161.《ネタバレ》 最高傑作。今まで数百回観て数百回泣きました。この映画で世の中不変なものは無い、という事が良く分かりました。と共にもっと今を大事に生きようと誓いました。 南北で貧富の差が激しいイタリアにあって、舞台であるシチリアの人がナポリ人を差して「北部の人間」と呼び、中傷しているのが興味深かったです。 |
160.何度も見た映画だったけれど、アカデミー特集のCSで再び見た。以前泣かなかったところで涙が出たり、号泣したラストシーンで涙が出なかったり…。年月のせいか感じるツボは変化していたようである。それでも、この映画により自分の心のどこかが揺さぶられることに変わりはなかった。自分の中で一番の映画であるという事実も変わらない。映画というものが唯一の娯楽であり社会であったイタリアの片田舎のお話でありながら、私の心の物語でもある。この映画はそういう映画である。 【ゴールドベリ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2004-03-27 21:16:39) |
159.《ネタバレ》 最近完全版見たんですが、完全版より余計なシーンが無くてこっちの方が面白かった。初見の時は最後にエレナと会うんだろうな~と思わせといてサクッと終わったのが残念だった気が…。展開が予想しやすいながら最後は感動です。4~50代で見たかったなぁ。 |
158.ラストはとにかく泣けた。もう少し年を重ねてから見ればさらに違う感動に出会えるかも。 【ゆきむら】さん 10点(2004-03-17 01:27:53) |
157.ジュゼッペ・トルナトーレの世界へようこそって感じでしょうか。 世界観という意味ではなく、空気としての世界が確立されている。 映像と音楽の魔法ですね。 少年の目を通して、1人の映写技師の人生を追うという構成もほぼ完璧で、 ややテンポの悪さを感じずにはいられない部分もあるが、 ラストの秀逸さで帳消しといったところだろうか。 映画にとっては負の要素である検閲を逆手に取った伏線の張り方は見事としか言いようがない。 素直に感動できる。 【もとや】さん 10点(2004-03-15 13:09:19) |
156.この映画自体が、全ての映画とそれらを輩出した映画史全体に対する1つのラブレターであり、トリビュートなのだと思います。何を言っても蛇足になってしまうけれど、善良なノスタルジーと映画に対する愛情に満ちた、珠玉の1篇だと思います。 【ひのと】さん 10点(2004-03-15 12:18:41) (良:2票) |
155.《ネタバレ》 これはもう映画の魔法。観ている人の気分を、幸せにしてくれる映画しか持ち得ない魔法ですね。映画しか娯楽のない時代の、ある街の、ある少年の話が、こんなにも泣けるなんて。主人公の友人である映写技師はただフィルムを回すだけ。たくさんのフィルムを回すだけ。自分では作品をつくらない。それは、他人の人生を多く見てきたことと同じ。だから、主人公の人生もフィルムと同じように、冷静に見ることができ、駅でのあんなアドバイスが出来るのですね。でも、映写技師は作品をつくっていた。世界でただひとつ。ただ1人の人に見てもらうために。その時、観客も主人公と同じ映像を真のあたりにする。検閲されたキスシーンの連続。遠い過去に忘れ去られた想い出の断片集。観客1人1人に送られた「過去」という記憶のメッセージ。感傷的と言えなくもないですが、人生において過去の自分を見つめる、思い出す事は、決して無駄なことではないはず。今の自分を再確認するためにも、こうした魔法にならよろこんでかかりたいと思います。 【映画小僧】さん 10点(2004-03-03 11:03:37) (良:4票) |
154.私の中で燦然と輝く金字塔。これから先、この映画を超える作品に出会うことはないだろう。全ての映画ファンに捧げる「最高」傑作。 【たまごくん】さん 10点(2004-03-03 03:20:10) |
153.何か取り立てて、これというものはないのだけれど、とってもとっても素敵な映画です。見終わったあとにほんわかあったかい気分に浸れました。 【ぴっぷ】さん 10点(2004-02-27 08:27:15) |
152.この作品に出会って映画好きになり数々の名作にせっすることができた。ありがとう。 【hrkzhr】さん 10点(2004-02-24 22:48:22) |
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151.映像と音楽・・・もう、これだけでも満点あげてもいいくらい美しい・・・そのうえ、トトのあまりのかわいさ!!エピソードはたくさんあるが、やはり思い出すのは少年期のトトとアルフレードの優しいできごとの数々です。そして最後の終わり方・・・あの終わり方はなぜか知らないが、いつも涙がこぼれてきてしまいます・・・ 【めめこ】さん 10点(2004-02-24 20:50:21) |
150.《ネタバレ》 最後のシーンがいい! あれ以上にないベストな終わり方です! 【T-zen】さん 10点(2004-02-03 14:19:32) |
149.映画もアルフレードも大好きなトトが大好きです。音楽が耳から離れません。あんな風にみんなで盛り上がって映画を見たら楽しいだろうな。ノスタルジックな映像や音楽に、いつの時代でも通じる感情の大切さ、色んなものが心に染みました。 【無雲】さん 10点(2004-02-02 00:39:38) |
148.《ネタバレ》 やはりなんと言ってもラストのキスシーン集に限るでしょうね。 なんだかあったかい涙がいつもでちゃう、いい映画です。アルフレッドがトトに残した気持ちを考えると切ないですが嬉しくもあります。やはり自分にとって最良の作品です。音楽も作品を引き立ててますよね。 【のん、大好き】さん 10点(2004-01-13 19:33:10) |
147.とにかく可愛いトトとアルフレードの間に交わされる友情、アルフレードのトトを見守る父親のような愛情、さりげなく描かれる戦争の傷跡、全編に流れるやさしく哀愁に満ちた音楽、作品中に登場する古いフィルムや俳優の数々、、どこを見ても切なくやさしく素晴らしい。でも一番心に響いたのは、村でたった1軒の映画館でみんなが心から楽しそうに映画を見ているその光景。「映画を楽しむ」、その原点をこの村の人に見たとき、自分の映画を見始めた昔を思い出して、もうどこを見ても泣けて泣けて仕方なかった。見て泣き、思い出しては泣き、自分でもなぜこれほどぐっとくるのか分からない。今だからこそ、かもしれない。 【キリコ】さん 10点(2004-01-13 14:20:55) |
146.《ネタバレ》 盲目になったアルフレードは,トトに対し不可解なほどに"過去を振り返るな"という趣旨の発言を繰り返しますが,その真意が明らかにされるラストシーンが実に見事です。街や人は時と共に移ろうが,"変わりようのないもの"もある。それは愛だ。愛によって生まれる命のリレーこそ,ずっと変わらず,太古の昔から連綿と繋がってきた,人間の営みだ。だから過去を振り返るな。前を向いて歩け。トトよ「これから」を生きるのだ....という彼のメッセージが心を打ちます。皮肉にも,盲目のアルフレードにこそ,愛のフィルムがしっかりと見えていたのですね....。正直言って,若いころはこの映画の良さがわからず,以来ずっと「現代が忘れてしまったものが昔はあった。昔はよかった。」式の懐古趣味映画と捉えていました。しかし,それから20年経って,それなりに生きてきて,トトと同世代となってみてはじめて,この作品の良さ,人間賛歌のテーマを味わうことが出来るようになりました。単なる懐古趣味とは一線を画するものと思います..音楽もいいし...本当にいい映画だなあ..。 【veryautumn】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2004-01-08 15:17:26) |
145.《ネタバレ》 個人的に歴代最高と思っている作品の1つ。映画への情熱、アルフレードとの心の絆、エレナへのひたむきな愛(オリジナル版では単なる失恋で終わってるが・・)と、人間として生きていく中で必ず経験する情動みたいなものが凝縮されている。エンディングも最高。人生の苦渋を味わった主人公が、最高の宝物を観て胸を詰まらせる姿に感動する。 |
144.十数年前に観て、それ以来自分にとって不動のベスト1。当時大学生だったけど、部屋で一人で泣きじゃくってしまった。余韻に浸っていた時間の心地よかったこと。あの美しいテーマ曲の調べを聴くと今でも感動がよみがえる。もう条件反射レベル。 【やすたろ】さん 10点(2003-12-23 15:20:41) |
143.ビデオ屋のミニシアターコーナーでNo1だったので借りました。それほど期待してなかったんですが、映画が楽しい娯楽であるという事を再認識させてくれました。言うまでも無くラストシーンは本当に感動しました。間違いなく名作です。 【ピニョン】さん 10点(2003-12-18 00:17:15) |
142.この映画は中学生のときに、劇場で見ました。それまで映画は、たまにヒマつぶしで見るくらいのものでした。しかしこの作品を見て、当時の僕はかなりの衝撃を受け、以来映画が大好きになりました。個性的で人間味ある人や雰囲気。昔はこんな風に、みんなで泣いて笑って興奮しながら映画を見ていたんでしょうね。エンニオ・モリコーネの音楽と、ラストシーンは文句なし。何十回見ても飽きない。見るたびに好きになり、元気が出ます。僕にとっては、誰がなんと言おうとも、不動の№1映画です! 【城太郎】さん 10点(2003-12-17 13:24:04) (良:1票) |