1.《ネタバレ》 妻が家を出て以来、高校生の一人娘と公営団地に二人暮らしの磯辺裕次郎。突如、父の遺産が舞い込むことになって、何故か喫茶店経営を始めることを決意。しかし喫茶店どころか接客業は全くの素人。勝手に決めた店名は<純喫茶磯辺>だった・・という話。
マイペースな父親役にお笑い・雨上がり決死隊の宮迫博之。高校生の娘役に「アニメ版・時をかける少女」では声優をやっていた仲里依紗。喫茶店のアルバイトで看板娘役に麻生久美子。ほか濱田マリ、ハリセンボンの近藤春菜などなど。
ロケ地は、浅草なんかも使っている感じだったけど、喫茶店は、小田急線・和泉多摩川駅(狛江市)の商店街・リバーサイドモールにあった元酒屋(カクヤス)の跡を改造して作ったとの事。そのまま喫茶店をやる人いれば面白いのにw
なんでも、宝くじ3000万円を当てちゃって、それを元手に喫茶店経営を始めたものの、あっというまに潰れたあげく離婚してしまった実在の夫婦の話がモチーフになっているようです・・(>艸<)
確かに喫茶店て大昔は脱サラの有力候補だったんでしょうけど、粗利自体は高いながら単価が小さくて回転率勝負な業界だから、コーヒー一杯で粘られる客が何人もいると困っちゃう。多少単価低くても、坐り心地の悪そうな椅子を並べて回転率を上げる○トールみたいなのが正しいあり方なのかも。もしくは○タバみたいにやや高級志向に。ファーストフード店も乱立し飽和している中で、純喫茶なんてゆーのはもうニーズに合ってないのかもですね^^;
映画自体は父子愛、絆の再確認てゆーのがテーマなんでしょう。生意気だけど、ちゃんと家事こなしてお店も手伝ってくれる娘。なんだかんだ娘を頼りにしてる父親。こんな娘がいたら、こんな父親だったら・・と思いを巡らす人もいるでしょうねw