445.日本語は笑っていいのかいけないのか迷うところだが、素直に笑っておくのがいいかもしれない。個人的にあまり好みではない。やはりバランスが大事だろう。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-17 17:25:23) |
444.《ネタバレ》 ○タランティーノ作品は「レザボア~」「パルプ~」「ジャッキ~」「イングロリアス~」と見てきたが、「イングロリアス~」並にえげつない作品だな。刺すは斬るはで血のジェット噴射。何度も目を背けてしまった。○タランティーノ作品では長くても時間を長く感じることはないが、これは時間がもともと短いため、あっけなく終わった印象。最後の20~30分は斬ってるだけだしね。○一番のネックは日本語がほとんど聞き取れないこと。日本人のセリフでさえも。てか子供のころから日本にいるはずのルーシー・リューの日本語が下手すぎw○親日家で、これほど日本を出してくれたのは嬉しい。最後に梶芽衣子の歌を出すなんてね。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-03-16 23:41:54) |
443.《ネタバレ》 うはぁー!来たー!タランティーノ久々の新作ぅ!!とは言ったものの、実際の目的はただ栗山千明嬢久々の映画ということで期待していただけだったりしたのだが、が、が!段々と作品の全貌が明らかになるにつれて、これって…おもしれぇんじゃないの?という期待が増幅され、公開初日、早速映画館に足を運んだら、予想通り、面白い!ストーリーは根幹に1本ぶち抜いてあるだけで、設定などは殆どむちゃくちゃ、何を隠そう、これはタランティーノが、カンフー、ウェスタン、時代劇、ヤクザ、アニメ、スプラッタと、映画のあらゆる要素…というよりはタラちゃんの個人的に大好きな要素を全部ぶち込んで作ったオタク映画。流血シーンは思わず笑ってしまった。なぜかというと、惨殺マニアの狂喜の笑いではなく、日本刀などでぶった切って血がブシーブシーとありえないくらい飛び散るからだ。まるで新世紀版ブレインデッドである。いやいや、それだけじゃない、この映画の面白いことは。まず、映像を縁取る音楽。往年の作品からの抜粋も多い本作だが、音の使い方が非常にうまいし、完全に作品の色に染まっている。そして、なんと言っても主人公たちがカッコいい!そして戦闘がカッコいい!主演のユマ・サーマンはブルース・リーもどきの上下黄色のトラックスーツを身にまとい戦いに挑む。青いバックに数人のシルエットが浮かび、その暗闇の中行われる戦闘はどこか幻想的だ。対するルーシー・リューも日本刀。雪が深々と降り続け、静かでどこか神秘的な雰囲気を漂わせている日本庭園、音といえば空を流れる風の音だけ、そこに対局する2人のサムライ…と、突然静寂を破りぶつかり合う刃と刃。アクションシークエンスは近年のどの映画にも負けず鮮やかであり、剣術もカッコいい。挙句千明嬢はチャン・コーハンみたいな鉄球(ゴーゴーボールといいます)ぶん回してるし、どっからか鼻歌聞こえてきそうだぜ~フ~ンフフ~ンフ~ンフ~ン♪欧米では、色々叩かれているみたいだが、この映画は近年に感じることの出来ない映画への情熱が感じられる。R指定になってるだけあり、内容は確かに少し過激だが、なんてことは無い。残酷というよりむしろコミカルなので冷静に考えればいいし、それ以上にこの映画には沢山の魅力が詰まっている。点数は、久々に心から躍動を覚えたという点で9点。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-03-10 04:59:37) (良:2票) |
442.楽しめないわけではないんだけど、好きか嫌いかで言ったら嫌い。 受け狙いが多すぎる気がする 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-12-20 22:53:55) |
441.おおモーレツの高度成長!愛しちゃったのよタランティーノ、ヤヤヤンヤン。好きな物なんでも風神で吸って詰め込んでいるオタクおもちゃの缶詰。昔、「ファイナルカウントダウン」など超日本誤解映画を見た時に、変な日本語や日本人が出る外国映画は見たくないと思った。しかし、うまく逆手に取られた。なんでそうなるの。ドリフのセットのような青葉屋の大殺陣シーンの長さや、血の量、すっ飛んだ肉体パーツが多すぎたのが気になった 。もっとチャンバラや仁侠映画みたいにスマートにしたら良かったと思う。あの音楽が下世話報道バラエティ「ウィークエンダー」で流れていたのをタランティーノさんはわかっているのか。わかんねーだろうな~。 【チューン】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-12-09 00:25:15) |
440.タランティーノの映画は音楽がいいね。特にナンシー・シナトラの「バン・バン」が好き。日本の描写は滑稽だけどそれがまた良い。だけどちょっとグロいね。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-09-23 21:12:28) |
439.日本人を使ってナンちゅう作品を作ってくれるんですか?みんな銃刀法違反で逮捕しなさい!飛行機の搭乗者の持ち物チェックしなさい!日本はなめられてる?「刀は3人も斬るとボロボロになって切れなくなります」と北大路くんがどこかで申しておりました。千葉真一の使いかた間違ってますよ。ごたくを並べると頭斬られそうなんでこのへんにしときます。でも、ちょっと間違うと中毒になりそうな危険なしろもの。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 1点(2010-09-22 02:15:34) |
438.「タランティーノがやりたい放題やった」という本作ですが、期待していたより突き抜けたものを感じなかったというのが正直なところです。アニメのようなプロットで、映画の新しい方向性を感じないわけでもないのですが・・。 唐突にアニメを挿むセンスは凄いし、映像と音楽の使い方は相変わらず滅茶苦茶カッコイイ。 ただ従来のタランティーノ節をあまり期待しすぎてはいけない気がします。 片言の日本語は笑えましたけど、全体で見るとあまり笑えるポイントが少ないし、こちらの予想を裏切るような、驚くような展開が無かったように思います。 アクションも期待を上回るようなものではなく、とにかくタランティーノにしては「刺激」が少ない印象の作品でした。 Vol.2に期待します。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-16 18:56:46) |
437.《ネタバレ》 面白いとは思わなかったが、印象には残る。 【虎王】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2010-09-13 00:22:58) |
436.《ネタバレ》 初めて観たときあまりにも面白くてレンタル中の2泊3日で3回見直した。公開当時中学生だったので劇場で観れなかったのが本当に悔しかった。 何回も観てますが冗談抜きでまったく飽きません。キャラと台詞の格好良さ、大胆な構成が面白く、テンポよくクライマックスに物語を運んでくれます。 主人公が血塗れのモノクロシーンから始まり→いきなり家の中でのアクション(しかもこの章の〆は日本語でのモノローグ)→主人公が襲われた後の現場のシーン→画面が2画面になって昏睡状態の主人公に刺客がやってくる→復讐相手の出生をアニメで描く・・・という映画の文法やらなんやらがぬけ落ちてそうな展開の映画なんだから、なかなか真似できるものではないと思う。 好き嫌いの分かれる映画で、監督が自分の好きなものを好きなように撮った映画なんだからそりゃ受け入れられなくてもしょうがない。でもこんだけ好き勝手やって世界中で大ヒットするのだからタランティーノ監督は幸せだ。こんだけ「好き!」でいられる要素を詰め込まれるとこっちまで楽しくなる。自分はこんな作り手が楽しそうな映画は大好きです。 【ヒナタカ】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-08-19 15:24:16) |
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435.QTさんの悪ふざけ ではなく本気で作ったっぽいと感じてるのは僕だけ? 修羅雪姫に感化され、本気でとった風な映画ではないのか? 悪ふざけが過ぎるのか、本人の感性によるものなのか 彼の言う日本映画、日本好きというのはカルト的なものとしてなのか 僕にはチンともプンともニンともカンともわからんが、この映画は・・・ぇぇの?? どうしても修羅雪姫と比べてしまうと、アクション× ストーリー△ 笑い ?(ある意味修羅雪姫のが笑える) となるが、おなじリメイク版としてしゃくさん主演のものと比べるべきかもしれんが、みてないのでわからんちんです ぁぁっ、あの敵見つけた!のときの音楽、あれ噴出した! 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-08 23:03:31) |
434.《ネタバレ》 皮膚を突き刺し血を吸う蚊、着火する銃弾、そして美しいユマ・サーマンのあまり美しくない外反拇趾。それらをシネマスコープの巨大スクリーンぎりぎりいっぱいに接写するタランティーノは、世紀のバカだ。かつてカンヌまで制したこのバカは憧れのルーシー・リューを起用したいばっかりに、カタコト日本語がせいいっぱいの彼女をあろうことかジャパニーズヤクザの女親分の座にゴリ押しし、異を唱える日本人代表としての田中の親分=國村隼の首をバッサリはねて片付けてしまう。ルール無用なこのバカはそうしてまさにユマ・サーマン扮する主人公×××よろしく、悪趣味なプッシーワゴンに乗って自らの信じる道をひたすらに危険な曲乗りで爆走するのだ。ブライアン・デ・パルマばりの分割画面だの、ダリオ・アルジェントばりの色彩マジックだの、深作欣二ばりのバイオレンスだのにはじまり、闘う制服美少女モノから梶芽衣子主演映画に至るまで、俺的フェイバリット・ムービーに節操なく熱烈なオマージュを捧げまくるバカ。そんな世界一幸福な映画オタクとしてこのバカな映画監督が描き出すのは、服部半蔵が寿司屋兼刀鍛冶としてOKINAWAに潜伏し、日本刀ホルダー付きのシートが用意された航空機AIR Oが首都TOKYOのネオン街を低空飛行するトンデモ大国ジパング。そして悪趣味で出鱈目でいてどこか魅惑的なこのパラレルワールドを孤高に勇往邁進するユマ・サーマンの姿だ。彼女はそんな異界におけるさらなる異物として、二重の孤独を抱えそこに立つ。その姿はバカバカしいけど美しい。『修羅雪姫』や『女囚さそり』のように「復讐」を美しく描くためには、卑劣な敵にも真っ向から臨む気高い志と生命を賭した文字どおりの死闘が必要なことを、このバカはバカなりに知っているのだ。たとえ18禁ゲームのような醜悪さではあっても、満身創痍になりながら人を斬るサムライ気取りのこの細長い白人女は、その暗い瞳にちゃんと梶芽衣子の魂を宿している。タランティーノはよっぽど梶芽衣子が好きなんだろうな、と思うと、ちょっと泣けてくるほどだ。(それなのにバカバカ言っちゃってごめんねタラちゃん。 でも一転、変態殺人鬼と同じレベルに堕ちて「復讐」を乱痴気騒ぎで楽しんじゃう最新作『デスプルーフ』は美しさのかけらもなくてただただ不愉快なだけだったよ。) 【BOWWOW】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-05-13 17:51:50) (良:1票)(笑:1票) |
433.《ネタバレ》 血しぶきと共に腕・脚・首が飛びまくる、シニカルなセリフ言い回し、まさにタランティーノワールド全快ですな。チャンバラ、日本人俳優の起用、エンディングテーマなど随所に日本愛を感じました。思わず目を覆うようなグロいシーンが多かったけど娯楽作品として充分楽しめました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-04-22 21:52:14) |
432.《ネタバレ》 とにかくこの映画は「お馬鹿映画である」というのが、みんなの一致した意見である。いくら日本が舞台とはいえ、「寿司」「演歌」が当然のように出てきて、「天皇」や「将軍」という言葉をむやみに使ったり、「下手なチャンバラ」を見せ付けられたりすると、一人の日本人として冷え冷えとした気持ちになってしまう。 映画の中にアニメを挿入するなどの作戦もかなり好評みたいだ。 まさに「子供騙しの映画」であることを実証している。 さらにこんなオタク映画を偉大な深沢監督に捧げられては迷惑なのである。 タランティーノも堕ちるところまで堕ちたということを実感した映画であることは間違いない。 次は頑張れ、という気も失せるようなひどい内容であった。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-04-18 21:39:25) (良:4票)(笑:4票) |
431.《ネタバレ》 すごく良かったです。ほどよい残酷描写がなんか最高。料亭での殺戮劇なんて鮮血とびちりすぎで逆に笑っちゃったよ。しかも黒い服着たあの手下たちがNO PLANに見えて仕方無かったよ。 全体的にメチャクチャやってる感じ、いいね~。日本人がちゃんと日本人として出てるのも良かったし。あと音楽のタイミングが絶妙だ。舞台が日本に移ってから、どことなく主演の金髪ねーちゃんが浮いてる感じがしちゃうのもイイ!いや、もうとにかくイイ! 一つ言うなら、アニメのシーンは個人的には日本テイストの方が良かったかな。それだけ。 【ピンフ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-21 00:48:03) |
430.一番最初の格闘で早くも意気消沈。そのすぐ後の千葉の語りで幻滅し、「ナニが乾いてるときは~」の卑猥なセリフに唖然。突然のアニメにただならぬ違和感を感じ、模型の飛行機に怒りを覚え、何を言っているのかわからない片言の日本語でさらにテンションが下がります。ラストの、100人斬りならぬ88人斬りでここでもさらにトーンダウンさせられ、ルーシーとの決闘にはもう絶句するしかありませんでした。 この映画はなにがやりたいのか全くわからない。ジャケットを見て完全なアクション映画と思いきや、実際に見てみると実はコメディの要素も含まれているらしく、ギャグととっていいかもわからないようなプチネタが至るところにあるおかげで非常に中途半端なものになってしまっています。それがギャグのつもりなのか、はたまたタランティーノの日本に対するイメージの勘違いなのか、判断に苦しみます。百歩譲ってそのことには目を瞑り、アクションに目を向けてみてもとんでもなく間の悪いアクションばかり。ウマの日本刀を持っての立ち振る舞いの悪さは言うまでもなく、ワイヤーの使い方にしてもいいかげんなのが素人目にも見て取れます。そもそも、今どき青葉屋を舞台に持ってくること自体、いかにも日本かぶれの外人の発想。ナンセンスと言わざるを得ません。おまけに、血飛沫の多さにも愕然。グロテスクでエグい描写をすれば観客が喜ぶとでも思っているのでしょうか。エロいセリフ回しや露骨な殺人シーンのような、直接的な表現ばかりの映画がもてはやされ、これからの映画界がこのようなものばかりになってしまうと、人間の想像力に訴えた表現をする作品がますます廃れていってしまうのではないかと心配になってしまいました。 【もっつぁれら】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-11-04 01:05:20) (良:2票) |
429.本当はですね。この映画凄くマニアックな映画でタランティーノ信者以外観るべきじゃない完全なオタク映画なんですよ。それがマスコミの糞どもが何を思ったかはやし立てるもんだから一般人も観に行っちゃったんですよね。まあそんなことはさておき。もうこの映画最高。観るたびに評価上がっちゃう。キャラ作りがもう天才すぎる。オーレン・イシイと彼女率いるクレイジー88。そして何と言ってもゴーゴー夕張。あんなん普通考え付かんわー、それを演じてるのが栗山千明ってのがまた個人的にグッド。あとエル・ドライバー、1ではあまり活躍しませんがあのナース服姿で軽快に暗殺しに来る姿が素晴らしい。相変わらずのイカした音楽の使い方、まるでギャグみたいな殺陣シーン。うん、やはりオタク丸出しの映画です。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-09-09 00:49:55) (良:1票) |
428.「タランティーノの好きな作品は私も好きですが、かといってタランティーノの作品が好きかといえばそれはまた別の話」 って結構いろんな人が言ってるけど私もそのクチ。 この映画のもとネタになっている映画はほとんど観てるし、好きやけどキルビルシリーズはそんなにはまらへんかった。 公開前はものすごく期待してたんやけどね。 それでもこういうのが好きな星の下に生まれたので憎めない映画でもある。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-27 05:57:43) |
427.《ネタバレ》 大好きです。 レザボアドッグスはよかったけどパルプフィクションはちょっといまいちかな、と思って、自分の中のタラちゃん評価が微妙にはなっていたのですが、キル・ビル、超良いです。 好きなシーンはキル・ビルといえばあのシーンの(ベタです)オーレン・イシイを筆頭にゴーゴー、ソフィア、クレイジー88の皆さんが青葉屋の廊下を歩くところです。あの曲!ゴーゴーの顔!後ろでおらおら歩いている覆面男たち!(その中に田中要次さんを見つけ俄然上がる俺のテンション)もうかっこいいの一言です。 次点は冒頭のブライドの包丁ファイトシーン、それとソフィアの腕ぶった切られシーン2回目、です。 タラちゃんの好きなところは、痛いシーンはしっかりと痛いところ、ソフィアのあげる生理に訴えてくる「ぎゃああぁぁあああ!」ていう悲鳴がいいんです。見ていて辛い、でもそれがいい。 【towa】さん [地上波(字幕)] 9点(2009-07-19 19:33:14) |
426.この作品がタランティーノを許容できるかの境界線のような気がします。「さあ、つっこんでください」と言わんばかりのおかしな撮り方は確信犯ですが、相変わらずの音楽センスの良さには負けました。そしてあの三浦屋の死闘ですが、タランティーノが作り出した不思議な店内の雰囲気(本当にこんなお店があったらいいなあ)が私にとってはツボで、このシーンがあるのでタランティーノを許してしまいます。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-10 22:06:25) |