42.“お茶は4時、ディナーは8時、真夜中には殺人を...”このコピーを観ただけで映画館に駆け込みました。それほど私にはインパクトのあるコピーですよ。ほとんどリサーチせずに観に行ったこともあって予想していたのとは全く違うものでした(イイ意味で)。さすがはアルトマン監督!!存分にこのアンサンブル劇を楽しめました。それぞれの人間模様を観ているだけでも十分楽しめるし、独特の語り口、やはりセリフは命ですね。ただ登場人物が多くて把握するのに一苦労。 【ジェダイの騎士】さん 8点(2004-06-03 01:24:24) |
41.アルトマンの群像物は、大半を観てはいるのだが、今回は完全にギブアップ状態に追いこまれた。登場人物の服装と髪型が同じ事と、初見の役者が多かったこともあり、最初から最後まで人物の把握が出来ず、メイド達のおしゃべり以外ほっとんどわけがわからないままで、自分の頭の悪さ加減をなじり続ける138分だった。無論、そのような状態でストーリー云々に言及できるはずもなく、自分の頭の悪さではこの点数分しか楽しめなかった、という意味合いの点数をつける。 【永遠】さん 2点(2004-04-14 00:56:01) |
40.淡々と見させてもらいました。ヘレン・ミレンの号泣までは。やっぱり生身の人間なんですね~。メイドのメアリー役の女優さんも良かったと思います。地味だけどしっかりとしたイメージがある方ですね。ジェレミー・ノーザムが好きなので歌われた時には腰砕けになりました。主題歌「Land of Might-have-been」がいいです。 |
39.アガサ・クリスティでは決して味わうことの出来ない、貴族と使用人をゴッタ煮にした濃密な人間模様。「日の名残り」でも描かれなかった使用人であるがゆえの悲哀。「君たちの仲間」という発言をして、使用人からはつまはじきにされ、上流階級からも受け入れられなかった無知で無邪気なアメリカ人同様、私自身、わかっていたようで全く理解が足りなかったイギリスが誇る鉄壁の階級社会の内状を、たっぷり勉強させてもらった。食べることとゴシップにしか興味がなく、俗物で傲慢な伯爵夫人が屋敷を離れる際に漏らす気弱な発言と、伯爵夫人の期待以上にわずか数日で大きく成長したメイドのメアリーの受け答えの対比が、可笑しくもあり、切なくもある。 【トバモリー】さん 8点(2004-04-02 17:32:44) |
38.《ネタバレ》 「神は細部に宿る」という言葉があるが、この映画はそんなふうに始まる。アルトマンいわく、様式とはすなわちディティールだ。戦前という貴族の光が消え去らんとしている時代、そこに生きる人間達もまた「様式」の中に生きていた。この映画では執拗にディティールが語られる。猟銃、自家製マーマレード、コンストラクト・ブリッジ、ゴシップ、カネ、色・・・どいつもこいつも紋切り型で杓子定規な人間ばかりで、個々の人間性よりもそういう「形」こそが「階級」であり、ひいてはミスター○○であり、ミセス○○なのだといわんばかりに。だから観る者が登場人物の区別がつかずに混乱するのも当たり前で、それはアルトマンの狙いにハマっている証拠なのである。しかし、そこにアメリカ人(新時代の隠喩)という異物が投入されたとき、そしてカントリーハウスの主人(旧時代の隠喩)が殺されたとき、登場人物それぞれの人間性がほのかに現れ始める。ヘレン・ミレンの号泣は、そのクライマックスで、このあたりになると、誰がどうなのかがハッキリ彩られて見えてくる(少なくとも私はそうだった)。私が思うにアルトマンは階級社会の崩壊と、それにともなう人間性の解放を描きたかったのではなかろうか。この映画を観れば、アルトマンがミステリ仕立てのストーリーなど重視していないことなど誰にでもわかる。だからそれをどうこう言うのは、それこそ野暮だろう。肝心なのは「人物の書き込み」でも「殺人事件の顛末」でもなく、「ディテールの積み重ねとその崩壊」なのだから。冒頭、強い雨のシーンから始まるが、ラストは快晴であったのがそのことを暗示していると、私は思ったのだがいかがだろうか?。雨にぬれた従順なメアリは旧時代の人間のありかたであったが、ラストでスターに軽やかに別れを告げ、女主人に痛烈な一撃をくらわすメアリの姿は、「様式=ディテール」に囚われずに生きることのできる、そんな新しい時代の到来を確かに予感させるのだ。 【veryautumn】さん 9点(2004-03-23 00:28:26) (良:1票)(笑:1票) |
37.俳優の顔をある程度知っていたので何とかなったが知らなかったらと思うと混乱間違えなし。 凄く楽しめたし感動したけど、まあ知ってても混乱した。 文章も混乱気味だが。 (映画館) 【zero828】さん 8点(2004-03-04 21:50:30) |
36.《ネタバレ》 登場人物が多くて初めは焦ってしまったけど、だんだんとその世界に入っていけました。ミステリーなんだけどミステリーっぽくなく、なかなか深い映画でした。母の愛が切なかった・・・。 |
35.《ネタバレ》 人間関係はいつの時代もややこしく、ドロドロしていて嫌気が差す。しかしその底に隠された愛の強さ。うん、母は強し。 【紅蓮天国】さん 6点(2004-02-16 17:29:27) |
34.ミステリー好きの人が期待して見たら、かなり裏切られます。群像劇は好きな方なのですが、これは登場人物も多いし関係もややこしい。きつかった。人に使われる側の本音と建前、使う側の貴族の滑稽さ、人間関係の機微などはこれでもかと言うほど見られました。 【ラーション】さん 6点(2004-02-14 14:03:48) |
【k】さん 6点(2004-02-05 13:46:25) |
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32.よくわからん。もう一度観てみよう。・・・見直しました。見ごたえありました。ただ、人がおおすぎで疲れる。あとメアリーって広末に似てると思う。4点から7点に変更します。 |
31.だめだ・・・俺程度ではとてもではないが集中力が続かん!途中で訳がわからなくなったし、おそらくもう一度見ても同じ感想になると思う。 【ディーゼル】さん 3点(2004-01-18 20:42:05) |
30.人物多すぎ~(汗)話が途中から意味不明になります(私のおつむが弱いから?)おまけに酔う;; 【あかねぇ】さん 2点(2004-01-18 00:01:35) |
29.ラスト10分までとにかく退屈だった。なんとなく観ていてもある程度理解できるような作りになっているのが救いといえば救いか。にしても、映画初心者には到底薦められる作品ではない。相応の覚悟を固めて観るべき。 【K】さん 0点(2004-01-12 00:39:34) |
28.《ネタバレ》 確かに登場人物はすごく多いんだけれど、それ程力まずに観ても大丈夫。ストーリーが緩やかと言うか、殺人事件が起きつつも焦点は犯人探しではないからかな?ずっとポーカーフェイスだったヘレン・ミレンが号泣するシーンがすごく良かった。何度も観かえしたい作品の1つになった。 【よっさん】さん 8点(2003-12-20 20:48:22) |
27.危険なぐらい退屈だった。 「8人の女たち」みたいのを期待してわくわくしながら観たが、これといった見せ場もなく、ただ登場人物が多いばかりで良い意味でのサスペンス性は皆無に近い。 意味のない人物、意味のないモノ、意味のないエピソードが多すぎる。食わせモノの映画だ。 【よしの】さん 3点(2003-11-28 18:18:34) |
26.あまり知られてないメイドの世界が垣間見れたのは意外でよかったけど、他はなーんかどうでもよかった…。ラストも「あぁ、そう」て感じだったし印象に残るものもナシ。 【桃子】さん 5点(2003-11-28 17:54:14) |
【mimi】さん 5点(2003-11-24 19:41:27) (笑:1票) |
24.いったい、いつ殺人が起こるのだろうと思って見ていたら、2時間近く経っていた。 【STYX21】さん 4点(2003-11-21 20:07:07) |
23.え? これってアルトマンだったんだ! 苦手だと思い込んでいたけど、おもろかったー。ネガティブな方向で何かを思い込むって不幸なことなのね。これもまた教訓の1本となりました。(眠かった「プレタポルテ」、今見たら面白かったりして!? 「わーいい」と思った映画が再見するとつまらなかったりするから、見ようかな。あーんでもまた「リスト」が増えちゃうよー・・) 【おばちゃん】さん 7点(2003-11-21 17:42:29) |