【ぶらき】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-05-09 15:44:18) |
99.この映画、ポイントは女の人(名前忘れた)が妊娠しているというところ。大江健三郎の「死者の奢り」に出てくる”女子学生”を連想させる。ゾンビ(死者)と、これから生まれてくる命。自分も油断したらゾンビになってしまうかもしれないという恐怖は、自分がゾンビにならなくてもいつかは絶対に死ぬという事実を思い出させる。しかしながら、ホラー映画としては怖くない。 【おしりはばとび】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-05-04 00:11:10) |
98.臓物が綺麗だったねぇ~。人間の腹を破ける程怪力のゾンビだけれど硝子は割れないんだねぇ。解決しないストーリーだけど、ツッコミもできるゾンビ映画の代表的作品。 【中途半端】さん 9点(2005-03-13 21:23:19) |
97.以前のレビューに「ゾンビ」と「サスペリア」は名作と書いてあったがまさにその通り! 小学生のときにテレビで観て凄いショックを受けてその日は寝れなかった。 再び観たのは、かなり大人(成人過ぎ)になってからで大人になっても色褪せていなかった。 大人になってもバイオハザードにはまったりするのは、間違いなくこの作品の影響。 周りがなんと言おうとこの2作品は最高傑作です。 【虎ノ門虎之介】さん 10点(2005-03-03 00:10:18) |
96.ゾンビの怖さとは何でしょうか。外見には馴れてしまいますし、伝染の危険もさほど深刻ではありません。SWAT隊員たちは、ゾンビを手玉に取るありとあらゆる手段を持っています。なのに彼らは恐れている――何故か。「死体が動いている」からです。ゾンビの本質そのものが怖いのです。ゾンビ映画というのは結構あるのですが、「死体が動く怖さ」という、考えてみれば当たり前のところに焦点を置いている作品は、皆無といっていいでしょう。ルキオ・フルチはじめ、ほとんどの監督はとにかくビジュアルに凝ります。そうして、単にゾンビを「気持ち悪い怪物」に仕立ててしまう。ジョージ・A・ロメロ一人が高みにいるのです。これは凄いことですよ。彼は作品全体を通じて、もう一つの恐怖を仕掛けました。ゾンビ自身の本質とも関係しているのですけど、それは「逃げられない」ということ。主人公たちはゾンビから逃亡しますが、何処に行っても奴らはうようよしている。夜が明けて、朝になっても消えません。空間・時間の両面で退路が塞がれています。ふつう人間には最後の逃避手段があるのですが、奴らはそれすらも許さない。自殺してもゾンビからは逃れられない。奴らの存在は、死が安らかな、永遠の眠りであることを否定するのです。だとしたら、ゾンビほど怖い怪物がおりましょうか。『ゾンビ』ほど怖い映画があるでしょうか。 【円盤人】さん 10点(2004-10-16 04:16:03) (良:2票) |
95.ダリオアルジェント版は、ゴブリンの軽快な音楽が鳴り響く中、アクション映画さながらのテンポよい展開が待っている。しかしこれはこれで良いと思う。真の「ゾンビ好き」はロメロ版のドキュメンタリータッチな展開の作品と比べ、それぞれの作品の良さを認め合うと思う。それだけ元祖は偉大だし、良く出来ていると思う。 |
94.リメイク版(ドーン~)を見て、オリジナルの偉大さを再確認。 やっぱりゾンビは全力疾走しちゃいかんです。「動きが鈍い」という 弱点があるからこそそこにつけこんだり、舐めてかかって失敗したりして ドラマが生まれるんだし。 この映画もそうだけど、傑作と言われる映画はジャンルに関わらず 「人間」が上手く描かれていますね。ラスト、希望など無いはずなのに 命ある限り先に進もうとする彼らの姿に涙。(TV) 【なみこ】さん 8点(2004-09-05 01:03:02) |
93.やっぱり歴史に残る作品ってそれなりに凄いモノがあるんですよね。小さい頃にTVで吹替え版を見たっきりで、3部作のどれがどれかもよくわからなくなってたんですが、「ドーン・オブ・ザ・デッド」を機会に見直しました。背景に横たわる絶妙なテンションと、遊びを遊びとしてとことん遊び倒した作り手の姿勢は率直に言って素敵だと思います。こういう絵が撮りたい、こういうシーンが撮りたい、こんなストーリーがいい、ただ怖いだけじゃなくて世の中を俯瞰で見下ろすシュールな視線で撮りたい、「こんなに撮りたいんだから、お客さんも喜んでくれるに違いない」という突き抜けた熱意を感じる作品だと思います。この時代のホラーが私は大変好きですが、ホラーが最もホラーのためのホラーだったし、作り手がホラーをナメてない。お客もシビアに、真剣にホラーを楽しめた時代でした。回顧趣味的になってしまいますが、何につけても度を超した真剣さと、真剣すぎる遊び心というのは爽快さを生み出すものです。死者と生者を分かつもの、その深遠なテーマをとことん遊びながら、最後に呼びかけて来るものは、たとえどれだけ絶望的な状況にあろうとも決して「生」を諦めない人間たちの逞しさです。実はそれこそが、生きていることの証でもあるわけですが。ホラー映画はやっぱり、真剣に見なければわかりません。 (ああ悔しい。100番踏みそこないました。) 【anemone】さん 10点(2004-08-04 01:02:33) |
92.カニバリズム系で気持ち悪いけど怖くはないです。やはりホラーなだけに怖いもの見たさで見たのでちょっと拍子抜け。時代が時代なだけに特殊メイクもショボい。この映画の感覚はゲームのバイオハザードみたいな感じかな。でもハラハラ感が少なくていまいちのめり込めなかった。点数が高いのに申し訳ないですけど6点で。 【A.O.D】さん 6点(2004-07-13 20:51:37) |
91.《ネタバレ》 【ゾンビ愛】というのに満ちているような映画でした ナースゾンビは最初から最後まで出すっぱりだし、銃のよさの違いが分かるゾンビがいたり(しかも途中で出ていた)、ブ~ちゃんゾンビは浮いたり、シスターゾンビは監督の趣味かと思えちゃうしと他にもなんかいたけどこだわりがすごい まさに愛ですね 劇中の特に序盤から中盤までのスティーブンのヘタレっぷりがよかったです でもヘリに頭を飛ばされるおマヌケゾンビも捨てがたい 【ヴァッハ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2004-07-12 23:06:39) |
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90.《ネタバレ》 人間側がミスを犯さなければゾンビに負けることはあり得ない、はずなのですが・・・。人間が知恵と武器を駆使すればゾンビたちを容易に制することができる、という設定が絶妙。ゾンビの存在がスキルのある人間とそうでない人間を選別するフィルターの役目を果たしているんですね。完璧に管理されているように見えたシステムが崩壊していく様を描いた映画は多いですが、ゾンビの大群と扉一枚で隔てられた宝の山を一人占めする刺激は滅多に味わえるもんじゃありません。文句無しの傑作。 【Robbie】さん 10点(2004-06-18 23:55:05) (良:2票) |
89.一人でいるゾンビはどこか滑稽で恐くないんだけど、集団で群がってくると、非力で鈍くさいのに、恐怖です。そのジワジワ感が恐かった。序盤の展開でダレたけど、中盤から終盤の展開はテンポ良くて面白い。しかし完全版は、僕にはちょっと長い。 |
88.ゾンビと言えばコレ。他のゾンビ映画見ると必ずコレと比較してしまう。ショッピングモールでの割とまったりしたバトルも集団の恐怖の方が勝っている。映像・ストーリー・曲…もぅ最高すぎ! ダリオアルジェントの顔が一番ゾンビ顔 【oO KIM Oo】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-06-12 09:36:58) |
87.私は、コレで、ホラー嫌いになりました (子供が観ちゃいかんわな…) 20数年経った今でも怖く感じられます(涙) 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 10点(2004-06-11 14:37:28) |
86.ホラー界の金字塔。子供の頃、予告だけで夢に出てきました。 【マックロウ】さん 8点(2004-06-11 14:14:12) |
85.リメイク版「ドーン・オブ・ザ・デッド」を観に行く前に予習しておこうと思ってレンタルしたらこっちの方が面白かった!主演ふたりの演技が良いと思ったのですが他に出演作はないのでしょうか。タガが外れて物欲や残虐性丸出しのときの表情と、ゾンビ化しつつある自分(友人)をどうすることもできないやるせない表情、そのギャップにじーんときちゃいました。笑えたのはエレベーターの中でゾンビ化しちゃったお兄さん。ドアが開いたときのゾンビのリアクションが解りやすくて思わず可愛いなんて思ってしまった。たしかにメイク技術はちょっとお粗末だけど、血の噴出し方はかなり生々しくてグロテスクに見える。肌が青いからコントラストの関係かなあ。ゾンビ一体一体はのろくて弱いが、調子に乗って油断や隙を見せるとあっという間に取り囲まれてしまう、そんなじわじわと迫り来る恐怖こそゾンビ物の醍醐味だと思います。走ったらあかん! 【ROMY】さん 8点(2004-06-08 22:50:21) |
84.《ネタバレ》 平和を手にしてからの内容はポーの「赤死病の仮面」に似ていると思いました。しかし、彼らの平穏を乱したのは状況を理解しないおろかな人間の欲望の固まりだということがもっと深いテーマを持たせています。友人たちがゾンビ化してしまうのも、それぞれの人間ドラマでもっと悲劇的なものになっています。しかし、ラストは他のシリーズと違って爽快でした。ピーターが残ろうとした理由はアクションの付け足しの目的ぐらいにしか思えませんでしたが、ゾンビを撃ったことで彼は自分は何をしたいのかはっきり分かったのだと思います。ゾンビが暴走族の内臓をいじるシーンは蛇足だと思いますが、随所に見受けられるショック演出は素晴らしいと思いました。 【マイカルシネマ】さん 10点(2004-06-02 23:29:55) |
83.ゾンビは鈍く知能も無く雑魚モンスターぽかった。サバイバル色が強くホラーって感じには見えなかった。後半はちょっとグロっぽくなり~の結局何も解決してなかったりゾンビの何たるかってのもまた皆無だったり~のありがちだけどソコソコに楽しめたかな。 【HIGEニズム】さん 6点(2004-05-08 07:58:50) |
【腸炎】さん 9点(2004-04-20 12:52:01) |
81.蔓延してしまった死人たちと生きた人間のお話。ゾンビが恐れられていない、というよりおもちゃのように扱われている。生きている人間たちは好き勝手にやって楽しんでいる。明るい音楽と笑い声がとても世界観とミスマッチしており、逆に人間の恐ろしさを浮き彫りにする。生者は狂気の名の下に何でもやってしまう。ホラーと言う名の人間ドラマなのでした。 【コーヒー】さん 9点(2004-04-18 21:01:42) |