184.《ネタバレ》 繊細すぎる!観ていてとても痛いです。
高校のときを思い出します。できれば高校のころに観ていたかった作品。
校舎にピアノの伴奏が鳴り響くのもまたとても繊細な空気を感じる。
ピアノの繊細な音色がとても良い。時間の流れ、空気を感じる。素晴らしい演奏です!
こういう作品って主人公がボコボコにされていると、
「本当に本気でやってるんじゃないの!?」とか思っちゃう。
うわっ、この作品、重い!
中学生っていうより高校生に見えます。
映像に惹き込まれる。だから僕まで痛いです。ヒドい。
もしかしたら、高校時代に「閉じていた人」ほど、この作品に惹き込まれるのかもしれません(ていうか僕が)。
不良役のリーダーの女の子が可愛いなあ!
あと、この作品に出てくる女性たちが不思議とエロティックな雰囲気を放っている。
あと誰もがもつ(?)子供時代、学生時代の少年特有の同性愛的な雰囲気も感じた。
星野君は嫌いじゃない(そりゃアンタ、チケット捨てちゃった件はヒド過ぎよ!)。僕も高校の頃にあれだけキレていれば、人生が変わっていたのかもしれない。
高校生の頃に「エヴァンゲリオン」と、この作品を観れなかったのが僕の人生の失敗だ。
窓から暖かな日差しが差し込んでいて、それがとても奇麗で、懐かしさを感じさせる。
それが遠い学園生活を想わせる。
僕はこういう学園生活を見事に描いた作品が大好きだ。
最後のほうの、面談室で先生が「なんか悩み事ある?」って、
そりゃクラス内であんだけの事が起こっていれば何も無いワケないでしょう!
「インターネットの文章」みたいのがとても「現代的」で、現代人の心の闇や葛藤みたいなものが効果的にあらわれていたように思います。
「ウソっぽくない」作品です。
そんなはずは無いけど、「現実」より「リアル」!?
まさか~、、、