269.家庭を顧みない夫と子供を置き去りにして家出する妻。どちらも子どもが人生で一番大事なものだと気づく。役者の演技も扱っているテーマも素晴らしい映画なのだと思います。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-11 18:35:25) |
268.《ネタバレ》 息子に何も言わず家を出、息子への手紙は年に数回。旦那は子育て両立できなくリストラ。あるときひょっこり出てきて息子を返して。旦那は裁判必須項目の就業に翻弄する。 親権は嫁に渡り旦那は諦めるが、嫁が息子を取りに戻る日「またやり直しましょう」。 私にはアバターより遠い異世界の物語に見えた。 【カップリ】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-02-10 13:41:26) |
267.《ネタバレ》 序盤と終盤のフレンチトーストを作るシーンがその時の親子関係をうまく表現していて感動した。 終わり方も最高にうまい。こういうの好きです。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-15 21:52:13) |
266.フレンチトーストを作る場面が非常に印象的。 【akila】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-12-16 02:23:32) |
265.《ネタバレ》 ダスティン・ホフマンが素晴らしい。最後のフレンチトーストを作る何秒かのシーンは今までみたどんな映画より印象に残るものでした。奥さんの行動への評価が当時と今とではある程度違うんだろうなと思うと、また感慨深い作品です。 【なこちん】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-12-14 05:29:51) |
264.どちらにも非があるとはいえ、やはりジョアンナの方が悪いと言わざるを得ない。引き止められた時点で話し合いを行えばビリーを悲しませずに済んだ可能性が高い。あっ それじゃ映画にならないか・・・。問題提起としては良かったし、父子の絆には感動できた。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-08 23:31:33) |
263.《ネタバレ》 非常に素晴らしい作品だ。 この作品から教わることが多かったように思う。 まず、相手の話に耳を傾けないとその相手は去っていってしまうのだということを自分は強く感じた。観察力を怠るとトラブルの元になるのだと勉強になる。 そりゃ人間同士、ドロドロとした生々しい言い争いにもなりますよ。 でもそれはしょうがないです。 子供の奪い合いとなると、お互いに意地になってしまうのですから、それで子供の気持ちや立場を考えることを忘れてしまうことが多いです。 しかし最後は憎しみのままで終わらないで、良かったと思います。 この奥さんは最後の最後になって少しだけ好きになれました。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-29 02:16:02) |
262.私は映画から遠ざかっていた時期があるのだけれど、それが「クレイマー、クレイマー」がアカデミー賞を取った頃です。家庭の問題や、なかなかうまくいかない人生に関する映画にお金を払って見る気にならなかったといったところでしょうか。俳優陣の演技に見るべきものがありますね。映画としてはよく出来ていると思います。しかし、テーマとしては身につまされるとか、共感するとか、ためになったとかが私にとってあまりなくて、辛口の点数ですみません。 【ジャッカルの目】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-08-27 03:44:41) (良:1票) |
261.《ネタバレ》 やっとご縁あって鑑賞致しました☆ うん!素晴らしい!名作と呼ばれるだけのものはあるよ D・ホフマン、M・ストリープ両名優の力演もさることながら子役の子がいい!! 唐突なエンディングとは思いましたが、あえてそうしたと考えれば(意味深い)この内容をけがすことなく締めくくったベストの終わり方だと。 観る人によっては感じ方が違うと思いますが結構ワタシはキたねぇ しかしこれまた人それぞれいろんな人生があるわけで… いろいろと考えさせられる内容でアリマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-25 23:15:25) |
260.子役のジャスティン・ヘンリーくんが自然な演技でうまい。ヘンリーくんが怪我をした時のお父さんの必死さが良いです。 【きーとん】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-01 13:28:37) |
|
259.《ネタバレ》 お父さんとお母さんどっちが好き?と人に訊かれたら、私は迷うことなくお母さん!と答える子どもだった。父は毎日仕事で忙しく、顔を合わす機会も母と比べると極端に少なかったからだ。おまけにあの頃の父は、照れくささからなのか父親としての威厳を保つためなのか、わが子と親密なコミュニケーションをとるのが途轍もなく下手くそな人だった。そんな父の書斎の本棚にこの映画のパンフレットが大切に収められているのを見たのは、たしか小学生の頃だ。それ以来何度かテレビ放映を観逃しているうちに、私はいつしかお涙頂戴映画には拒絶反応を示すような生意気な十代になった。つまりこの映画は私にとって観る価値のないものとなったのだ。それ以来レンタルビデオ屋に行っても何百回と当たり前に素通りしてきた本作のDVDを、先日なぜか仕事場で貰うという奇妙な機会に恵まれた。そして観た。やはりお涙頂戴映画だった。私は泣いた。ダスティン・ホフマンにでもメリル・ストリープにでも可愛い金髪の子役にでもなく、この映画のパンフレットを東京の映画館から後生大事に持ち帰っただろう若き日の父に、泣いた。父は今も健在だ。だが父に似て親密なコミュニケーションをとるのが途轍もなく下手くそな人間に育った私は、このことを当の父には話せずにいる。父と子の関係なんて、たぶんそんなもんだ。だけどどれだけ照れくさくでもそれでも、そこにはちゃんと愛がある。お父さんとお母さんどっちが好き?と人に訊かれたあの頃、少しくらいは迷っておけばよかったなと、大人になった私はなんだかバカみたいだけれどそんなことを思った。 【BOWWOW】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-22 17:23:29) (良:3票) |
258.名作ですね~ 父親としての意地、苦悩、優しさ..とても良く描かれています.. 男として、父親として、すごく共感できます... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-06-04 15:10:19) |
257.《ネタバレ》 ダスティン・ホフマンの演技が素晴らしい。 実にいい味を出している。 フレンチトーストのくだりも良い。 しかしなんと言っても、最も味わい深かったのはラスト。 感動的な3人同居へと戻るハッピーエンドパターンか?!と半ばガッカリしながらラストシーンを見守っていたら、あらびっくり、元夫は元妻と一緒にエレベーターに乗らない。 つまりは、子供と3人の生活へ戻ることの拒否、という象徴的なラストシーンで締めくくった。 これは見事だった。 ここでヘタに3人一緒になってハッピーエンドじゃなくて、ほんと良かった。 それじゃあ、ただのクソ米国映画になってしまう。 今後、この3人のそれぞれの行く末はどうなるんだろう、と考える余韻が残る素晴らしく巧い締めくくり方であった。 ただし、、ただしだ。 ダスティン・ホフマンを中心に描き、まるで悪役扱いのメリル・ストリープという構図。 そして、その全編疎かにされるメリル・ストリープが、最後は泣いておしまいというラスト。 これらには、やっぱり米国映画の、自分(本作ではダスティン・ホフマン)が正しく、相手が悪いみたいな発想というか考え方が垣間見えてしまう。 まさにアメリカという国の持つ「自分が中心、あとは悪者」みたいな発想が背後に感じられて、少しがっかりもした。 夫妻をもっと公平に客観的に描写し、それであの終り方なら、更に素晴らしかったはず。 かといって、アメリカ映画に悪モンの存在しない映画を創れと言っても、どだい無理だろうけど。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-01 23:21:21) |
256.《ネタバレ》 クレイマー!クレイマー!なーんて、クレームだらけの百貨店ですの?ってな感じで非っ常に、イヤーじゃございません?なーんてうそでございますのよ!ほほほホ!だーって観たのが、うら若き中学のころじゃございやせんかー。それ以来一度もみておりませんのよー!が、ちっともおもしろくありません!!!ってのは覚えています。うーん。どこがいいのか?父のフレンチトースト失敗?って、なにあれ?おきまりのパターンじゃございやせんかー?って子供心にも思ったもんでござーやす!あれなら、うディーアレンの映画のほうが数万倍いいのはあたりまえでしょうに~?? (バカ) 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 3点(2010-04-07 01:37:51) |
255.想像と違うラストだった。でも、あれで良かったと思う。自分に子供はいないけど親が離婚しているので、見ているうちに色んな感情がわいてきた。何よりも若い頃のダスティン・ホフマンがすごくカッコよくてビックリした。メリル・ストリープもめちゃくちゃ綺麗。映画館出て「恋するベーカリー」のでっかいポスターがあって溜息でたけど。 【餅】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-21 16:04:41) |
254.《ネタバレ》 短気だけど優しい夫に対しあまりにも可哀想すぎな冒頭。それでも不器用な育児パパはありったけの子煩悩と愛情を注ぎ男手一つで息子を育てていきます。ラストで見られたのも夫の優しさでした。ある意味映画史に残るベストシーン、フレンチトースト作りに失敗しイラついて、重そうで喰らったら痛そうな強烈なバックスピンキックを台所にぶちかます夫とそれをキョトンと見つめる息子、オモロすぎて一人でバカウケです。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-09 03:01:09) |
253.《ネタバレ》 おもしろかった。まさに異文化交流という感じ。 アメリカの幹部社員って家まで追いかけてくる仕事に生活を削って、家族ぐるみで仕事を回すというようなことを聞いたことがある。それくらいハードなのは、報酬が大変な額だからとも聞いた。子育てと両立は確定的に不可能だ。すでにそういうクラスの上司役も冒頭で専念を勧めている。 どうやら平均的な家庭らしいクレイマー一家が、その入り口に立った矢先にことが起こるという感じか。作中では2ヶ月全然話もしていないという感じだから、普通であれば本来その時期に一家で仕事のことをよく話し合っておくべきだったのをすっぽかしていた様だ。 仕事のスキームが変化してきているのに、それに対応しない夫と不安感に振り回される妻の対決。という感じだろうか。劇中全く成長しない夫と妻、状況に慣れていくだけの子供のいやな雰囲気の家庭というのが、なんかリアルだ。状況が変わるたびに振り回される子供が不憫でならなかった。 それにしても、1年近くも会社を引っかき回してクビになり、親子関係もグダグダにしてしまいつつ、それを眺めている妻というのは何ともひどい状況だ。裁判の主張もお互いぶれまくっているので、見ていて痛々しい。どちらが子供を育てるかじゃないだろ?と受け手に感じされるじれったさと、だからといってすぐくっついてもだめだこりゃと思わせる二人の対決がとっても巧い。 それを受けてのラストが秀逸。結局大人になりきれていない夫は一緒に行ってやり直すことを格好つけて拒否すると、妻はホヘ?って顔をする。感動的な邂逅を期待していたらしく、泣いてしまう妻はこんなんで大丈夫か聞くと、最高だよとほめる。とりあえず今日の精神状態じゃ一歩も進まないんだな、けどそのうちね、という雰囲気はある。 別れたら子供は手に入っても夫も妻も結局望む生活は成り立たないだろうから、元に戻るルートと、悲惨な人生に向かうルートの2パターンが妥当だろう。そういうラストの作りはすごい。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2009-08-16 16:14:28) |
252.《ネタバレ》 子供を残して、突然出て行く母親。その際、旦那の言い分は一つも聞かない。そこまで、追い込まれていたんでしょう。しかし、仕事一本で家庭をかえりみなかった旦那が1年半の間に仕事と子育てを両立し、朝学校まで息子を送っていき、その姿を遠くから眺めていたのにも関わらず、やっぱり、子供を返して欲しいって、とっても自分勝手に思えました。裁判で、夫側の弁護士が彼女にした質問がとっても印象深かったです。「不幸せだと言っているが、結婚中、旦那が暴力を振るったことがありましたか?子供に対しては?では、給料が足りなかったことは?旦那が浮気をしたことがありましたか??」全てに対して、答えは「いいえ。」ホントは不幸せだと固定観念に追い詰められただけだったのではないでしょうか。もちろん、結婚すると個人の自由は失ってしまうかもしれない。もちろん、一つの型にはめようとしていた旦那にも原因はあります。初めての家出で離婚って、ちょっと早まったんではないでしょうか。そこから話し合えば違った結果も産まれていたんじゃないかとおもいました。どっちにしろ、親の身勝手で傷ついちゃう子供は本当に可愛そうです。いろんなことを考えさせられるいい映画でした 【リノ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-11 17:39:08) |
251.《ネタバレ》 個人的にこの映画ほど観るたびに感じることが変わるものはありません。 とても品よく、ところどころコミカルでもあるのですけど、仕事人間の男が家庭人となり父と息子が絆を深めるというのはあくまでも表面的なことだと思う。 ジョアンナの言い分、言いたいことは理解できても共感、同情できないというのは最初から変わりません。あの程度のことは結婚して子育てに追われる身となった女なら大抵経験することです。 まだ母親が世界の全てといっていい年齢の我が子を捨ててまで見つけたい生きがいとはなんなのか、あまりにも身勝手なジョアンナ。こうなったのは夫の責任だと言い張っている。最初は「ママがいい」とベッドで泣き、その後「パパとはいつ会えるの」と泣く幼い息子、この息子に与えた混乱と悲しみをジョアンナが語るシーンはありません、自分がどれだけ辛かったかということに終始している。 子供の親権を争う裁判、尋問されるテッドがおもわず声を荒げて訴える、これが全てのような気がした。ジョアンナは自我を通すために我が子と家庭を捨てた、テッドはそれまでの収入を捨て我が子と家を守った。仕事と家事と育児を両立させ、こなすことできたのはテッドです。 親権を勝ち取ったものの子供を諦めるジョアンナ、この彼女に花を持たせているようなラストもひねりがあっていいです。 こういう映画ができるっていうことはこういう女性が現実に多数いるってことです、そしてこの二人の復縁はあり得ないですね。 【envy】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2009-08-05 12:01:20) |
250.自分自身、母親としてはかなり好き勝手にやってる方だと思うが、あんな可愛い盛りの(しかもあんなに聞き分けの良い)子供を置いて出て行くのはやっぱり考えられなくて、かなり一方的に男目線の脚本だなぁと思ってしまう。しかも家庭を顧みない仕事人間のハズがいきなり模範的なパパになるかと思えば、母親にはわざわざ裁判の場で恋人がいるとか言わせるし。そもそも子供が朝起きたら知らない女の人が全裸で家の中にいるってのはアリなの?これが男女逆なら非難囂々じゃなかろーか?なんかいちいちフェアじゃないなーと感じる映画です。出演者それぞれの演技は良かったし、エンディングでちょっと溜飲が下がったかな。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-23 11:12:41) |