110.《ネタバレ》 自分中心の、それ故に孤独な感じが、良く出ています。それぞれが、風変わりな感じな生き方になる。それを、黄色の強い画面で、少し、古びた写真的な色合い、斜めに切り取る構図、ぶれる画面、そして、音楽、それにそれに、香港の町の猥雑なモダン……で味付ける。そして、それは、なんか、頑張って生きている若者なんだなぁ。背の高い女の子の、繊細で複雑な心が、良く出てました。アメリみたいだったけど……アメリの監督、さては、この香港映画を見たな、とか思いました。 【K-Young】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-17 22:57:54) |
109.この作品を褒めるとするなら、斬新という言葉がぴったりだと思う。 物語の展開がやや複雑なので、一所懸命に見てないと訳がわからなくなるのだけど、 あんまり集中して画面を見てると酔いそうになります。 手持ちカメラが苦手な僕にとっては、地獄のような作品でした。 そういうのが駄目じゃない人なら、結構楽しめるのかも知れません。 【もとや】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-05-24 02:22:41) |
108.当時、香港映画といえばカンフーやコメディーしか知らなかった自分にはとても斬新でした。手持ちカメラによる、クルクルと回る映像の自由さと疾走感、浮遊感。香港の街の原色、雑踏、せつないモノローグ、雰囲気と一体化した音楽(最高!)。4人の行動は冷静にみればまあ普通じゃないんだけど、恋をした時ってヘンな事を想像したりするものです。だから現実離れした話でも、この映画の中だと許せてしまう。夢の中にいるような不思議な幸福感と充足感がありました。とにかくフェイ・ウォンが可愛いし、トニー・レオンの目ヂカラにもやられた(あの帽子の被り方にクラッとね)。名前がフワフワと点滅するエンディングも好きです。あとウォン・カーウァイの映画って煙草の吸い方がカッコイイ…色々とハマってしまった思い出の映画です。 【Tweety】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-04-08 00:13:21) |
【.】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-04-05 14:29:45) |
106.見た後幸せな気持ちになりました。見てからずーっと夢のカリフォルニアを口ずさんでしまってます。こんなにいい歌だった!?って感じ。かっこいいなんて思わなかったのに、最後にはトニー・レオンかっこいぃぃて叫んじゃいました。ヨン様好きな主婦ってこんな感じなんだろーなー。 【クロエ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-28 03:22:15) |
105.フェイ・ウォンこそクイーン・オブ・ザ変人。 【花守湖】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-04-25 23:31:24) |
104.《ネタバレ》 これはなんていうか、「映画」というのとはちょと違うような。 「BGM」的に流しておいて、香港の若者の生活やファッションを楽しむ? 「起承転結」を期待してしまう日本人の常としては、眉間にシワをよせて真剣に取り組む対象ではないみたい。たりらりらん、と進むこのユルさよ。ロフトって香港にもあるんだ。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-11 00:45:56) |
103.この映画を見たくなったキッカケ 1.ラジオでフェイ・ウォンの「夢中人」を聴いて映画をみたくなった。 2.この映画が上映された頃、よく香港に行っていて懐かしくなった。 3.ビデオデッキを持っていない私は、DVDを探さなければならなかったが、既に廃盤になっているようで手に入りにくい、故に見たいと思う気持ちが更にあおられた。 やっとの思いで手に入れたDVDを見ると、画質がビデオ並み(と言うかビデオ画質のままDVDにした感じ)チョットがっかり! 内容を見て更にがっかり、よく判らん内容でした。「夢中人」を聴けただけでも良かったと納得するしか無いか! 【みんてん】さん 4点(2005-01-13 10:23:45) |
102.結構好きなタランティーノが絶賛したと聞いて見てみましたが・・・・・だめです。演出、せりふ、カメラワークすべてに「狙ってる」感を感じました。アメリを見たときにも思ったが、「こんなやついたら気持ち悪いよ・・・・・」というのが正直な感想。登場人物の奇抜な行動が現実と乖離しすぎていて、そのバランス感覚のなさに「センスのなさ」を感じました。あともうちょっとでコントになりかけている気がする。まぁ人によっては現実の捉え方も違うわけで、中には絶妙なバランスに感じる人もいるのでしょう。「キルビル」あたりからは知らないけど、初期のタランティーノはその辺のバランスが絶妙だったから好きだったんだけどなぁ・・・・。 |
101.「この映画、分かる人には分かるんだよね~」と言われ見てみましたが、 私は分からない方の人間でした。「意味不明」と感想を述べた時の知人の 憐れむような目が忘れられません。「この映画を分からないなんて人生の半分を損してるよ」だって。半分もかYO! 「スタイリッシュ」と言われる映画は大抵肌に合わないので、きっと私のセンスが 悪いんです生まれてすみません。(ビデオ) 【なみこ】さん 3点(2004-10-15 10:05:05) (笑:1票) |
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100.《ネタバレ》 不覚にもエンディング間近のあたりで泣いてしまった・・ 2幕目がすごく良い。この女の子の気持ちがばからしいくらい よくわかり、ツボにはまったようだ。はっきり言って、 2幕目のふたりはダサダサ、見栄えもいまいちだった。 徐々に魅力的に見えてくるのだがそれはきっと、 そのまま変わらずやり通しているからと思う。 脚本よいなあ。ここまでやる?とも思ったけど、 ある意味一番まともに一筋だったのは、変なスッチー身代わり 熱愛オリーブガールだったわけで。 東京ラブストーリーの鈴木保奈美のひつこい片思いなんか、 思い出してしまい切なくなった。 相手もさえない天然役でとてもよかった。 ここが日本のドラマと違うところだ。 借りるきっかけとなった、一幕目の金城君。 天然さは生かされてはいるものの、それを抹殺し 二幕目につながることを拒否するかのような、 大揺れカメラと意味不明な脚本。 一幕目は頭で理解しようとし視覚効果もあり、 気持ちも悪くなった・・ だれか説明できる人がいればラストの缶詰のわけや、 全体にある謎を教えてほしい・・ カメラは、まるでデ・パルマのミッドナイト・クロスだ。 (タランティーノ映画も入ってる) そして二幕目は、心で感じられた。 減点は一幕目の脚本とカメラ。 二幕目の待ち合わせ場所とかで、さりげなくリンクさせれば よかったのに。ん?それじゃあ、パルプ・フィクションになるわね。 二幕目のカメラはとても落ち着いて、透過スローが特によかった。 セリフ・・は二の次。キオスクで、昔の青春小説単行本を立ち読みした ようだったから。南佳孝とかがバックで流れてた映画ね。 二幕目はセリフいらないくらい、行動がよくわかる。 でもこの映画、気になる理解できなかった一幕目を見るため、 また中古でも探すかもね。二幕目の感動は二回目は少ないと思うから。 【アルメイダ】さん 8点(2004-08-22 15:15:37) |
99.全体を通して演出が狙い過ぎてちょっと鼻につくトコもあるが、ここでは素直にセンスの高さと評価したい。見終わって1番の収穫はフェイ・ウォン。普通に考えたら相当イタイ娘なんですが、フェイ・ウォンが演じるとかわいらしく感じてしまうから不思議。それほど独特な魅力があり、存在感があった。 【ピボーテ】さん 7点(2004-08-10 03:05:54) |
98.嫌な事があった時、思い切り雨に打たれたくなる気分になる事ってあると思うけど、この映画は、そんななにか満たされないような、虚しくもどこか清清しささえ感じる不思議なムードを併せ持つ映画です。名作や傑作などといえる物ではないけれど、とにかく素敵な映画です。 【 - @】さん 9点(2004-08-05 15:37:32) |
97.よく分からなかったです、ストーリーが。ただ、その場合私はたいてい、鑑賞後に空虚感を感じるはずなんですが、これには感じませんでした。どちらかというと、不思議な充実感がありました。良い意味でも悪い意味でも、きっとストーリーよく分からなくてもよい作品なんでしょうね。「雰囲気」を楽しみました。 まさに酔わせる作品。 【もちもちば】さん 5点(2004-07-29 23:06:15) |
96.「CALIFORNIA DOREAMIN'」あれだけ流れてたら、しばらく頭から離れませんよ。フェイが、トニーのお部屋を改造する場面は最高!自分の幼い頃の写真を差し換えてるとことか笑えます。まだ若い金城武もなんとも微笑ましい。それからライチを食べたくなったのはわたしだけではないはず。ホント、これ観る度に香港に行きたくなる。 【rexrex】さん 9点(2004-07-05 02:01:37) |
95.最初の金城の話は大した印象も残らずといったところだけど、トニー・レオンとフェイ・ウォンの話は大好き。明らかにストーカー行為のフェイ・ウォンだけど、コケティッシュですごくカワイイ。大抵の女はこんな部分を持っているんじゃないのかな。探っちゃうような。部屋が少しずつ変わっていくのに、何の不信感も持たないトニーも憎めなくってイイ感じ。この監督の作品ってどれも音楽が絶妙なんですよ。映像と音楽だけで酔えるんです! |
94.香港映画ってジャッキーチェンだけじゃないんだと知った思い出深い映画。 理屈抜きで好きです。フェイウォンかわいすぎだし、店主はいい味出しすぎ。 ご存知の方も多いとは思いますが、エンディングテーマになっているフェイウォンの夢中人は The CranberriesというバンドのDreamsという曲のカバーです。 元曲のほうはユーガットメールのテーマ曲(たしか)でしたし、 ミッション・インポッシブルの挿入歌にもなってたヒット曲です。 金城武の雨の中のマラソンのシーンも好きです。 【ナナゴー】さん 9点(2004-06-17 04:10:07) |
93.何か2本のオムニバスってことでいいんですかね.スタイリッシュな映像がどうとかそういうのが理解できない私には,これを観てどうしろっていうのかよく判りません. 【マー君】さん 3点(2004-06-10 21:00:27) |
92.スタイリッシュで独特の雰囲気がある。中国返還前の香港の、不安を孕んだどっちつかずの浮遊感が、それを意識する訳でもなく作品全体から滲み出ている。この時期の香港だからこそ出せた雰囲気。タランティーノはこの映画をひどく気に入り、欧米での公開の為に奔走した。なるほど、確かにこの作品は、映画が本当に好きな人に好かれる映画だという感じがする。玄人、もしくは感覚で映画を捉えられる人に。 【ひのと】さん 7点(2004-05-23 18:58:59) |
【ヒロヒロ】さん 7点(2004-05-16 14:37:08) |