123.予備知識なしにビデオで見ましたがとてもショックを受けました。面白かったです。あとあと考えてみるとセルマの子供は「ジーン」なのであれほど利己的なことができたのだと思います。スペルがどうかはわかりませんけど、利己的遺伝子論にセルマの母性を掛け合せたと考えるとわかり易い。そしてこの映画は母性愛という「ミーム」を世界中に広めたわけです。デンマーク映画だったとは知りませんでした。 【平八】さん 10点(2001-08-06 04:45:58) |
122.見終わったあと、セルマの生き方にとても感動しました。少なくとも自分には、ああいう生き方は出来ない。後半、セルマは死刑の判決を受けて、死の恐怖を現実のものとして味わう。その後、新しい弁護士が現れ、もう一度だけ生きるチャンスを与えられる。これは、セルマに対する最後の問いだったのだと思う。「死の恐怖を知った今でも、本当に他者のために自分の命を捨てられるのか?」と。セルマは自分の意思で死を選ぶ。彼女は自分の生き方を貫き通した。普通のひとには、まねの出来ない生き方だと思う。あと、警察官の男は、利己のためにセルマを傷つけたが、彼のような神経は誰でも持っている普通に近い感覚だと思う。 【RYO】さん 10点(2001-08-06 01:54:32) |
121.私はこの映画を見て、点数をつけるなんてココに来るまで考えもしなかった。私には点数なんてどうでもいいのでゼロにしておきます。この話しは面白くも感動もなく(良かった)なんて人に薦める様な映画ではなく、でも心の中に閉まっておきたい映画となりました。セルマ役はビョークでしか出来ない。あの魂の叫び、歌声はビョークではなくセルマ。セルマが愛したのはミュージカルと息子ジーン。セルマの生きがいはミュージカルとジーン。セルマに関わる人達は私達の身近に存在している人そのもの。あんな事件が実際に起きたとしても、おかしくはない。確かにセルマは弁護士や友だちに本当のことを話せば生きれたのだと思う。・・・セルマは秘密だと約束したのに裏切られた。でも、セルマは約束に対して裏切ることが出来ず自分だけは裏切るまいと孤独だったと思う。真実は一つ、セルマと私達だけが知っている。ビルを殺した訳を 片側からしか見ようとしない人達をきっとセルマは許していた。そして私も、きっと片側からしか見ようとしない人間なのかもしれないと感じてしまった。最後に歩く107歩・・・死に向かって自分の意志で歩くのはとても想像のできない程、恐ろしい事なのだろう。セルマを見て人間を見た。もがき、叫び、身体が震え、正気でなくなったり、冷静になったり、彼女は空想の中で歌い、歩き、そして処刑台へ。恐怖で支えれなくなった身体は板に縛られ、でもジーンの手術を知ったセルマは何かが乗り移ったかの様に冷静になって、大好きな歌に息子の歌詞をのせ最後の魂の叫びを私は聴いた。衝撃的なラストシーン、ショックだった。彼女のショーを見ているようで(これは最後ではない、そう思えば続くのだから)という言葉がただボー全としている頭の中に聞こえてきた。受け止めなければならない人の死。セルマの人生はミュージカルに始まり、ミュージカルに終わる。私の死は最後にどんな魂の叫びを吐き出すのだろう・・・。と感じる映画でした。 【LISA】さん 0点(2001-08-03 19:45:40) (良:4票) |
120.あんなに脚本上都合のいい目の病気が本当にあるのか?失明するほどド近眼なのに、どうして眼鏡に度が入ってないのだ?…といったような瑣末なことより、とにかく描かれる人間像の浅さが気になった。あのラストでしかもなんの感動も得られないのでは、不快感しか残らない。 【さる】さん 0点(2001-08-03 05:12:44) |
119.今見終わったけど、このまま寝るには、重すぎる。。。ラスト見れませんでした。 【2時の母】さん 4点(2001-08-02 02:10:42) |
118.かなりツライ映画でした。映画を見終わってこんな気持ちになったのは初めてかもしれません。でもこの映画は間違いなく心に残ります。いろんな感想を持つ人がいて当たり前だけど、駄作だとは思いませんよ?私はセルマの生き方はそんなに自己中とか思いませんでした。確かにセルマの頑張り=周りの迷惑につながる所もあるかもしれないけど、やっぱりセルマが生きてるうちに出来たことって全部したんじゃないかな?って。自分の命と息子の目。確かにどっちが息子にとって大事かは普通に考えれば命だけど、盲目の自分が牢屋に入って息子にしてあげられることって何かと考えるとみんなせめて息子に自分のような苦しみに会ってほしくないって思うんじゃないかなぁ。感動っていうのとは違うけど衝撃を受けました。見てみてください。 【チャッピー】さん 6点(2001-08-02 00:11:37) (良:1票) |
117.心が汚れてるとおもってたのに、マジで声だして泣きました。理由がわからない。。 【あき】さん 10点(2001-07-30 21:19:56) |
116.ラストにヤラレタって感じです。ずっと中止になるのを期待してたのに・・。鉄道のシーンはジーンときました。人の生き方を肯定も否定もしちゃいけないんだなって思いました。 【てつ】さん 10点(2001-07-30 16:31:29) |
115.ドクターキムさんってすごいなぁ。なるほどなーと思いました。映画ってつくづくいろんな種類のものがあってすばらしいなぁと思いました。考えさせられました。 【やす】さん 9点(2001-07-28 17:36:18) |
114.私は逆に、これは明るいストーリーだなと思いました。暗闇で踊る“ダンサー“とは、ともすれば我々自身のことでもあると思います。そのなかで、たとえどんな不幸にあっても、音楽に救いを求め、安らかに生きたセルマの姿は、私にはすがすがしさすら感じさせました。役者としてのビョークはこの映画で出尽くしてしまったでしょう。ただ、ミュージカル部分はもっと良く出来たはずだと思います。 【yuki】さん 10点(2001-07-27 18:11:00) |
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113.終わった後、なぜ自分が感動しているのか説明ができない。久々に出会ったなあ、これだけ衝撃的な映像。頑固に自分の信念を貫きとおす、なんてなかなかできません。素晴らしい!!一番感動したのは最後のシーン。自分で決めた道だけど、やはり人間にとっての死は恐ろしいもの。迫り来る死の恐怖にヒステリーを起こしたり、泣き叫んだり。そこにリアリティ(人間であるがゆえの葛藤)を感じた。そしてジーンの眼鏡を手にした瞬間、何かが乗り移ったかのように冷静に死を受け止める強さ。人間というものの弱さと強さが十分映し出されてたと思う。ホントに観て良かった!! 【クリスピー】さん 10点(2001-07-26 23:12:17) |
112.暗すぎ!!途中でうんざりしました。確かに頭にこびりつく映画かもしれないけれど、私はもう二度と見たくないです。つらくても一生懸命生きて働いてるところにあの映画を見ると、ホント嫌悪感を感じる。でも、ビョークの歌声はとっても良かったです。 【リサリサ】さん 2点(2001-07-26 12:08:39) |
111.絶対子供に見せてはいけないよね。これ。裁判までいかなくてあの辺で終わって欲しかった。でもよかった。よくわかんないな。 【こうさく】さん 7点(2001-07-25 12:42:48) |
110.この映画を観終わって、「希望」を感じたのは私だけでしょうか‥?自分も「母」だからかもしれませんが、セルマの感情、行動がものすごく自分に響いてきて仕方がありませんでした。すごくシンプルで、でも大切な物を目の前にたたきつけられたような気がします。 |
【ぽん】さん 10点(2001-07-24 11:30:22) |
【ナナツサソ】さん 7点(2001-07-23 17:12:17) |
107.ビョークは相変わらず素晴らしかった。しかしビョークはCDでもビデオクリップでもいつでも最高です。一方、映画のストーリーはくだらなく、退屈しました。ラストがハッピーエンドじゃないと嫌いという人が多いですが、自分はとってつけたようなハッピーエンドこそ嫌いです。 【HIYO】さん 4点(2001-07-23 17:01:54) |
106.なんでセルマは最後に「怖い」と言ったのでしょうか。自分で選んだ道なのに? 【もりこ】さん 6点(2001-07-21 15:20:03) |
105.ホームビデオ風のカット割りには最初辟易してもうやめようと思ったが、最初のミュージカルシーン(といっても空想ですが)でその策略にはまる。セルマの表情や色彩、ビデオとフィルムの質感の差を効果的に盛り込みこれがセルマの現実逃避であることさえ忘れさせる。泣き所は 【きき】さん 7点(2001-07-21 04:03:23) |
104.まあ、感想なんて人それぞれだから多様なものがあっていいと思うけど。セルマというのは矛盾しながらも純粋な愛を貫くわけ。まあ、現実的には必ずそれを妨げる障壁があるわけだけど。手持ちカメラは思いっきりブレまくり、構図も狂ってるし、編集は時間の進行を無視しているのだけど、それはセルマの意識的な世界と重ねているわけ。ミュージカルが観念的なのもそういうこと。この映画はハリウッドがすきな人は嫌いだろうし、ゴダールを見て分かる人間にはわかる。パルムドールだけど、カンヌなんてたいした映画でてないから。はっきりいってカンヌのレベルじゃ、グランプリとれて当たり前。 【sho】さん 9点(2001-07-20 23:33:40) |