8.古典的な均整美と,流麗にしてこの世のものとも思われない言わば彼岸の美に満ちたモーツァルトの音楽に対して,ベートーヴェンのそれは,すぐそこまでロマン主義の足音が近づいているだけに,ずっと等身大の人間に近い気がする。不器用で気難しく,それでいて男として肝心なことは結構好きで・・・。本作には,妙に人間くさく親近感をつい覚えてしまうベートーヴェン像が描かれていて,実に楽しめた。 【koshi】さん 8点(2001-11-10 19:25:23) |
7.この映画により、ますますベートーベンが好きになりました。それにしても、前から思ってたことですが、☆さんって博学なんですね。 【まき】さん 7点(2001-10-28 11:47:52) |
6.感動しました。よかったです。ゲイリーオールドマンは なにをやらせてもこなせてしまう!最高でっす。 【もっち】さん 8点(2001-10-06 13:28:20) |
5.ゲイリーが、しっかりベートーベンしてた。ストーリーも、意外なものでGOODです。 【ジン】さん 7点(2001-04-10 16:22:49) |
4.ゲーリーが主演しているというだけでもファンにとってはありがたい映画。演技が大げさなところが気になるけどゲーリーらしくていいや!ストーリーも感動! 【tika】さん 8点(2001-04-09 15:53:40) |
3.ベートーベンの遺書から、過去にさかのぼっていく。結構見てて面白かったですね。 【にゃん♪】さん 7点(2001-03-10 01:25:24) |
2.ゲイリー・オールドマンとベートーベンってあまりに違いすぎると思ったけど、それほど違和感は感じなかったですね。(↓)ちょっと学術的なことは分かりませんが、ラストの意外性も含めて予想以上に感動できた作品です。 【イマジン】さん 8点(2001-02-26 12:38:56) |
1.これはあくまで映画。ここまでベートーベンの人生が波瀾に満ちていたかは甚だ疑問だが、ラストの「第九」の合唱はとても感動的だった。作品もさることながら、ベートーベンの音楽はやはり最高である。しかしこれはあくまでも映画・・・学術的に言えば決して素直に笑えない部分もある。「第九:歓喜の歌」はこの作品のキーワードにもなっている。その意味は「大いなる苦しみを経て歓喜へと至る」。そう言われるとこの作品のクライマックスに相応しいと取れる。しかしそもそも交響曲に歌詞を付けたのはベートーベンが初めて。最初は歌詞の無い楽譜を予定していたらしいが、演奏前になって無理に合唱付きの楽章を加えたらしい。しかも耳が不自由なのに指揮までしようとした。映画では触れていないが、「第九」は劇中の初演で演奏されて以来、その後演奏されなくなっている。その理由は、耳に障害があることも災いしたのか、当初の「第九」には各楽章にミスがあり、そのままだとまともに演奏することが出来なかったそうだ。後に「天才は間違いでさえも偉大であった」と言われることになる。どちらにせよ、これはあくまで映画。“不滅の恋人”捜しに重点を置いているのであるから、事実に基づいているかどうかは別物と言うことで・・・ 【☆】さん 7点(2001-02-02 00:55:52) |