9.ちなみにカットやボカシの無い完全版を観ました。 【愛人/ラモス】さん 10点(2002-12-03 13:23:04) (笑:1票) |
8. 薄汚れた路地裏の泥濘に足をとられ、よろけながら、うらぶれて、散髪から帰ってくる主人公の男。と、突然、その脇を通過してゆく整然たる出征兵士の行進とそれを見送る群衆と日の丸。この場面はこの映画を最もよく象徴しているように思えた。 社会情勢などには全く無関係に、ひたすら女との飽くことのない非生産的かつ無意味な性行為に埋没してゆく遊び人の主人公は、その時代にとってネガティブなものの代表であり、反対に、軍隊はその時代において、正しいもの、美しいもの、雄雄しいもの、つまりポジティブなものの象徴である。 主人公は反社会的というより、あくまで非社会的存在であり、だが、この映画の監督大島渚は、そういう人間をこそ語るに足る人物だとして扱っている。 カットやボカシの無い完全版を見てみたいものだ。 【K】さん 9点(2002-05-04 16:08:53) (良:2票) |
7.大人の映画。自分の首を絞める女に向かって「お前がいいなら、俺は死んでもいいんだよ」と言った、この映画の藤竜也は強烈だった。 【ぶんばぐん】さん 10点(2002-05-01 15:02:03) |
6.たしかに上映当時ヨーロッパでセンセーションを巻き起こしたのは解る。けどSEXのシーンがあまりにも多すぎる。見ていていい加減飽きた。 【キャリオカ】さん 6点(2002-03-23 03:03:29) |
5.微妙です。しかも彼と見たのでさらに微妙。それにしても全然古い映画に思えないくらい斬新でしたね。世の中の正しい性欲のレベルが分からなくなりました。藤竜也は本当にああいう役がはまりますね。それにしてもモジョ・・(オースティンパワーズ風) 【junko】さん 6点(2002-03-13 16:10:45) |
4.これは、日本版ギリシャ神話だとおもいます。これほどまでに性と死を突き詰めた映画はこれまでなかったし、これからも出ない。 【ぽん太】さん 10点(2001-11-12 12:30:18) |
【okピーちゃん】さん 1点(2001-09-19 01:20:48) |
2.これとか「忍者武芸帖」を見ると、大島渚の凄さというのが良くわかりますね。やっぱり奇才だと思います。後に大林とか何人かがこの「阿部定事件」をネタに映像化してますけど、及ばないですねぇ。 【奥州亭三景】さん 9点(2001-07-24 00:26:17) |
1.性描写が凄すぎ。他の映画がどれだけ性描写に関していい加減かがわかる。 【あろえりーな】さん 9点(2001-07-19 10:02:41) |