40.これは見て損はないでしょう。森田監督は確信を持ってグイグイと作っていくタイプだからコケたとき眼もあてられないようですが、これは作風が吉と出た感じがしました。 【おばちゃん】さん 7点(2004-07-04 23:05:09) |
39.「あにやんさん」の疑問に同じ。でもわたしはそれが致命的に思われるので評価は低くなります。(「山の郵便配達」も、やはりストーリーの大前提がわたしには許せないものでした。) また、監督の役作りにも難があり、リアリティに著しく欠けるところが散見され、「模倣犯」よりも低い評価となりました。 【karik】さん 3点(2004-06-13 23:34:53) |
38.重たい…重たすぎるよ、この映画。 面白いっちゃ面白いんだけど、テーマも雰囲気も何もかも…。 もう一度見たいとは思わないね、ストーリーも結構悲惨だし。 【ふくちゃん】さん 6点(2004-06-10 02:23:09) |
37.刑法第三十九条と心理学という名の危うい似非学問の欠陥をうまく表現した快作。まだるっこしい部分は有るものの良く出来ていると思う。序盤の被疑者を前にひたすら指折り数えている刑事の行動は何なのだろう?意味不明。 【クロ】さん 8点(2004-05-27 17:43:37) |
36.堤真一の多重人格を「装う」演技力と京香さんのがんばりを評価。刑法39条を考えさせる点においても問題提起となるだろう。ケースバイケースといえないのが法律の辛いところだけど原則的には「罪は罪」償うべきではないか。被害者感情としてはそうでなければやりきれないだろう。 【キリコ】さん 6点(2004-05-15 17:21:14) |
35.全体に流れる雰囲気が作品のテーマをうまく表現していると思います。 【pani】さん 8点(2004-02-18 13:50:15) |
34.終始ひたすら地味で陰鬱な映画なのですが、途中で止める気にはなれなかった映画です。自分なら大事な人を殺されても、復讐の為にあそこまではできないですね。鈴木さんと堤さんの演技対決も見応えがありました。 【ひろほりとも】さん 7点(2004-02-13 11:51:38) |
33.よかったです。この森田いい!!作品で視聴者に疑問をぶつけるのでなく、自分の言いたいことハッキリ表した作品。共感できない人は不快かも…でも、監督の伝えたい事ハッキリしててイイ!なかなか考えさせられます… |
32.すごい前から観たかった映画だったんだけど、ちょっと期待ハズレだったかも。でも、あの犯人の過去がちょっと悲しくて感情移入しちゃったり。。 【アイコ十六歳】さん 5点(2004-01-19 01:15:27) |
31.これはなかなかの拾いモノでしたね。鈴木京香ってどうしても好きになれない女優さんですが、この映画では頑張っているなあと思いました。堤真一は劇団系の人だけあってやっぱり上手いです。テーマは重いですがちゃんとミステリにもなっていますし、あまり邦画は得意な方ではないのですが、やはり森田芳光だけあってカット割りなど垢抜けた印象がありました。特に際立った印象というほどのものはないのですが、観た後で「あ~ちょっと面白いものを観たな」と思いました。今のところ見返してみたいというほどでもないのですが、たまたまTVなどで見かけたら最後まで観てしまうかも?という感じではあります。 【anemone】さん 7点(2003-12-29 12:56:19) |
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30.刑法39条の孕む問題への警鐘というよりも、人間の心に潜む悪意・先入観といったものへの皮肉がテーマとなっているように思える。過剰な芝居の中から透けて見えてくる人間性が深く表現されている。同時にサスペンスとしての枠組みももたせてあり、しっかり練られた脚本に拍手したい。森田演出もツボをおさえている。 【恭人】さん 8点(2003-11-28 11:05:32) |
29.《ネタバレ》 なかなか面白かった。刑法第39条というテーマ自体が興味深いものであるし、うまく引き込んでくれる。ただ、全体的に暗く重々しい雰囲気で淡々とストーリーが展開されるので、元気な時に見たほうがよいでしょう。鈴木京香 岸部一徳、杉浦直樹、樹木希林などそれぞれ個性の強いキャラはいいのですが、みんな変なしゃべり方をするので見ていて疲れます。実は別の人間になりすましていたというのは、ミステリーではよくあるけどそんなに簡単じゃないよね・・。最後の法廷シーン、傍聴席でやりとりを見守る山本未来の表情が超こわ~い。あと、堤真一がよかった! 【れいぴん】さん 7点(2003-11-13 16:04:53) |
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27.よく出来た映画だと思いました。 大部分引用になりますが、、、 39条は確かに、問題だと思います。責任能力がない犯罪者、つまり悪いことを悪いこととも認識できないような人間を、かばう必要があるのでしょうか。善悪の区別もつかないような人間が、法律によって護られ、被害者や遺族は、その後の人生を棒にふるという現状に、私自身は納得できません。被告が極悪人であれ、精神異常者であれ、犯した罪の前では、また被害者の前では、公平に、いち犯罪者に過ぎないのではないか、と思います。40条「聾唖者は減刑される」は削除されました。差別論の観点から見ても、同様に39条が削除されないというのは、不思議に思います。 【戦慄の右クロス】さん 8点(2003-10-22 11:18:32) (良:2票) |
26.よく指摘されることだと思いますが、食事のシーンににじむ親子の悩みの深さが印象的。この監督の名人芸でしょうか。 【coco2】さん 6点(2003-09-23 14:53:57) |
25.あまりにも単調でその上長い。画面も終始暗い色使いでどんよりとさせる。日本の映画はストーリーもさることながら何でこんなに展開を遅くさせる必要があるの?と思わせる作品。そもそも日本の法廷で裁判中に検察官が精神鑑定もどきをするのはいくらなんでもおかしい。 【ボーボボ】さん 0点(2003-09-20 10:53:37) |
24.39条についての問題を提起しつつ最後のどんでん返しにつなげてあり、話としてはうまく作ってあるなと感じた。 |
23.大学で心理学を教えている友人は、「絶対にありえねー、素人はこんなことできると思うんだよなー」と怒りながら語っていた。私的には判断を下す人間の気持ち一つではないかと思う。この時の鈴木京香は全篇ほぼスッピンだそうだ。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-08-23 18:11:15) |
22.非常によく練られた脚本、演技者達の過剰とも思える演技、斬新ではないけれど、目に焼き付く映像、森田監督独特のデフォルメされた人間描写。少し難しい部分はあるし、テーマその物当然ながらは非常に重たいものなのだけど、この手の映画としては、難解になりすぎず、集中して楽しめた。登場人物のすべてが少し病的な部分を持っているようで不自然な感じもするが、実はけっこう多くのひとが心に障害を持っている現代をリアリティを持って示唆すると、このようになるのではないか?という気もする。鈴木京香がとてもいい。逆に、キャスティングがハマリ過ぎてしまっているのかな?もう少しそういう面の冒険をしてみたら面白かったかも。 【蜂須賀】さん 6点(2003-07-06 20:08:25) |
21.なかなか面白かった。山本未来の法廷での心の声が迫力ありました。 【クラリス】さん 7点(2003-06-17 20:15:48) |