36.《ネタバレ》 やはり「北北西に進路を取れ」みたいだなぁと1作目にも思ったのですが、
こちらのほうがそっくりなシーンがありました。
これも先にこちらを観ていればまた違っていたかも・・
あまりヒッチコック的な演出は好きではないのです。
作品はいいんですが好みの問題かも・・
ここまで大風呂敷を広げた娯楽作ならば、
合成をもう少し控えてほしかったなぁ・・
車のシーンはあまり気にはならなくなったのですが、
ラストのベニスのシーンがとってつけたような印象を感じました。
あと全体的に雑で都合よく展開されていると思いました。
ドクター・ノオはSFじみていたから笑えたのですが、
これはちょっと・・でもまあよく考えたらインディジョーンズと思えば・・
やはり一番人気ゆえ期待が大きすぎたのかもしれません。
全体的に今のアクションによくありそうみたいな感じで。
実は本当はもっともっとありえないような展開や演出が見たかったり(爆)
うん、ドクター・ノオのほうがありえなさではよかったかも・・
最初の音楽もドクター・ノオのダサ豪華なラテンが変に気に入ってて、
こちらはアイススケートの曲みたいな急に品が出て戸惑いました。
ではよかったところ。
ボンド・ガールは品があってよかったです。
全体的に前作よりかなり洗練されて大作っぽい仕上がりに。
一番よかったのがQ。
ボンドにアタッシュケースを渡しスパイ道具を説明するんですが、
このやりとりと説明された道具の楽しみがあります。
個人的にツボにはまったのがタルカムパウダー。
あれは汗止めなんでしょうか?
トランクにあれを入れて違う開け方をしたら催涙パウダー?が爆発する??
ホテルに泊まったら絵画の裏を調べるお約束はこの映画からかな。
しかし調べないときもあるし雑なところもありますね(苦笑)
あまり細かく突っ込みながら観ない方がいいかも・・
いつもなぜか敵につけられているし・・
ホテルでもレストランでも(ボンドだ)って名乗るからかなぁ(爆)
もしかしたらこういう作品なのかもしれませんね。