖症であれば眼下に広がる地球を見るだけで失神寸前。 いやー、「大きくなったら宇宙飛行士になりたい」の子供たちがどれだけ減ったか・・。 ただ、同じ意味で貴重な作品と言えます。現実は厳しいぞと。ヒロインはそれらの障害を 全て打破して突き進むという、ご都合主義な面もありますが、そこは娯楽映画ですから。 消火器で無重力空間移動って、アニメ「ウォーリー」でもありましたねー。 他に、銃をバンバン撃って軌道修正していた映画もありましたが・・ まあ、主人公が諦めずに困難に立ち向かう姿に感動すれば良し。感動できなかった人も タイトルどおり、「ゼロ重力空間」を疑似体験できる良作ではないでしょうか。 自分は大変気に入っております。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-04-08 18:21:35) |
199.登場人物がたったの2人というのが面白い。おまけに一人は途中でいなくなるので、後半はずっと一人。孤独な宇宙を表現してる(?)・・のかもしれない。 余計な前振りもなく、物語の序盤からいきなりアクシデントが発生。そこからずっと息を呑む展開が続く。全編1時間半と言う短さもあいまって、はじめから終わりまで一気に見れる感じ。映像も迫力がある。宇宙ならではの表現を随所に散りばめ映像としてのリアリティも高い。 男が主人公に見せる優しさ、主人公が持つ死んだ娘への思いなど、人間ドラマの部分があるが、全部、ベタだし薄っぺらい。が、そこはおまけ程度と考えて目をつむりたい。 ISS、中国の宇宙船と2つの船を渡り歩いて地球に帰る・・というのは「流石に無理だろ!うまく行きすぎだ!」というツッコミもあるが、まあ多少のリアリティも目をつむりたい。 消火器の推力で宇宙船を目指すというアイデアもよかった。 【椎名みかん】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-03-10 01:51:01) |
198.《ネタバレ》 よくこれだけの状況、アクシデントに合いながら、地球に生還できましたねー。 綱渡りのような映画でした。 ストーリーは、単純ですが、最後の地球の地面に立った時の主人公の姿は、素直に感動しました。 余談ですが、なぜ、邦題にゼロをつけたのか? グラビティだけで、十分なのに。 【G&G】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-03-07 14:17:04) |
197.3Dで見たかったなあ…3D時代の3Dだからこそ表現できる映像がウリの映画は映画館を所有してる人じゃないといつでも楽しめるDVDやVODの利点を活かせないよ 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-03-02 23:52:22) |
196.お話のほとんど全てが衛星軌道上の無重力・無音空間で展開する。絵ヅラがとても新鮮でした。演劇の背景絵のごとくバックにずーっと映し出される地球の様相も、巨大台風があったり、夜になって夜景がキレイだったり、様々に変化してて面白い。たっぷりお金をかけた「アイデア一発もの」という感じでかなり好きです。 自ら命綱を外して同僚を助ける彼は、長いキャリアの中で自分も同じ経験があったんでしょうかね。自分を見失いかけのアメリカ人とそれをリードする力強いロシア人?というのは、最近のアメリカ人の心情を反映してる・・というのは考えすぎかしら。 他の方が仰られる通り、あそこで何故止まらないのかは意味不明でした。あと酸素の供給が無く対流も無いのにあの大火事とか・・。物理的にどれだけ根拠あるのかな。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-02-27 20:04:35) |
195.《ネタバレ》 間違いなく最高傑作。素晴らしい。 ストーリー、キャスト、音楽と音響、3Dの必然性…。どれも完璧だった。どんな状況にあっても、生きよう、生きるんだ。 なんて芯のある主題だろう。主役二人に促される様に「意志」を「言葉」にする事の重要性を感じる。 従来SFパニック物になりがちな宇宙空間の物語で、こんなに泣くとは…。 些細な疑問点はある。軌道上のデブリ問題は、既に指摘されているのに、スパイ衛星とは言えロシアが爆破処理を選択するだろうか?。 ジョージを手放すシーンだが、あの場合、既に運動エネルギーは消滅しつつあると思うのだが…。 本当に「手放す必要性」があっただろうか?。しかし、それら小さな疑問を押しのける様に、この映画の素晴らしさが迫って来る。 ラストで彼女が立ち上がる。全身で重力を感じながら。それを見終わった時、自分の中に「地上で生きている喜び」と、 この映画の「製作者たちへの感謝」が溢れて来た。素晴らしい映画を、ありがとう。 【じょるる】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-11-03 01:51:17) (良:2票) |
194.何の説明もなく、いきなり本題から入っています。徐々に登場人物の人となり等が分かってくればまた感情移入も出来るのでしょうが、如何せん登場人物2人の会話だけですから、感情移入できません。最後まで感情移入できないので、どんなに困難な状況が襲っても、客観視しかできませんでした。映像は確かにきれいですし、迫力もありますが、それだけでした。 【はりねずみ】さん [DVD(吹替)] 5点(2015-10-20 21:44:04) |
193.インターステラ―を鑑賞して、こちらを思い出しコメント 必ず見て欲しい人 ・アポロ13大好きっ子 ・ブルーレイ「月と地球」を持ってる人 ・アルマゲドンに憎しみしか感じない人w ※字幕+吹替で鑑賞 |