30.びっくりするくらい人物描写が希薄。主人公もヒロインも犯人も、おまけに子供まで薄々。ストーリーは割かし悪くないのに、おかげで最後まで目の前を画像と音だけが流れていった。イーストウッドがヨボヨボ過ぎて、病人演技が巧いのを通り越して、ほんとに体調が悪いんじゃないか?と思わせられるのも辛かった。 【永遠】さん 2点(2004-10-29 02:16:47) |
29.《ネタバレ》 イーストウッドじいちゃん、心臓が悪いという設定で、あまりハードなシーンをしないように気を使っておられる。 犯人は、途中でハハーンと判った。だいたいこういう映画は身近で人が良さそうで、というのが一番怪しい。でも結構楽しめた一本。 【KINKIN】さん 6点(2004-10-17 16:42:02) |
28.設定が凄い。クリント・イーストウッドもかっこよかった。犯人は意外な人物でしたが、意外だから良いというものでもないので少し減点。 【リーム555】さん 5点(2004-10-01 16:32:02) |
27.《ネタバレ》 やっぱイーストウッドは演出が上手い。間も良い。ハリー・キャラハンを思わせる暴れっぷりも見られます(これは嬉しかった)やっぱ「悪と戦う男」を演じると、特にカッコ良すぎだなぁ>イーストウッド 【ロカホリ】さん 8点(2004-09-20 23:20:32) |
26.(注意!:激しくネタバレしてます。未見の方が読まれると必ず後悔します。自己責任で読んで下さい) 地道な捜査を重ねて行くあたり、本物のサスペンスって感じでうれしかったです。こういうの書かせるとブライアン・ヘルゲランドはうまいですね。確かにツッコミどころもいろいろあって、冒頭、あのシチュエーションで犯人が逃げおおせたのは不自然だし、銃撃した車に逃げられても何のフォローもなし。あの車、早く警察で追跡しろよ。ラストだって、イーストウッドひとりで助けに行く前に、早く警察に連絡しろよって思ったし。しかし、全体としてはなかなかに上質なサスペンスだったと思います。心臓移植された元刑事というヘンテコな設定もちゃんと活きていて、イーストウッドが発作で死にはしないかと終始ハラハラしながら見ることができました。ジェフ・ダニエルズがよくないという意見もありますが、私はよかったと思いますよ。確かに後半、キ○ガイがバレた後の演技は月並みでしたけど、気のいいごくつぶしの演技はピッタリきてました。「Mrダマー」とか「スピード」とか、相変わらず相棒役が似合いますねと思いながら見てました。そのおかげでドンデンは結構衝撃的でしたよ。イーストウッドもこの意外性を狙ってキャスティングしたんだと思います。そして最後に残る印象は「ダーティーハリー6」。そう思えば、ジェフ・ダニエルズもスコルピオに見えてきます。 【ザ・チャンバラ】さん 7点(2004-09-10 23:34:51) (良:1票) |
25.このときクリント・イーストウッドは72歳。監督として既に多くの作品を作っていて数々の賞も獲得している。巨匠というに相応しい実績があるのだが、私の中では”大御所”であっても”巨匠”というイメージはない。俳優イーストウッドの類まれなるキャラのせいもあるが、撮り方がオーソドックスすぎてインパクトに欠ける点にもあると思う。彼が俳優として出ている時点で他にはない独自の雰囲気はあるもののキャラ先行型のハリウッド臭がプンプンしてくるのも否めない。この作品には他にもハリウッド臭を感じるところがたくさんある。まず、勧善懲悪のストーリー。そしてロマンスありアクションありという設定。それでも終わってみたらハリウッド映画とはちょっと違う臭いがあるところがイーストウッドの映画である。全体的にハリウッド的なのにハリウッド映画ほどの迫力がない映画と言われればそれまでである。扱う題材を変えアクションを排除し個性の強い彼自身も排除すれば新たなイーストウッド映画が生まれるに違いない。そして翌年生まれた。巨匠イーストウッドの名作が。 【R&A】さん 6点(2004-08-30 12:44:51) |
24.私は単純な推理素人なので犯人はラスト近くまでわかりませんでした。 でもこの映画は犯人の残酷なやり口に怒ってくれと言っていた気がします。 被害者の姉妹とできちゃうってよくあるパターンですけど・・まぁいいか。 しかしクリントさんの中年太りは一寸だけイメージダウンでした。 あと私にはあの黒人の女刑事の発砲シーンがカッコ良かったです。 【ひろほりとも】さん 7点(2004-08-29 10:31:49) |
23.老いてなお新境地を演じられるイーストウッドって凄い役者だね。心臓移植を絡めて見事にサイコサスペンスに仕立て上げられています。最後までドキドキしながら楽しみました。移植された心臓が壊れないかね。 【tantan】さん 7点(2004-08-18 18:08:53) |
22.《ネタバレ》 なにげなく、みていたが、引き込まれました。年とっても、クリントは、かっこいい。ショットガンをうつときには、しびれました。冒頭の所かな、映画前半で、スミス&ウエッソン、リボルバーかな、輪動式の銃をうっていたが、相変わらず、でかい口径に見えた、映画のなかで、輪動式8連発といっていたので、そんなのが、いまはあるのか、と思いました。話の筋はよく出来ていたと想います。クリントの役の中の女医が、わらえますが。演技でなく、あの、おかしな役者だとおもいましたので。しかし、熱を計りながら、薬を飲みながら、淡々としていたが、引き込まれてしまいました。子供が、ノーワンといった、所も、子供ながらの視点を、考えた、脚本なのだと、感動もしました。映画って、本当に素晴らしいです。そして、クリントイーストウッドに乾杯です。 【yasuto】さん 10点(2004-08-16 00:32:15) |
21.彼の作品らしく淡々と物語が進む演出は良いが、引退した捜査官だとしてもイーストウッドは歳をとりすぎで違和感があるし、依頼主と恋に落ちるのが安易過ぎて作品を安っぽくしている。もっと葛藤があっても良いのではないか。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2004-08-01 12:02:31) |
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20.《ネタバレ》 よく出来ていますね。イーストウッド監督の演出も、イーストウッドという役者を引き立たせる見事なものになっています。(当たり前か!)サスペンスの趣きも充分にあるのですが、これは枯れた魅力を放つ一人の役者魂をフィルムに焼きつけた映画ともとれます。観客はしょうもないイーストウッドを見たくない。正義と執念を貫くイーストウッドを見たいのです。だからこそ、いきなり発砲もするし、警察署の中でも、堂々としていられるのです。船上生活なんて、映画ファンが許さないのでは?そんな視点で見ると、意外でもない真犯人、伏線の甘い張り方も気にならなくなります。見ている最中は、画面に引き込まれていましたから。 【映画小僧】さん 8点(2004-07-12 12:40:32) |
19.《ネタバレ》 クリント・イーストウッドお得意のアウトローなサスペンス映画。もう見飽きているが、俳優としてのイーストウッドはいつまでも格好良い老獪なイメージが付き纏う。そういう価値があるのだ。しかしいい加減脚本や演出で勝負してもらいたいと思う。蓮實重彦が絶賛している監督だが、正直ついていけぬ部分が多い。とりあえず、レビューを。 FBIに在籍している時、主人公を執拗に付け狙う愉快犯がいた。顔も素性も詳らかではないが、彼を指名して罪を犯す人間と格闘している最中、彼は心臓発作を起こして倒れてしまう。数年後、心臓移植をした彼は既にFBI捜査官ではなくなっていた。そこへ、心臓のドナーの妹を名乗る女性が現れる。姉を殺した犯人探しを彼にやってほしいというのが彼女の願いだった。そこに、あの愉快犯の姿が浮かび上がってくる。・・・ まさしくいつもながらのサスペンス映画という感じがする。おかしい所は腐るほどある。心臓移植をした元捜査官に過ぎない民間人が、かつてのツテを頼って捜査を行ったり、彼に情報を流す警察官がいたり、根拠もなく犯罪者だと決めつけた人間の乗る車に向かって発砲することなど。もっと言えば犯人との格闘もおかしい。移植された心臓はその人間にとっての心臓ではない。借り物の心臓から生み出される血を持つ人間の力など微力に等しい。しかし、それらの疑問は全てイーストウッドが演っているという一点で納得される。イーストウッドならリアルな疑問を自分に吸収するだけの摂取能力を持っているのではないか、と思わせる。それは今までのイーストウッド映画を延長させた思いだ。心臓移植をしようが、イーストウッドの摂取能力と、彼の舞台装置に自分を完全投影させることがあれば、疑問は疑問に介しない。B・ウィリスとは全く違う不死身の価値が彼には具わっている。隣に住んでいた中年の遊び人が真犯人だったという半ば予想できた展開にも、彼がウィリスとは違う価値がある。それは、不死身の超人を演じながらリアルさを漂わせていることだ。あっけなく姿をさらした生身の人間が顔のない真犯人だったとはリアルにもほどがある。組織の裏を探るとそこには隣人がいた、というのとは違う。最初から彼は姿を晒してしまっている。船上生活する浮浪人イーストウッドは地に足をつけないリアリティの持ち主のように見えた。 【はなぶさ】さん 5点(2004-06-20 23:56:52) |
18.えーい10点。これが嫌いって人とあたしゃあ友達にはなれません。だってこれこそが映画なんざますもの。 |
17.伏線も上手く張られ、ハラハラさせるサスペンスもあり、意外な真相と犯人も(ある意味期待通りだけど)良くできていた。ミステリとして原作がよいのかな。もちろん渋いクリント・イーストウッドの存在感も魅力。 【きりんのめ】さん 7点(2004-05-19 11:40:07) |
16.戦えんの?この体で!?イーストウッドおじいちゃんのタルンタルンの肌は絵的にあんまり必要ないな!なんか痛々しいし。 【にう】さん 5点(2004-05-11 08:46:25) |
15.心臓がどうとか以前に、こんな年配の人が走り回ったりして大丈夫か?と心配になった。犯人は分かりやすい気がするけどまぁよかったです。 【しずく】さん 7点(2004-03-15 19:36:52) |
14.枯れたイーストウッドと、軽くサスペンスを見たい時にどうぞ。ストーリーのサスペンスよりも、いつ倒れるかというイーストウッドのほうがよほどハラハラした。枯れたダーティー・ハリーもちょっとだけ見れるのはおまけか。 【Beretta】さん 6点(2004-03-01 02:58:53) |
13.「羊」や「セブン」以降、量産された「ザ・ウォッチャー」や「ボーンコレクター」といった駄作サスペンス群に比べたら数段マシ。ただ、全体的にこじんまりとしていて、これと言った個性が無いのがもったいない。謎解きに工夫がある訳でもなく、犯人の意外性も普通レベル。まさに可も無く不可もなし。 【FSS】さん 5点(2004-02-26 01:14:03) |
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【k】さん 6点(2004-02-19 12:27:08) |