ザ・ウォーカーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。3ページ目

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ザ・ウォーカー

[ザウォーカー]
The Book of Eli
2010年上映時間:118分
平均点:5.74 / 10(Review 62人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-06-19)
アクションドラマサスペンスSFアドベンチャー
新規登録(2010-02-07)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2013-11-05)【イニシャルK】さん
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監督アレン・ヒューズ
アルバート・ヒューズ
演出ジョン・コヤマ(スタント・コーディネーター助手)
ダン・イノサント(マーシャルアーツ・トレーナー)
キャストデンゼル・ワシントン(男優)イーライ(“ウォーカー”)
ゲイリー・オールドマン(男優)カーネギー
ミラ・クニス(女優)ソラーラ
レイ・スティーヴンソン(男優)レッドリッジ
ジェニファー・ビールス(女優)クローディア
フランシス・デ・ラ・トゥーア(女優)マーサ
マイケル・ガンボン(男優)ジョージ
トム・ウェイツ(男優)ハイジャック・リーダー
スコット・ワイルダー〔スタント〕(男優)中年の男
ジョン・コヤマ(男優)スナイパー
マルコム・マクドウェル(男優)ロンバルディ(ノンクレジット)
大塚明夫イーライ(“ウォーカー”)(日本語吹き替え版)
安原義人カーネギー(日本語吹き替え版)
塚田正昭ジョージ(日本語吹き替え版)
音楽アッティカス・ロス
撮影ドン・バージェス
製作ジョエル・シルヴァー
ブロデリック・ジョンソン
アンドリュー・A・コソーヴ
デヴィッド・ヴァルデス
デンゼル・ワシントン
スティーヴン・P・ウェグナー(共同製作)
製作総指揮スティーヴ・リチャーズ
スーザン・ダウニー
リチャード・D・ザナック
配給松竹
角川ヘラルド・ピクチャーズ
特殊メイクグレゴリー・ニコテロ
ハワード・バーガー
K.N.B. EFX Group Inc.
特撮ジョン・ファーハット(視覚効果スーパーバイザー)
コリン・ストラウス(視覚効果デザイナー&プロデューサー)
グレッグ・ストラウス(視覚効果デザイナー&プロデューサー)
美術カイル・クーパー(タイトル・デザイン)
衣装シャレン・デイヴィス
録音ゲイリー・A・ヘッカー
スタントツヨシ・アベ[スタント]
スコット・ワイルダー〔スタント〕
その他ニック・イングマン(指揮)
あらすじ
ある一冊の本を持ち、文明社会の滅びた世界をただひたすら西に向かって歩き続ける男イーライ。本を守り、使命を全うするイーライとその本に魅せられ、探し求める者達が無法の世界で交錯する。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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22.《ネタバレ》 終末もののSFが3度の飯より好きな私としては、このジャンルにおける久々の大作である本作には大いに期待しました。そして、前半の完成度には感動しました。まさに私の好きな映画、そのド真ん中ではありませんか。ボロボロになった世界を表現する圧倒的なビジュアル、文明の遺物を使いながら細々と生活する人々の細かい描写、暴走族が暴れ回るバイオレントな社会、そして暴走族をぶった切る正義の味方のかっこよさ。この映画にはそれらが全部あるのです。「俺はこんな映画が見たかったんだ!」とひたすら感動、前半を見る限りでは一生お付き合いできるレベルの映画かなと思いました。。。しかし、後半になるとトンデモSFに変化します。前半ではクールだったデンゼルが、後半では電波系のアブナイ人に。銃で撃たれ死にかけてもなお「神様に言われたから西へ行かないといけないんだ」と言い続ける様には笑ってしまいました。監督も役者もこんなトンデモ話を大真面目に作っている辺りがさらにトホホで、アメリカ人というのはたまに理解できないところがあることを再認識させられました。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 4点(2010-11-27 22:15:33)
21.《ネタバレ》 「マッドマックス」のような作品を期待していたがそうではなかった。アクションシーンはカッコよく仕上げているし、主人公も渋い演出でその辺りは良かった。しかし、全体的に話が地味だし、聖書の有難味がよくわからない者にとってはいまいちな内容だった。カーネギーがどれ程の悪なのかはわからなかったが、彼が哀れだなと言う感想が大きかった。最後にソラーラがイーライの真似をして旅立っていくと言うのが良くなかった。個人的には失笑気味だった。
スワローマンさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2010-11-20 23:03:24)(良:1票)
20.《ネタバレ》 前半はマッドマックス調で、後にイメージが変わる。アル・グリーンの曲がいい。T・ウェイツやJ・ビールス!の登場にもびっくり。日本人には理解出来ないほど西洋人にとってキリスト教は重要なんだなと、あらためて感じる。J・ビールスにプラス1点。
kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-11-19 22:57:17)
19.《ネタバレ》 西へ向かって30年も歩いているのに、なかなか目的地に到達しなかったのは、そんな理由があったからなのね…。孤独な巡礼者を体現したデンゼルはさすがの存在感、対するゲイリーも相変わらずキレているが、『レオン』の頃に比べれば大分老け込んだような…。アクションシーンはシルエットのみの殺陣や、ワンカット(を思わせる)銃撃戦など、凝った作りになっており、映像面ではかなり楽しめるが、結局は宗教映画かよ、と肩透かしを食うのも確か。ラストでビミョー感を味わうが、この世界観は好き。
フライボーイさん [DVD(吹替)] 6点(2010-11-16 01:13:28)(良:1票)
18.《ネタバレ》 またしても配給会社のミスリードにはまってしまった。てっきりSF近未来アクション映画かと思ってしまいましたよ。まあところどころそういうテイストもあって、おもしろいところもあったといえばあったのですが。キリスト教プロパガンダ映画としてもいまいち説得力に欠けます。なんといっても映画としてその世界観の構築の詰めが甘い。結局何がやりたかったんだかよくわからない。期待のゲイリー・オールドマンもなんだかキレが悪くて物足りない。
カエル本舗さん [DVD(字幕)] 4点(2010-11-11 19:22:13)(良:1票)
17.《ネタバレ》 これ予告編を観ると、荒廃した近未来でのアクション物か、と思ってしまうのですが、実は宗教話でしたと言う。でも良く出来ています。デンゼル・ワシントンは相変わらず演技が巧い。本が何かはすぐに判るのですが、だってイーライが内容を復唱するし、それを西に持って行って何が待っているんだろう、と言うのが、この映画の見所になり興味を惹かれます。ですが、観ている内に結果より行動。イーライ自身言っていたように失ってから気付いたと。目的を達成して天に召された時のイーライには深い感慨を覚えました。無神論者の私ですが。何かと足手まといだったソラーラが、ラストで、彼の意思を汲んだのか、旅立つところは何かグッときました。アーメン。しかし、あれが○○用の人への本だったとは、さすがにゲイリーも私もびっくり。
エラリイさん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-07 03:00:29)
16.《ネタバレ》 私には信仰心のカケラも無いので、映画のテーマについては随分宗教色が強いなーと思いました。
そういうことに頭を使わなければ「北斗の座頭市」です。
デンゼル・ワシントンのアクションがカッコよかったし、人食いの老夫婦とか結構いい味だしてましたねw

AIRSさん [映画館(字幕)] 6点(2010-10-18 01:47:53)
15.《ネタバレ》 「北斗の拳」の世界観とキレの良いアクションには満足しました。でも、あの本の正体が割れ、啓示による使命が示され、目的地の意味や記述手段のオチが判明する経過には物語が矮小化して行く印象でした。「説教」くさい。30年の月日は、歩いた距離と云うより本の内容を暗記するための時間だったようです。私には信仰心が無いから近未来アクションで片をつけるが、あの宗教の信者にとっての本作は、本が残っていて良かったと思えるような内容なのだろうか。つまり、この映画から信仰の意義みたいなものを感じる人がいるのだろうか、ということ。私には信仰をダシにして作ったエンターテイメントとしか思えないのだが…。少なくとも、コーランを使ってこんな映画を撮ったらイスラムの方々から怒られる気がする。滅んだ世界で、過去の宗教を蒸し返す必要があるのか、ということも感じた。あるいは三蔵法師のように、あの世界なりの宗教の教義を求めて30年歩いて悟りを開いたら、もっと納得したかもしれない。不信人者の意見です。アクション映画としては面白かったですよ。
アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-17 21:43:40)
14.機内食で鑑賞 オシボリで顔拭くと気持ち良いんだよね。でも首まで拭いちゃうとキモイって思われちゃうんだ。でも本当はワキの下やタマ○ンの裏なんかも拭きたいぐらいなんだけど、それやっちゃうと変態とか犯罪者とかになるんだ。難しいんだよ人生って。
PS 時計じかけのオレンジのポスターにニヤリ。
デヘデヘさん [インターネット(字幕)] 7点(2010-07-05 14:27:24)
13.《ネタバレ》 優等生を狙ったようなSF映画。
完成度は高いと思いますが、「分かる人は分かるのさ」的な製作側のあざとさを感じる。
オチには驚きましたが、にしてもデンデル・ワシントンはいい俳優ですね。
適役のゲイリー・オールドマンはもうちょっとトゲがあってもよかったと思います。
シネマブルクさん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-04 12:41:43)
12.《ネタバレ》 運んでいる本が「聖書」と分かった時は、結構衝撃を受けた。史上最も発行され、世界史に影響を与えている本が現実世界にあるんだよなぁと思い出したし、映画の設定としても面白いと思った。まさにフォールアウトのような世界観も面白かった。
ただ、理解しきれない部分が多めで、非米国人だから楽しみきれてない感あり。
・本を運ぶ理由とかが「啓示」
・何であんなに強いの?
・ケーマート販売員て?
・東海岸から西海岸への移動に30年?
・なんでアルカトラズ?
キッドさん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-04 00:40:43)
11.《ネタバレ》 もうちょっとSF色強いのかなとおもってたら案外そうでもなく肩すかし。
本が核兵器みたいなものだとおもったらたぶんおもしろくなくなるだろうね。
でも宣伝みてたらそう見えるよね。いろんな意味で失敗。
世界観だけに5点。
とまさん [映画館(字幕)] 5点(2010-07-02 05:17:03)
10.《ネタバレ》 30年も西へ歩き続けたら地球を7周ぐらいできてしまうと思ふ。
【以下バレ】
殺陣で首がポロポロ落ちるシーンやら食人で手が震えるといった爆笑もののセリフやら老夫婦の家ごと破壊される一連のシーンやら、面白いと思える箇所はちらほらある。だいたいこういう北斗の拳みたいな破滅後の世界というのは、私も基本的に好き(なぜだろう?)。だから前半はまあまあ。

だが肝心の本にまつわる意味性がイマイチ不明のまま終わってしまったのが残念。本がXXでしたというオチでもって、横へずらしてごまかして終わり。街の親分のセリフに「統治の為に本が必要」うんぬんという本質的なセリフがあんだからそこへつなげりゃよかった。

つーか、最後の方よくわかんなかった。図書館に収めてメデタシメデタシなのか? そんなんなら街の統治に役立てた方がよっぽどましだと思う。どうも私はデンゼルより、街の親分の言うことの方に説得力を感じてしまうのだが。

大体なんで彼は西を目指したの? それに、なんで街で弾が当たったのに平気だったの?

ハードな日々が続いているので、なんか見落としがあるかもしんない。もしあったらごめん。
アンギラスさん [映画館(字幕)] 6点(2010-06-25 11:13:10)(良:2票)(笑:1票)
9.《ネタバレ》 観る前は、文明が滅んだ後の世界で巻き起こるデンゼル・ワシントンによる激しいアクション作品、「北斗の拳」「マッドマックス」のような映画だと思っていたが、思ったよりも宗教色の高い作品に仕上がっている。
“一冊の本”という設定から鑑賞前からピンと来ないといけないのかもしれないが、オールドマンが“一冊の本”を求める理由を語るまで気付かなかった。
ストーリーを踏まえると、キリスト教を信仰している者には最適の作品ではないだろうか。
本作を観ることで、自己の宗教心を一層強めることができるとは思う。
自己の役割、自己の存在価値、自己の運命、神からの啓示を強く意識することができるだろう。
しかし、キリスト教信者ではない日本人が観ると、グッと来る度合いが異なることとなる。
世界観やストーリーや映像面など、よく出来た映画であり、評価はしたいところだが、さすがに受け止め方は難しい。
ワシントンとオールドマンの二人の存在感が際立っており、見事に対比されている点は面白い。
“一冊の本”を用いて、文明崩壊後の社会に“安定”を導こうとする気持ちは両者に相通じるところがあるが、一方は神になりたいと願い、他方は神のしもべ、聖地を目指す巡礼者のような存在になりたいと願っている点に根本的な違いがある。
その結果、一方は安定どころかより混沌とした世界を作り出し、他方は世界を再構築できるほどの影響力をもつことに寄与することができている。
たとえ殉死したとしても、自分の遺志を継いでくれるということも希望が持てる展開となっているようだ。
ワシントンに隠されたネタもかなり効いている。
神から自分に課せられたことには“意味”があるということだろうか。
歩いていて高速道路から落ちそうになったり、“音”が聞こえるかとしつこく言っているので、違和感はあったが、最後までさすがに気付かなかった。
ただ、オチが重要であり、このネタについてはあまり深く考えなくてもよいだろう。
どうやって銃撃に対応しているのかなどを考えても意味はない。
アクションにも多少見応えはあり、老夫婦の家を舞台とした銃撃戦はかなり見応えがある。
どうやって撮影しているのかと考えながら見ると、より面白みを感じるのではないか。
あのカメラワークを実行するにはかなり無理があると思うのだが、いったいどうなっているのだろうか。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 6点(2010-06-23 23:34:49)(良:1票)
8.《ネタバレ》 本が○○だったらつまんないなぁ、と思ったらモロに○○で、あーあーって。その上、終末の世界で文明崩壊してて人食いがあったりして、悪夢の『ドゥームズデイ』の再来か?と。近未来SFって言ったって、基本、西部劇ですしね。でも、クライマックスからオチで「そう来たか!」って。オチだけで「ああ、面白かった」って。個人的にはオチを楽しむ映画。それに盲信的な信仰に対する批判の映画でもあって、必ずしも一方的価値観に基づく物語でもないのだなぁ、と。主人公が啓示を受けて行動しちゃってる時点で、西洋的価値観の世界の話ではあるのですが。色のない退色した世界の渇いた感覚が絶妙で、でも金門橋にたどりついたあたりから空に色が着いているのは、そこにまだ文明の光明が残っているからか、それともそこから新たな再生が起こる事を意味しているのか。あのオチを見た後だともう一度見直したい気持ちもあるのですが、もう一度お金を払うだけのものかと言うと・・・うーん。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2010-06-22 16:18:26)
7.《ネタバレ》 終末ものは大好きです。けど、これはいまいちでした。どっからきて30年もかかっているのか?宣伝でいう”本”なんて聖書に決まってるし、30年もあったら、もう少しましな都市ができてそうなものだし、バイクのヤンキーはどこからガソリンを手に入れてるのか?老人たちはほんとに”それ”をたべていたのか?あのオネーチャンはどうして車の運転ができるのか…。あまりに疑問だらけです。いや、その世界に入りきれなかっただけですが、結局何がしたかったのかわからないのは、私がキリスト教徒でないからなのでしょうか?
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-06-21 23:10:15)(良:1票)
6.《ネタバレ》 本が何であったかなど映画にとってはどうでもよくて、最後にきて突如として饒舌になったのに目をつぶれば、これは純粋に楽しめる追跡劇なのです。
 この映画は始まっても台詞がなかなか出てきません。懇切バカ丁寧に世界観を説明せずとも、ただただデンゼルの行動と荒廃した風景を黙々と見せるだけで、世界が破滅し長い年月が経ち、彼もこの生活に順応していることが分かり、見ているうちにちゃんと理解できるように出来ているのです。アクションも最近流行のアップで逃げきってしまうようなことはせず、一連の動作が分かるように、されど残酷になり過ぎぬようにシルエットで見せたりと工夫されていますし、何も目印がない荒野の旅も追跡者にしっかり同じ場所を通らせることによって移動している感じを出しています。ただ、信念を貫くデンゼルは止められないにしても、ゲイリー・オールドマンの狂気は年をとったせいか風船がしぼんだように失われてしまっているので、もっと見せ場を作ってほしかったです。もちろん、例えばソラーラが覚えたてのお祈りを捧げているのを聞き逃さず、ゲイリーの後頭部がピタッと止まり〝アーメン〟と言うあたりはさすがにゾクッっとさせてくれますが。
ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-21 18:14:47)(良:3票)
5.《ネタバレ》 信仰は「本」という物理にあるのでなく「心」にある…という趣旨はぶっちゃけありがちだし驚きはしない。が、保守思想から攻撃的になりがちな現代アメリカ人にとっては心で信仰することのリマインドにはなったのじゃないかしら。ストーリーに起伏は少ないけれど、ドラマの道筋が一本道で、集中を途切れさせる要素がない分、素直に見られるのがマル。この映画、なんとなく「座頭市」をリスペクトしているような気がするのはぼくだけかな?
ケルタさん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-21 15:28:34)(良:1票)
4.《ネタバレ》 まず、これを娯楽映画やアクション映画・謎解き物と思っていると大変がっくりする事になります。そして、単に宗教映画でも無い。
ストーリーは至ってシンプル。しかしそれがメッセージ性高めています。
でも、メッセージは単純明快。
決して偽りの高貴な宗教性では無く、キリスト教を扱ってはいますがそれよりも人間の人生とは?という誰しも思うテーマにあふれています。
歩く意味を知っている(悟っている)者とそうでない者。
単純にその人生の結末は同じでも意味は全く違う。
まあ、うけない映画とは思いますが、見て良かった映画でした。
森のpoohさんさん [映画館(字幕)] 8点(2010-06-20 21:21:54)
3.《ネタバレ》 終末を迎えた世界を、或る“ウォーカー(旅人)”が一冊の「本」を持って、ひたすらに西へ向かう。
デンゼル・ワシントンを主演に、そしてゲイリー・オールドマンを悪役に迎えたそのイントロダクションは、ミステリアスで、「一体どんな映画なのか」という一点に興味は集中した。

描き出された映画のプロットは、まるで将来有望の若手映像作家が低予算で創り上げたようなストーリー展開で、良く言えば「純粋」で、悪く言えば「稚拙」だったと思う。
“素材”がそのまま「信仰」に繋がるものなので、無信仰者にとっては一歩引いて観ざるを得ない部分はあり、作り手の意図ほどは映画の世界観に没頭することは正直なところ出来ない。

となると、映画の核心となる「本」がどういうものなのかということも或る程度容易に想像できてしまうだろう。
そういった「本」の謎の部分を、この映画のハイライトとして捉えてしまうと、少し肩すかしをくらってしまうかもしれないが、この映画が描きたいのは、そういう安直なことではないように思う。

理由は明確にはされないが、恐らくは人類の「愚行」によって退廃した世界。その“滅び”に対する「信仰」の意味と価値。
無信仰の者としては、一概にその一つの「信仰」を崇拝することは当然出来ない。
ただ、その一歩引いた立場だからこそ、人類における「信仰」の素晴らしさと危うさを感じることが出来た。
非常にパーソナルな価値観だが、そのことがこの映画の最大の価値なのではないかと思った。

見方によって評価は揺れる作品だとは思うが、終末感を描き出した映像センスも含めて、一定の完成度の高さを感じさせる映画だと思う。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-19 15:03:23)
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【点数情報】

Review人数 62人
平均点数 5.74点
000.00%
100.00%
211.61%
300.00%
4914.52%
51219.35%
62641.94%
71016.13%
846.45%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review9人
2 ストーリー評価 4.90点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.44点 Review9人
4 音楽評価 6.16点 Review6人
5 感泣評価 4.66点 Review6人
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